JPH05184382A - 蛋白分解酵素活性疎外物質の製法 - Google Patents
蛋白分解酵素活性疎外物質の製法Info
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- JPH05184382A JPH05184382A JP4021651A JP2165192A JPH05184382A JP H05184382 A JPH05184382 A JP H05184382A JP 4021651 A JP4021651 A JP 4021651A JP 2165192 A JP2165192 A JP 2165192A JP H05184382 A JPH05184382 A JP H05184382A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蛋白分解酵素活性疎外物質の製法に関する。
【構成】 100μlのパパイン溶液(480 m u
nits/mlパパイン活性化緩衝液)と0.15M
NaClを含む0.1Mトリス−HCl緩衝液に溶解し
たシステイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−溶液200
μlを混合し、37°C、20分間プレインキユベ−ト
し、その後、0.5%カゼイン溶液(0.1Mトリス−
HCl緩衝液、pH7.4に溶解)300μlを基質と
して加え、37゜C、60分間反応させ、50%TCA
を100μl加えて反応を停止させると共に、除蛋白
し、この除蛋白した反応液中の酵素反応産物を測定し、
インヒビタ−活性1単位は1単位のパパイン活性を50
%阻害する力価とする。
nits/mlパパイン活性化緩衝液)と0.15M
NaClを含む0.1Mトリス−HCl緩衝液に溶解し
たシステイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−溶液200
μlを混合し、37°C、20分間プレインキユベ−ト
し、その後、0.5%カゼイン溶液(0.1Mトリス−
HCl緩衝液、pH7.4に溶解)300μlを基質と
して加え、37゜C、60分間反応させ、50%TCA
を100μl加えて反応を停止させると共に、除蛋白
し、この除蛋白した反応液中の酵素反応産物を測定し、
インヒビタ−活性1単位は1単位のパパイン活性を50
%阻害する力価とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は蛋白分解酵素活性疎外
物質の製法に関する。
物質の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】乳汁中には他の体液(血液等)と同様に
システイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−(シスタチン
・フアミリ−CF)が存在する。CFが牛乳のどの画分
に存在するかについて、経験的にホエ−画分に存在する
とされ、ホエ−蛋白濃縮物(WPC)がCFとして用い
られてきた。
システイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−(シスタチン
・フアミリ−CF)が存在する。CFが牛乳のどの画分
に存在するかについて、経験的にホエ−画分に存在する
とされ、ホエ−蛋白濃縮物(WPC)がCFとして用い
られてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし発明者らがWP
CからCFをアクイニテイ−・クロマトグラフイ−法で
調製しようと試みた場合、WPC中のCF活性は非常に
低く、CFをホエ−蛋白とするには非常に困難であると
考えられた。そこで、牛乳をバタ−ミルク、ホエ−、及
びカゼインの各画分に分画し、CF活性の存在画分をス
クリ−ニングし、ホエ−画分よりもバタ−ミルク画分に
CFが局在していることを見いだした。バタ−ミルク画
分に存在するCF(B−CF)と既に報告されているC
Fとの相同性を検討するためにB−CFを精製し、その
物性、種々のシステイン・プロテア−ゼ及びセリン・プ
ロテア−ゼに対する影響を検討した。
CからCFをアクイニテイ−・クロマトグラフイ−法で
調製しようと試みた場合、WPC中のCF活性は非常に
低く、CFをホエ−蛋白とするには非常に困難であると
考えられた。そこで、牛乳をバタ−ミルク、ホエ−、及
びカゼインの各画分に分画し、CF活性の存在画分をス
クリ−ニングし、ホエ−画分よりもバタ−ミルク画分に
CFが局在していることを見いだした。バタ−ミルク画
分に存在するCF(B−CF)と既に報告されているC
Fとの相同性を検討するためにB−CFを精製し、その
物性、種々のシステイン・プロテア−ゼ及びセリン・プ
ロテア−ゼに対する影響を検討した。
【0004】
【課題を解決するための手段】ここにおいてこの発明
は、100μlのパパイン溶液(480 m unit
s/mlパパイン活性化緩衝液)と0.15M NaC
lを含む0.1Mトリス−HCl緩衝液に溶解したシス
テイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−溶液200μlを
混合し、37°C、20分間プレインキユベ−トし、そ
の後、0.5%カゼイン溶液(0.1Mトリス−HCl
緩衝液、pH7.4に溶解)300μlを基質として加
え、37゜C、60分間反応させ、50%TCAを10
0μl加えて反応を停止させると共に、除蛋白し、この
除蛋白した反応液中の酵素反応産物を測定し、インヒビ
タ−活性1単位は1単位のパパイン活性を50%阻害す
る力価とした蛋白分解酵素活性疎外物質の製法を提案す
るものである。
は、100μlのパパイン溶液(480 m unit
s/mlパパイン活性化緩衝液)と0.15M NaC
lを含む0.1Mトリス−HCl緩衝液に溶解したシス
テイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−溶液200μlを
混合し、37°C、20分間プレインキユベ−トし、そ
の後、0.5%カゼイン溶液(0.1Mトリス−HCl
緩衝液、pH7.4に溶解)300μlを基質として加
え、37゜C、60分間反応させ、50%TCAを10
0μl加えて反応を停止させると共に、除蛋白し、この
除蛋白した反応液中の酵素反応産物を測定し、インヒビ
タ−活性1単位は1単位のパパイン活性を50%阻害す
る力価とした蛋白分解酵素活性疎外物質の製法を提案す
るものである。
【0005】
【作用】新鮮な生乳は協同乳業(株)松本工場より入手
した。バタ−ミルク、ホエ−カゼイン画分は常法により
調製した。バタ−ミルク画分はヘキサンで完全に脱脂し
た。ホエ−画分は分画分子量3,000の限外濾過によ
り脱塩したものをホエ−蛋白画分とした。カゼイン画分
はαs−、β−及びκ−カゼインに分画した。システイ
ンプロテア−ゼ類(微生物由来、カテプシン及びパパイ
ン(TypeIII))やセリンプロテア−ゼ類(アク
チナ−ゼASとトリプシン)はSigma社より購入し
た。その他試薬類はすべて特級を用いた。
した。バタ−ミルク、ホエ−カゼイン画分は常法により
調製した。バタ−ミルク画分はヘキサンで完全に脱脂し
た。ホエ−画分は分画分子量3,000の限外濾過によ
り脱塩したものをホエ−蛋白画分とした。カゼイン画分
はαs−、β−及びκ−カゼインに分画した。システイ
ンプロテア−ゼ類(微生物由来、カテプシン及びパパイ
ン(TypeIII))やセリンプロテア−ゼ類(アク
チナ−ゼASとトリプシン)はSigma社より購入し
た。その他試薬類はすべて特級を用いた。
【0006】
【実施例】 脂肪球皮膜物質からCFの調製法 A.菅野の方法に準じて新鮮な牛乳から脂肪球皮膜(M
FGM)を得、0.5MNaClとツイ−ン20などの
界面活性剤0.1%を含む0.1Mクエン酸緩衝液(p
H4.5)に懸濁し、ポリトロン(12,000rp
m,10min)を用いて均質化した後、遠心分離
(5,000rpm,10min)により抽出液を得
た。これを分画分子量30,000の限外濾過モジユ−
ルで分画し、濾過液(分子量30,000以下)を集
め、分画分子量6,000〜10,000の限外濾過モ
ジユ−ルを用いて脱塩、濃縮した。この画分を20mM
トリス−塩酸緩衝液(pH7.1)に対して平衡化し、
DEAEイオン交換樹脂に負荷した。非吸着画分を分子
量6,000〜10,000の限外濾過により脱塩、濃
縮した。 B.A.で得たMFGMを6〜8M尿素を含む20mM
トリス−塩酸緩衝液(pH7.1)に溶解し、遠心分離
(5,000rpm,10min)により不溶物を除去
した。DEAEイオン交換樹脂に負荷し、非吸着画分を
分画分子量30,000の限外濾過モジユ−ルを用いて
分画した。濾過液をさらに分画分子量6,000〜1
0,000の限外濾過により脱塩、濃縮した。
FGM)を得、0.5MNaClとツイ−ン20などの
界面活性剤0.1%を含む0.1Mクエン酸緩衝液(p
H4.5)に懸濁し、ポリトロン(12,000rp
m,10min)を用いて均質化した後、遠心分離
(5,000rpm,10min)により抽出液を得
た。これを分画分子量30,000の限外濾過モジユ−
ルで分画し、濾過液(分子量30,000以下)を集
め、分画分子量6,000〜10,000の限外濾過モ
ジユ−ルを用いて脱塩、濃縮した。この画分を20mM
トリス−塩酸緩衝液(pH7.1)に対して平衡化し、
DEAEイオン交換樹脂に負荷した。非吸着画分を分子
量6,000〜10,000の限外濾過により脱塩、濃
縮した。 B.A.で得たMFGMを6〜8M尿素を含む20mM
トリス−塩酸緩衝液(pH7.1)に溶解し、遠心分離
(5,000rpm,10min)により不溶物を除去
した。DEAEイオン交換樹脂に負荷し、非吸着画分を
分画分子量30,000の限外濾過モジユ−ルを用いて
分画した。濾過液をさらに分画分子量6,000〜1
0,000の限外濾過により脱塩、濃縮した。
【0007】バタ−ミルクからCFの調製法 C.新鮮なバタ−ミルクのpHを4.5に調整し、生じ
た等電点沈殿物(カゼインや一部のMFGM構成蛋白質
を遠心分離(3,000rpm,10min)により除
去した。得た上清液を分画分子量6,000〜10,0
00の限外濾過を用いて脱塩し、20mMトリス−塩酸
緩衝液(pH7.1)に対して平衡化し、DEAEイオ
ン交換樹脂に負荷した。非吸着画分を分画分子量30,
000の限外濾過で分画し、濾液を分画分子量6,00
0〜10,000の限外濾過を用いて脱塩、濃縮した。 D.C.で得た等電点分画上清液を分画分子量30,0
00の限外濾過で分画し、濾液を分画分子量6,000
〜10,000の限外濾過を用いて脱塩、濃縮した。
た等電点沈殿物(カゼインや一部のMFGM構成蛋白質
を遠心分離(3,000rpm,10min)により除
去した。得た上清液を分画分子量6,000〜10,0
00の限外濾過を用いて脱塩し、20mMトリス−塩酸
緩衝液(pH7.1)に対して平衡化し、DEAEイオ
ン交換樹脂に負荷した。非吸着画分を分画分子量30,
000の限外濾過で分画し、濾液を分画分子量6,00
0〜10,000の限外濾過を用いて脱塩、濃縮した。 D.C.で得た等電点分画上清液を分画分子量30,0
00の限外濾過で分画し、濾液を分画分子量6,000
〜10,000の限外濾過を用いて脱塩、濃縮した。
【0008】バタ−ミルクパウダ−からCFの調整法 E.バタ−ミルクを噴霧乾燥したバタ−ミルクパウダ−
を0.5〜0.7M NaClとツイ−ン20などの界
面活性剤0.1%を含む0.1Mクエン酸緩衝液(pH
4.5)に懸濁し、常温で30分間攪拌した。遠心分離
(3,000rpm,10min)により抽出液を得
た。これをC.及びD.に記した方法で分画した。
を0.5〜0.7M NaClとツイ−ン20などの界
面活性剤0.1%を含む0.1Mクエン酸緩衝液(pH
4.5)に懸濁し、常温で30分間攪拌した。遠心分離
(3,000rpm,10min)により抽出液を得
た。これをC.及びD.に記した方法で分画した。
【0009】ホエ−蛋白質画分からCFの調整法 F.チ−ズ又はpH4.5の等電点分画で得たホエ−蛋
白質画分を、分画分子量6,000〜10,000の限
外濾過を用いて脱塩、濃縮し、C.及びD.に記載の方
法で調製した。 牛乳及びMFGM中のCF活性の分布を表1−Aと1−
Bに、記載した方法で得たCFの比活性と回収率を表2
に示した。また本記載法にて得たCFの分子量及び他の
プロテア−ゼ類に対する影響の結果を表3〜5に示し
た。 表1−A.牛乳中のシステイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−活性の分布 画分 システイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−活性(%) 全乳 100 αs−カゼイン 0 β−カゼイン 0 κ−カゼイン 0 バタ−ミルク 70 ホエ−蛋白質 30 表1−B.各バタ−ミルク画分のシステイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−活性 画分 システイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−活性 (units/mg) SU−1* 11.91 SU−2* 15.60 SU−3* 13.16 SU−4* 8.17 SU−5* 4.28 SU−6* 1.83 SU−7* 0 *:SU−1〜7はバタ−ミルクを8M尿素に溶解し、
可溶解画分を8M尿素を含む0.1Mトリス−塩酸緩衝
液(pH7.1)で平衡化したSepharose C
L 6Bカラムを用いてゲル濾過し、脱塩したものであ
る。 表2.各種調製法によるシステイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−活性とその回 収率 調製法 システイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−活性 比活性(units/mg) 回収率(%)* 1−A 12.24 79.74 1−B 21.69 39.05 2−C 20.18 45.10 2−D 15.60 83.34 3−Ec 18.91 42.63 3−Ed 11.17 80.57 4−Fc 8.17 40.75 4−Fd 4.28 77.02 *:回収率はそれぞれ調製前の原料中に含まれている全
システイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−活性を100
%として算出した。 表3.牛乳中に存在するシステイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−の諸性状 分子量(Kd)1* 等電点(pH)2* 糖含量(%)3* 熱安定性 13.00 3.25 ND 96゜C、 20minに安定 96゜C、 60minで失活1 *:SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動法にて求
めた。2 *:等電点電気泳動法にて求めた。3 *:フエノ−ル硫酸法にて測定した。 表4.牛乳中に存在するシステイン・プロテア−ゼ・イ
ンヒビタ−の構成アミノ酸残基 表5.各種プロテア−ゼに及ぼす影響 パパイン カテプシン アクチナ−ゼAS トリプシン A B C システイン・ プロテア−ゼ・ 100 94.8 150.4 115.3 10.8 0 インヒビタ−活性 (%)* *:各プロテア−ゼに対するシステイン・プロテア−ゼ
・インヒビタ−の活性(%)はパパインに対するインヒ
ビタ−活性を100%として表示した。
白質画分を、分画分子量6,000〜10,000の限
外濾過を用いて脱塩、濃縮し、C.及びD.に記載の方
法で調製した。 牛乳及びMFGM中のCF活性の分布を表1−Aと1−
Bに、記載した方法で得たCFの比活性と回収率を表2
に示した。また本記載法にて得たCFの分子量及び他の
プロテア−ゼ類に対する影響の結果を表3〜5に示し
た。 表1−A.牛乳中のシステイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−活性の分布 画分 システイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−活性(%) 全乳 100 αs−カゼイン 0 β−カゼイン 0 κ−カゼイン 0 バタ−ミルク 70 ホエ−蛋白質 30 表1−B.各バタ−ミルク画分のシステイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−活性 画分 システイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−活性 (units/mg) SU−1* 11.91 SU−2* 15.60 SU−3* 13.16 SU−4* 8.17 SU−5* 4.28 SU−6* 1.83 SU−7* 0 *:SU−1〜7はバタ−ミルクを8M尿素に溶解し、
可溶解画分を8M尿素を含む0.1Mトリス−塩酸緩衝
液(pH7.1)で平衡化したSepharose C
L 6Bカラムを用いてゲル濾過し、脱塩したものであ
る。 表2.各種調製法によるシステイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−活性とその回 収率 調製法 システイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−活性 比活性(units/mg) 回収率(%)* 1−A 12.24 79.74 1−B 21.69 39.05 2−C 20.18 45.10 2−D 15.60 83.34 3−Ec 18.91 42.63 3−Ed 11.17 80.57 4−Fc 8.17 40.75 4−Fd 4.28 77.02 *:回収率はそれぞれ調製前の原料中に含まれている全
システイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−活性を100
%として算出した。 表3.牛乳中に存在するシステイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−の諸性状 分子量(Kd)1* 等電点(pH)2* 糖含量(%)3* 熱安定性 13.00 3.25 ND 96゜C、 20minに安定 96゜C、 60minで失活1 *:SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動法にて求
めた。2 *:等電点電気泳動法にて求めた。3 *:フエノ−ル硫酸法にて測定した。 表4.牛乳中に存在するシステイン・プロテア−ゼ・イ
ンヒビタ−の構成アミノ酸残基 表5.各種プロテア−ゼに及ぼす影響 パパイン カテプシン アクチナ−ゼAS トリプシン A B C システイン・ プロテア−ゼ・ 100 94.8 150.4 115.3 10.8 0 インヒビタ−活性 (%)* *:各プロテア−ゼに対するシステイン・プロテア−ゼ
・インヒビタ−の活性(%)はパパインに対するインヒ
ビタ−活性を100%として表示した。
Claims (1)
- 【請求項1】 100μlのパパイン溶液(480 m
units/mlパパイン活性化緩衝液)と0.15
M NaClを含む0.1Mトリス−HCl緩衝液に溶
解したシステイン・プロテア−ゼ・インヒビタ−溶液2
00μlを混合し、37°C、20分間プレインキユベ
−トし、その後、0.5%カゼイン溶液(0.1Mトリ
ス−HCl緩衝液、pH7.4に溶解)300μlを基
質として加え、37゜C、60分間反応させ、50%T
CAを100μl加えて反応を停止させると共に、除蛋
白し、この除蛋白した反応液中の酵素反応産物を測定
し、インヒビタ−活性1単位は1単位のパパイン活性を
50%阻害する力価とした蛋白分解酵素活性疎外物質の
製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4021651A JPH05184382A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 蛋白分解酵素活性疎外物質の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4021651A JPH05184382A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 蛋白分解酵素活性疎外物質の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05184382A true JPH05184382A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=12060955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4021651A Pending JPH05184382A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 蛋白分解酵素活性疎外物質の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05184382A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0696427A1 (en) * | 1994-08-10 | 1996-02-14 | Kyodo Milk Industry Corporation Limited | Method for producing milk fraction having high emulsifying strength and product using the fraction |
WO2004050118A1 (ja) * | 2002-11-29 | 2004-06-17 | Morinaga Milk Industry Co., Ltd. | システインプロテアーゼ阻害剤 |
CN114196730A (zh) * | 2021-11-25 | 2022-03-18 | 南京林业大学 | 一种中国鹅掌楸花蜜中半胱氨酸蛋白酶抑制剂活性检测方法及其检测试剂盒 |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP4021651A patent/JPH05184382A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0696427A1 (en) * | 1994-08-10 | 1996-02-14 | Kyodo Milk Industry Corporation Limited | Method for producing milk fraction having high emulsifying strength and product using the fraction |
WO2004050118A1 (ja) * | 2002-11-29 | 2004-06-17 | Morinaga Milk Industry Co., Ltd. | システインプロテアーゼ阻害剤 |
CN114196730A (zh) * | 2021-11-25 | 2022-03-18 | 南京林业大学 | 一种中国鹅掌楸花蜜中半胱氨酸蛋白酶抑制剂活性检测方法及其检测试剂盒 |
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