JPH05184084A - ビル用照明システム - Google Patents
ビル用照明システムInfo
- Publication number
- JPH05184084A JPH05184084A JP3358977A JP35897791A JPH05184084A JP H05184084 A JPH05184084 A JP H05184084A JP 3358977 A JP3358977 A JP 3358977A JP 35897791 A JP35897791 A JP 35897791A JP H05184084 A JPH05184084 A JP H05184084A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- power
- lighting
- emergency
- direct current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 非常用照明機器が不要で、設計，施工が容易
な低コストのビル用照明システムを提供する。 【構成】 買電系の整流出力と電力貯蔵装置１５とを直
流連系すると共に、直流連系部の直流出力をインバータ
１３により交流に変換し、交流出力を電磁開閉器１７，
１８により分岐して照明機器１９に配電する。
な低コストのビル用照明システムを提供する。 【構成】 買電系の整流出力と電力貯蔵装置１５とを直
流連系すると共に、直流連系部の直流出力をインバータ
１３により交流に変換し、交流出力を電磁開閉器１７，
１８により分岐して照明機器１９に配電する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル内に設置した照明
機器に配電するビル用照明システムに関する。
機器に配電するビル用照明システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種ビル用照明システムは、図
３に示すように、電気事業者より供給された５０／６０
Hzの買電を分電盤１に設けた配線用遮断器２，３によ
り、これをそのまま一般照明機器４に配電する系統と、
直流電源装置５を介して非常用照明機器６に配電する系
統とに分岐配線するのが普通であり、前記直流電源装置
５では、分電盤１からの買電を配線用遮断器７を通して
整流器８で直流に変換し、これを蓄電池９に貯蔵すると
共に、蓄電池９からの直流出力を配線用遮断器１０を通
して非常用照明機器６に供給するようになっている。
３に示すように、電気事業者より供給された５０／６０
Hzの買電を分電盤１に設けた配線用遮断器２，３によ
り、これをそのまま一般照明機器４に配電する系統と、
直流電源装置５を介して非常用照明機器６に配電する系
統とに分岐配線するのが普通であり、前記直流電源装置
５では、分電盤１からの買電を配線用遮断器７を通して
整流器８で直流に変換し、これを蓄電池９に貯蔵すると
共に、蓄電池９からの直流出力を配線用遮断器１０を通
して非常用照明機器６に供給するようになっている。
【０００３】ビル内における照明配列としては、例えば
図４に示すように、一般照明機器４間に非常用照明機器
６を配置している。そして、通常は、買電により一般照
明機器４が点灯駆動され、このとき、買電により直流電
源装置５の蓄電池９が充電され、停電等の非常時に蓄電
池９からの直流出力により配線用遮断器１０を通して非
常用照明機器６が点灯駆動される。
図４に示すように、一般照明機器４間に非常用照明機器
６を配置している。そして、通常は、買電により一般照
明機器４が点灯駆動され、このとき、買電により直流電
源装置５の蓄電池９が充電され、停電等の非常時に蓄電
池９からの直流出力により配線用遮断器１０を通して非
常用照明機器６が点灯駆動される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のビル用照明シス
テムにあっては、一般照明機器４と，これとは種類の異
なる非常時のみ点灯する非常用照明機器６とを用いる構
成であるため、２種類の照明機器４，６が必要であり、
しかも、一般照明用の交流配電と非常照明用の直流配電
との２系統の配線が必要で、配線用ケーブルも２種類必
要であるため、複雑な配線となり、非常に不経済なもの
になるといった問題を有している。
テムにあっては、一般照明機器４と，これとは種類の異
なる非常時のみ点灯する非常用照明機器６とを用いる構
成であるため、２種類の照明機器４，６が必要であり、
しかも、一般照明用の交流配電と非常照明用の直流配電
との２系統の配線が必要で、配線用ケーブルも２種類必
要であるため、複雑な配線となり、非常に不経済なもの
になるといった問題を有している。
【０００５】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に留意してなされたものであり、その目的とする
ところは、非常用照明機器を不要にできると共に、設
計，施工が容易で、かつ低コスト化が可能なビル用照明
システムを提供することにある。
問題点に留意してなされたものであり、その目的とする
ところは、非常用照明機器を不要にできると共に、設
計，施工が容易で、かつ低コスト化が可能なビル用照明
システムを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のビル用照明システムにおいては、買電系の
整流出力と電力貯蔵装置の出力とを直流連系すると共
に、直流連系部の直流出力をインバータにより交流に変
換し、交流出力を開閉器により分岐して複数の照明機器
に配電するようにしたものである。
に、本発明のビル用照明システムにおいては、買電系の
整流出力と電力貯蔵装置の出力とを直流連系すると共
に、直流連系部の直流出力をインバータにより交流に変
換し、交流出力を開閉器により分岐して複数の照明機器
に配電するようにしたものである。
【０００７】
【作用】前述した構成にあっては、買電系の整流出力と
電力貯蔵装置とを直流連系すると共にこの直流出力を交
流に変換して各照明機器に配電するため、照明機器に無
停電電源を供給でき、開閉器により停電時に必要最少限
の照明機器のみを点灯させることで非常用照明機器を兼
用でき、従来のような非常用照明機器を不要にして照明
機器の種類を統一できる。
電力貯蔵装置とを直流連系すると共にこの直流出力を交
流に変換して各照明機器に配電するため、照明機器に無
停電電源を供給でき、開閉器により停電時に必要最少限
の照明機器のみを点灯させることで非常用照明機器を兼
用でき、従来のような非常用照明機器を不要にして照明
機器の種類を統一できる。
【０００８】
【実施例】実施例につき、図１及び図２を用いて説明す
る。図１において、１１は高周波電源装置であり、５０
／６０Hzの買電を直流に変換する整流器１２，この整流
器１２等の直流出力を高周波交流に変換するインバータ
１３及び電磁開閉器１４により構成され、燃料電池等の
電力貯蔵装置１５が整流器１２の出力側に結合され、買
電の整流出力と電力貯蔵装置１５の出力とが直流連系さ
れている。１６は高周波電源装置１１からの高周波出力
を分岐する電磁開閉器１７，１８を備えた分電盤であ
り、各電磁開閉器１７，１８からの出力は高周波用一般
照明機器１９に配電されている。
る。図１において、１１は高周波電源装置であり、５０
／６０Hzの買電を直流に変換する整流器１２，この整流
器１２等の直流出力を高周波交流に変換するインバータ
１３及び電磁開閉器１４により構成され、燃料電池等の
電力貯蔵装置１５が整流器１２の出力側に結合され、買
電の整流出力と電力貯蔵装置１５の出力とが直流連系さ
れている。１６は高周波電源装置１１からの高周波出力
を分岐する電磁開閉器１７，１８を備えた分電盤であ
り、各電磁開閉器１７，１８からの出力は高周波用一般
照明機器１９に配電されている。
【０００９】そして、買電からの整流出力と電力貯蔵装
置１５からの直流出力とが直流連系されてこの直流出力
がインバータ１３により高周波交流に変換され、分電盤
１６において分岐されて各照明機器１９に電源が供給さ
れる。
置１５からの直流出力とが直流連系されてこの直流出力
がインバータ１３により高周波交流に変換され、分電盤
１６において分岐されて各照明機器１９に電源が供給さ
れる。
【００１０】図２は、前記一般照明機器１９の配列の一
例を示したものであり、多数列に配列された照明機器１
９のうち、斜線で示した任意列の照明機器１９を非常用
照明に兼用し、停電等の非常時にこの非常用の照明機器
１９以外の照明機器１９を、電磁開閉器１７，１８をオ
フにすることにより消灯させる構成としている。
例を示したものであり、多数列に配列された照明機器１
９のうち、斜線で示した任意列の照明機器１９を非常用
照明に兼用し、停電等の非常時にこの非常用の照明機器
１９以外の照明機器１９を、電磁開閉器１７，１８をオ
フにすることにより消灯させる構成としている。
【００１１】このように、買電系と電力貯蔵装置１５と
を直流連系することにより、一般照明機器１９に対し無
停電電源を供給することが可能となり、この一般照明機
器１９の一部を非常用に共用することにより、従来のよ
うな非常用照明機器が不要になり、照明機器の種類を統
一でき、設計，施工が非常に容易なものになる。また、
非常照明を兼用する一般照明機器１９は、分電盤１６の
電磁開閉器１７，１８を操作することにより、その灯数
及び場所を施工後も変更工事なしにフレキシブルに変更
することができる。
を直流連系することにより、一般照明機器１９に対し無
停電電源を供給することが可能となり、この一般照明機
器１９の一部を非常用に共用することにより、従来のよ
うな非常用照明機器が不要になり、照明機器の種類を統
一でき、設計，施工が非常に容易なものになる。また、
非常照明を兼用する一般照明機器１９は、分電盤１６の
電磁開閉器１７，１８を操作することにより、その灯数
及び場所を施工後も変更工事なしにフレキシブルに変更
することができる。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。買電系と電
力貯蔵装置とを直流連系してこれを交流に変換し、開閉
器により分岐して照明機器に配電する構成としたので、
照明機器へ無停電電源を供給することが可能となり、従
来のような非常時のみ点灯する非常用照明機器が不要と
なり、照明機器の種類を統一でき、設計，施工が容易に
なり、かつ、大幅な低コスト化が可能になるものであ
る。
ているため、つぎに記載する効果を奏する。買電系と電
力貯蔵装置とを直流連系してこれを交流に変換し、開閉
器により分岐して照明機器に配電する構成としたので、
照明機器へ無停電電源を供給することが可能となり、従
来のような非常時のみ点灯する非常用照明機器が不要と
なり、照明機器の種類を統一でき、設計，施工が容易に
なり、かつ、大幅な低コスト化が可能になるものであ
る。
【００１３】しかも、停電等の非常時に消灯しないつま
り非常用に兼用する照明機器は、開閉器の操作のみによ
りその灯数，場所を何ら変更工事を施すことなく容易か
つフレキシブルに変更することができ、実使用上極めて
有益である。
り非常用に兼用する照明機器は、開閉器の操作のみによ
りその灯数，場所を何ら変更工事を施すことなく容易か
つフレキシブルに変更することができ、実使用上極めて
有益である。
【図１】本発明によるビル用照明システムの実施例を示
す配電系統の単線接続図である。
す配電系統の単線接続図である。
【図２】実施例の照明機器配列を示す説明図である。
【図３】従来例の配電系統を示す単線接続図である。
【図４】従来例の照明機器配列を示す説明図である。
１２ 整流器 １３ インバータ １５ 電力貯蔵装置 １７，１８ 電磁開閉器 １９ 一般照明機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠松 武男 京都市右京区梅津高畝町47番地 日新電機 株式会社内 (72)発明者 明石 直義 京都市右京区梅津高畝町47番地 日新電機 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 買電系の整流出力と電力貯蔵装置の出力
とを直流連系すると共に、直流連系部の直流出力をイン
バータにより交流に変換し、交流出力を開閉器により分
岐して複数の照明機器に配電することを特徴とするビル
用照明システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3358977A JPH05184084A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | ビル用照明システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3358977A JPH05184084A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | ビル用照明システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05184084A true JPH05184084A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18462095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3358977A Pending JPH05184084A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | ビル用照明システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05184084A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020010811A (ja) * | 2018-07-18 | 2020-01-23 | Toto株式会社 | 洗面化粧台 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03118734A (ja) * | 1989-10-02 | 1991-05-21 | Osaka Gas Co Ltd | 燃料電池発電システムのバックアップ制御装置 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP3358977A patent/JPH05184084A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03118734A (ja) * | 1989-10-02 | 1991-05-21 | Osaka Gas Co Ltd | 燃料電池発電システムのバックアップ制御装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020010811A (ja) * | 2018-07-18 | 2020-01-23 | Toto株式会社 | 洗面化粧台 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4688154A (en) | Track lighting system with plug-in adapters | |
| EP0919077B1 (en) | High efficiency lighting system | |
| RU2566811C2 (ru) | Источник бесперебойного питания, система электроснабжения и способ использования источника бесперебойного питания | |
| US9214832B2 (en) | Parallel electric service system and method using meter socket and load center combination | |
| US4755804A (en) | System for feeding and controlling low intensity obstruction lights | |
| CA2226822A1 (en) | Emergency lighting system | |
| JPH1014105A (ja) | 太陽光発電電力の電気機器への供給方法 | |
| US4626953A (en) | Doubly overload-protected power distribution system | |
| US10523117B2 (en) | Dead band direct current converter | |
| JPH05184084A (ja) | ビル用照明システム | |
| JP6182562B2 (ja) | 集合住宅用電力供給システム | |
| JP3278272B2 (ja) | 非常用電源装置 | |
| CN113394870B (zh) | 一种交流直流通用配电板及照明系统控制方法 | |
| CN111211492B (zh) | 一种可扩展容量的不间断电源综合配电设备 | |
| JP7165595B2 (ja) | 電力供給システム及び集合住宅 | |
| CN220190526U (zh) | 发电厂事故照明电源及事故照明切换屏 | |
| CN216489033U (zh) | 一种基于五芯电缆的车间照明分接配电系统 | |
| JP2003079056A (ja) | 太陽光発電システム | |
| CN212277932U (zh) | 多功能电杆直流供电系统 | |
| KR100549391B1 (ko) | 고효율조명을위한전력시스템 | |
| JPH0965583A (ja) | 非常時に対応した給電方法及び給電装置 | |
| CN2356445Y (zh) | 多输出连续电源 | |
| JPH08308147A (ja) | スイッチ付き多出力コンセントと無停電出力コンセントを備えたｕｐｓ | |
| JPH0197145A (ja) | 複合型光発電システム | |
| KR20130034089A (ko) | 선박의 전원공급시스템 |