JPH05183U - 碁 盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 これらの碁盤は、位置・空間関係・量的関係
を把握するために、名所・旧跡等を図式化し、それぞれ
の空間内で楽しむことができ、空間領域に変化をもたせ
てあるので興味が喚起される。 【構成】 世界地図・日本地図・近畿地方地図・京都市
地図をディフオルメし、それぞれの空間又は目を構成す
る。そして、空間又は目の数は、３６５の倍数として計
算し易いようにあらかじめ全体の構成を決めておく。な
お、京都市地図による碁盤の場合、天元に「京都御所」
を配置したため、直線の交点である目ではなく、空間を
用いることになり、碁石は正方形のものを使用する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、新しい碁盤に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

１９×１９の３６１目である。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

これには、次のような欠点がある。 （イ）３６１目の碁盤は、それなりの伝統があり抽象的でスッキリとし ているが、多くの人々がゲームに親しむためにはもっと具体的な 図形に変形し、３６１目に限定することなく自由な発想を取り入 れるべきであると考える。 （ロ）３６１目の碁盤では、３６１空間を使用することはできない。 （ハ）碁盤の目又は空間は、３６５の倍数とすべきである。 本考案は、これらの欠点を解決するためになされたものである。

【０００４】

【問題を解決しょうとするための手段】

（イ）世界地図・日本地図・近畿地方の地図・京都市地図をディフオル メする。それぞれ、７３０目・１４６０目・３６５目・３６５空 間の碁盤ができる。 （ロ）世界地図には、位置・空間関係の学習に役立てるように配慮し、 量的関係を把握し易くする。 （ハ）日本地図には、都道府県境を表示することにより位置・空間関係 を把握し易くする。 （ニ）近畿地方の地図には、府県境を表示して位置・空間関係を鮮明に する。 （ホ）京都市地図には、名所・旧跡等を表示化し、京都市内の名所案内 として活用することもできる。

【０００５】

【作用】

それぞれ、７３０目・１４６０目・３６５目（空間）と する。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 （イ）世界地図・日本地図・近畿地方の地図・京都市地 図をディフオルメして描く。 （ロ）目（空間）は、３６５の倍数とする。

【０００７】 本案は、以上の構造でこれを使用するならそれぞれの目 又は空間の碁盤として楽しむことができる。

【０００８】

【考案の効果】

従来のように３６１目ではないので、ディフオルメした それぞれの目又は空間でゲームをすることができる。 また、目又は空間を数えるとき位置関係・空間関係の比 較が容易になる。 そして、学習や名所案内等としても活用することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 世界地図による碁盤

【図２】 日本地図による碁盤

【図３】 日本地図による碁盤（近畿地方版）

【図４】 日本地図による碁盤（京都市版）

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 世界地図による碁盤
2. 【請求項２】 日本地図による碁盤
3. 【請求項３】 日本地図による碁盤（近畿地方
   版）
4. 【請求項４】 日本地図による碁盤（京都市版）