JPH073693U

JPH073693U - 丸い碁盤

Info

Publication number: JPH073693U
Application number: JP4242593U
Authority: JP
Inventors: 善久本田
Original assignee: 善久本田
Priority date: 1993-06-22
Filing date: 1993-06-22
Publication date: 1995-01-20

Abstract

(57)【要約】【目的】新しい碁盤を考えることにより丸い碁盤でゲ
ームを楽しむことができる。この丸い碁盤は、平安建都
１２００年の記念碁盤として１２０１空間（目）を構成
したものである。そして、天元に任意の要所を代入する
なら現在の京都市を象徴的にあらわすことができる。ま
た、天元に代入された具体的な名称のＰＲ用としても活
用することができるものである。したがって、会社・学
校・官公庁・名所・旧跡等の平安建都１２００年の記念
碁盤として、それぞれ作成することができ天元を中心と
した領域は、独自の機能を発揮できるものである。【構成】任意の円に内在する正方形（２７×２７）を
描く。そして、上辺・下辺・左辺・右辺にそれぞれ１１
８個の空間を構成すると１２０１個の空間ができる。こ
れらの空間を【図１〜４】のように配置するなら丸い碁盤としてゲー
ムを楽しむことができる。また、１２０１目とする場合【図５】のように構成し、ここでは伝統的な囲碁のゲー
ムを楽しむことができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、新しい碁盤に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

１９×１９の３６１目の空間である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには、次のような欠点がある。（イ）隅に特殊性があり複雑な変化がある。（ロ）定石が確立しており、自由な発想に制約がある。（ハ）現代の機器は、オシロスコープやレーダーのように丸型が主流である。

【０００４】

【問題を解決しようとするための手段】

（イ）丸い碁盤は、新しい発想を柔軟に取り入れることができる。まず、任意の円の中に（２７×２７）の正方形を描く。そして、上辺・下辺・左辺・右辺に１１８個の空間をそれぞれ構成するなら合計１２０１空間ができることになる。（ロ）丸い碁盤は、創造性を育むことができる。（ハ）丸い碁盤は、デザインに斬新性があり、ゲームに多様性をあたえることができる。

【０００５】

【作用】

１２０１個のそれぞれの空間（目）は、平安建都１２００年記念の碁盤として活用することができる。そして、東西の通りと南北の通りの要所に具体的な名所旧跡等を配置し、この空間を利用して囲碁を楽しむことができる。また、天元を中心としてＰＲ用の現在の京都市を象徴的にあらわすことができる。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。（イ）任意の円に内在する正方形（２７×２７）を描く。そして、上辺・下辺・左辺・右辺にそれぞれ１１８個の空間を構成する。（ロ）空間の合計は、１２００個＋天元の１２０１個とする。これは、勝敗を容易に決するようにするためである。（ハ）星印は、平安京にちなんで▲京▼で表示する。（ニ）１２０１目とする場合、

【図５】のように構成することができる。

【０００７】

【考案の効果】

本案は、以上の構造でこれを使用するならそれぞれの丸い碁盤として楽しむことができる。従来のように４隅がないので単純化して考えることができる。また、空間（目）を数えるとき比較が簡単にできる。そして、将来丸い碁盤の新定石を構築できると考える。さらに、接近戦・近代戦・現代戦の新しいムードを取り入れることができゲームの活性化が期待できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】１２０１空間の丸い碁盤である。

【図２】１２０１空間に平安京のイメージを構成した
丸い碁盤である。

【図３】１２０１空間に平安京の朱雀大路を中心に構
成した丸い碁盤である。

【図４】１２０１空間に東西の通り・南北の通りを構
成した丸い碁盤である。

【図５】１２０１目の丸い碁盤である。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】１２０１空間の丸い碁盤である。
【請求項２】１２０１空間に平安京をイメージ
した丸い碁盤である。
【請求項３】１２０１空間に平安京の朱雀大路
を中心に構成した丸い碁盤である。
【請求項４】１２０１空間に東西・南北の通り
を構成した丸い碁盤である。
【請求項５】１２０１目の丸い碁盤である。