JPH0518366U - 載置台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［目的］ 載置台に物を載せたときに、載置台自体が物
が載せられている状態を表示するようにする。 ［構成］ アッパーケースに複数の点灯表示孔を穿設
し、そのアッパーケースに組み付けられるロアーパネル
に感圧式のスイッチを取り付けるとともに、アッパーケ
ースとロアーパネルとの間に形成される室内に電池およ
びＬＥＤを装着して、前記スイッチを介して電池とＬＥ
Ｄとを接続し点灯回路を形成し、アッパーケース上に物
が置かれたときにスイッチがオンしてＬＥＤが点灯し
て、その光がアッパーパネルの各点灯表示孔から外部に
発せられるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、コップや花瓶などを載せる載置台に関する。

【０００２】

【従来の技術】

【０００３】 従来、この種の載置台にあっては、それにコップや花瓶などの物が載せられた ときにその状態を何ら表示することができず、暗がりなどで載置台上に物が載せ られているか否かを確認することができないものとなっている。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

解決しようとする問題点は、載置台に物を載せたときに、載置台自体が物が載 せられている状態を表示できないことである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、載置台に物が載せられたことを感知して、その旨の点灯表示を行う べく、アッパーケースに複数の点灯表示孔を穿設し、そのアッパーケースに組み 付けられるロアーパネルに感圧式のスイッチを取り付けるとともに、アッパーケ ースとロアーパネルとの間に形成される室内に電池およびＬＥＤを装着して、前 記スイッチを介して電池とＬＥＤとを接続して点灯回路を形成し、アッパーケー ス上に物が置かれたときにスイッチがオンしてＬＥＤが点灯して、その光がアッ パーパネルの各点灯表示孔から外部に発せられるようにしている。

【０００６】

【実施例】

本考案による載置台にあっては、図１ないし図４に示すように、複数の点灯表 示孔３が穿設されたアッパーケース１と、そのアッパーケース１に組み付けられ たロアーパネル２と、そのロアーパネル２に取り付けられた複数の感圧式のスイ ッチ４と、アッパーケース１とロアーパネル２との間に形成される室５内に装着 される電池６および複数のＬＥＤ７とからなり、前記スイッチ４を介して電池６ と各ＬＥＤ７とが接続されて点灯回路が形成され、アッパーケース１上に物が置 かれたときにスイッチ４がオンして各ＬＥＤ７が点灯して、その光がアッパーケ ース１の各点灯表示孔３から外部に発せられるように構成されている。

【０００７】 アッパーケース１の下側端部の周囲には凹部８が溝状に形成されているととも に、ロアーパネル２の上側端部には凸部９がリング状に形成されており、ロアー パネル２の凸部９をアッパーケース１の凹部８に嵌合させることによってロアー パネル２がアッパーケース１に組み込まれるようになっている。

【０００８】 また、アッパーケース１の各点灯表示孔３を閉塞するように内側から透明なプ レート１０がそれぞれ接着されて、各点灯表示孔３から水や塵埃などが内部に侵 入することがないようになっている。

【０００９】 ここでは、３つのスイッチ４が同一円周上均等に設けられており、アッパーケ ース１上に物が片寄って置かれても何れかのスイッチ４の突起４１が押し込まれ て必ずオン状態になるようになっている。

【００１０】 また、アッパーケース１に５つの星形の点灯表示孔３が穿設されており、その 各点灯表示孔３に対向してそれぞれＬＥＤ７が配設されている。

【００１１】 ロアーパネル２には電池カバー１３がネジ込みまたはフック止めなどによって 着脱自在に取り付けられており、電池６の装着または交換時にそのカバー１３を 取り外すことができるようになっている。

【００１２】 さらに、ここでは２つのボタン形の電池６が設けられており、各電池６が収納 される部分に対応してアッパーケース１およびロアーパネル２側に各一対のコン タクト１１，１２がそれぞれ取り付けられている。

【００１３】 そして、各スイッチ４を介して各ＬＥＤ７と電池６のコンタクト１１，１２と が内部結線されて、点灯回路が形成されている。

【００１４】 図５は点灯回路の一構成例を示しており、ここでは２つの電池６が直列に、ま た３つのスイッチ４が並列に接続されており、何れかのスイッチ４がオンしたと きに電池６が駆動回路部１４に投入されて、その駆動回路部１４の制御下で５つ のＬＥＤ７が順次点滅駆動されるようになっている。

【００１５】 その駆動回路部１４は、クロック発生回路１４１と、そのクロック発生回路１ ４１から送られてくるクロックをカウントするカウンタ１４２と、そのカウンタ １４２の各カウント出力端子から順次出力される信号に応じて各ＬＥＤ７を所定 の順番をもって点滅駆動するドライバ１４３とによって構成されている。

【００１６】 そして、その駆動回路部１４は、特に図示しないが、ＩＣチップ化されて、ア ッパーケース１とロアーパネル２との間に形成される室５内に組み込まれる。

【００１７】 このように構成された本考案による載置台にあっては、アッパーケース１上に コップなどの物が載せられると、スイッチ４がオン状態となって各ＬＥＤ７を点 滅駆動し、その光が各点灯表示孔３から外部に発せられて、物が載せられている 状態を表示する。

【００１８】 したがって、暗がりなどで載置台上に物が載せられているか否かを容易に確認 することができるとともに、その光によって載置台上に載せられている物自体の 判別をなすことができ、また、コップ内の液量などをも確認することができるよ うになる。

【００１９】

【考案の効果】

以上、本考案による載置台は、アッパーケースに複数の点灯表示孔を穿設し、 そのアッパーケースに組み付けられるロアーパネルに感圧式のスイッチを取り付 けるとともに、アッパーケースとロアーパネルとの間に形成される室内に電池お よびＬＥＤを装着して、前記スイッチを介して電池とＬＥＤとを接続し点灯回路 を形成し、アッパーケース上に物が置かれたときにスイッチがオンしてＬＥＤが 点灯して、その光がアッパーパネルの各点灯表示孔から外部に発せられるように したもので、載置台に物が載せられたことを感知して、その旨の点灯表示を行う ことができるという優れた利点を有している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例による載置台の平面図であ
る。

【図２】同実施例における載置台の正面図である。

【図３】同実施例における載置台の底面図である。

【図４】図１のＡ−Ａ矢視断面図である。

【図５】点灯回路の一構成例を示す電気回路図である。

【符号の説明】

１ アッパーケース ２ ロアーパネル ３ 点灯表示孔 ４ スイッチ ６ 電池 ７ ＬＥＤ １４ 駆動回路部 １４１クロック発生回路 １４２カウンタ １４３ドライバ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の点灯表示孔が穿設されたアッパー
   ケースと、そのアッパーケースに組み付けられるロアー
   パネルと、そのロアーパネルに取り付けられる感圧式の
   スイッチと、アッパーケースとロアーパネルとの間に形
   成される室内に装着される電池およびＬＥＤとからな
   り、前記スイッチを介して電池とＬＥＤとが接続されて
   点灯回路が形成され、アッパーケース上に物が置かれた
   ときにスイッチがオンしてＬＥＤが点灯して、その光が
   各点灯表示孔から外部に発せられるようにしたことを特
   徴とする載置台。