JPH05182701A - 接地電極 - Google Patents
接地電極Info
- Publication number
- JPH05182701A JPH05182701A JP10406491A JP10406491A JPH05182701A JP H05182701 A JPH05182701 A JP H05182701A JP 10406491 A JP10406491 A JP 10406491A JP 10406491 A JP10406491 A JP 10406491A JP H05182701 A JPH05182701 A JP H05182701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive
- earth electrode
- soil
- earth
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 接地抵抗の低減効果に優れ、しかも掘削を要
せず、敷設面積を要しない経済的な接地電極を提供す
る。 【構成】 下部に複数個の開口3を有する金属中空管状
体を土中に打込み或いは埋設し、頂部から流動性を有す
る導電材5を圧入し、下部の前記開口より導電材を土中
に噴出させる。流動性を有する導電材はゲル状物質と導
電性の良好な金属を混合したものであり、土中に於て電
気的に連続導体を形成するものである。
せず、敷設面積を要しない経済的な接地電極を提供す
る。 【構成】 下部に複数個の開口3を有する金属中空管状
体を土中に打込み或いは埋設し、頂部から流動性を有す
る導電材5を圧入し、下部の前記開口より導電材を土中
に噴出させる。流動性を有する導電材はゲル状物質と導
電性の良好な金属を混合したものであり、土中に於て電
気的に連続導体を形成するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は接地電極の改良に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】接地面積を増やすために、シート状,針
付棒状等の電極を埋設している。しかしこれは埋設の為
に大きな掘削面積を要すること、掘削に要する時間が大
きくなること、また用地確保上の問題もある。又接地抵
抗低減剤の併用による接地抵抗低減も図られているが、
上記の問題が完全に解決されていない。
付棒状等の電極を埋設している。しかしこれは埋設の為
に大きな掘削面積を要すること、掘削に要する時間が大
きくなること、また用地確保上の問題もある。又接地抵
抗低減剤の併用による接地抵抗低減も図られているが、
上記の問題が完全に解決されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】接地抵抗の低減効果に
優れ、しかも掘削を要せず、敷設面積を要しない経済的
な接地電極を提供する。
優れ、しかも掘削を要せず、敷設面積を要しない経済的
な接地電極を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】下部に複数個の開口3を
有する金属中空管状体を土中に打込み或いは埋設し、頂
部から流動性を有する導電材5を圧入し、下部の開口よ
り導電材を土中に噴出させて接地抵抗の減少を図った。
そして流動性を有する導電材はゲル状物質と導電性の良
好な金属を混合したものであり、土中に於て電気的に連
続導体を形成するものとした。
有する金属中空管状体を土中に打込み或いは埋設し、頂
部から流動性を有する導電材5を圧入し、下部の開口よ
り導電材を土中に噴出させて接地抵抗の減少を図った。
そして流動性を有する導電材はゲル状物質と導電性の良
好な金属を混合したものであり、土中に於て電気的に連
続導体を形成するものとした。
【0005】
【実施例】図に基いて説明する。図1で、1は接地極
で、金属中空体よりなり、先端部2を地中に打込み易く
するよう尖らせてある。なお埋込みの場合は先端を尖ら
せる必要はない。3は先端部2の近傍に設けた複数個の
開口である。この開口3は図では先端部近傍に1段のみ
設けてあるが、上下2段に設けてもよい。4は接地極1
の頂部に設けた導電材導入容器6を取付ける為のねじ部
である。ただしねじ部に限定するものではなく、又導電
材導入容器を使用しないでボンベ等で注入する方式でも
よい。
で、金属中空体よりなり、先端部2を地中に打込み易く
するよう尖らせてある。なお埋込みの場合は先端を尖ら
せる必要はない。3は先端部2の近傍に設けた複数個の
開口である。この開口3は図では先端部近傍に1段のみ
設けてあるが、上下2段に設けてもよい。4は接地極1
の頂部に設けた導電材導入容器6を取付ける為のねじ部
である。ただしねじ部に限定するものではなく、又導電
材導入容器を使用しないでボンベ等で注入する方式でも
よい。
【0006】5は流動性を有する導電材で、硅酸ソーダ
やセメント或いはベントナイト、糊、粘上等のゲル状物
質と導電性の優れた金属粉、電線の細片、或いは導電性
金属板の切片等を混合したもので、土中に圧入したとき
電気的に連続した導体として機能するものである。
やセメント或いはベントナイト、糊、粘上等のゲル状物
質と導電性の優れた金属粉、電線の細片、或いは導電性
金属板の切片等を混合したもので、土中に圧入したとき
電気的に連続した導体として機能するものである。
【0007】(導電材の圧入)まず接地極1を土中に打
込むか又は埋設する。次に図2の如くねじ部4を利用し
て導電材導入容器6を取付け、該容器6に圧を加える。
すると、容器6内の導電材5は接地極1内を通って流下
し、複数の開口3から側方に流出し、先端部2の周辺の
土中に導電材5が圧入充填される。導電性流体を圧入す
る方法として、コンプレッサー等のポンプを使用する方
法があるが、山岳地等では機材の運搬が容易ではないの
で、この様な場合には小型の液化炭酸ガスボンベ等を携
行しガス圧により圧入する。
込むか又は埋設する。次に図2の如くねじ部4を利用し
て導電材導入容器6を取付け、該容器6に圧を加える。
すると、容器6内の導電材5は接地極1内を通って流下
し、複数の開口3から側方に流出し、先端部2の周辺の
土中に導電材5が圧入充填される。導電性流体を圧入す
る方法として、コンプレッサー等のポンプを使用する方
法があるが、山岳地等では機材の運搬が容易ではないの
で、この様な場合には小型の液化炭酸ガスボンベ等を携
行しガス圧により圧入する。
【0008】圧入が終ったならば容器6を外し、これに
導線8を取付けた導線取付具7を前記ねじ部4に取付け
れば完了である。なお導線8は図4のごとく接地極1の
上部に取出し部9を設けても良い。
導線8を取付けた導線取付具7を前記ねじ部4に取付け
れば完了である。なお導線8は図4のごとく接地極1の
上部に取出し部9を設けても良い。
【0009】
【効果】管状の接地電極を土中に垂直方向に圧入又は埋
設するので、たとえ掘削するにしても掘削量は少なく、
また用地も狭隘で済む。管状接地極の下端より圧送、流
出した導電材が土壌の隙間を通って木が根を張るように
延伸し接地面積は極めて大きくなり、低い接地抵抗が容
易に得られる。
設するので、たとえ掘削するにしても掘削量は少なく、
また用地も狭隘で済む。管状接地極の下端より圧送、流
出した導電材が土壌の隙間を通って木が根を張るように
延伸し接地面積は極めて大きくなり、低い接地抵抗が容
易に得られる。
【0010】土中に流入した導電性流体の先端部は鋭利
な剣先形状となるので、サージインピーダンスを低くす
る効果がある。仮に流動性を与えるために混合したゲル
状物質が消失しても、電気導体としての金属体は元の位
置にとどまり、接地効果が劣化しない。
な剣先形状となるので、サージインピーダンスを低くす
る効果がある。仮に流動性を与えるために混合したゲル
状物質が消失しても、電気導体としての金属体は元の位
置にとどまり、接地効果が劣化しない。
【図1】本発明に係る管状接地極を土中に圧入した状態
の断面図。
の断面図。
【図2】導入容器を取付けて導電材を圧入している状態
を示す断面図。
を示す断面図。
【図3】圧入を完了し、頂部に導体を接続した状態の断
面図。
面図。
【図4】接地極の別の実施例を示し、導線取付具を使用
しない場合を示す。
しない場合を示す。
1 接地極 2 先端部 3 開口 4 ねじ部 5 導電材 6 導電材導入容器 7 導線取付具 8 導線 9 アース導線取出し部
Claims (3)
- 【請求項1】 下部に複数個の開口(3)を有する金属
中空管状体を土中に打込み或いは埋設し、頂部から流動
性を有する導電材(5)を圧入し、下部の前記開口
(3)より導電材(5)を土中に噴出させることを特徴
とする接地電極。 - 【請求項2】 流動性を有する導電材はゲル状物質と導
電性の良好な金属を混合したものであり、土中に於て電
気的に連続導体を形成するものである請求項1の接地電
極。 - 【請求項3】 導電性の金属は金属粉、金属線片、又は
金属板の細片である請求項2の接地電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10406491A JPH05182701A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 接地電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10406491A JPH05182701A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 接地電極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05182701A true JPH05182701A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=14370743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10406491A Pending JPH05182701A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 接地電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05182701A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7619161B2 (en) | 2005-04-21 | 2009-11-17 | Sankosha Corporation | Grounding device and method of constructing the same |
CN104979648A (zh) * | 2015-07-15 | 2015-10-14 | 国家电网公司 | 测量接地电阻用电极 |
CN108598731A (zh) * | 2018-06-11 | 2018-09-28 | 罗万明 | 新型引雷装置 |
FR3147297A1 (fr) * | 2023-03-31 | 2024-10-04 | Caplam | Procédé d’autoforation du sol pour la mise en place d’un élément longitudinal conducteur d’électricité |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP10406491A patent/JPH05182701A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7619161B2 (en) | 2005-04-21 | 2009-11-17 | Sankosha Corporation | Grounding device and method of constructing the same |
CN104979648A (zh) * | 2015-07-15 | 2015-10-14 | 国家电网公司 | 测量接地电阻用电极 |
CN108598731A (zh) * | 2018-06-11 | 2018-09-28 | 罗万明 | 新型引雷装置 |
CN108598731B (zh) * | 2018-06-11 | 2023-12-22 | 罗万明 | 引雷装置 |
FR3147297A1 (fr) * | 2023-03-31 | 2024-10-04 | Caplam | Procédé d’autoforation du sol pour la mise en place d’un élément longitudinal conducteur d’électricité |
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