JPH05180705A - 温度計 - Google Patents
温度計Info
- Publication number
- JPH05180705A JPH05180705A JP3346610A JP34661091A JPH05180705A JP H05180705 A JPH05180705 A JP H05180705A JP 3346610 A JP3346610 A JP 3346610A JP 34661091 A JP34661091 A JP 34661091A JP H05180705 A JPH05180705 A JP H05180705A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- blue light
- photodiode
- temperature
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】皮膚ガンを効率よく発見する。
【構成】青色光W1を発光する青色光発光ダイオード4
を備え、被測定体5表面で反射した反射光W2をフォト
ダイオード6で受光する。反射光W2は被測定体5の表
面温度により光量が変化するため、フォトダイオード6
に生じる起電流が変化する。この起電流から被測定体5
の温度を演算回路9で演算し、表示部10に表示する。 【効果】青色光は低温領域でもフォトダイオード6に生
じる起電流の変化量が大きく測定可能である。そのた
め、低温領域の温度を短時間で効率よく非接触で測定で
きる。
を備え、被測定体5表面で反射した反射光W2をフォト
ダイオード6で受光する。反射光W2は被測定体5の表
面温度により光量が変化するため、フォトダイオード6
に生じる起電流が変化する。この起電流から被測定体5
の温度を演算回路9で演算し、表示部10に表示する。 【効果】青色光は低温領域でもフォトダイオード6に生
じる起電流の変化量が大きく測定可能である。そのた
め、低温領域の温度を短時間で効率よく非接触で測定で
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は温度計に係わり、特に低
温まで測定可能な温度計に係わる。
温まで測定可能な温度計に係わる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決すべき課題】従来から、医
療上、皮膚ガン疾患があると皮膚ガン疾患部位の皮膚温
度が低下することから、皮膚温度を測定し皮膚ガンを発
見している。皮膚温度を測定するには赤外線の発光ダイ
オードから赤外線を皮膚上に照射してその反射光を受光
して温度を測定していた。
療上、皮膚ガン疾患があると皮膚ガン疾患部位の皮膚温
度が低下することから、皮膚温度を測定し皮膚ガンを発
見している。皮膚温度を測定するには赤外線の発光ダイ
オードから赤外線を皮膚上に照射してその反射光を受光
して温度を測定していた。
【0003】しかしながら、赤外線発光ダイオードは波
長640〜690nmの赤色光を発光し、測定温度範囲は
300℃以上であり、比較的低温の温度範囲の測定は不
確かであった。そのため、特に冬等皮膚温度が低下した
場合、測定しにくいこともあった。また通常使用される
腋下体温計の水銀温度計で測定できる温度は35℃以上
であり、それ以下の体温は測定不可能であった。
長640〜690nmの赤色光を発光し、測定温度範囲は
300℃以上であり、比較的低温の温度範囲の測定は不
確かであった。そのため、特に冬等皮膚温度が低下した
場合、測定しにくいこともあった。また通常使用される
腋下体温計の水銀温度計で測定できる温度は35℃以上
であり、それ以下の体温は測定不可能であった。
【0004】本発明は、上記の欠点を解消するためにな
されたものであって、低温の測定を精度よく検知でき、
しかも、非接触で測定でき、測定が短時間で行え、皮膚
ガン疾患のため皮膚温度の低下している部位を精度よく
発見でき、皮膚ガンを早期発見することができる温度計
を提供することを目的とする。
されたものであって、低温の測定を精度よく検知でき、
しかも、非接触で測定でき、測定が短時間で行え、皮膚
ガン疾患のため皮膚温度の低下している部位を精度よく
発見でき、皮膚ガンを早期発見することができる温度計
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の温度計は、青色光を発光する発光ダイオー
ドと、前記青色光が被測定体表面で反射した反射光を受
光するフォトダイオードと、前記フォトダイオードから
の信号により被測定体の温度を表示する表示部とを備え
たものである。
め、本発明の温度計は、青色光を発光する発光ダイオー
ドと、前記青色光が被測定体表面で反射した反射光を受
光するフォトダイオードと、前記フォトダイオードから
の信号により被測定体の温度を表示する表示部とを備え
たものである。
【0006】
【作用】波長の短い青色光を発光する発光ダイオードか
ら青色光を被測定体に照射する。被測定体で反射された
青色光はフォトダイオードに受光され、フォトダイオー
ドに受光された温度の変化による反射光量変化により生
じる起電流が変化することにより温度が検知される。検
知された温度は表示部に表示される。発光ダイオードか
ら被測定体に照射される青色光は被測定体の温度が低温
範囲にあっても赤外光に比べ変化量が大きいため、低温
部まで測定可能である。
ら青色光を被測定体に照射する。被測定体で反射された
青色光はフォトダイオードに受光され、フォトダイオー
ドに受光された温度の変化による反射光量変化により生
じる起電流が変化することにより温度が検知される。検
知された温度は表示部に表示される。発光ダイオードか
ら被測定体に照射される青色光は被測定体の温度が低温
範囲にあっても赤外光に比べ変化量が大きいため、低温
部まで測定可能である。
【0007】
【実施例】本発明の温度計を皮膚温度計に適用した一実
施例を図面を参照して説明する。図1に示すように、皮
膚温度計1はスイッチ2により電源3と接続されて青色
光を発光する青色光発光ダイオード4と、発光された青
色光W1が被測定体である人体表面の皮膚5で反射さ
れ、その反射光W2を受光するフォトダイオード6とを
有する。フォトダイオード6にはリセットボタン7がセ
ットされると所定時間経過を測定するタイマ8が接続さ
れ、所定時間経過後の皮膚5で反射される反射光W2の
光量によりフォトダイオード6に発生しているバイヤス
電流量を入力して皮膚温度を演算する演算回路9を備
え、演算回路9により演算された演算値即ち、測定温度
が表示される表示部10が設けられる。
施例を図面を参照して説明する。図1に示すように、皮
膚温度計1はスイッチ2により電源3と接続されて青色
光を発光する青色光発光ダイオード4と、発光された青
色光W1が被測定体である人体表面の皮膚5で反射さ
れ、その反射光W2を受光するフォトダイオード6とを
有する。フォトダイオード6にはリセットボタン7がセ
ットされると所定時間経過を測定するタイマ8が接続さ
れ、所定時間経過後の皮膚5で反射される反射光W2の
光量によりフォトダイオード6に発生しているバイヤス
電流量を入力して皮膚温度を演算する演算回路9を備
え、演算回路9により演算された演算値即ち、測定温度
が表示される表示部10が設けられる。
【0008】このような皮膚温度計1の青色光発光ダイ
オード4としては430〜490nmの短波長の青色光W
1を発信するものであり、SiC等がpn接合されて成
る。フォトダイオード6としては発光ダイオード4から
発せられる青色光W1を受光できるものならばよく、S
i、Ge、In、Ga、As等から成り、皮膚5の温度
により光量が変化する反射光W2を受光することによ
り、発生される逆方向電流の強さが変化するものであ
る。このような皮膚温度計1は図2に示すようなペンタ
イプにしてもよいし、図3に示すように測定部1aと、
皮膚に近接させて照射光と反射光を導入出する先端部1
bとを光ファイバ1cで連結するタイプにしてもよい。
オード4としては430〜490nmの短波長の青色光W
1を発信するものであり、SiC等がpn接合されて成
る。フォトダイオード6としては発光ダイオード4から
発せられる青色光W1を受光できるものならばよく、S
i、Ge、In、Ga、As等から成り、皮膚5の温度
により光量が変化する反射光W2を受光することによ
り、発生される逆方向電流の強さが変化するものであ
る。このような皮膚温度計1は図2に示すようなペンタ
イプにしてもよいし、図3に示すように測定部1aと、
皮膚に近接させて照射光と反射光を導入出する先端部1
bとを光ファイバ1cで連結するタイプにしてもよい。
【0009】このような皮膚温度計1で皮膚温度を測定
するにはスイッチ2を押圧して電源3と青色発光ダイオ
ード4を駆動させる。青色光発光ダイオード4から青色
光W1が皮膚5に照射されると同時にタイマ8が駆動し
て所定時間の測定を開始する。青色光発光ダイオード4
から発光される青色光W1は皮膚5を照射して反射す
る。反射光W2がフォトダイオード6に受光されフォト
ダイオード6に起電流が生じる。所定時間、例えば7秒
経過してタイマ8が3秒をカウントすると、タイマ8が
停止してタイマ8がカウントした3秒間のフォトダイオ
ード6に生じた起電流の情報を演算回路9がフォトダイ
オード6から入力し、皮膚温度を演算して表示部10に
表示する。その後リセットボタン7を押圧するとタイマ
8が0に戻り、再度カウントを開始し他の部位の皮膚5
からの反射光W2を受光して測定を行う。測定温度範囲
は−100〜+80℃であり、この様な操作を反復して
皮膚温度が低下している部位を発見する。
するにはスイッチ2を押圧して電源3と青色発光ダイオ
ード4を駆動させる。青色光発光ダイオード4から青色
光W1が皮膚5に照射されると同時にタイマ8が駆動し
て所定時間の測定を開始する。青色光発光ダイオード4
から発光される青色光W1は皮膚5を照射して反射す
る。反射光W2がフォトダイオード6に受光されフォト
ダイオード6に起電流が生じる。所定時間、例えば7秒
経過してタイマ8が3秒をカウントすると、タイマ8が
停止してタイマ8がカウントした3秒間のフォトダイオ
ード6に生じた起電流の情報を演算回路9がフォトダイ
オード6から入力し、皮膚温度を演算して表示部10に
表示する。その後リセットボタン7を押圧するとタイマ
8が0に戻り、再度カウントを開始し他の部位の皮膚5
からの反射光W2を受光して測定を行う。測定温度範囲
は−100〜+80℃であり、この様な操作を反復して
皮膚温度が低下している部位を発見する。
【0010】以上の説明は本発明の温度計を皮膚温度計
に適用した一実施例であり本発明はこれに限定されず−
100〜+80℃の温度範囲ならば被接触で短時間で測
定できるため、反応系等種々の温度測定にも用いること
ができる。
に適用した一実施例であり本発明はこれに限定されず−
100〜+80℃の温度範囲ならば被接触で短時間で測
定できるため、反応系等種々の温度測定にも用いること
ができる。
【0011】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の温度計によれは、青色発光ダイオードを用いたた
め、低温領域まで短時間で温度測定が可能となる。その
ため、皮膚ガン等を検査時間も短時間で効率よく発見で
き、非常に有効である。
明の温度計によれは、青色発光ダイオードを用いたた
め、低温領域まで短時間で温度測定が可能となる。その
ため、皮膚ガン等を検査時間も短時間で効率よく発見で
き、非常に有効である。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】図1に示す一実施例を適用した温度計の外観
図。
図。
【図3】図1に示す一実施例を適用した他の温度計の斜
視図。
視図。
【符号の説明】 1・・・・・・皮膚温度計(温度計) 4・・・・・・発光ダイオード 5・・・・・・皮膚(被測定体) 6・・・・・・フォトダイオード 10・・・・・・表示部 W1・・・・・・青色光 W2・・・・・・反射光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01J 5/58 8909−2G G01K 7/00 391 L 7267−2F
Claims (1)
- 【請求項1】青色光を発光する発光ダイオードと、前記
青色光が被測定体表面で反射した反射光を受光するフォ
トダイオードと、前記フォトダイオードからの信号によ
り被測定体の温度を表示する表示部とを備えたことを特
徴とする温度計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3346610A JPH05180705A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 温度計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3346610A JPH05180705A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 温度計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05180705A true JPH05180705A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18384600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3346610A Pending JPH05180705A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 温度計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05180705A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002071473A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-08 | Anritsu Keiki Kk | 蛍光式光ファイバー温度計 |
JP2003065855A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-03-05 | Alpha Medica:Kk | 温度分布計測システム、温度分布計測装置及びその方法 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP3346610A patent/JPH05180705A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002071473A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-08 | Anritsu Keiki Kk | 蛍光式光ファイバー温度計 |
JP2003065855A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-03-05 | Alpha Medica:Kk | 温度分布計測システム、温度分布計測装置及びその方法 |
WO2003029773A1 (fr) * | 2001-08-23 | 2003-04-10 | Alphamedica Co., Ltd. | Systeme de mesure de repartition de la temperature, appareil correspondant, et procede |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001219 |