JPH05180545A - 圧力機器の取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機の冷媒配管１に圧力スイッチ、圧
力センサ、圧力ゲージ等の圧力機器２を複数個取り付け
る場合の手数を低減する。そして、圧力機器２の故障時
における冷媒ガスの漏洩を防止し、圧力機器２を交換す
る場合冷媒ガスの抜き取りを省略することにより時間及
び経費を大巾に低減する。 【構成】 ガス配管１にチェックジョイント５を介して
１本の継手管６を接続し、この継手管６に複数の圧力機
器２を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の冷媒配管等
に圧力スイッチ、圧力センサ、圧力ゲージ等の圧力機器
を取り付けるのに好適な圧力機器の取付構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の構造の１例が図２に示されてい
る。空気調和機の冷媒配管１には設定圧力が互いに異な
る複数の圧力スイッチ、圧力センサ、圧力ゲージ等の圧
力機器２がそれぞれ接続配管３を介して取り付けられて
いる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造におい
ては、圧力機器２の数が多くなると、各接続配管３を冷
媒配管１に封密的に接続するのに手数が掛かるのみなら
ず圧力機器２の取り付けスペースの都合上接続するのが
難しい場合があった。また、これら圧力機器２の故障時
には冷媒が漏洩するおそれがあり、また、圧力機器２を
交換する場合には事前に冷媒配管１内の冷媒を抜き取る
必要があるため、多大の時間及び経費が掛かるという不
具合があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、ガス配管にチェックジョイントを介して１本の
継手管を接続し、この継手管に複数の圧力機器を取り付
けたことを特徴とする圧力機器の取付構造にある。

【０００５】

【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、１本の継手管をガス配管に接続することによって複
数の圧力機器を一挙にガス配管に取り付けることができ
る。また、圧力機器の交換時には事前にチェックジョイ
ントを閉じることによってガス配管内のガスを抜き取る
手数を省略しうる。

【０００６】

【実施例】本発明の１実施例が図１に示されている。冷
媒配管１にチェックジョイント５を介して１本の継手管
６が接続され、この継手管６には複数の圧力機器２が取
り付けられている。しかして、冷媒配管１に１ケの穴を
穿設し、この穴に継手管６の基端を挿入して接続すれば
良いので、複数の圧力機器２の取付作業が容易となる。

【０００７】また、継手管６に複数の圧力機器２が取付
られているので、複数の圧力機器２の取り付けスペース
が小さくて足りる。更に、複数の圧力機器２のいずれか
が故障したとき、チェックジョイント５を閉じれば、冷
媒の漏洩を直ちに阻止することができ、また、圧力機器
２を交換する際、事前に冷媒配管１内の冷媒の抜き取り
を要しないので、時間及び経費を大巾に節減できる。な
お、本発明は冷媒に限らず任意のガスが流れる配管に圧
力機器を取り付ける場合に適用しうることは勿論であ
る。

【０００８】

【発明の効果】本発明においては、１本の継手管をガス
配管に接続することによって複数の圧力機器を一挙にガ
ス配管に取り付けることができるるとともに圧力機器の
取り付けスペースを縮限できる。また、圧力機器の故障
時にはチェックジョイントを閉じることによってガス配
管内のガスが漏洩するのを直ちに阻止できる。また、圧
力機器の交換時には事前にチェックジョイントを閉じる
ことによってガス配管内のガスを抜き取る手数を省略し
うるので、時間及び経費を大巾に低減できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の１実施例を示す正面図である。

【図２】従来の構造を示す正面図である。

【符号の説明】

１ ガス配管 ５ チェックジョイント ６ 継手管 ２ 圧力機器

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 隆之 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 １番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ガス配管にチェックジョイントを介して
   １本の継手管を接続し、この継手管に複数の圧力機器を
   取り付けたことを特徴とする圧力機器の取付構造。