JPH0517994Y2 - - Google Patents

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JPH0517994Y2
JPH0517994Y2 JP12386690U JP12386690U JPH0517994Y2 JP H0517994 Y2 JPH0517994 Y2 JP H0517994Y2 JP 12386690 U JP12386690 U JP 12386690U JP 12386690 U JP12386690 U JP 12386690U JP H0517994 Y2 JPH0517994 Y2 JP H0517994Y2
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JP
Japan
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bag
surfactant
detergent
thermoplastic resin
present
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JP12386690U
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は作業時、手に付着した機械油や除去し
にくい汚れを簡単に洗浄することができる袋入り
洗剤に関する。
手洗い用洗剤は大きさ50〜100mmの固形のもの
が一般的であるが、手の甲、指の股、爪の先等に
付着した油等の汚れを除去する場合、こまかい部
分まで洗うのに手間がかかり、なかなか油汚れが
落ちない。
また粉末状洗剤は含有する不溶解性の無機化合
物が手の肌を傷つけ肌荒れを起しやすく、液状洗
剤も手の甲の指紋部分や爪先の汚れを落とすのに
強く摩擦しなければならない。
本考案は、手洗い時こまかい部分に直接触れ摩
擦することにより、容易に油状の汚れを除去する
ことを目的としたものである。
本考案は、通水性のある袋に、熱可塑性樹脂と
界面活性剤を混練したデユロメータ硬さがD60以
下で粒径2mm〜10mmに切断した粒状物を充填した
袋入り洗剤である。
本考案の粒状物は、熱可塑性樹脂と界面活性剤
を混練し切断したものであり、この限定された粒
径の粒状物をこすることにより付着した汚れを落
とす洗浄効果がある。また熱可塑性樹脂に界面活
性剤を混練してあるため、界面活性剤が飛散した
り溶けすぎることがない。
本考案の袋入り洗剤は、通水性のある袋に、粒
状物を充填してあり、この袋もこすりながら付着
した汚れを落とす洗浄効果があり、袋入りのため
界面活性剤が飛散したり溶けすぎることもない。
本考案に使用する熱可塑性樹脂は、低密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン酢酸ビニルコポリマー、エチレン−
プロピレンラバー、スチレン−ブタジエンラバー
等を例示できる。
また本考案に使用する界面活性剤は、炭素数10
〜18のアルキルベンゼンスルホン酸の中性塩を例
示でき、炭素数10〜18のアルキルスルホン酸中性
塩、又は類似の界面活性剤であれば、ほとんどの
ものが使用出来る。
本考案の粒状物は、熱可塑性樹脂と界面活性剤
を加熱混練し切断したものである。加熱混練とし
て120〜160℃に加熱した加圧ニーダー又はバンバ
リーミキサーにて溶融して塊状になるまで行い、
この塊状組成物を取り出して、ロールでシート化
後、シートカツターで切断するか、水を使用しな
い、スチールベルト式ペレタイザーで粒径2mm〜
10mmの洗剤入り粒状物を得る方法を例示できる。
粒径2mm以下はカツターの刃の関係で作りにく
く、10mm以上では袋が破れやすくなるため好まし
くない。又あまり細かいと洗剤の出が良すぎてす
ぐ効果がなくなり、大きすぎると界面活性剤の出
が悪く十分な効果を発揮しない。又粒状物の表面
硬度は、デユロメータ硬さがD60以下であり、プ
ラスチツクのデユロメータ硬さK7215−1986のD
タイプで測定することができる値である。デユロ
メータ硬さが60を超える硬い粒状物では、手洗い
時に組成物の切口によつて、手を傷つける場合が
あり、強くこすると袋が破れやすくなる。
本考案に使用する通水性のある袋は、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリアミド等の合成樹脂
をネツト状に成形したものや、連続気泡のウレタ
ンフオーム等で成形したもの、木綿、麻などの天
然繊維やポリアミド、ポリエステル、ポリアクリ
ロニトリルなどの合成繊維で編んだもの、不織布
などを使用することができ、通水孔は粒状物が流
出しない1mm以下が好ましくこすりつけても破れ
ない強度のあるものが好ましい。
本考案の効果として、本考案による袋入り洗剤
を水で濡らして汚れた手を軽く摩擦するだけで、
手の甲の指紋部、指の股、爪の先部についた油状
物質を容易にまた安全に除去することができるよ
うになつたことがあげられる。
本考案の袋入り洗剤は、熱可塑性樹脂と界面活
性剤を混練し切断したものを袋に入つているた
め、この粒状物の表面硬度、粒度、袋表面の繊維
のため、こすりながら付着した汚れを落とす洗浄
効果があり、界面活性剤が飛散したり溶けすぎる
ことがない。
また使用後の残留した熱可塑性樹脂は、袋に入
つているため、そのまま飛散することなく容易に
処分できる。
本考案は、手洗いだけでなく食器やなべの油汚
れ、ガス台まわりの油汚れ、換気扇の油汚れ、も
容易に除去することができ、ステンレスやプラス
チツク成形品の表面にキズをつけることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の袋入り洗剤の断面概念の1例
である。第2図は本考案の袋の上面を示す1例の
ネツトである。 1……袋、2……袋シール部、3……粒状物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通水性のある袋に、熱可塑性樹脂と界面活性剤
    を混練したデユロメータ硬さがD60以下で粒径2
    mm〜10mmに切断した粒状物を充填した袋入り洗
    剤。
JP12386690U 1990-11-26 1990-11-26 Expired - Lifetime JPH0517994Y2 (ja)

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JP12386690U JPH0517994Y2 (ja) 1990-11-26 1990-11-26

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Publication Number Publication Date
JPH0479592U JPH0479592U (ja) 1992-07-10
JPH0517994Y2 true JPH0517994Y2 (ja) 1993-05-13

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JPH0479592U (ja) 1992-07-10

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