JPH05179538A - フィーダー装置 - Google Patents

フィーダー装置

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JPH05179538A
JPH05179538A JP34751191A JP34751191A JPH05179538A JP H05179538 A JPH05179538 A JP H05179538A JP 34751191 A JP34751191 A JP 34751191A JP 34751191 A JP34751191 A JP 34751191A JP H05179538 A JPH05179538 A JP H05179538A
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JP
Japan
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drum
weft
flyer
yarn
power supply
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JP34751191A
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English (en)
Inventor
Michihiro Ichikawa
導宏 市川
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ICHIKAWA TEKKOSHO YUGEN
Original Assignee
ICHIKAWA TEKKOSHO YUGEN
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フライヤーを逆転させることなく停止できる
ように構成したフィーダー装置を提供する。 【構成】 静止ドラムの周面近傍を周回して緯糸を巻き
付けるフライヤーを備えてなるフィーダー装置におい
て、前記フライヤーの駆動モータに、正規駆動主電源と
逆転防止副電源を並列接続し、かつ前記ドラムの巻状態
に応じて、該正副電源の少なくとも一方を遮断する制御
部を設け、満巻時は主電源を遮断してフライヤーを減速
・停止させる一方で、副電源による微弱な回転力は継続
的に発生させて、フライヤーの逆転現象を防止できるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は無杼織機、例えば、エ
アジェットルームやレピア式織機などに緯糸を供給する
フィーダー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の織機に供給する緯糸は、
その巻玉の大径時と小径時では引出張力が異なるため、
糸の張力を一定にして織機に供給するためのフィーダー
装置が必要となる。かかるフィーダー装置は、図8に示
す如く、織機に供給する緯糸Yを、ドラム101の周面
近傍を周回するフライヤー102により後部に巻付け、
該ドラム101の中心軸に対して突出・前進・没入・後
退のスクエア運動を行うキャリア104によって、巻き
付けられた緯糸Yを順次前方に搬送しながらドラム面全
域に巻くように構成されている。ここで、緯糸Yの巻き
付けが終了すると、フライヤー102は速やかに減速し
て停止し、次の巻き付け開始まで待機する。一方、巻か
れた緯糸Yは前進してドラム前端部より巻きほぐされ、
糸穴108を介して織機(図示せず)に供給される。そ
して、巻かれた緯糸Yの残量が所定量以下になると、フ
ライヤー102が再び回転起動して、ドラム101の後
部に緯糸Yが巻き付けられ、上記作動が繰り返されるよ
うになっている。
【0003】ここで、該キャリア104は、その基部を
フライヤー102の回転軸106に対して傾斜かつ偏心
して嵌合固定されたブッシュに、回転自在(ドラム10
1及びキャリア104は非回転)に取付けられている。
従って、回転軸106とともにブッシュを回転させる
と、該ブッシュに対し回転自在なキャリア104は、ブ
ッシュの傾斜と偏心量に応じて、破線にて示すように、
ドラム周面から出没しつつ前後揺動を行い、ドラム後部
に巻付けられた巻回糸103をドラム上で前進できるよ
うになっている。
【0004】また、このフィーダー装置のフライヤー1
02は、インバータ制御により加減速可能な3相モータ
を含む駆動部110に連係され、回転・停止できるよう
に構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のフィーダー
装置において、緯糸の巻き付けが終了(満巻)するとフ
ライヤーを停止させ、巻き付けられた緯糸の残量が少な
くなると、フライヤーを再起動させて巻き付け補給する
ことが行われる。この場合、従来装置の駆動系は、イン
バータ制御によって駆動モータを減速させた後、最終的
には惰力によって停止させる方式であったため、フライ
ヤーが減速して停止する直前に、緯糸Yの張力によって
わずかに逆転してから停止するという特性を有してい
た。
【0006】ところが、このようなフライヤー駆動系の
特性は、緯糸にかけられた「撚り」に欠陥発生をもたら
すという重大問題を引き起こすことがある(撚方向には
無関係)。即ち、緯糸をドラムに給糸される際、常に自
然な撚りがかかるように、巻き付け方向や糸の張力が制
御されているが、フライヤーが逆転すると、撚りを規制
する力が全く働かなくなり、図5のように、糸の一部が
重なり合って捩れる捻転現象を引き起こす。この捻転部
を生じた緯糸は、相当な張力をかけてもほとんどの場合
元の状態には戻らず、もし戻っても、その領域の強度が
著しく低下してしまうことが知られている。
【0007】従って、フライヤーを再起動させると、こ
の捻転部(または捻転履歴部)を有する緯糸が織機に給
糸され、製造される織布に欠陥を作り出す恐れがある。
あるいは、この捻転部で糸切れが発生して、織機側にト
ラブルを引き起こすことになる。この発明は上記の点に
鑑み、フライヤーを逆転させることなく停止できるよう
に構成したフィーダー装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明は、静止ドラムの周面近傍を周回して緯糸を巻
き付けるフライヤーを備えてなるフィーダー装置におい
て、前記フライヤーの駆動モータに、正規駆動主電源と
逆転防止副電源を並列接続し、かつ前記ドラムの満巻時
に、該主電源を遮断する制御部を設け、満巻と同時に主
電源を遮断してフライヤーを減速させるとともに、副電
源による微弱な回転力は継続的に発生させて、フライヤ
ーの逆転現象を防止しながら停止できるようにしたもの
である。
【0009】また、糸切れを検知した時には、主、副、
両電源を遮断して、フライヤーが惰力回転した後、自然
停止するように構成したものである。
【0010】
【作用】ドラムが満巻になった時、制御回路は、フライ
ヤーの駆動モータに対する主電源の給電を停止して、フ
ライヤーを停止させる。この時、副電源による微弱電流
の給電は継続されるて、駆動モータの正規方向への回転
付勢は続けられるから、フライヤーが逆転して緯糸の撚
りを戻してしまうことはない。また、糸切れなどが発生
した時は、主副電流とも遮断するので、フライヤーは惰
力で回転した後、自然停止する。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。図1は本願フィーダー装置の正面断面
図、図2は外観斜視図、図3は本願装置の駆動制御部を
示すブロック図、図4は満巻時のフライヤーの回転数変
化を示す特性図、図5はフライヤーの逆転と緯糸の緩み
による捻転部発生を示す説明図、図6、7はキャリアの
動作原理を示す説明図である。
【0012】図において、10はドラム(バレル)で、
該ドラム10は逆L状に設けた固定基体11の基部11
aに横設された駆動部12から、基体11の上部11b
に平行に延びたドラム軸13に対して、回転自在に軸支
されている。14は前記ドラム10の後部側でドラム軸
13と一体に設けられたフライヤーで、該フライヤー1
4はドラム軸13とともに回転し、該ドラム軸13の基
端部を縦通した糸通路16を通り、フライヤー14の糸
穴15を通過した緯糸Yをドラム10の周面に巻付ける
ためのものである。16′は巻玉から引出した緯糸を糸
通路16へ導くとともに、張力を調整する給糸ガイドで
ある。
【0013】前記駆動部12は、インバータドライバ1
2aによる速度制御が可能な3相誘導モータMを駆動源
と、該インバータドライバ12aに対する2種類の給電
手段である主電源12b、副電源12cとを備え、かつ
これら駆動系の制御回路12dとを備えている。また、
該制御回路12dには、前記ドラム10の糸巻状態を知
らせる満巻センサ41aと糸切れセンサ41bの信号が
入力されるとともに、該インバータドライバ12aに対
する制御信号線が接続されている。
【0014】前記主電源12bは、前記モータMの正規
駆動に必要な主電流を供給するためのもので、3相交流
電源(本実施例では200V)を直流に変換する整流器
からなっている。即ち、該主電源12bの整流器出力
(270V)は、パワー素子P及びフューズFを介し
て、前記インバータドライバ12aに接続されている。
尚、ここでは、パワー素子Pとしてトランジスタを用い
ているが、直流電流をカットできるものであれば、他の
手段(サイリスタなど)であってもよい。
【0015】また、前記副電源12cは、前記モータM
を正規回転方向へ微弱に付勢するためのもので、低電圧
回路(本実施例では12V)からなりっている。該副電
源12cの出力は、逆流防止用ダイオードDを介して、
前記主電源12bの整流器の出力と並列に、前記インバ
ータドライバ12aに接続されている。ここで、前記イ
ンバータドライバ12aと主電源12bのパワー素子P
は、制御回路12dにより、前記センサ41a、41b
の出力に応じてオン・オフ制御できるように構成されて
いる。
【0016】即ち、満巻センサ41aが満巻を検知した
場合、前記制御回路12dは、主電源12bのパワー素
子Pをオフにして正規駆動電流を遮断し、フライヤー1
4を減速・停止させるようになっている。この時、副電
源12cの低電圧電流はドライバ12aに対して供給さ
れ続けるが、この電流は微弱であるため、緯糸Yの撚り
戻し力によるフライヤー14の逆転にほぼ拮抗する程度
の駆動力しか発生し得ない。従って、この場合、フライ
ヤー14は、逆転することなく停止し続けることにな
る。
【0017】また、糸切れセンサ41bが糸切れを検知
した場合は、緯糸Yの撚り戻しを防止する必要はないか
ら、前記制御回路12dは、インバータドライバ12a
に指令して、モータMに対する主電源12bの正規駆動
電流と副電源12cの低電圧電流の供給をともに遮断す
るようになっている。これによって、フライヤー14
は、しばらく惰力によって回転した後、自然停止するこ
ととなる。
【0018】尚、前記モータMは、インバータドライバ
12aにより所定の周波数範囲で加減速駆動され、フラ
イヤー14による緯糸Yの巻き付け速度を一定に制御で
きるようになっている。17は前記ドラム10の前端面
を覆う環状キャップで、該環状キャップ17は止め具1
8を介してドラム10の前壁に固定されている。
【0019】19は前記環状キャップ17の外周に一定
の隙間(ドラム面から解いた緯糸Yを通す隙間)Sを介
して囲撓した環状枠部材で、該環状枠部材19の取付部
19′は基体11の上部下面に固設されている。この環
状枠部材19の内周部内面の複数個所(3等配個所)に
はマグネット20が、また、前記環状キャップ17の外
周部内面にも同数のマグネット21が、それぞれ対応し
て設置され、両マグネット20、21の吸引作用によっ
て、環状キャップ17、及びこれと一体のドラム10が
ドラム軸13に連れ廻りしないように構成されている。
【0020】22は前記ドラム10の周面に沿って等間
隔に複数条設けたスリット、23は該スリット22から
出没可能に設けられたキャリアである。該キャリア23
は前記フライヤー14の回転により、ドラム10の基部
側に巻かれた緯糸Yを1巻毎にドラム前方部に搬送する
運動を行うように構成されている。即ち、該キャリア2
3は略長方形状に形成され、その下縁の両端部はドラム
軸13に軸支された対向する2つの環状支持部材24、
24に支持されている。各支持部材24はドラム軸13
に固定したブッシュ25にユニバーサル結合した偏心輪
26にベアリング24aを介して設けられ、ドラム軸1
3に対して回転自在になっている。
【0021】27は前記ドラム軸13の外端部に取付け
たダイヤルで、該ダイヤル27の内端には傾斜面28が
設けられ、該傾斜面28は前側に位置する前記支持部材
24の内輪26に摺接している。このダイヤル27は、
軸固定部27aとの間にバネ圧付勢された球体と球体嵌
入凹部からなるノッチ機構29が介装され、任意の回転
位置(初期位置)でドラム軸13に固定できるようにな
っている。該ダイヤル27の回転角度に応じて、ドラム
軸13に対する傾斜面28の傾きは変化し、キャリア2
3の移送ピッチ(前進移送も後進移送も可)を適宜量に
設定できるようになっている。
【0022】即ち、ドラム軸13と一体回転するダイヤ
ル27は、その傾斜面28が摺接する前記支持部材24
を前後方向に傾動させる。この場合、キャリア23を介
して連係している基端側の支持部材24も同様に傾動す
ることとなる。また、ダイヤル27をノッチ機構29の
固定力に抗して回転させ、その傾斜面28の向きを変更
することにより、前記支持部材24の初期姿勢を前傾姿
勢から後傾姿勢まで任意に変更することができるように
なっている。
【0023】このように、キャリア23の初期偏心量に
応じて、キャリア23の初期傾動量を変更すれば、上
昇、前進、下降、後進からなるキャリア23のスクエア
運動による、移送ピッチを任意に設定することができ
る。30は図1に示す如くドラム軸13の前端面に刻ん
だ角度目盛、31はダイヤル27に設けた指針マークで
あり、ダイヤルの回転角に対する支持部材24の前傾及
び後傾の初期姿勢の角度が一目で判るようにしている。
【0024】32は環状枠32aの内周にブラシ部32
bを嵌着した環状ブラシ体で、該環状ブラシ体32はブ
ラシ部32bの毛先を、前記環状キャップ17の前表面
に摺接させるように前記基体11の上部下面に前後動可
能に取付けられている。この環状ブラシ体32はドラム
10の周面に必要長さだけ巻き付けた緯糸Yをドラム1
0の前端部で解き、糸穴38を介して繰り出して織機
(図示せず)に供給する際、その緯糸を環状キャップ1
7との間で挟み込んで張力付与するための手段である。
【0025】33は前記環状ブラシ体32を前後動させ
るハンドルであり、その回転操作により糸の種類に合わ
せた張力の調整を可能にしている。即ち、環状ブラシ体
32を後動させてブラシ部32bの毛先を環状キャップ
17に強く当てれば、緯糸に対する摩擦力(糸の張力)
が増大し、逆に前動させれば緯糸の張力が減少する。こ
のブラシ部32bは繊維状物の収束体に限らない。34
は環状ブラシ体32を前後動してブラシ圧を微調整する
ハンドル、35は前記基体11の上部側面に設けたブラ
シ圧を示す目盛、36は環状ブラシ体32と一体に前後
動して目盛35の指針マークである。
【0026】37は環状ブラシ体32のブラシ部32b
と環状キャップ17の間をバルーンを描いて抜け出た緯
糸Yを、ドラム軸10の軸線上に設けた糸穴38を通し
て織機に供給できるようにしたトップガイドで、該トッ
プガイド37は前記基体11の上部上面に前後動可能に
締付ノブ39により取付けられている。即ち、横糸のバ
ルーンの大きさは糸の太さ、種類等により膨らみ具合が
変化するため、その糸に合わせで調整するためである。
40は前記基体11の上部側面に設けたトップガイド3
7の位置表示目盛である。
【0027】今、ダイヤル27によりドラム軸13に対
する支持部材24、24の初期姿勢を、図6に示すよう
に、前傾(傾斜角度=θ)に設定する。この場合、偏心
輪26の肉薄側が上、肉厚側が下になり、支持部材2
4、24に支持されている上側のキャリア23の外縁は
ドラム10の外面より没入している。逆に、下側のキャ
リア23の外縁はドラム10の外面より突出している。
【0028】この状態で、駆動部12を駆動してドラム
軸13を正回転させると、フライヤー14の回転により
その糸穴15から出た緯糸Yはドラム10の外面に巻付
けられる。一方、ドラム軸13の回転により偏心輪26
を介して支持部材24、24は上下方向に揺動すると共
に、ダイヤル27の傾斜面28との擦り合わせで前後方
向に傾動する。
【0029】この傾動過程を図7にて示す。図7はドラ
ム軸13が図6の状態から180度回転した状態(ダイ
ヤル27の傾斜面28が逆向きとなる)である。即ち、
偏心輪26の肉厚側が上、肉薄側が下になり、支持部材
24、24に支持されている上側のキャリア23は、上
動(矢印a)しつつ前進(矢印b)する。従って、キャ
リア外縁はドラム10の外面に巻付けられていた緯糸Y
を掬い上げて前方へ搬送する。更に、ドラム軸13が回
転すると、キャリア23は下動(破線矢印c)しつつ後
進(破線矢印d)し、図5の状態に戻り、1サイクル運
動(1ピッチの搬送)を完了する。この搬送量(=ピッ
チ)はダイヤル27によって設定された支持部材24、
24の初期姿勢の傾斜角θにより決定される。つまり、
初期姿勢の傾斜角を大きくする程、前記搬送量も増大さ
れる。
【0030】なお、ドラム軸13を逆転させるにも拘わ
らず、支持部材24、24を図6と同様に後傾(θ1)
に設定したままであると、キャリア23はドラム上に巻
付けた緯糸を後方に向けて送るような運動になってしま
うこととなる。尚、上記においては、移送ピッチが可変
である例を示したが、本願発明のモータ制御回路が、キ
ャリアの移送ピッチが固定された方式のフィーダー装置
にも適用できることはもちろんである。
【0031】
【発明の効果】以上の如く、この発明は、静止ドラムの
周面近傍を周回して緯糸を巻き付けるフライヤーを備え
てなるフィーダー装置において、前記フライヤーの駆動
モータに、正規駆動主電源と逆転防止副電源を並列接続
し、かつ前記ドラムの満巻時に、該主電源を遮断する制
御部を設けたことを特徴としているので、満巻と同時に
主電源を遮断してフライヤーを減速させるとともに、副
電源による微弱な回転力は継続的に発生させて、緯糸の
撚り戻し力によるフライヤーの逆転現象を防止すること
ができる。また、糸切れ時は、主、副、両電源をオフに
して、フライヤーを自然停止させることができる。
【0032】この結果、簡潔な構成により、フライヤー
の逆転防止を実現でき、欠陥織布や糸切れの発生を回避
できるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願装置の正面断面図である。
【図2】本願装置の外観斜視図である。
【図3】本願装置の駆動部を示すブロック図である。
【図4】満巻時のフライヤーの回転数変化を示す特性図
である。
【図5】フライヤーの逆転と緯糸の緩みによる捻転部発
生を示す説明図である。
【図6】キャリアの動作原理を示す説明図である。
【図7】キャリアの動作原理を示す説明図である。
【図8】従来のフィーダー装置の概略構成を示す原理図
である。
【符号の説明】
10 ドラム(バレル) 11 基体 12 駆動部 12a インバータドライバ 12b 主電源(整流器) 12c 副電源(低電圧回路) 12d 制御回路 13 ドラム軸 14 フライヤー 15 糸穴 16 糸通路 17 環状キャップ 18 止め具 19 環状枠部材 20、21 マグネット 22 スリット 23 キャリア 24 支持部材 25 ブッシュ 26 偏心輪 27 ダイヤル 28 傾斜面 29 ノッチ機構 30 角度目盛 31 指針マーク 32 環状ブラシ体 33 ハンドル 34 微調整ハンドル 35 ブラシ圧目盛 36 指針マーク 37 トップガイド 38 糸穴 39 締付ノブ 40 位置表示目盛 41a 満巻センサ 41b 糸切れセンサ Y 緯糸 C クラッチ M 3相モータ F フューズ P パワー素子 D 逆流防止ダイオード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止ドラムの周面近傍を周回して緯糸を
    巻き付けるフライヤーを備えてなるフィーダー装置にお
    いて、前記フライヤーの駆動モータのドライバに、正規
    駆動主電源と逆転防止副電源とを並列接続し、かつ前記
    ドラムの満巻検知時に、該主電源を遮断する制御部を設
    けたことを特徴とするフィーダー装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記ドラムの糸切れ時
    に、前記主電源と副電源をともに遮断可能なものである
    請求項1に記載のフィーダー装置。
JP34751191A 1991-12-27 1991-12-27 フィーダー装置 Pending JPH05179538A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999014149A1 (de) * 1997-09-16 1999-03-25 Iro Patent Ag Verfahren zum zwischenspeichern von faden und liefergerät

Cited By (2)

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WO1999014149A1 (de) * 1997-09-16 1999-03-25 Iro Patent Ag Verfahren zum zwischenspeichern von faden und liefergerät
US6279619B1 (en) 1997-09-16 2001-08-28 Iro Patent Ag Method for preliminarily storing yarn and feeding device

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