JPH0517796Y2 - - Google Patents

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JPH0517796Y2
JPH0517796Y2 JP1986182186U JP18218686U JPH0517796Y2 JP H0517796 Y2 JPH0517796 Y2 JP H0517796Y2 JP 1986182186 U JP1986182186 U JP 1986182186U JP 18218686 U JP18218686 U JP 18218686U JP H0517796 Y2 JPH0517796 Y2 JP H0517796Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、カラーテレビ等に配置されるカラー
受像管に関する。
(従来の技術) 一般に、カラーテレビ等に配置されるカラー受
像管は、第4図に示すように構成されている。
すなわち、パネル1と、フアンネル2、ネツク
管とから外囲容器が構成され、ネツク管3内に
は、電子銃4が配置されている。電子銃4は、電
子銃本体5と、電子銃本体5のパネル1側に配置
されたコンバージエンスカツプ6、コンバージエ
ンスカツプ6の外側に配置されネツク管3に当接
されて電子銃4を支持する複数のスペーサ7、ネ
ツク管3と電子銃4との封止部を構成するステム
8等から構成されている。
また、電子銃4には、電子銃4に一端を固着さ
れ、フアンネル2内壁に沿つて延在し他端にゲツ
タ9を配置されたゲツタスプリング10が配置さ
れている。そして、ゲツタスプリング10の先端
には、フアンネル2内壁と当接され、ゲツタ9お
よび電子銃4をフアンネル2内の所定の位置に支
持するとともに、フアンネル2内壁に形成された
導電膜11と接触することにより、電子銃4とフ
アンネル2との電気的接続を行なうゲツタスペー
サ12が配置されている。
ななおゲツタ9は、電子銃4をネツク管3内に
挿入し、ステム8とネツク管3とを溶着させて封
止した後、外部から高周波加熱によりゲツタフラ
ツシユして内部の真空度を向上させるために設け
られている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記説明の従来のカラー受像管
では、完成後の輸送その他の取扱による振動によ
り、ゲツタスプリングおよびゲツタスペーサが振
動し、この振動により、ゲツタスペーサとフアン
ネルとの接触部で導電膜が叩かれ剥離する場合が
あり、耐電圧特性が著しく低下するという問題が
ある。
本考案は、かかる従来の事情に対処してなされ
たもので、導電膜の剥離を抑制することができ、
従来に比べて大幅に耐電圧特性の向上を図ること
のできるカラー受像管を提供しようとするもので
ある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) すなわち本考案は、ネツク内に配置された電子
銃から導電膜を形成されたフアンネル内壁に沿つ
て延在し先端部にゲツタを配置されたゲツタスプ
リングと、ゲツタスプリングとフアンネルとの間
に配置されたゲツタスペーサとを備えたカラー受
像管において、 前記ゲツタスペーサは、前記フアンネル内壁と
接触する接触部と、前記電子銃挿入後に前記フア
ンネル内壁と非接触状態に保持されるガイド部と
を備え、 前記接触部の前記フアンネルとの接触位置は、
前記電子銃との接点から前記ゲツタ側端部までの
前記ゲツタスプリングの長さの、前記電子銃側か
ら50%ないし70%の位置に配置され、 前記ガイド部は、前記フアンネル内壁側に向か
つて弧状に突出する形状とされ、かつ、前記ゲツ
タスプリングのゲツタ側端部に配置されているこ
とを特徴とする。
(作用) 本考案のカラー受像管では、ゲツタスペーサと
フアンネルとの接点位置は、電子銃との接点から
ゲツタ側の端部までのゲツタスプリングの長さ
の、電子銃側から50%ないし70%の位置とされて
いる。
一方従来のカラー受像管では、ゲツタスペーサ
とフアンネルとの接点位置は、ゲツタスプリング
のゲツタ側端部とされており、上述のゲツタスプ
リングの長さのほぼ100%の位置とされている。
また、通常の輸送条件において、カラー受像管
に加わる振動の振動数は、10Hzないし55Hz程度で
ある。
第3図のグラフは、縦軸を導電膜の剥離面積の
相対比とし、横軸をゲツタスペーサとフアンネル
との接点位置を上述のゲツタスプリングの長さに
対する百分率として、カラー受像管に10Hzないし
55Hz程度の振動を与えた場合の導電膜の剥離面積
を実測により測定した結果を示すものである。な
お、ゲツタスプリングの長さおよびバネ定数等
は、従来の一般的なカラー受像管に使用されてい
るゲツタスプリングと同様とされている。
このグラフから明らかなように、ゲツタスペー
サとフアンネルとの接点位置は、上述のゲツタス
プリングの長さに対して、電子銃側から50%ない
し70%の位置とした場合に著しく減少する。
また、ゲツタスプリングの先端部分に、電子銃
挿入時にフアンネルおよびネツク管内壁に接触
し、挿入後にはフアンネル内壁と接触しないよう
構成されたガイドを設けることにより、電子銃の
挿入を容易にし、電子銃挿入時にゲツタスプリン
グの先端部等がフアンネルに接触して導電膜の剥
離が生じることを防止する。
したがつて本考案のカラー受像管では、導電膜
の剥離を抑制することができ、従来に比べて大幅
に耐電圧特性の向上を図ることができる。
(実施例) 以下本考案のカラー受像管を図面を参照して一
実施例について説明する。
第1図は、本考案の一実施例のカラー受像管を
示すもので、この実施例のカラー受像管では、パ
ネル21と、フアンネル22、ネツク管23とか
ら外囲容器が構成され、ネツク管23内には、電
子銃24が配置されている。
電子銃24は、電子銃本体25と、電子銃本体
25のパネル21側に配置されたコンバージエン
スカツプ26、コンバージエンスカツプ26の外
側に配置されネツク管23に当接されて電子銃2
4を支持する複数のスペーサ27、ネツク管23
と電子銃24との封止部を構成するステム28等
から構成されている。
また、電子銃24には、電子銃24に一端を固
着され、フアンネル22内壁に沿つて延在し他端
にゲツタ29を配置されたゲツタスプリング30
が配置されている。なお、ゲツタスプリング30
の先端には、電子銃24をネツク管23内に挿入
する際にフアンネル22、およびネツク管23内
壁に接触して挿入を容易にし、挿入後には、フア
ンネル22内壁に接触しないよう構成され、フア
ンネル22内壁側に向かつて弧状に突出する形状
とされたガイド30aが配置されている。そし
て、ゲツタスプリング30には、フアンネル22
内壁と当接され、ゲツタ29および電子銃24を
フアンネル22内の所定の位置に支持するととも
に、フアンネル22内壁に形成された導電膜31
と接触することにより、電子銃24とフアンネル
22との電気的接続を行なうゲツタスペーサ32
が配置されている。
そして、ゲツタスペーサ32のフアンネル22
との接触部32aは、第2図にも示すように、電
子銃24との接点からゲツタ29側の端部までの
ゲツタスプリング30の長さAに対して、電子銃
24から接触部32aまでの長さBが、50%ない
し70%の範囲、例えば60%となるように配置され
ている。
上記構成のこの実施例のカラー受像管では、前
述の第3図のグラフに示したように、10Hz〜55Hz
の振動数の振動に対して、ゲツタスプリング30
およびゲツタスペーサ32の振動によつて剥離さ
れる導電膜31の量を従来の1/4〜1/5程度に減少
させることができる。
この振動数の振動は、前述のように一般的な輸
送条件において、カラー受像管に加わる振動の振
動数である。したがつて、この実施例のカラー受
像管では、輸送中の振動による導電膜31の剥離
を抑制することができ、従来に比べて大幅に耐電
圧特性の向上を図ることができる。
なお、上述のように電子銃24との接点からゲ
ツタ29側の端部までのゲツタスプリング30の
長さAに対して、電子銃24から接触部32aま
での長さBを、50%ないし70%の範囲とした時に
10Hz〜55Hzの振動数の振動による導電膜31の剥
離量を減少させることができるのは、接触部32
aにおけるモーメント荷重の減少、上記振動数に
おける共振の抑制等による。
また、電子銃24から接触部32aまでの長さ
Bを電子銃24との接点からゲツタ29側の端部
までのゲツタスプリング30の長さAの50%以下
とした場合に導電膜31の剥離量が増加するの
は、ゲツタスプリング30先端のガイド30aが
導電膜31を叩くためである。
[考案の効果] 上述のように、本考案のカラー受像管では、ゲ
ツタスペーサとフアンネルとの接触部における導
電膜の剥離を抑制することができ、従来に比べて
大幅に耐電圧特性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のカラー受像管を示
す縦断面図、第2図は第1図に示すカラー受像管
の要部を示す縦断面図、第3図はゲツタスペーサ
のフアンネルとの接触部の位置と導電膜の剥離量
との関係を示すグラフ、第4図は従来のカラー受
像管を示す縦断面図である。 22……フアンネル、23……ネツク管、24
……電子銃、29……ゲツタ、30……ゲツタス
プリング、31……導電膜、32……ゲツタスペ
ーサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ネツク内に配置された電子銃から導電膜を形成
    されたフアンネル内壁に沿つて延在し先端部にゲ
    ツタを配置されたゲツタスプリングと、ゲツタス
    プリングとフアンネルとの間に配置されたゲツタ
    スペーサとを備えたカラー受像管において、 前記ゲツタスペーサは、前記フアンネル内壁と
    接触する接触部と、前記電子銃挿入後に前記フア
    ンネル内壁と非接触状態に保持されるガイド部と
    を備え、 前記接触部の前記フアンネルとの接触位置は、
    前記電子銃との接点から前記ゲツタ側端部までの
    前記ゲツタスプリングの長さの、前記電子銃側か
    ら50%ないし70%の位置に配置され、 前記ガイド部は、前記フアンネル内壁側に向か
    つて弧状に突出する形状とされ、かつ、前記ゲツ
    タスプリングのゲツタ側端部に配置されているこ
    とを特徴とするカラー受像管。
JP1986182186U 1986-11-27 1986-11-27 Expired - Lifetime JPH0517796Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986182186U JPH0517796Y2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27

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JP1986182186U JPH0517796Y2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27

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JPS6387755U JPS6387755U (ja) 1988-06-08
JPH0517796Y2 true JPH0517796Y2 (ja) 1993-05-12

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5511027B2 (ja) * 1976-08-18 1980-03-21

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54175263U (ja) * 1978-05-30 1979-12-11
JPS5511027U (ja) * 1978-06-30 1980-01-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5511027B2 (ja) * 1976-08-18 1980-03-21

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