JPH0517779A - 連続式コークス製造設備における高温乾留ガス加熱装置 - Google Patents
連続式コークス製造設備における高温乾留ガス加熱装置Info
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- JPH0517779A JPH0517779A JP17004491A JP17004491A JPH0517779A JP H0517779 A JPH0517779 A JP H0517779A JP 17004491 A JP17004491 A JP 17004491A JP 17004491 A JP17004491 A JP 17004491A JP H0517779 A JPH0517779 A JP H0517779A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 連続式コークス製造設備の高温乾留ガスを循
環ガスに含まれている可燃成分の一部を燃焼させること
により加熱する方法において、高温ガス用配管からの燃
焼熱の放散及び高温ガス用配管内壁に対する煤の付着の
問題を解消する。 【構成】 直立型連続乾留炉の高温乾留ガス吹込羽口部
に燃焼用空間を設けるとともにその燃焼用空間に酸素ガ
ス導管を開口させ、循環ガスに酸素含有ガスを導入して
循環ガスに含まれている可燃成分の一部を燃焼用空間で
燃焼させ、循環ガスを所定の温度に昇温する。これによ
り、昇温した循環ガスは、高温乾留ガス管を経由するこ
となく炉内に導入され、高温ガス用配管からの燃焼熱の
放散及び高温ガス用配管内壁に対する煤の付着の問題を
解消することができる。
環ガスに含まれている可燃成分の一部を燃焼させること
により加熱する方法において、高温ガス用配管からの燃
焼熱の放散及び高温ガス用配管内壁に対する煤の付着の
問題を解消する。 【構成】 直立型連続乾留炉の高温乾留ガス吹込羽口部
に燃焼用空間を設けるとともにその燃焼用空間に酸素ガ
ス導管を開口させ、循環ガスに酸素含有ガスを導入して
循環ガスに含まれている可燃成分の一部を燃焼用空間で
燃焼させ、循環ガスを所定の温度に昇温する。これによ
り、昇温した循環ガスは、高温乾留ガス管を経由するこ
となく炉内に導入され、高温ガス用配管からの燃焼熱の
放散及び高温ガス用配管内壁に対する煤の付着の問題を
解消することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可燃ガスを熱媒体とす
る直立型乾留炉を使用して成形炭を乾留し冶金用成形コ
ークスを製造する連続式コークス製造設備において、熱
媒体としての高温乾留ガスを加熱する装置に関する。
る直立型乾留炉を使用して成形炭を乾留し冶金用成形コ
ークスを製造する連続式コークス製造設備において、熱
媒体としての高温乾留ガスを加熱する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般炭を主原料とする原料炭にバインダ
ー(粘結剤)を加え、加圧・成形して成形炭を作り、こ
れを直立型連続乾留炉に投入し、冶金用コークスを製造
する成形コークス製造設備が、「燃料協会誌」第61巻
第659号第169〜178頁、「鉄鋼界」昭和59年
8月号第115〜121頁等で紹介されている。
ー(粘結剤)を加え、加圧・成形して成形炭を作り、こ
れを直立型連続乾留炉に投入し、冶金用コークスを製造
する成形コークス製造設備が、「燃料協会誌」第61巻
第659号第169〜178頁、「鉄鋼界」昭和59年
8月号第115〜121頁等で紹介されている。
【0003】図4は、この成形コークス製造設備の設備
フローを示す。成形炭製造設備1で製造された成形炭2
は、直立型連続乾留炉3の頂部から炉内に投入される。
この直立型連続乾留炉3は、下部から導入される高温乾
留ガス4と中間部から導入される低温乾留ガス5との2
段式ガス吹込み構造を持っている。炉頂から投入された
成形炭2は、低温乾留ガス5、次いで高温乾留ガス4に
より適当な速度で加熱・乾留される。得られたコークス
は、直立型連続乾留炉3下部の冷却ゾーンに降下し、底
部から吹き込まれる冷ガス6で約130℃程度に冷却さ
れた後、排出装置7から乾留コークス8として切り出さ
れる。
フローを示す。成形炭製造設備1で製造された成形炭2
は、直立型連続乾留炉3の頂部から炉内に投入される。
この直立型連続乾留炉3は、下部から導入される高温乾
留ガス4と中間部から導入される低温乾留ガス5との2
段式ガス吹込み構造を持っている。炉頂から投入された
成形炭2は、低温乾留ガス5、次いで高温乾留ガス4に
より適当な速度で加熱・乾留される。得られたコークス
は、直立型連続乾留炉3下部の冷却ゾーンに降下し、底
部から吹き込まれる冷ガス6で約130℃程度に冷却さ
れた後、排出装置7から乾留コークス8として切り出さ
れる。
【0004】成形炭2の加熱用熱媒体として使用される
高温乾留ガス4及び低温乾留ガス5は、成形コークス製
造時に副産物として発生した可燃性のCOGである。す
なわち、成形炭2の乾留によって発生したガスは、炉内
に吹き込まれた高温乾留ガス4及び低温乾留ガス5と共
に、直立型連続乾留炉3内を上昇して、炉頂部から顕熱
回収装置9およびガスクーラ10を経由して集塵機11
に送られる。集塵機11で除塵された後、発生ガスの一
部は、回収ガス12として副産物回収設備13に送ら
れ、精製、脱硫後COG燃料として使用される。
高温乾留ガス4及び低温乾留ガス5は、成形コークス製
造時に副産物として発生した可燃性のCOGである。す
なわち、成形炭2の乾留によって発生したガスは、炉内
に吹き込まれた高温乾留ガス4及び低温乾留ガス5と共
に、直立型連続乾留炉3内を上昇して、炉頂部から顕熱
回収装置9およびガスクーラ10を経由して集塵機11
に送られる。集塵機11で除塵された後、発生ガスの一
部は、回収ガス12として副産物回収設備13に送ら
れ、精製、脱硫後COG燃料として使用される。
【0005】残りの発生ガスの大部分は、循環ガス14
としてガス循環設備に送られる。このガス循環設備は、
循環ガス14を分流して直立型連続乾留炉3に吹き込ま
れるため、高温ガス用配管15、低温ガス用配管16及
び冷ガス用配管17を備えている。高温ガス用配管15
にはガス加熱器18が設けられており、循環ガス14を
所定の温度に加熱し、高温乾留ガス4として直立型連続
乾留炉3に吹き込む。他方、低温ガス用配管16には熱
交換器19及びエジェクター20が設けられており、循
環ガス14の温度を調節した後、600〜650℃の低
温乾留ガス5として直立型連続乾留炉3に吹き込む。
としてガス循環設備に送られる。このガス循環設備は、
循環ガス14を分流して直立型連続乾留炉3に吹き込ま
れるため、高温ガス用配管15、低温ガス用配管16及
び冷ガス用配管17を備えている。高温ガス用配管15
にはガス加熱器18が設けられており、循環ガス14を
所定の温度に加熱し、高温乾留ガス4として直立型連続
乾留炉3に吹き込む。他方、低温ガス用配管16には熱
交換器19及びエジェクター20が設けられており、循
環ガス14の温度を調節した後、600〜650℃の低
温乾留ガス5として直立型連続乾留炉3に吹き込む。
【0006】ガス加熱器18としては、図5に示すよう
に、高炉設備の一つである外燃式熱風炉と同様な構造を
もつものが使用される。すなわち、ガス加熱器18は、
一つの燃焼炉21,二つの蓄熱炉22a,22b、切換
弁23a〜23h及びこれらを接続する各種配管で構成
されている。燃焼炉21では、混合ガスを常時燃焼して
おり、その燃焼排ガスを切換弁23c又は23dの切換
えによって蓄熱炉22aまたは22bの何れか一方に供
給する。
に、高炉設備の一つである外燃式熱風炉と同様な構造を
もつものが使用される。すなわち、ガス加熱器18は、
一つの燃焼炉21,二つの蓄熱炉22a,22b、切換
弁23a〜23h及びこれらを接続する各種配管で構成
されている。燃焼炉21では、混合ガスを常時燃焼して
おり、その燃焼排ガスを切換弁23c又は23dの切換
えによって蓄熱炉22aまたは22bの何れか一方に供
給する。
【0007】例えば、切換弁23cを開き切換弁23d
を閉じて、燃焼排ガスを蓄熱炉22aに送り込んでいる
とき、その保有熱は蓄熱炉22aの蓄熱煉瓦に与えられ
る。そして、約300℃に降温した排ガスは、排ガス導
管24を経由して煙突25から放散される。このとき、
他方の蓄熱炉22bには、冷ガス配管26から切換弁2
3hを経て循環ガス14が導入される。この循環ガス1
4は、蓄熱炉22bの蓄熱煉瓦から熱を与えられ、約9
50℃の高温に昇温して高温乾留ガス4として直立型連
続乾留炉3に供給される。
を閉じて、燃焼排ガスを蓄熱炉22aに送り込んでいる
とき、その保有熱は蓄熱炉22aの蓄熱煉瓦に与えられ
る。そして、約300℃に降温した排ガスは、排ガス導
管24を経由して煙突25から放散される。このとき、
他方の蓄熱炉22bには、冷ガス配管26から切換弁2
3hを経て循環ガス14が導入される。この循環ガス1
4は、蓄熱炉22bの蓄熱煉瓦から熱を与えられ、約9
50℃の高温に昇温して高温乾留ガス4として直立型連
続乾留炉3に供給される。
【0008】所定時間経過した後、切換弁23a〜23
hを切り換え、循環ガス14を蓄熱炉22aに導入して
昇温し、蓄熱炉22bでは燃焼炉21からの燃焼排ガス
によって蓄熱煉瓦を昇温させる。このように、切換弁2
3a〜23hの切換えによって、蓄熱炉22a,22b
を約30分程度の周期で蓄熱期と送風期に切り換え、所
定温度に昇温した高温乾留ガス4を得ている。
hを切り換え、循環ガス14を蓄熱炉22aに導入して
昇温し、蓄熱炉22bでは燃焼炉21からの燃焼排ガス
によって蓄熱煉瓦を昇温させる。このように、切換弁2
3a〜23hの切換えによって、蓄熱炉22a,22b
を約30分程度の周期で蓄熱期と送風期に切り換え、所
定温度に昇温した高温乾留ガス4を得ている。
【0009】前記循環ガス14を昇温して高温乾留ガス
4とする際、循環ガス14は、900〜1000℃程度
にする必要があるが、こうした温度域では循環ガスに含
まれる炭化水素ガスの熱分解によって多量の煤が発生す
ると考えられる。この煤は付着性があり、長期間運転を
続けるとガス流炉を閉塞する性質を持っているため、直
立型連続乾留炉3を長期操業する場合煤の付着により流
路が閉塞し操業が継続できなくなる可能性がある。この
閉塞現象の防止手段としては、空気による焼き落としが
知られており、具体的には、酸素含有ガスを蓄熱炉22
a,22bの切換えサイクルの燃焼期の後で、蓄熱炉2
2a,22bと直立型連続乾留炉3を結ぶガス流路に通
す方法が特願昭61−225278に開示されている。
4とする際、循環ガス14は、900〜1000℃程度
にする必要があるが、こうした温度域では循環ガスに含
まれる炭化水素ガスの熱分解によって多量の煤が発生す
ると考えられる。この煤は付着性があり、長期間運転を
続けるとガス流炉を閉塞する性質を持っているため、直
立型連続乾留炉3を長期操業する場合煤の付着により流
路が閉塞し操業が継続できなくなる可能性がある。この
閉塞現象の防止手段としては、空気による焼き落としが
知られており、具体的には、酸素含有ガスを蓄熱炉22
a,22bの切換えサイクルの燃焼期の後で、蓄熱炉2
2a,22bと直立型連続乾留炉3を結ぶガス流路に通
す方法が特願昭61−225278に開示されている。
【0010】ガス加熱器18を使用して循環ガス14を
加熱するとき、得られた高温乾留ガス4の温度が一定し
ない。すなわち、蓄熱炉22a,22bの切換え初期に
おいては、蓄熱期に昇温した蓄熱煉瓦が多量の熱を保有
しているので、得られた高温乾留ガス4の温度も高くな
る。しかし、蓄熱煉瓦と循環ガス14との間の熱交換が
進むにつれて、蓄熱煉瓦の保有熱量が減少し、高温乾留
ガス4の温度が低下する。この高温乾留ガス4の温度変
動並びに蓄熱炉切換え時のガス遮断等は、直立型連続乾
留炉3の炉況に悪影響を与え、操業条件のコントロール
を困難なものにしている。
加熱するとき、得られた高温乾留ガス4の温度が一定し
ない。すなわち、蓄熱炉22a,22bの切換え初期に
おいては、蓄熱期に昇温した蓄熱煉瓦が多量の熱を保有
しているので、得られた高温乾留ガス4の温度も高くな
る。しかし、蓄熱煉瓦と循環ガス14との間の熱交換が
進むにつれて、蓄熱煉瓦の保有熱量が減少し、高温乾留
ガス4の温度が低下する。この高温乾留ガス4の温度変
動並びに蓄熱炉切換え時のガス遮断等は、直立型連続乾
留炉3の炉況に悪影響を与え、操業条件のコントロール
を困難なものにしている。
【0011】また、切換弁23a〜23hは、約120
0℃の高温燃焼排ガスに接触すること、及び使用流体が
可燃分を含むことにより、耐熱性が優れ、ガスシール性
の良い特殊な設計の高価なものが要求される。しかも、
これら切換弁23a〜23hの開閉動作ミスがガス爆発
事故に繋がるため、制御設備に対する安全装置の付設、
N2 バージ等の必要がある。
0℃の高温燃焼排ガスに接触すること、及び使用流体が
可燃分を含むことにより、耐熱性が優れ、ガスシール性
の良い特殊な設計の高価なものが要求される。しかも、
これら切換弁23a〜23hの開閉動作ミスがガス爆発
事故に繋がるため、制御設備に対する安全装置の付設、
N2 バージ等の必要がある。
【0012】このような問題を解消するものとしては、
循環ガス14の加熱を電気ヒータで行う方式が考えられ
る。しかし、大量の循環ガス14を高温に加熱するため
には能力の大きな電気ヒータが必要とされ、設備費及び
運転費に対する負担が大きくなる。
循環ガス14の加熱を電気ヒータで行う方式が考えられ
る。しかし、大量の循環ガス14を高温に加熱するため
には能力の大きな電気ヒータが必要とされ、設備費及び
運転費に対する負担が大きくなる。
【0013】また、循環ガス14を間接換熱器で一次加
熱した後、循環ガス14に含まれている可燃成分の一部
を燃焼させることにより循環ガス14を昇温させて高温
乾留ガス4とする方法が特願昭63−296535に開
示されている。図6は、前記の循環ガスの部分燃焼によ
る加熱機構を組み込んだ連続式コークス製造設備フロー
を示す。なお、同図において、図4に示した部材等に対
応するものについては、同一の符番で指示し、その説明
を省略する。
熱した後、循環ガス14に含まれている可燃成分の一部
を燃焼させることにより循環ガス14を昇温させて高温
乾留ガス4とする方法が特願昭63−296535に開
示されている。図6は、前記の循環ガスの部分燃焼によ
る加熱機構を組み込んだ連続式コークス製造設備フロー
を示す。なお、同図において、図4に示した部材等に対
応するものについては、同一の符番で指示し、その説明
を省略する。
【0014】高温ガス用配管15を流れる循環ガス14
は、間接換熱器27で、500℃以上の温度に加熱され
る。間接換熱器27の下流側で、酸素ガス導管28が高
温ガス用配管15に開口している。間接換熱器27で一
次加熱された後の循環ガス14に、酸素ガス導管28を
経由して所定量の酸素含有ガス29が吹き込まれ、循環
ガス14に含まれている可燃成分の一部が燃焼し、その
燃焼熱で循環ガス14が昇温する。このとき燃焼反応を
円滑に行わせるため、酸素含有ガス29を予め加熱器3
0で500℃以上の温度に加熱する。
は、間接換熱器27で、500℃以上の温度に加熱され
る。間接換熱器27の下流側で、酸素ガス導管28が高
温ガス用配管15に開口している。間接換熱器27で一
次加熱された後の循環ガス14に、酸素ガス導管28を
経由して所定量の酸素含有ガス29が吹き込まれ、循環
ガス14に含まれている可燃成分の一部が燃焼し、その
燃焼熱で循環ガス14が昇温する。このとき燃焼反応を
円滑に行わせるため、酸素含有ガス29を予め加熱器3
0で500℃以上の温度に加熱する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】間接換熱器27で一次
加熱した後、循環ガス14を部分燃焼により昇温させる
とき、高温ガス用配管15に対する酸素ガス導管28の
開口位置は、極力直立型連続乾留炉3の羽口3aに近接
させることが望ましい。これにより燃焼熱の放散量及び
高温ガス用配管15内壁に対する煤の付着範囲を減少さ
せることができる。
加熱した後、循環ガス14を部分燃焼により昇温させる
とき、高温ガス用配管15に対する酸素ガス導管28の
開口位置は、極力直立型連続乾留炉3の羽口3aに近接
させることが望ましい。これにより燃焼熱の放散量及び
高温ガス用配管15内壁に対する煤の付着範囲を減少さ
せることができる。
【0016】図7は、直立型連続乾留炉3に設けた複数
の羽口3aに対応させて高温ガス用配管15を分岐さ
せ、個々の分岐管15aに酸素ガス導管28を開口させ
た例を示す。高温ガス用配管15の分岐管15aに酸素
ガス導管28を開口させ、分岐管15a内で循環ガスを
部分燃焼させて昇温させる場合、導入した酸素含有ガス
29による循環ガス14の部分燃焼および混合が十分に
行われた後、直立型連続乾留炉3に吹き込まれるように
するために、分岐管15a内に十分な燃焼空間容積をと
る必要がある。循環ガス14の部分燃焼及び混合が十分
行われないまま炉内に吹き込まれた場合、炉内で燃焼が
生じたり、温度の不均一な熱媒体ガスが炉内に吹き込ま
れるため、成形コークスの割れや品質のばらつきを生じ
るなど炉況に悪影響を与える。このため、図8に示すよ
うに、酸素ガス導管28の開口位置を分岐管15aの上
流位置とする必要があり、燃焼熱の放散量および高温ガ
ス用配管15内壁に対する煤の付着範囲の増大を招く。
特に、分岐管15aは内径が小さいため煤の付着による
循環ガス流路の閉塞を生じやすい。
の羽口3aに対応させて高温ガス用配管15を分岐さ
せ、個々の分岐管15aに酸素ガス導管28を開口させ
た例を示す。高温ガス用配管15の分岐管15aに酸素
ガス導管28を開口させ、分岐管15a内で循環ガスを
部分燃焼させて昇温させる場合、導入した酸素含有ガス
29による循環ガス14の部分燃焼および混合が十分に
行われた後、直立型連続乾留炉3に吹き込まれるように
するために、分岐管15a内に十分な燃焼空間容積をと
る必要がある。循環ガス14の部分燃焼及び混合が十分
行われないまま炉内に吹き込まれた場合、炉内で燃焼が
生じたり、温度の不均一な熱媒体ガスが炉内に吹き込ま
れるため、成形コークスの割れや品質のばらつきを生じ
るなど炉況に悪影響を与える。このため、図8に示すよ
うに、酸素ガス導管28の開口位置を分岐管15aの上
流位置とする必要があり、燃焼熱の放散量および高温ガ
ス用配管15内壁に対する煤の付着範囲の増大を招く。
特に、分岐管15aは内径が小さいため煤の付着による
循環ガス流路の閉塞を生じやすい。
【0017】そこで本発明は、循環ガス14を部分燃焼
により昇温する方法において、高温ガス用配管15及び
分岐管15aからの燃焼熱の放散並びに高温ガス用配管
15及び分岐管15a内壁に対する煤の付着の問題を解
消することを目的とする。
により昇温する方法において、高温ガス用配管15及び
分岐管15aからの燃焼熱の放散並びに高温ガス用配管
15及び分岐管15a内壁に対する煤の付着の問題を解
消することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の高温乾留ガス加
熱装置は、その目的を達成するために、可燃ガスを熱媒
体として直立型連続乾留炉3に供給し、成形炭を乾留し
て成形コークスを製造する連続式コークス製造設備の熱
媒体ガスを昇温する高温乾留ガス加熱装置において、直
立型連続乾留炉3の熱媒体ガス吹込羽口3a部に可燃ガ
スの一部を燃焼させるための燃焼用空間を設け、該燃焼
用空間に酸素含有ガス29を導入するための酸素ガス導
管28を開口させたことを特徴とする。
熱装置は、その目的を達成するために、可燃ガスを熱媒
体として直立型連続乾留炉3に供給し、成形炭を乾留し
て成形コークスを製造する連続式コークス製造設備の熱
媒体ガスを昇温する高温乾留ガス加熱装置において、直
立型連続乾留炉3の熱媒体ガス吹込羽口3a部に可燃ガ
スの一部を燃焼させるための燃焼用空間を設け、該燃焼
用空間に酸素含有ガス29を導入するための酸素ガス導
管28を開口させたことを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明においては、空気等の燃焼用の酸素含有
ガス29は、直立型連続乾留炉3の羽口3a部に設けた
燃焼用空間に導入され、該燃焼用空間で循環ガス14の
部分燃焼と混合が行われ、目標温度に昇温した循環ガス
が炉内に吹き込まれる。そのため、部分燃焼により昇温
した循環ガスは、高温乾留ガス管15および分岐管15
aを経由することなく炉内に導入される。
ガス29は、直立型連続乾留炉3の羽口3a部に設けた
燃焼用空間に導入され、該燃焼用空間で循環ガス14の
部分燃焼と混合が行われ、目標温度に昇温した循環ガス
が炉内に吹き込まれる。そのため、部分燃焼により昇温
した循環ガスは、高温乾留ガス管15および分岐管15
aを経由することなく炉内に導入される。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照しながら、実施例により本
発明の特徴を具体的に説明する。
発明の特徴を具体的に説明する。
【0021】図1は、本発明に従った高温乾留ガス加熱
装置の実施例を示す。直立型連続乾留炉3の熱媒体ガス
吹込羽口3a部は燃焼用空間31を有しており、酸素ガ
ス導管28が前記燃焼用空間31の入り口部に開口して
いる。羽口3aの炉内面側上部には羽口上面よりも下側
に突き出た突起33が設けられている。また、酸素ガス
導管28が燃焼用空間31に開口している個所に点火器
32が設けられている。
装置の実施例を示す。直立型連続乾留炉3の熱媒体ガス
吹込羽口3a部は燃焼用空間31を有しており、酸素ガ
ス導管28が前記燃焼用空間31の入り口部に開口して
いる。羽口3aの炉内面側上部には羽口上面よりも下側
に突き出た突起33が設けられている。また、酸素ガス
導管28が燃焼用空間31に開口している個所に点火器
32が設けられている。
【0022】循環ガス14に酸素ガス導管28を経由し
て所定量の酸素含有ガス29が吹き込まれる。酸素含有
ガス29としては、空気、純酸素、酸素富化空気等が使
用される。この吹き込まれた酸素含有ガス29によっ
て、循環ガス14に含まれている可燃成分の一部が燃焼
し、その燃焼熱で循環ガス14が昇温する。また、安定
した自己燃焼を維持するために、燃焼の開始を比較的酸
素リッチな雰囲気で行う。このため、酸素含有ガス/循
環ガスの比率が1.0以上の個所に配置した点火器32
が使用される。この点火器32によって、可燃成分の燃
焼が容易に開始される。直立型連続乾留炉3の熱媒体ガ
ス吹込羽口3a部に燃焼用空間31を設け、酸素含有ガ
ス29を前記燃焼用空間31に導入することにより、循
環ガス14の部分燃焼及び混合が前記燃焼用空間31内
で行われる。これにより、高温ガス用配管15及び分岐
管15aの内壁に対する煤の付着をなくし、燃焼熱の放
散量を低減することができる。また、酸素ガス導管28
は、燃焼用空間31内壁及び羽口3aに付着した煤の焼
き落とし用酸素含有ガスの導管としても使用できる。即
ち、直立型連続乾留炉3の運転中に高温乾留ガスの送ガ
スを一時的に停止し、酸素ガス導管28を経由して酸素
含有ガスを燃焼用空間31に供給することにより燃焼用
空間31内壁などに付着した煤を焼き落とすことができ
る。
て所定量の酸素含有ガス29が吹き込まれる。酸素含有
ガス29としては、空気、純酸素、酸素富化空気等が使
用される。この吹き込まれた酸素含有ガス29によっ
て、循環ガス14に含まれている可燃成分の一部が燃焼
し、その燃焼熱で循環ガス14が昇温する。また、安定
した自己燃焼を維持するために、燃焼の開始を比較的酸
素リッチな雰囲気で行う。このため、酸素含有ガス/循
環ガスの比率が1.0以上の個所に配置した点火器32
が使用される。この点火器32によって、可燃成分の燃
焼が容易に開始される。直立型連続乾留炉3の熱媒体ガ
ス吹込羽口3a部に燃焼用空間31を設け、酸素含有ガ
ス29を前記燃焼用空間31に導入することにより、循
環ガス14の部分燃焼及び混合が前記燃焼用空間31内
で行われる。これにより、高温ガス用配管15及び分岐
管15aの内壁に対する煤の付着をなくし、燃焼熱の放
散量を低減することができる。また、酸素ガス導管28
は、燃焼用空間31内壁及び羽口3aに付着した煤の焼
き落とし用酸素含有ガスの導管としても使用できる。即
ち、直立型連続乾留炉3の運転中に高温乾留ガスの送ガ
スを一時的に停止し、酸素ガス導管28を経由して酸素
含有ガスを燃焼用空間31に供給することにより燃焼用
空間31内壁などに付着した煤を焼き落とすことができ
る。
【0023】成形コークスが羽口3aの内部に進入堆積
することを防止するために、羽口下部の傾斜面34と羽
口底面35との交叉点は、前記傾斜面34と成型コーク
スの羽口内への進入線37との交叉点より上側に位置す
ることが必要である。本実施例では、羽口3aの炉内面
側上部に羽口上面より下側に突き出した突起33を設
け、成形コークスの羽口内部への進入を防止している。
前記突起33を設けることにより、突起33を設けない
場合に比べて、羽口の傾斜面34の長さが小さくなり羽
口3a全体をコンパクトにすることが可能である。
することを防止するために、羽口下部の傾斜面34と羽
口底面35との交叉点は、前記傾斜面34と成型コーク
スの羽口内への進入線37との交叉点より上側に位置す
ることが必要である。本実施例では、羽口3aの炉内面
側上部に羽口上面より下側に突き出した突起33を設
け、成形コークスの羽口内部への進入を防止している。
前記突起33を設けることにより、突起33を設けない
場合に比べて、羽口の傾斜面34の長さが小さくなり羽
口3a全体をコンパクトにすることが可能である。
【0024】図2は、本発明に従った高温乾留ガス加熱
装置において、羽口3a部の燃焼用空間31を、直立型
連続乾留炉壁3bを構成する耐火物によって形成し、燃
焼用空間31の炉内側の一面が直接炉内に開いた構造と
した実施例を示す。本実施例によれば図1に示した燃焼
用空間31を直立型連続乾留炉壁3bの外側に設ける場
合に比べて、直立型連続乾留炉3の構造を簡略にするこ
とができ、設備費の上昇を回避できる。
装置において、羽口3a部の燃焼用空間31を、直立型
連続乾留炉壁3bを構成する耐火物によって形成し、燃
焼用空間31の炉内側の一面が直接炉内に開いた構造と
した実施例を示す。本実施例によれば図1に示した燃焼
用空間31を直立型連続乾留炉壁3bの外側に設ける場
合に比べて、直立型連続乾留炉3の構造を簡略にするこ
とができ、設備費の上昇を回避できる。
【0025】ここで、一般のガス燃焼炉の燃焼室熱発生
率の実績を調査すると、100Mcal/m3・hから
2000Mcal/m3・h程度である。これを参考に
羽口3a部に設ける燃焼用空間31の単位容積当たりの
熱発生率を2000Mcal/m3・hとして、以下の
条件で羽口1箇所当たりの燃焼用空間容積を試算する
と、約0.031m3であり、直立型連続乾留炉壁3b
を構成する耐火物によって形成することが十分可能な容
積である。
率の実績を調査すると、100Mcal/m3・hから
2000Mcal/m3・h程度である。これを参考に
羽口3a部に設ける燃焼用空間31の単位容積当たりの
熱発生率を2000Mcal/m3・hとして、以下の
条件で羽口1箇所当たりの燃焼用空間容積を試算する
と、約0.031m3であり、直立型連続乾留炉壁3b
を構成する耐火物によって形成することが十分可能な容
積である。
【0026】循環ガス予熱温度 600℃ 空気予熱温度 600℃ 循環ガス加熱温度 900℃に加熱する。
【0027】 羽口1カ所当たりの熱媒体ガス流量 500Nm3/h 熱媒体ガス比熱 0.35kcal/Nm3・℃ 図3は、本発明に従った高温乾留ガス加熱装置におい
て、羽口3aの上側に羽口下部の炉内面よりも炉内側に
突き出した突起36を設けた実施例を示す。羽口3aの
上側に前記突起36を設けることにより、羽口3aの上
部に設けた燃焼用空間31上面より下側に突き出た突起
の突き出し長さを小さくすることができ、これにより、
炉内充填圧に対する突起部分の構造強度の向上を図るこ
とができる。
て、羽口3aの上側に羽口下部の炉内面よりも炉内側に
突き出した突起36を設けた実施例を示す。羽口3aの
上側に前記突起36を設けることにより、羽口3aの上
部に設けた燃焼用空間31上面より下側に突き出た突起
の突き出し長さを小さくすることができ、これにより、
炉内充填圧に対する突起部分の構造強度の向上を図るこ
とができる。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、連続式コークス製造設備の直立型連続乾留炉3の羽
口3a部に燃焼用空間31を設け、該燃焼用空間31に
酸素含有ガス29を導入することにより、可燃分を前記
燃焼用空間で燃焼させ、生成した燃焼熱で循環ガス14
を目標温度に加熱して高温乾留ガス4を得ている。その
ため、酸素含有ガス29が炉内に吹き込まれて炉況に悪
影響を与えることが回避されるとともに、高温乾留ガス
用配管15内壁に対する煤の付着、流路の閉塞の問題が
解消され、高温乾留ガス用配管15からの燃焼熱の放散
を低減することが可能となる。
は、連続式コークス製造設備の直立型連続乾留炉3の羽
口3a部に燃焼用空間31を設け、該燃焼用空間31に
酸素含有ガス29を導入することにより、可燃分を前記
燃焼用空間で燃焼させ、生成した燃焼熱で循環ガス14
を目標温度に加熱して高温乾留ガス4を得ている。その
ため、酸素含有ガス29が炉内に吹き込まれて炉況に悪
影響を与えることが回避されるとともに、高温乾留ガス
用配管15内壁に対する煤の付着、流路の閉塞の問題が
解消され、高温乾留ガス用配管15からの燃焼熱の放散
を低減することが可能となる。
【図1】本発明による高温乾留ガス加熱装置の一実施例
を示す直立型連続乾留炉の鉛直断面図。
を示す直立型連続乾留炉の鉛直断面図。
【図2】(a)は本発明による高温乾留ガス加熱装置の
別の実施例を示す直立型連続乾留炉の鉛直断面図。 (b)はその水平断面図。
別の実施例を示す直立型連続乾留炉の鉛直断面図。 (b)はその水平断面図。
【図3】本発明による高温乾留ガス加熱装置の更に別の
実施例を示す直立型連続乾留炉の鉛直断面図。
実施例を示す直立型連続乾留炉の鉛直断面図。
【図4】従来の連続式コークス製造設備を示すフロー
図。
図。
【図5】それに組み込まれた熱風炉型のガス加熱器を示
す図。
す図。
【図6】循環ガスの部分燃焼による加熱機構を組み込ん
だ連続式コークス製造設備を示すフロー図。
だ連続式コークス製造設備を示すフロー図。
【図7】高温ガス用配管の分岐管それぞれに酸素ガス導
管を開口させた例を示す図。
管を開口させた例を示す図。
【図8】比較のために示した直立型連続乾留炉の鉛直断
面図。
面図。
3…直立型連続乾留炉 4…高温乾留ガス 5…低温乾留ガス 14…循環ガス 15…高温乾留ガス用配管 28…酸素ガス導管 29…酸素含有ガス 31…燃焼用空間 32…点火器 33…突起 34…羽口の傾斜面 35…羽口底面 36…突起 37…羽口内への進入
線
線
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 可燃ガスを熱媒体として直立型連続乾留
炉に供給し、成形炭を乾留して成形コークスを製造する
連続式コークス製造設備の熱媒体ガスを昇温する高温乾
留ガス加熱装置において、直立型連続乾留炉の熱媒体ガ
ス吹込羽口部に可燃ガスの一部を燃焼させるための燃焼
用空間を設け、該燃焼用空間に酸素含有ガスを導入する
ための酸素ガス導管を開口させたことを特徴とする連続
式コークス製造設備における高温乾留ガス加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17004491A JPH0517779A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 連続式コークス製造設備における高温乾留ガス加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17004491A JPH0517779A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 連続式コークス製造設備における高温乾留ガス加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0517779A true JPH0517779A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15897576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17004491A Pending JPH0517779A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 連続式コークス製造設備における高温乾留ガス加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0517779A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010215743A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Jfe Steel Corp | 成型コークスの製造方法 |
JP2013142090A (ja) * | 2012-01-06 | 2013-07-22 | Nippon Steel & Sumikin Engineering Co Ltd | 成型コークスの製造方法および製造装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02124996A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-05-14 | Nippon Steel Corp | 連続式コークス製造設備における高温乾留ガス加熱方法 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP17004491A patent/JPH0517779A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02124996A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-05-14 | Nippon Steel Corp | 連続式コークス製造設備における高温乾留ガス加熱方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010215743A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Jfe Steel Corp | 成型コークスの製造方法 |
JP2013142090A (ja) * | 2012-01-06 | 2013-07-22 | Nippon Steel & Sumikin Engineering Co Ltd | 成型コークスの製造方法および製造装置 |
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