JPH0517660Y2 - - Google Patents

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JPH0517660Y2
JPH0517660Y2 JP7580988U JP7580988U JPH0517660Y2 JP H0517660 Y2 JPH0517660 Y2 JP H0517660Y2 JP 7580988 U JP7580988 U JP 7580988U JP 7580988 U JP7580988 U JP 7580988U JP H0517660 Y2 JPH0517660 Y2 JP H0517660Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、尿中のグルコース、ビリルビン等の
成分の濃度を判定して健康状態を判定可能な検尿
装置付便器に関するものである。
[従来の技術] 従来、尿中のグルコース濃度を検査することに
より糖尿病等の判定が行なわれており、又、尿中
のビリルビンの濃度を検査することにより腎機能
の良否の判定が行なわれている。そのような検査
は、被検者の尿をビーカーに受け、このビーカー
中の尿を検査機器に供給するものであり、医師や
検査技師など特別な検査員を要している。
なお、最近になつて、便器内に試薬を混入させ
た判定部を設け、この判定部に放尿される尿と判
定部の試薬とを反応させて、判定部の色変化によ
り尿中の糖分の有無等を判定し得る便器が提案さ
れている。
[考案が解決しようとする課題] このような便器においては、単に尿中のグルコ
ース等を色変化により判定するものであり、グル
コース等の濃度を正確に知ることはできなかつ
た。また、試薬と尿との反応が不正確であつた
り、判定部に対する試薬の供給が不完全であつた
りして、十分にその判定機能を発揮し得ないもの
であつた。さらに、放尿された大量の尿を直接試
薬と混合して反応させるために、試薬の作用が不
十分であり、そのために誤つた色反応を呈する場
合もある。加えて、反応後に試薬及び尿を完全に
洗浄する機能が不十分であるところから、正確に
機能を発揮するものとはいえず、信頼度に欠ける
という問題点を有していた。
本考案の目的は、尿中の成分を自動的にしかも
正確に検出することができる装置を備えた便器を
提供することにある。
本考案の他の目的は、シリンダの便器への着脱
が容易な検尿装置付便器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 請求項(1)の検尿装置付便器は、筒軸方向を上下
方向にして設置され、上端開口が尿の流入口とな
るシリンダであつて、上部に他の部分の内径より
も大きい内径の拡径部を有しているシリンダと、
このシリンダに内嵌されたピストンと、このピス
トンをシリンダ内において上下動させるための駆
動手段と、前記拡径部のシリンダ壁を貫通して設
けられており、かつ、その先端がシリンダ内部の
液と接触されるように設けられているシリンダ内
の液の成分濃度を検出するための電極と、前記シ
リンダの上部に試薬を供給するため試薬タンク
と、前記シリンダの上部に接続された給水装置
と、を有する検尿装置が付設された便器であつ
て、 該便器の便鉢の放尿対象面には便鉢の内外を連
通する開口が設けられ、この開口にはスリーブが
挿入されると共に固定されており、かつ該スリー
ブに前記シリンダの上端が螺着されている。
請求項(2)では、駆動手段としてリニアアクチユ
エータを採用し、これをシリンダに支持させた。
[作用] 請求項(1)、(2)の検尿装置付便器は、主として次
のように作動される。
まず、尿をシリンダ内に受け入れ得るように
ピストンを下降限まで下降させる。
次に、ピストンを上昇限まで上昇させ、シリ
ンダの前記拡径部内周面とピストン外周面との
間にのみ尿を残留させる。
ピストンを下降限まで下降させながら、所定
量の水と試薬とをシリンダ内に供給する。
電極によつて尿と試薬との反応状態を検出す
る。即ち、電極からの検出信号に基いて尿中の
成分の濃度を検知する。
なお、酵素試薬としてグルコースオキシダーゼ
を用いた場合、尿中のグルコースは次のようにし
て検量される。
即ち、グルコースオキシダーゼと尿とが混合さ
れた際に、尿中にグルコースが含有されるとグル
コースの酸化反応が進行する。この酸化反応は、
尿中のグルコース濃度が高いほど急速に進行す
る。また、この反応に伴つて反応液(必要に応じ
希釈された被検尿とグルコースオキシダーゼとの
混合液)中の酸素が消費され、該反応液中の酸素
濃度が低下する。従つて、該反応液中の酸素濃度
の変化を該電極の検出値の変化から検知し、グル
コース濃度を検知することができる。
これを詳細に説明すると、第9図に示す如く、
尿中のグルコース濃度が高い程、グルコースオキ
シダーゼと尿との混合後の酸素電極の電流値が急
速に低下する。
従つて、例えば、第9図のb点とc点との間の
ように電流値が連続的に減少している期間におけ
る電流値の平均変化率(ΔA/Δt)を求めること
により、尿中のグルコース濃度を検出できる。な
お、平均変化率とグルコース濃度との関係は予め
標準液を用いた試験により求めておくことがで
き、この関係を検量線としたり、演算器に入力し
ておくことにより、検出された平均変化率から尿
中のグルコース濃度を求めることができる。
なお、このグルコースの反応速度は温度によつ
ても変化するので、反応液の温度に応じてグルコ
ース濃度が校正される。
本考案においては、便鉢に取り付けられたスリ
ーブにシリンダの上端が螺着されているので、シ
リンダをその軸心回りに回転させることによりシ
リンダの便器への着脱を行える。
特に、請求項(2)では、リニアアクチユエータも
シリンダと一体となつており、シリンダと一体的
に便器に着脱できる。
[実施例] 以下、図面を参照して実施例について説明す
る。
第1図は本考案の実施例に係る検尿装置付便器
の斜視図を示し、第2図は便器の側面断面図を示
し、第3図は便器の平面図を示す。なお、第2,
3図では便座及び便蓋の図示が省略されている。
第1〜3図において、トイレルーム10内に便
器12が設置されている。この便器12の前方側
には便鉢14が形成されている。この便鉢14の
下方領域においては、便器12の側面部12a,
12bが該下方領域を囲むように一体に設けられ
ている。この側面部12a,12bは便鉢14を
床面に対して支承する機能も有している。
側面部12a,12bの前方部には開口16が
設けられ、カバー18が該開口16に着脱自在に
設けられている。これら側面部12a,12bで
囲まれる便鉢14の下方領域には検尿器20が設
置されている。検尿器20の詳細な構成は後述さ
れる。便器12の後方上面には洗浄水を貯蔵し得
るロータンク22が設置されている。
本実施例においては、第2図に示すように、便
器の便鉢14は3段階の面形状を呈しており、下
方の水封を形成するトラツプ部24より湾曲状に
傾斜して上傾された第1鉢面14aと、この第1
鉢面14aよりさらに上方に湾曲状に上傾した第
2鉢面14bと、この第2鉢面14bより水平状
に形成された第3鉢面14cを有し、第3鉢面1
4cはリム26に連続している。リム26の内部
中空部には水路28が形成されている。この水路
28は前記ロータンク22と連通され、ロータン
ク22内の洗浄水がこの水路28内に流入され、
リム26の下面側に形成されている洗浄水孔26
aより便鉢14に洗浄水が流下される構造となつ
ている。トラツプ部24は排水路30と連通され
ており、トラツプ部24内の汚物が排水路30を
通して外部に排出される。
第2図に示すように、ロータンク22内にはオ
ーバーフロー管32が立設されており、このオー
バーフロー管32の下端部に前記水路28と連通
する通水路が形成されており、この通水路を遮蔽
するように球状の弁球34が設置されている。こ
の弁球34はロータリソレノイドよりなる駆動機
構(図示略)により開閉される。
なお、第8図に示す如く、ロータンク22には
外部の水道管36より水道水を導入するためのボ
ールタツプ38が設けられており、このボールタ
ツプ38はロータンク22内に浮動可能に設置さ
れたフロート40により開閉されてロータンク2
2内の水位を保持し得る構造となつている。この
ボールタツプ38の弁部38aよりも上流側には
配管L1が接続され、水道水を水道の給水圧を保
持したまま後述の採尿シリンダへ供給し得るよう
構成されている。
便器12周縁のリム26の洗浄孔26aより流
下される洗浄水の大半は、第3図のW1に示すよ
うに渦流を形成して第1鉢面14a及び第2鉢面
14bを洗浄しつつトラツプ部24に渦流として
流入する。リム26の前方側の洗浄水孔26aか
ら流下される洗浄水W2は、便鉢14の水平状の
第3鉢面14cを流下して前記渦流W1に合流す
る。なお、通常の便器使用態様の場合、便鉢14
を洗浄するに際してこの第3鉢面14cに設置さ
れる検尿器20の上面側には汚物を含んだ渦流
W1が流入することはない。
第1図に示すように、トイレルーム10の壁面
10aにはコントロールボツクス44が設置され
ており、このコントロールボツクス44内に試薬
タンク46が設置されている。なお、コントロー
ルボツクス44は試薬タンク46の交換用の扉4
4a付の開口44bを備えている。
本実施例では、第8図に示す如く、試薬タンク
46内への空気吹込装置48が設置されている。
この吹込装置48は、該試薬タンク46内に浸漬
設置された散気管48a及び例えばダイヤフラム
ポンプ等の空気ポンプ48bを備えており、該空
気ポンプ48bからの空気が空気配管48cを経
て散気管48aから試薬に吹き込まれることによ
り該試薬に飽和量に酸素が溶け込む。なお、第2
図に示す通り、前記空気ポンプ48bは便器12
内に設置されている。第1図の符号49は配管カ
バーであつて、その内部には空気配管48cのほ
か、信号ケーブルが引き通されている。
なお、本実施例にあつては、この配管48cの
途中箇所が試薬タンク46よりも鉛直方向高さの
高い箇所(以下、高レベル箇所という。)を引き
回されている。また、この高レベル箇所又はその
近傍において空気配管48cには開口(図示略)
が設けられている。この開口を設けることによ
り、空気ポンプ48bから送られてきた多量の空
気のうち所要量がこの開口から配管48c外に排
出され、適量の空気のみが散気管48aに供給さ
れる。また、空気ポンプ48bを停止して配管4
8c内が負圧になろうとしたときに、この開口か
ら大気が配管48c内に流入するので、試薬タン
ク46内の試薬が空気ポンプ48b内に流入する
ことがない。なお、この高レベル箇所がロータン
ク22内に配置されるように配管48cを配設す
るのが好適である。
次に、検尿器20の構造について第4〜7図に
基づき説明する。なお、第4図はピストンが上昇
した状態における検尿器20の縦断面図、第5図
はピストンが降下した状態における検尿器20の
縦断面図、第6図は第4図の−線断面図、第
7図は第4図の−線断面図である。
検尿器20は、採尿シリンダ50と、この採尿
シリンダ50と同軸状で下方に連結されているポ
ンプシリンダ52と、この採尿シリンダ50及び
ポンプシリンダ52内を上下摺動可能なピストン
54とを有している。前記便鉢14の第3鉢面1
4cには検尿器取付用の開口56が開設されてお
り、この開口56には、上端にフランジ58を有
し、かつ側周面に雄螺子が穿設された短いスリー
ブ60が上方より差し込まれている。そして、下
方側から三角パツキン62を介してナツト64,
66を締め込むことにより該スリーブ60が便器
12に対し固定されている。なお、このフランジ
58は、その上面が第3鉢面14cの上面とほぼ
面一状となるように設置されている。
該スリーブ60の内周面には雌螺子が刻設され
ると共に前記採尿シリンダ50の上部外周面には
雄螺子が刻設されており、採尿シリンダ50はそ
の雄螺子をスリーブ60の雌螺子に螺入させるこ
とにより該スリーブ60に連結固定される。
採尿シリンダ50の下端内周面には雌螺子が刻
設されると共に、ポンプシリンダ54の上端外周
面には、雄螺子が刻設されており、ポンプシリン
ダ54はその上端を採尿シリンダ50の下端に螺
入させることにより採尿シリンダ50と一体とさ
れている。
採尿シリンダ50の内部は円筒状の採尿室C
(第5図参照)となつている。採尿シリンダ50
の壁面には、採尿室Cと連通する電極接続口7
0;該電極接続口70の対向位置に穿設された洗
浄孔72;電極接続口70及び洗浄孔72に対し
90°変位した壁面に穿設された注水孔74;及び
サーミスタ孔76がそれぞれ開口すると共に、さ
らに、攪拌片78の収容用の凹部80が凹設され
ている。電極接続口70には外部より酸素電極8
2が螺入され、注水孔74には注水口金84が螺
着されている。また、洗浄孔72には外部より洗
浄ノズル86が螺入され、サーミスタ孔76には
外部より棒状のサーミスタ88が嵌入されてい
る。
符号90は攪拌装置であり、前記凹部80内に
配置された磁性棒状体よりなる攪拌片78、採尿
シリンダ50の管壁面を挟んで該凹部80の外部
側に配置された回転アーム92、該回転アーム9
2に固着された1対の磁石94、回転アーム92
に回転軸の先端が固着されたモータ96を備えて
いる。なお、モータ96はブラケツト98を介し
て採尿シリンダ50に支持されている。
採尿シリンダ50の内周部には2段状にOリン
グ100が装着されており、ピストン54と採尿
シリンダ50の内周壁との液密性が確保されてい
る。
採尿シリンダ50の上方部位の内径は下方部位
の内径よりも広く形成されており、ピストン54
が採尿シリンダ50の上部に移動してきたとき
に、ピストン54の外周壁と採尿シリンダ50の
上部内周壁間に隙間Mが形成される。
前記採尿シリンダ50の下端部に同軸状に連結
されるポンプシリンダ52は、その内部が円筒状
のポンプ室Pとなつている。
ポンプシリンダ52の下端の基部52aの中心
部には、ピストンロツド106が挿通されるロツ
ド孔108が形成されており、このロツド孔10
8には2本のOリング110が嵌着されている。
また、この基部52aには、ポンプシリンダ52
の内外を連通する導孔114が穿設されている。
前記採尿シリンダ50の側周面には駆動部支持
フレーム116の上端が連結されている。該支持
フレーム116は、水平部118と、該水平部の
端部から立ち上る1対の立上部120とを備えて
おり、該立上部120の上端120aは、前記モ
ータ支持用ブラケツト98と共にナツト121に
より採尿シリンダ50に保持されている。即ち、
採尿シリンダ50の下部外周には雄螺子が刻設さ
れ、ナツト121が螺合されている。そして、採
尿シリンダ50の拡径部下面50aとナツト12
1との間で立上部上端120a及びブラケツト9
8を挟持している。
該水平部118にはリニアアクチユエータ12
2及びガイドスリーブ124が固設されている。
リニアアクチユエータ122は、内部にロータナ
ツト(図示略)及び該ナツト駆動用のコイルを備
えており、通常のステツプモータと同様にロータ
ナツトを正確に設定回転数だけ回転させ得るよう
構成されている。符号126は、このロータナツ
トと噛合しており、該ロータナツトの回転により
上下方向に進退されるスクリユシヤフトであり、
該リニアアクチユエータ122を貫通している。
該スクリユシヤフト126の上部側は前記ガイ
ドスリーブ124中を挿通されており、該スクリ
ユシヤフト126の上端はスライドピース128
に連結されている。該スライドピース128には
ピストンロツド106の下端が連結されており、
スクリユシヤフト126とピストンロツド106
とは一体に上下動する。該スライドピース128
はガイドスリーブ124内を摺動してスクリユシ
ヤフト126の上端及びピストンロツド106の
下端を案内する。
支持フレーム116にはブラケツト130,1
31を介して3個の電気駆動式三方弁132,1
34,136及び二方弁138が設置されてい
る。第8図はこれら三方弁132〜136、二方
弁138と採尿シリンダ50、ポンプシリンダ5
2、試薬タンク46、ボールタツプ38及びロー
タンク22等との接続配管図である。
採尿シリンダ50の洗浄ノズル86は配管L1
を介してボールタツプ38の弁部よりも上流側に
接続されており、該配管L1の途中には二方弁1
38が設けられている。
三方弁132の3個のポートのうち第1のポー
トは配管L2を介して採尿シリンダ50の注水口
金84に接続され、第2のポートは配管L3を介
してロータンク22内に接続され、第3のポート
は配管L4を介して三方弁134の第1のポート
に接続されている。
三方弁134の第2のポートは配管L5を介し
てポンプシリンダ52の導孔114に接続され、
第3のポートは配管L6を介して三方弁136の
第1のポートに接続されている。
三方弁136の第2のポートは配管L7を介し
て試薬タンク46に接続され、第3のポートは配
管L8を介して便鉢14内に連通されている。な
お、この配管L8は便器12の後部から引き出さ
れ、ロータンク22の後背面を上方に引き回され
た後、該ロータンク22内に引き込まれ、さらに
オーバーフロー管32内に差し込まれている。配
管L8の先端からの排出水は、このオーバーフロ
ー管32の内部とそれに引き続く通水路を介して
便鉢14内に流通する。なお、配管L3も同様に
便器12の後部から引き出され、ロータンク22
の後背面を引き回された後ロータンク22内に差
し込まれ、その先端がロータンク22の底部に浸
漬されるよう配設されている。
前記サーミスタ88の検出信号は信号線を介し
てコントロールボツクス44内の制御盤(図示
略)に入力されている。コントロールボツクス4
4には準備スイツチ140、検査開始スイツチ1
42、表示パネル144及び表示ランプ146,
148が設けられており、これらスイツチ及びラ
ンプは制御盤に配線にて接続されている。また、
該制御盤内には後述する一連の制御及び演算を行
うための制御回路、演算回路が設置されている。
なお、該制御盤から三方弁132〜136及び二
方弁138並びにロータンクの弁球34の駆動装
置(図示略)へ制御信号が出力される。
なお、本実施例においては、前述した試薬タン
ク46内に酵素試薬としてのグルコースオキシダ
ーゼが封入されており、尿中のグルコースを検出
する。
次に、制御内容を説明する。
準備スイツチ140が押されると、攪拌装置9
0のモータ96が駆動し、攪拌片78が回転を開
始する。また、準備スイツチ140が押される
と、次の如き検尿準備作動が行われて、検尿装置
が待機状態となる。
即ち、まず配管L3とL4、L4とL5のみを連通す
るように三方弁132〜134の流路選択が行わ
れると共に、リニアアクチユエータ122が正転
され、ピストン54が上昇される。これにより、
採尿室C内の水が便鉢14内にオーバーフロー
し、ポンプ室P内にはロータンク22内の水が導
入される。ピストン54が上昇限(ピストン54
の上面がフランジ58の上面よりも僅かに突出し
た位置。なお、この上昇限は、例えばリミツトス
イツチ(図示略)にて設定される。)まで達した
後、リニアアクチユエータ122が反転されると
共に、配管L5とL6、L6とL8のみが連通されるよ
うに三方弁132〜136の流路切替が行われ
る。ピストン54の下降開始と共に、ポンプ室P
内の水が配管L5,L6,L8を経て便鉢14内に流
し出される。なお、採尿室C内には水等は流入せ
ず、ピストン54の下降と共に採尿室C内の空容
積が増大する。ピストン54が下降限まで下降さ
れたときに、リニアアクチユエータ122が停止
される。この状態は、待機状態が完成した状態で
あり、採尿室C内は微かな残留水を除いて空にな
つている。
そこで、表示パネル144には放尿すべき旨の
表示がなされる。被検者が放尿すると、放尿され
た尿は便鉢14の第3鉢面14c方向に飛ばされ
て、第3鉢面14cに開口している採尿シリンダ
50の採尿室C内に尿が流入し、尿が採尿室C内
に溜められる。
尿が採尿室C内に貯まつた後、検査開始スイツ
チ142を押すと、配管L3とL4、L4とL5のみが
連通されるように三方弁132〜136の流路切
替が行なわれた後、リニアアクチユエータ122
が正転し、ピストン54が上昇を開始する。
なお、前記のように準備スイツチ140が押さ
れた後、10分経過しても検査開始スイツチ142
が押されなかつた時には、リニアアクチユエータ
122が繰り返し作動されて後述のように検尿器
20の洗浄が行われる。
正規の時間(10分以内)に検査開始スイツチ1
42が押された時には、リニアアクチユエータ1
22が正転してピストン54を上昇限まで上昇さ
せる。これにより、採尿室C内の尿の大部分は便
鉢14内にオーバーフローし、ピストン54と採
尿シリンダ50との隙間Mにのみ尿が残留する。
なお、このようにピストン54が上昇している間
に、ポンプ室Pにはロータンク22から水が導入
されている。
次に、配管L2とL4、L4とL5のみを連通するよ
うに三方弁132「136の流路選択が行われる
と共に、リニアアクチユエータ122が逆転さ
れ、ピストン54が下降される。これにより、ポ
ンプ室P内の水が採尿室C内に導入され、尿が希
釈される。なお、このとき攪拌片78が回転され
ていることにより、尿と水とが十分に混合され
る。
次に、配管L5とL6、L6とL7のみを連通するよ
うに三方弁132〜136の流路選択が行われる
と共に、リニアアクチユエータ122が正転さ
れ、ピストン54が上昇される。これにより、採
尿室C内の希釈された尿の大部分が便鉢14内に
オーバーフローすると共に、ポンプ室P内には試
薬タンク46内の試薬が導入される。ピストン5
4が上昇限まで達すると、ポンプ室P内には試薬
が充満され、採尿室C内では隙間Mのみに希釈尿
が存在する。この状態から、リニアアクチユエー
タ122が逆転されると共に、配管L2とL4、L4
とL5のみが連通されるように三方弁132〜1
36の流路切替が行われる。このピストン54の
下降に伴つて、ポンプ室P内の試薬は採尿室C内
に流入し、希釈尿に試薬が添加、混合される。な
お、この際、前記攪拌片78の回転により、希釈
尿と試薬とは速やかにかつ十分に混合される。
ピストン54が下降を開始し、試薬が希釈尿に
添加され始めたときから、酸素電極82による測
定が開始される。
採尿室C内で試薬と尿と希釈水が混合し終わる
時が、第9図に示すa点となる。この状態の後
に、尿中のグルコースの酸化反応が進行し、溶存
酸素が消費される。溶存酸素の減少に伴い酸素電
極82の電極間の抵抗値が増大し電流値が低下し
始める。前述の通り、尿中のグルコースの含有量
が多いほど高速で酸素の消費が行われるため、酸
素電極82の電流値が急速に減少する。従つて、
酸素電極82による電流の変化値を測定すること
により尿中のグルコース濃度を検出することがで
きる。なお、同時にサーミスタ88にて採尿室C
内の温度測定が行われ、尿中のグルコース濃度の
検出値の校正が行われる。
この酸素電極82及びサーミスタ88の検出信
号は前記の通りコントロールボツクス44内の制
御盤に入力され、尿中のグルコース濃度が演算さ
れ、その結果が表示パネル144に所定時間表示
される。
本実施例においては、このように一旦採尿室C
に採尿した尿の大部分を排出した後、水で希釈
し、さらに希釈尿の大部分を排出した後試薬と混
合する形式をとつている。さらに、攪拌片78で
尿と希釈水や試薬とを攪拌、混合している。従つ
て、少量の尿が多量の試薬と効率良く反応するよ
うになり、尿中のグルコースの酸化が効率良く行
われる。
本実施例においては、この試薬タンク46内の
試薬に空気が吹き込まれているので、試薬には酸
素が完全に又はほぼ飽和するまで溶け込んでい
る。従つて、グルコースの酸化反応がさらに効率
良く進行し、グルコース濃度の高い尿についても
精度の高い測定が行なえる。
加えて、本実施例においては、採尿シリンダ5
0において尿を希釈するための水として、酸素を
十分に含有しているロータンク22内の水を用い
ている。即ち、このロータンク22内の水は、ボ
ールタツプ38から該ロータンク22内に散水さ
れるようにして放出されたものであり、この放出
に際して空気と十分に接触している(水が細かい
水滴となつて落下するので、水と空気との接触面
積が著しく大きい)。従つて、ロータンク22内
の水の溶存酸素濃度も飽和又はそれに近い濃度と
なつており、この水を希釈水として用いることに
より、グルコースの酸化を一段と効率良く行なえ
る。
尿中のグルコースの濃度が表示パネル144に
所定時間表示された後、次のようにして検尿器2
0が大量の水で十分に清浄になるまで洗浄され
る。即ち、まず、リニアアクチユエータ122が
正転されてピストン54が上昇し、採尿室C内の
試薬と尿と希釈水との混合液を鉢部14内に排出
する。また、このときには、配管L3とL4、L4
L5が連通するように三方弁132〜136が制
御され、ロータンク22より水がポンプ室P内に
導入される。
次に、配管L2とL4、L4とL5が連通されるよう
に三方弁132,134の流路選択が行なわれる
と共に、二方弁138が開弁される。これと共
に、リニアアクチユエータ122が逆転されてピ
ストン54が下降し、ポンプ室P内の水が採尿室
C内に導入される。そのため、まず配管L2〜L5
が洗浄される。
次に、リニアアクチユエータ122が正転して
ピストン54が上昇し、ロータンク22から水が
ポンプ室P内に導入される。次いで、配管L5
L6、L6とL8が連通されるように三方弁134,
136の流路選択が行われる。これと共に、リニ
アアクチユエータ122が逆転されてピストン5
4が下降し、ポンプ室P内の水がオーバーフロー
管32へ排出される。このようにして、配管L5
L6が洗浄される。
また、洗浄ノズル86から水道水が採尿シリン
ダ50内に導入され、該採尿シリンダ50内やピ
ストン54が洗浄される。さらに、ピストン54
が下降した際には、洗浄ノズル86から噴出する
水道水が酸素電極82を直射し、該酸素電極82
を十分に洗浄する。即ち、この洗浄ノズル86に
は、ボールタツプ38の弁部よりも上流側から直
に給水圧を保持した水道水が導入されており、か
つこの洗浄ノズル86は酸素電極82に正対して
配置されているので、洗浄ノズル86からは水道
水が勢い良く酸素電極82に向けて噴出され、こ
れにより酸素電極82が十分に洗浄されるのであ
る。もちろん、酸素電極に衝突した後の水は採尿
シリンダ50内やピストン54の表面を洗浄す
る。また、前述の通り、攪拌片78が回転されて
いるので、この洗浄も効率良く行なわれる。
なお、このように洗浄ノズル86から水を噴出
させると共にピストン54を上下動させてポンプ
室P内に水を導入するプロセスは、酸素電極82
の検出値が清浄水の場合の出力値を示すようにな
るまで繰り返される。このように十分に洗浄が行
なわれた後、二方弁138が閉弁され、三方弁1
32〜136は各配管L2〜L8の連通を遮断する
ように制御され、検尿作動を終了する。
上記実施例においては試薬タンク46内にグル
コースオキシダーゼを封入して尿中のグルコース
の濃度を測定しているが、試薬タンク内にビリル
ビンオキシダーゼを封入しておけば尿中のビリル
ビンの濃度を測定することができ、肝臓病の健康
診断に有効となる。さらに試薬タンク内にラクタ
ートデヒドロゲナーゼ
(LactateDehydrogenase)を主成分とする試薬
を封入させておけば、尿中のラクタートの濃度を
良好に測定することができる。さらに試薬タンク
内にコレステロールオキシダーゼを封入しておけ
ば、尿中のコレステロールの濃度を簡易に知るこ
とができる。なお、これらの試薬は単独で試薬タ
ンクに封入したものであつてもよく、各試薬を混
合したものを使用してもよい。また、各試薬を単
独で使用し尿中のグルコースの他に、ビリルビ
ン、ラクタート、コレステロール等をも同時に測
定する機能を備えて便器とする時には、それぞれ
独立の配管により独立の検尿器20を便器に複数
個設置して、各検尿器20よりそれぞれグルコー
ス濃度、ビリルビン濃度、ラクタート濃度、コレ
ステロール濃度を同時に測定することも可能であ
る。
本実施例では、採尿シリンダ50をスリーブ6
0に螺着させてあるので、採尿シリンダ50を回
すだけで該採尿シリンダを便器12に着脱でき
る。また、リニアアクチユエータ122や三方弁
132〜136、二方弁138も採尿シリンダ5
0と共に便器12に対し着脱できる。なお、採尿
シリンダ50を回すときには、酸素電極82を採
尿シリンダから取り外しておくのが好適である。
また、給水配管や電気配線も採尿シリンダに対す
る連結を解除しておく。
[効果] 以上の通り、本考案の検尿装置付便器において
は、ピストンの上下動に伴つて、採尿室内に採取
された尿を所要の少量にした後水を混入して希釈
し、さらに希釈された尿の大部分をピストンの上
昇とともに外部に排出し、残された希釈尿に対し
大量の試薬を混入させることが可能であり、尿中
成分の濃度を精度良く測定できる。また、本考案
にあつては、便器に着座して検尿を自動的に行う
ことができ、極めて便利である。
本考案の検尿装置付便器は、シリンダを便鉢に
容易かつ迅速に着脱できるので、組立や修理が簡
単に行える。
請求項(2)では、リニアアクチユエータもシリン
ダと一体に便鉢に対し着脱できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係る便器の斜視図、第2図は
同断面図、第3図は同平面図である。第4図、第
5図及び第6図は検尿器の断面図である。第7図
は第4図の−線断面図、第8図は配管系統
図、第9図はグルコースの反応を示すグラフであ
る。 10……トイレルーム、12……便器、14…
…便鉢、20……検尿器、22……ロータンク、
46……試薬タンク、50……採尿シリンダ、5
4……ピストン、82……酸素電極、122……
リニアアクチユエータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筒軸方向を上下方向にして設置され、上端開
    口が尿の流入口となるシリンダであつて、上部
    に他の部分の内径よりも大きい内径の拡径部を
    有しているシリンダと、 このシリンダに内嵌されたピストンと、 このピストンをシリンダ内において上下動さ
    せるための駆動手段と、 前記拡径部のシリンダ壁を貫通して設けられ
    ており、かつ、その先端がシリンダ内部の液と
    接触されるように設けられているシリンダ内の
    液の成分濃度を検出するための電極と、 前記シリンダの上部に試薬を供給するための
    試薬タンクを備えた試薬供給装置と、 前記シリンダの上部に接続された給水装置
    と、を有する検尿装置が付設された便器であつ
    て、 該便器の便鉢の放尿対象面には便鉢の内外を
    連通する開口が設けられ、この開口にはスリー
    ブが挿入されると共に固定されており、かつ該
    スリーブに前記シリンダの上端が螺着されてい
    ることを特徴とする検尿装置付便器。 (2) 実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の検尿装
    置付便器において、前記駆動手段はリニアアク
    チユエータであり、該リニアアクチユエータは
    取付部材を介してシリンダに支持されているこ
    とを特徴とする検尿装置付便器。
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