JPH0517504Y2 - - Google Patents

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JPH0517504Y2
JPH0517504Y2 JP1988038755U JP3875588U JPH0517504Y2 JP H0517504 Y2 JPH0517504 Y2 JP H0517504Y2 JP 1988038755 U JP1988038755 U JP 1988038755U JP 3875588 U JP3875588 U JP 3875588U JP H0517504 Y2 JPH0517504 Y2 JP H0517504Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は油圧で駆動される履帯式車輌の動力
伝達装置の改良に関する。
【従来の技術】
従来のこの種の動力伝動装置(ハイドロスタテ
イツク・パワー・コントロールユニツト)は、第
1図に示す如く、デイーゼルエンジンの出力で駆
動される左右ドライブ系の油圧ポンプ1,2と、
該ポンプのそれぞれの吐出圧油で個々に駆動され
る左右フアイナルドライブ系の油圧モータ3,4
とを備えた基本構成になつている。 更に、一層詳しく述べると、前記油圧ポンプ
1,2は可逆転可変容量形のプランジヤポンプか
らなつている。 その構成は第2図で一層詳細な如く、エンジン
出力軸にリダクシヨンギヤ機構を介して連結され
るシリンダブロツク5と、該ブロツクに設けられ
て同芯環状の定間隔状態で平行する複数のシリン
ダ室61〜6oと、該室のそれぞれに嵌挿されたピ
ストン71〜7oと、該ピストンの各基端にスリツ
パ8とカラー9とを介して角度可変自在に連結さ
れた斜板10とを備え、エンジン駆動によるシリ
ンダブロツク5の回転時に斜板10をポンプアク
チユエータ11で傾けることにより、このときの
ピストンストロークに応じた油量の圧油を吐出・
吸入するようになつている。 この場合における圧油の吐出方向や吐出油量は
アクチユエータ11による斜板10の傾き方向や
傾き角度によつて決まり、かつ、毎分当りの吐出
油量はエンジンスロツトルにも関係する。 前記アクチユエータ11による斜板10の傾き
方向と傾き角度は、ポンプ制御手段(車輌の前後
進切換え、走行速度、操向等の操作系統)からの
指令で切換わるロータリサーボバルブによつてア
クチユエータ11の両端にかかる油圧がコントロ
ールされる結果、定められる。 かかる左右の油圧ポンプ1,2は、それぞれが
高・低圧二系統の油圧回路12Aと12B及び1
3Aと13Bを介して各吐出油をそれぞれの系統
の油圧モータ3,4に送給し、かつ該モータから
の戻り油を吸入する。 即ち、ポンプ1,2の吐出油がそれぞれの一方
の油圧回路12A,13Aを流れてモータ3,4
を駆動しているとき、該モータの駆動油は他方の
油圧回路12B,13Bを通つてポンプ1,2に
戻る。 従つて、この場合、ポンプ吐出油流通側の油圧
回路12A,13Aが高圧側となつて、戻り油流
通側の油圧回路12B,13Bが低圧側となる
が、それが逆になつた場合、モータ3,4は逆回
転駆動される。 一方、各モータ3,4は第3図で一層詳細な如
く、前記油圧回路12A,13Aまたは12B,
13Bが接続される二つのポート14,15を有
している。そのいずれかのポートにポンプ1また
は2から供給される圧油で複数のピストン161
〜16oが滑動することにより、シリンダブロツ
ク17とドライブプレート18とを回転させる。
即ち、前記各ピストン161〜16oのロツド端部
には、履帯式車輌のフアイナルドライブに連結さ
れた出力軸19を中心部に有するドライブプレー
ト18が所定の角度で連結されているため、該プ
レートの斜面を前記各ピストン161〜16oの何
れかが強く押したとき、シリンダブロツク17と
ドライブプレート18が共に回転する。 その回転力で前記フアイナルドライブを介して
履帯を駆動する。 従つて、各油圧モータ3,4は前記アキシヤル
プランジヤポンプ型の構造となつている。 以上において、ポンプ1,2とモータ3,4と
の油圧回路12A,12B及び13A,13Bの
各中途部にはチヤージアンドメーンリリーフバル
ブ20,21が設けられている。 該チヤージアンドメーンリリーフバルブ20,
21は第4図にて一層詳細な如く、シヤトルバル
ブスプール22とチエツクバルブ23とを内蔵
し、チヤージポンプ24からの圧油を低圧側の油
圧ラインへ導入するためのチヤージライン25
と、トランスミツシヨンコントロールバルブ機構
26からのパイロツトライン27と、前記左右ド
ライブ系の各油圧回路12A,12Bおよび13
A,13Bと、オイルクーラ29およびブレーキ
インストラクシヨンユニツト等に通じるリリーフ
ライン28とが接続してある。 かかるチヤージアンドメーンリリーフバルブ2
0,21は、チヤージポンプ24からの圧油の供
給方向と供給量を決定し、かつ、左右ドライブ系
油圧回路12Aまたは12Bおよび13Aまたは
13Bの最高圧を設定する。 加えて、該油圧回路12A,12B及び13
A,13Bにおける低圧側油路の油を入れ換える
と共に、高低圧両系統の油路を接続して車輌を走
行不能にする機能を有する。 また、前記両バルブ20,21の相互はシンク
ロナイジングライン30で接続されており、該シ
ンクロナイジングライン30は、上記バルブ2
0,21によつて高圧側のライン相互が導通する
ようにチエツクバルブ23を介して制御される。 このライン30にはシンクロナイジングバルブ
31とシンクロナイジングシヤツトオフバルブ3
2とが設けられている。 シンクロナイジングバルブ31は、左右ドライ
ブ系油圧回路の高圧側のライン(説明の便宜上、
12Aと13Aとする)の圧力差をなくすべく前
記左右のチヤージアンドメーンリリーフバルブ2
0,21の相互を同期作動させる。 シンクロナイジングシヤツトオフバルブ32
は、前記油圧回路の高圧側のライン12A,13
Aが所定圧を越えたときにシンクロナイジングラ
イン30をカツトする。 なお、第1図中の符号33はフイルタバイパス
バルブ、34はオイルフイルタ、35はベンチユ
リ、36はサーボサプライリリーフバルブ、3
7,38はチエツクバルブ、39はパイロツトオ
ーバスピードバルブ、40はクーラリリーフバル
ブ、41,42は左右モータのルブリケーシヨン
バルブである。 ここで、ルブリケーシヨンバルブ41,42
は、ドライブ系の油圧回路の低圧側のラインから
圧油をルブリケーシヨンラインへ潤滑油として導
入し、一方高圧側のラインはブロツクするよう切
換制御される。 以上の如き油圧式動力伝達装置は、該装置を搭
載した履帯式車輌の低速走行時にサージング現象
を惹き起こす場合がある。 即ち、前記車輌の低速走行時には、ドライブ系
油圧回路のポンプ吐出油流通側(高圧側)のライ
ン12A,13Aが戻り油流通側(低圧側)のラ
イン12B,13B以下の圧力まで下がり、一時
的に高圧側と低圧側のラインの圧力が逆転してし
まう。 すると、チヤージアンドメーンリリーフバルブ
20,21内において、高圧側のラインと低圧側
のラインとが導通しないようにチエツクするチエ
ツクバルブ23が、ポンプ吐出油流通側のライン
12Aまたは13Aの圧力が低下したために、戻
り油流通側のライン12Bまたは13Bを高圧側
のラインと誤つて判定して、一方の油圧回路の戻
り油流通側のラインを他方の油圧回路のポンプ吐
出油流通側のラインと導通させてしまう。 これにより、シンクロナイジングライン30を
経由して左右ドライブ圧力の共振現象が生じ、本
来は定位置にあるべきチヤージアンドメーンリリ
ーフバルブ20,21のシヤトルバルブスプール
22とチエツクバルブ23のそれぞれがチヤタリ
ングを起こす。 また、ルブリケーシヨンバルブ41,42では
前述のようにそれぞれ低圧の戻り油流通側のライ
ン12B,13Bからルブリケーシヨンラインへ
潤滑油の供給を行なつており、高圧の吐圧油流通
側のライン12A,13Aはブロツクしている。 しかし、本来低圧の戻り油流通側のライン12
B,13Bの方が本来高圧の吐出油流通側のライ
ン12A,13Aより一時的に高圧となると上記
ルブリケーシヨンバルブ41,42は、吐出油流
通側のライン12A,13Aを低圧側のラインと
誤つて判定してルブリケーシヨンライン43と接
続し、戻り油流通側のライン12B,13Bはブ
ロツクしてしまう。 ここで、ブロツクされた戻り油流通側のライン
には圧油が順次供給されるので、戻り油流通側の
ラインがより高圧となつてしまい圧力脈動は一層
増幅される。 これにより本来は定位置にあるルブリケーシヨ
ンバルブ41,42もチヤタリングを起こし、ま
た低圧側の油圧が一層高くなつて脈動が減衰せず
に相互に干渉してしまう。 従来は、一対の閉鎖された油圧回路において一
方の高圧側ラインの油圧と他方の高圧側ラインの
油圧との圧力差が生じた場合の解消手段は種々提
案されていたが、上記構成では低速走行時に生じ
る圧力脈動時にポンプ吐出油流通側のラインを常
に戻り油流通側のラインよりも高圧に維持する構
成は未解決のままとなつていた。
【考案が解決しようとする問題点】
この考案は上記事情に鑑みて創案されたもので
あつて、その主たる課題は、低速走行時にポンプ
吐出油流通側のラインと戻り油流通側のラインと
に一時的な圧力逆転現象が生じてもシヤトルバル
ブスプールの応答時間を遅らせて、ドライブ圧力
脈動によるバルブのチヤタリングを防止するよう
にした油圧駆動車輌の動力伝達装置を提供するこ
とにある。
【問題点を解決するための手段】
この考案は上記課題を解決するために、 エンジンの動力で駆動される左右ドライブ系の
油圧ポンプ2基と、該ポンプのそれぞれの吐出圧
油で個々に駆動される左右フアイナルドライブ系
の油圧モータ2基と、該モータと前記油圧ポンプ
とを結ぶ左右ドライブ系のそれぞれにおける高低
圧二系統の油圧回路と、該回路に組み込まれて上
記左右ドライブ系の各油圧回路の高圧側のライン
相互をシンクロナイジングラインを介して接続可
能に制御する左右のチヤージアンドメーンリリー
フバルブと、上記シンクロナイジングラインに組
み込まれたシンクロナイジングバルブと、チヤー
ジアンドメーンリリーフバルブにチヤージ圧油を
導入するためのチヤージラインを備えてなる油圧
駆動車輌の動力伝達装置において、 (a) チヤージアンドメーンリリーフバルブに設け
られたシヤトルバルブスプールの両端側シヨル
ダ部にそれぞれ上記シヤトルバルブスプールよ
り大径に設定されたチヤンバ内に通じるオリフ
イスを設ける、 (b) 上記チヤンバ内に前記スプール側へ付勢され
ると共に上記オリフイスからの油圧力で上記付
勢力に抗して後退するアキユームレーテイング
ピストンを設ける、 (c) シヤトルバルブスプールの応答時間を遅らせ
る、 という技術的手段を講じている。
【作用】
車輌の低速走行時に、本来高圧のポンプ吐出油
流通側のラインと、本来低圧の戻り油流通側のラ
インとの間で圧力逆転があると、アキユームレー
テイングピストンとにより、シヤトルバルブスプ
ールの応答時間を遅くする。 従つて、その間に上記圧力逆転現象が正常に戻
れば、バルブの誤作動を防止することができ、圧
力脈動は急速に減衰しポンプ吐出油流通側のライ
ンと戻り油流通側のラインとで油圧力の高低の逆
転が生じない。
【実施例】
以下、この考案の好適実施例を第5図以降の図
面に基づいて説明する。その説明に際し、第1図
に示した従来装置との同一部分には同一符号を付
して説明を省略する。 第5図に示すチヤージアンドメーンリリーフバ
ルブ20,21は、第6図に示すように、シヤト
ルバルブスプール22の両端側シヨルダ部にオリ
フイス50,51が設けられている。 上記シヤトルバルブスプール22の両端側方に
はチヤンバが形成されており、シヤトルバルブス
プール22より大径のアキユームレーテイングピ
ストン54,55がそれぞれ内蔵されている。 このアキユームレーテイングピストン54,5
5は、それぞれスプリング52,53で上記シヤ
トルバルブスプール22側へ付勢されている。 これにより、履帯式車輌の低速走行時に、圧力
の脈動が生じポンプ吐出油流通側(高圧側)のラ
イン(本実施例では12A,13Aとする)の油
圧力が一時的に戻り油流通側(低圧側)のライン
12B,13Bの油圧力より低くなつても、シヤ
トルバルブスプールの応答時間は遅れるので、そ
の間に油圧力の逆転が正常に戻つて切換が行なわ
れず、ポンプ吐出油流通側のラインの油圧力が高
圧に維持されるので、脈動は急速に減衰しポンプ
吐出油流通側のラインと戻り油流通側のラインと
で油圧力の高低の逆転が生じない。 従つて、従来のようなチヤージアンドメーンリ
リーフバルブ20,21のチエツクバルブ23等
がチヤタリングを起こすことがなく、ビークルサ
ージング現象を未然に防止することができる。 この考案は上記構成からなつているが、本実施
例では、上記構成と共に下記の構成の1つ又は複
数を併用してもよい。 即ち、 シンクロナイジングライン30に、シンクロ
ナイジングバルブ31とシンクロナイジングシ
ヤツトオフバルブ32との間にアキユームレー
タ45を設ける。 このアキユームレータ45は、一対の高圧側
のラインと接続されるシンクロナイジングライ
ン30の油圧力を各モータ3,4からの戻り圧
よりも常時高くするよう設定されている。 これにより、低速走行時に、圧力の脈動が生
じポンプ吐出油流通側(高圧側)のライン(本
実施例では12A,13Aとする)の油圧力が
一時的に戻り油流通側(低圧側)のライン12
B,13Bの油圧力より低くなつても、シンク
ロナイジングライン30を介してアキユームレ
ータ45によつてポンプ吐出油流通側のライン
の油圧力が高圧に維持されるので、脈動は急速
に減衰しポンプ吐出油流通側のラインと戻り油
流通側のラインとで油圧力の高低の逆転が生じ
ない。 チヤージライン25にフローレギユレータま
たはリリーフバルブ46を設ける。 この場合、フローレギユレータまたはリリー
フバルブ46は、ドライブ圧力の変動によるル
ブリケーシヨンライン43,44を正常に作動
させるためのもので、チヤージライン25に生
じるチヤージ圧油流量の変動を解消する。 即ち、ルブリケーシヨンバルブ41,42
は、それぞれ戻り油流通側のライン12B,1
3Bとルブリケーシヨンライン43とを接続し
て圧油を潤滑油としてルブリケーシヨンライン
43へ供給しており、一方、ポンプ吐出油流通
側のライン12A,13Aをブロツクするよう
制御されている。 そこで、戻り油流通側のライン12B,13
Bの方がポンプ吐出油流通側のライン12A,
13Aより一時的に高圧となると、上記ルブリ
ケーシヨンバルブ41,42は、戻り油流通側
のライン12A,13Aを低圧側のラインと誤
つて判定してルブリケーシヨンライン43と接
続し、本来低圧である戻り油流通側のライン1
2B,13Bはブロツクしてしまうので、上記
誤動作を防止するためにチヤージライン25に
フローレギユレータまたはリリーフバルブ46
が設けられる。 これにより、戻り油流通側のライン12B,
13Bは常時所定圧以下に維持されるので、ポ
ンプ吐出油流通側のライン12A,13Aの油
圧力が低下しても、更に戻り油流通側のライン
12B,13Bの油圧力は下回るのでルブリケ
ーシヨンバルブ41,42が誤動作する虞れが
なくなり、前記圧力脈動を減衰させることがで
きる。 シンクロナイジングライン30に低圧カツト
バルブ47を設ける。 この場合、履帯式車輌の低速走行時にシンク
ロナイジングライン30の圧力が設定圧以下に
低下した時点で該ラインをカツトする。 もつて、チヤージアンドメーンリリーフバル
ブ20,21のシヤトルバルブスプール22の
チヤタリングが未然に防止される。 ルブリケーシヨンバルブ41,42のシヤト
ルバルブスプールパイロツトラインにオリフイ
スを追加する。 この場合、ドライブ圧力の変動時にルブリケ
ーシヨンバルブ41,42のシヤトルバルブス
プール22が敏感に追従移動しないように該ス
プールの移動速度を制限する。 このため、該スプールがドライブ圧力の変動
でチヤタリングを起こすことがない。
【考案の効果】
以上、この考案によれば、油圧駆動車輌の低速
走行時であつても、シヤトルバルブスプールの応
答時間を遅らせることによつて、一時的な圧力逆
転現象による影響を受けずにドライブ系の油圧回
路のポンプ吐出油流通側(高圧側)のラインを戻
り油流通側(低圧側)のラインよりも高圧に維持
するようにしたので、ポンプ吐出油流通側のライ
ンと戻り油流通側のラインとの圧力の高低が逆転
しない。 従つて、チヤージアンドメーンリリーフバルブ
や、ルブリケーシヨンバルブがチヤタリングを起
こす虞れがなく、ビークル・サージング現象を未
然に防止することが可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の油圧駆動車輌の動力伝達装置を
示す回路図、第2図は同装置における油圧ポンプ
を概略的に示す断面図、第3図は同装置における
油圧モータを概略的に示す断面図、第4図は同装
置におけるチヤージアンドメーンリリーフバルブ
の断面図、第5図はこの考案の好適実施例に係わ
る油圧駆動車輌の動力伝達装置のブロツク回路
図、第6図はこの考案の好適実施例を示すチヤー
ジアンドメーンリリーフバルブのシヤトルバルブ
スプール内蔵部の断面図である。 1,2……油圧ポンプ、3,4……油圧モー
タ、12A,12B,13A,13B……油圧回
路、20,21……チヤージアンドメーンリリー
フバルブ、24……チヤージポンプ、25……チ
ヤージライン、30……シンクロナイジングライ
ン、31……シンクロナイジングバルブ、41,
42……ルブリケーシヨンバルブ、45……アキ
ユームレータ、46……フローレギユレータまた
はリリーフバルブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジンの動力で駆動される左右ドライブ系の
    油圧ポンプ2基と、該ポンプのそれぞれの吐出圧
    油で個々に駆動される左右フアイナルドライブ系
    の油圧モータ2基と、該モータと前記油圧ポンプ
    とを結ぶ左右ドライブ系のそれぞれにおける高低
    圧二系統の油圧回路と、該回路に組み込まれて上
    記左右ドライブ系の各油圧回路の高圧側のライン
    相互をシンクロナイジングラインを介して接続可
    能に制御する左右のチヤージアンドメーンリリー
    フバルブと、上記シンクロナイジングラインに組
    み込まれたシンクロナイジングバルブと、チヤー
    ジアンドメーンリリーフバルブにチヤージ圧油を
    導入するためのチヤージラインを備えてなる油圧
    駆動車輌の動力伝達装置において、 チヤージアンドメーンリリーフバルブに設けら
    れたシヤトルバルブスプールの両端側シヨルダ部
    にそれぞれ上記シヤトルバルブスプールより大径
    に設定されたチヤンバ内に通じるオリフイスを設
    け、 上記チヤンバ内に前記スプール側へ付勢される
    と共に上記オリフイスからの油圧力で上記付勢力
    に抗して後退するアキユームレーテイングピスト
    ンを設け、 シヤトルバルブスプールの応答時間を遅らせて
    なることを特徴とする油圧駆動車輌の動力伝達装
    置。
JP1988038755U 1988-03-24 1988-03-24 Expired - Lifetime JPH0517504Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51104170A (ja) * 1975-02-20 1976-09-14 Caterpillar Tractor Co

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS51104170A (ja) * 1975-02-20 1976-09-14 Caterpillar Tractor Co

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