JPH05170279A - テープカセット用の収納ケース - Google Patents

テープカセット用の収納ケース

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JPH05170279A
JPH05170279A JP3352640A JP35264091A JPH05170279A JP H05170279 A JPH05170279 A JP H05170279A JP 3352640 A JP3352640 A JP 3352640A JP 35264091 A JP35264091 A JP 35264091A JP H05170279 A JPH05170279 A JP H05170279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape cassette
erasure prevention
erroneous erasure
plugs
prevention plug
Prior art date
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Pending
Application number
JP3352640A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kondo
真一 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤消去防止プラグを簡単確実に操作可能にす
ると共に、誤消去防止プラグの持久性及び誤消去防止プ
ラグ表面の赤色印刷の耐久性を向上させる。 【構成】 収納ケース1の相対面する一対の内壁5a、
8aに、テープカセットの誤消去防止プラグ25、26
に対応する誤消去防止操作用及び再記録操作用の各操作
突起10、11を夫々設け、「↓使用面をこちらへ向け
る」14、「↓SAFE」12、「↑REC」13の各
表記に従ってテープカセットを移動させ、各操作突起1
0、11に検出孔23、24を合わせることで誤消去防
止プラグ25、26を操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超小型のテープカセッ
トの誤消去を防止する際の治具に関し、特に誤消去防止
プラグ操作用の突起をテープカセット用の収納ケースに
設けたテープカセット用の収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、誤消去防止用の検出機構は、テ
ープカセットの上下ハーフの各面(A面及びB面)に2
ケずつ設けられ、両面で合計4ケ形成されている。例え
ば、超小型のテープカセットの場合、図5に示すよう
に、検出孔23、24が上下ハーフ21、22の後部両
側にその厚み方向に貫通して形成され、この検出孔2
3、24に摺動可能に誤消去防止プラグ25、26が嵌
装されて検出機構が構成される。
【0003】この誤消去防止プラグ25、26は、弾性
変形可能な合成樹脂材等により検出孔23、24の長さ
より短い長さで形成され、その操作部がテープカセット
を構成するいずれかのハーフと略面一になることによ
り、これと対応する面の誤消去が防止される。そして、
従来の誤消去防止プラグの操作は、図5に示すように、
シャープペンシルPの先端等の先の尖ったもので、誤消
去防止プラグ25あるいは26を検出孔23あるいは2
4内に押し込むことにより行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テープカセットは、検出孔23、24を一目しただけで
は、どの検出孔がテープカセットのどちらの面に対応し
ているのかが不明であり、また、どの誤消去防止プラグ
を検出孔内に押し込めば誤消去防止になるのか、再記録
可能となるのかの判別が紛らわしく、操作の都度、説明
書を見なければならないという煩雑さも生じている。
【0005】また、操作時に、誤消去防止プラグ25の
操作部25aあるいは誤消去防止プラグ26の操作部2
6aの一部分だけを強く押圧するため、図6のAに示す
初期状態から図6のBに示すように操作部25a(26
a)の表面が凹んだ状態を経て、最後には、図6のCに
示すように操作部25a(26a)の表面が変形し、使
用不能となることもある。さらに、誤消去防止プラグ2
5、26を何度も押圧していると、その操作部25a
(26a)の表面に施された赤色印刷自体が、押される
面の形状変化で見えにくくなるという問題点もあった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決し、誤
消去防止プラグを傷めることなく、簡易確実に操作する
ことが可能なテープカセット用の収納ケースを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明のテープカセット用の収納ケースは、例えば
図1に示す如く、テープカセットの各面と相対面する一
対の内壁を設け、この内壁にテープカセットの誤消去防
止プラグに対応する誤消去防止用及び再記録用の操作突
起を夫々設けて構成する。
【0008】
【作用】本発明は、上述の手段の如く構成したため、次
のように作用する。テープカセットの使用したい面を任
意の方向に向け、誤消去を防止したい場合は、誤消去防
止用の操作突起に向けてテープカセットを移動し、この
操作突起で誤消去防止プラグの操作部を押圧させる。ま
た、誤消去防止状態から再記録可能な状態にする場合
は、再記録用の操作突起に向けてテープカセットを移動
させ、この操作突起で誤消去防止プラグの操作部を押圧
させる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を適用した超小型テープカセッ
ト用の収納ケースの第1実施例を図1乃至図4を参照し
て説明する。本実施例のテープカセット用の収納ケース
1を概略するに、一端部側に丸孔2を穿設した底板3に
長側板4及び短側板5を一対立設し、この長側板4の長
手方向に一定間隔ごとに掛止用の突条7を形成し、底板
3の他端側よりに仕切板8を立設してなる。この構成を
以下により詳細に説明することとする。
【0010】本実施例の底板3は、長辺3aをテープカ
セットの短辺の4倍程度の長さに形成し、短辺3bをテ
ープカセットの長辺と略同じ長さに形成している。長側
板4、4は、前述の底板3の両側長手方向に平行に立設
され、テープカセットを取出し易くするため、上部に曲
線状の切欠部4a・・を形成している。短側板5、5
は、前述の長側板4と直交するように底板3に立設さ
れ、この短側板5と底板3及び長側板4で囲まれた部分
にテープカセットの収納空間6を形成している。突条7
は、前述の収納空間6にテープカセットを収納する際
に、テープカセットを掛止するために相対向する長側板
4、4の内側に一定間隔ごとに形成されている。仕切板
8は、前述の収納空間6と後述する操作空間9とを仕切
るものである。この操作空間9は、仕切板8と一方の短
側板5とが相対面して形成される一対の内壁5a、8a
と底板3及び側板4、4とにより囲まれて形成される。
【0011】そして、内壁5a、8aには、テープカセ
ット20の誤消去防止プラグ25、26の操作部25
a、26aに対応する誤消去防止操作用の操作突起(以
下突起という)10及び再記録操作用の操作突起(以下
突起という)11を夫々設けてなる。誤消去防止用の突
起10は、短側板5の内壁5aの一端方向に突設され、
この突起10と対向するように仕切板8の内壁8aに再
記録操作用の突起11が突設されている。
【0012】この突起11の直径は、超小型のテープカ
セット20に適用するため、図4のAに示すように、テ
ープカセット20の検出孔24の内径と略同径とし、そ
の長さX1 は1.2mm以上としてセフティフラグ26
の陥没深さX2 よりも短いものとし、誤消去防止プラグ
26を傷めぬよう例えば合成樹脂材により形成する。ま
た、突起10も突起11と同構成であるため、図4中、
()内に符号を付して説明を省略する。
【0013】そして、底板3上面には、誤消去防止用の
突起10に近接して「↓SAFE」という表示12が表
記され、再記録操作用の突起11に近接して「↑RE
C」という表示13が表記され、また、「↓SAFE」
の矢印と同一矢印方向に「↓使用面をこちらへ向ける」
の表示14が表記されている。
【0014】さらに、「↓SAFE」と「↑REC」の
表示12、13を仕切るように仕切柱15、15が底板
3に立設されている。次に、本実施例の使用方法につい
て説明する。
【0015】まず、「↓使用面をこちらへ向ける」の表
示14に従い、テープカセット20のA面20aについ
ての誤消去防止プラグ26を操作するのであれば、表記
矢印の方向へA面20aを向け、B面20bについての
誤消去防止プラグ25を使用するのであれば、表記矢印
の方向へB面20bを向けるが、A面20aを使用する
前提で図3に基づいて以下に説明することとする。
【0016】A面を再記録可能な状態にする場合は、仕
切板8の内壁8aと一対の仕切柱15との間にテープカ
セット20を挿入し、「↑REC」の表示13に従い、
図3のAに示すように「↑REC」の矢印の方へテープ
カセット20を押す。これにより、再記録操作用の突起
11が誤消去防止プラグ26を押し、誤消去防止状態と
なっていたテープカセット20が再び記録可能な状態と
なる。
【0017】図4は、再記録操作用の突起11が誤消去
防止プラグ26を押す状態の拡大断面説明図である。図
4のA中、20aはA面、20bはB面であり、突起1
1が誤消去防止プラグ26の操作部26aに当接する前
は、操作部26aとB面20bとが略面一状態となって
いる。底板3に沿ってテープカセット20を図4のA中
左方向に移動させると、図4のBに示すように突起11
が検出孔24内に挿入されて誤消去防止プラグ26を押
し込み、ここに記録再生装置側の検出ピンが挿入可能と
なり、A面20a側が記録可能となる。
【0018】あるいは、A面20aを記録可能状態から
記録不可状態にしたいときは、図3のBに示すように、
短側板5の内壁5aと一対の仕切柱15の間にテープカ
セット20を挿入し、「↓SAFE」の表示12に従
い、「↓SAFE」の矢印の方へテープカセット20を
押すことにより、上述のように誤消去防止用の突起10
が誤消去防止プラグ26を押し誤消去が防止される。
【0019】このように本実施例によれば、どの検出孔
がどの面に対応しているかの確認を要することなく、収
納ケース1の表記に従ってテープカセット20を表示方
向に移動させるだけで、AB面のうち希望する面を記録
可能状態あるいは誤消去防止状態にすることができる。
【0020】また、突起10、11は検出孔25、26
とほぼ同径であり、誤消去防止プラグ25、26の操作
部25a、26aに均一に当接するため、誤消去防止プ
ラグ25、26を傷めることなく確実に操作できる。従
って、記録再生の可否状況を知らせる誤消去防止プラグ
25、26の赤色印刷の耐久性も向上する等の効果があ
る。
【0021】なお、本発明は、その趣旨を逸脱しない範
囲で種々変更できるものであり、たとえば、種々の規格
のテープカセットにも適用でき、検出孔が多数個形成さ
れている場合は、これに対応して操作用の突起を多数個
内壁に形成できる。また、突起10、11は誤消去防止
プラグを傷めない材質で形成すれば樹脂材に限らず他の
素材により形成してもよく、また操作空間9は収納ケー
スの収納空間6と一体でもあるいは別体に形成してもよ
い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明のテープカセ
ット用の収納ケースによると、簡単にかつ確実にテープ
カセットの誤消去防止プラグを操作することが可能とな
る。また、誤消去防止プラグの持久性が向上し、誤消去
防止プラグの使用状況、即ち、記録再生の可否を知らせ
る赤色印刷も耐久性が増加する等の効果を奏する。特に
本発明は、超小型のテープカセット用の収納ケースに適
用してその効果が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図
【図2】同、平面図
【図3】同、操作状態の説明斜視図
【図4】同、操作状態の要部拡大断面説明図
【図5】従来例の斜視図
【図6】従来例によって操作された誤消去防止プラグの
拡大説明図
【符号の説明】
1 テープカセット用の収納ケース 5a、8a 内壁 10 誤消去防止用の操作突起 11 再記録用の操作突起 25、26 誤消去防止プラグ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図5】
【図2】
【図3】
【図4】
【図6】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープカセットの各面と相対面する一対
    の内壁を設け、該内壁にテープカセットの誤消去防止プ
    ラグに対応する誤消去防止用及び再記録用の操作突起を
    夫々設けたことを特徴とするテープカセットの収納ケー
    ス。
JP3352640A 1991-12-16 1991-12-16 テープカセット用の収納ケース Pending JPH05170279A (ja)

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