JPH05165693A - 分散情報処理装置 - Google Patents

分散情報処理装置

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JPH05165693A
JPH05165693A JP3333270A JP33327091A JPH05165693A JP H05165693 A JPH05165693 A JP H05165693A JP 3333270 A JP3333270 A JP 3333270A JP 33327091 A JP33327091 A JP 33327091A JP H05165693 A JPH05165693 A JP H05165693A
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JP
Japan
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updating
distributed
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Withdrawn
Application number
JP3333270A
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English (en)
Inventor
Akietsu Itou
彰悦 伊藤
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05165693A publication Critical patent/JPH05165693A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は分散情報処理装置に関し、情報処理
の分散化が容易で、かつ、低コストな分散情報処理装置
を提供することを目的としている。 【構成】 所定の情報伝送経路によって互いに接続され
た複数の情報処理手段からなる分散情報処理装置であっ
て、前記複数の情報処理手段は、該各情報処理手段にお
いて共用している共用情報を含む所定の情報を格納する
情報格納手段と、該情報格納手段に格納された該共用情
報に対しての情報の更新権を該複数の情報処理手段中の
いずれか1つの情報処理手段のみに付与する更新権付与
手段と、該更新権付与手段により更新権を獲得した情報
処理手段により該共用情報中の情報を更新した場合、該
情報処理手段以外の他の情報処理手段の情報格納手段に
対しても情報の更新を行う情報更新手段とを備えるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分散情報処理装置に係
り、詳しくは、例えば、複数の情報処理装置間における
共通データベースに対して情報の蓄積、及び更新を行う
分散情報処理装置に関する。近年、各地域別の情報を一
括して処理する場合のように膨大な量の情報における迅
速な処理を求めるため、例えば、ホストコンピュータと
呼ばれるメイン情報処理端末に所定の情報伝送経路で接
続された複数の情報処理端末からなる分散情報処理装置
が数多く開発されている。
【0002】しかし、データベースの分散化には、例え
ば、分散処理専用の情報処理装置、もしくは、分散処理
専用の、特にオペレーティングシステムに関わる部分ま
で考慮したアプリケーションソフトが必要となる等、現
在使用中の情報処理装置の流用が難しく、コスト的に高
くなる。そこで、低コストで容易なデータベースの分散
化が要求される。
【0003】
【従来の技術】従来のこの種の分散情報処理装置として
は、例えば、ホストコンピュータと呼ばれるメイン情報
処理端末に所定のネットワーク回線で接続された複数の
情報処理端末から構成され、情報の蓄積、及び更新を行
う場合、通常、データベースはホストコンピュータにの
み配置されており、ホストコンピュータ内のプログラム
処理に基づいて、ホストコンピュータに接続された各情
報処理端末から入力されるデータを処理していた。
【0004】しかし、以上のような構成では、増え続け
る情報に対する情報処理のニーズに対応しきれなくなっ
てきているため、近時では各情報処理端末にもデータベ
ースを分散させる等の対策を取っている。これは、ホス
トコンピュータに接続された各情報処理端末にもデータ
ベースに対する情報の蓄積、及び更新を認めることで、
前述のように増え続ける情報に対する情報処理の効率化
を図るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の分散情報処理装置にあっては、データベース
を分散化するという構成となっていたため、以下に述べ
るような問題点があった。すなわち、データベースを分
散させるためには、従来から利用してきたホストコンピ
ュータを廃止し、分散処理用のコンピュータを新しく導
入したり、そうでなくとも、プログラムを分散処理用に
大幅に書き直す必要があり、利用コストが大幅に増大す
るという問題点があった。
【0006】また一方、情報処理装置に対する利用者の
ニーズは非常に多用化しており、ホストコンピュータで
は対応しきれないアプリケーションを、例えば、パーソ
ナルコンピュータ等の他のコンピュータに任せることも
一般的になりつつある。この場合、情報の入力ポイント
が二箇所以上となる場合が発生するが、分散情報所にお
いては、データベースの一貫性を保証するために情報の
入力ポイントを一箇所に限定しなくてはならない。これ
は、情報の入力ポイントが複数となると、同時に二箇所
以上で情報の更新が行われる可能性が生じ、互いに更新
前の古い情報を別々に更新することになるためであり、
このため、利用者は不便を強いられていた。
【0007】[目的]そこで本発明は、情報処理の分散
化が容易で、かつ、低コストな分散情報処理装置を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による分散情報処
理装置は上記目的達成のため、所定の情報伝送経路によ
って互いに接続された複数の情報処理手段からなる分散
情報処理装置であって、前記複数の情報処理手段は、該
各情報処理手段において共用している共用情報を含む所
定の情報を格納する情報格納手段と、該情報格納手段に
格納された該共用情報に対しての情報の更新権を該複数
の情報処理手段中のいずれか1つの情報処理手段のみに
付与する更新権付与手段と、該更新権付与手段により更
新権を獲得した情報処理手段により該共用情報中の情報
を更新した場合、該情報処理手段以外の他の情報処理手
段の情報格納手段に対しても情報の更新を行う情報更新
手段とを備えるように構成している。
【0009】
【作用】本発明では、更新権付与手段によって複数の情
報処理手段中のいずれか1つの情報処理手段のみ共用情
報に対しての情報の更新が認められ、この更新が認めら
れた情報処理手段により共用情報中の情報が更新された
場合、情報更新手段によって他の情報処理手段の情報格
納手段に対しても情報の更新がなされるため、共用情報
に対しては常に1つの情報処理手段からの入力しか受け
付けず、データベースの一貫性が保たれる。
【0010】また、既存の情報処理装置に更新権付与手
段と情報更新手段とが付加されるだけで分散情報処理装
置が構成される。すなわち、情報処理の分散化が容易に
なされるとともに、低コストに構築される。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1,2は本発明に係る分散情報処理装置の一実施例を示
す図であり、図1は本実施例における分散情報処理装置
の概略構成を示すブロック図、図2は本実施例における
分散データベース管理機構の動作例を示すフローチャー
トである。
【0012】まず、構成を説明する。本実施例の分散情
報処理装置は、大別して、複数の情報処理手段であるホ
ストコンピュータ(以下、ホストと略す)1、及びパー
ソナルコンピュータ(以下、パソコンと略す)11から
なり、ホスト1、及びパソコン11は分散データベース
管理機構2,12、応用プログラム処理部3,13、情
報格納手段であるデータベース部4,14をそれぞれ備
え、さらに分散データベース管理機構2,12は、更新
権付与手段である更新権制御部5,15、情報更新手段
であるデータ配付機能部6,16からそれぞれ構成され
ている。
【0013】なお、7はデータベース部4,14におけ
る共通部分である共有情報を格納する仮想的な共有デー
タベース部である。ホスト1は、例えば、ネットワーク
回線等の所定の情報伝送路により複数のパソコン11と
接続されるものであり、図1では、ホスト1に接続され
る複数の情報処理端末の例として、その中の1つのパソ
コン11とホストとの関係を示している。
【0014】分散データベース管理機構2,12は、分
散情報処理装置における共用データベース部7に対する
各種処理に対しての管理を行うものであり、共有データ
ベース部7に格納された情報の更新権をホスト1、ある
いはパソコン11のいずれか1つに付与する制御を行う
更新権制御部5,15と、共用データベース部7中の情
報が更新された場合、直ちにホスト1、または他のパソ
コン11中のデータベース部4,14における共用デー
タベース部7に対しても情報の更新を行うデータ配付機
能部6,16とから構成されている。
【0015】応用プログラム処理部3,13は、各情報
処理手段における個々の処理を行うものであり、データ
ベース部4,14は、例えば、固定磁気記憶装置等から
なる大容量外部記憶装置である。すなわち、本実施例で
は、分散処理を構成する情報処理装置にデータベースの
更新権の管理機構(分散データベース管理機構2,1
2)を付与するものであり、分散データベース管理機構
2,12では、アクセス権ファイルというものを用い
て、データベースの更新権の移動、データの同時更新の
実権を図っている。
【0016】アクセス権ファイルとは、複数の情報処理
装置の間で唯一のファイルとして存在し、このファイル
を獲得している情報処理装置が、複数の情報処理装置間
に仮想的に存在する共有データベース部7への更新権を
得ることができるものであり、アクセス権ファイルは、
分散して設置したデータベース部4,14の共有データ
部分の全体、及び変更部分のみの差分データを記録した
ものである。
【0017】つまり、データの入力処理を必要とする情
報処理装置は、まず、アクセス権ファイルを獲得し、一
方、アクセス権を開放した情報処理装置には、アクセス
権ファイルを旧アクセス権ファイルとして保存する。ア
クセス権ファイルを獲得した情報処理装置は、最初に自
分の持っている旧アクセス権ファイルと比較し、更新の
あったデータについて、自分の所有しているデータベー
スを更新し、その後、データの入力処理をすることがで
きる。そして、データの入力処理の内容は、アクセス権
ファイルにも反映される。
【0018】したがって、本実施例の分散情報処理装置
は、アクセス権ファイルを複数の情報処理装置間で交換
することによりデータの更新権の獲得、及び開放と、デ
ータの同一性保持の機能とを持つものである。以下、本
実施例の動作を図2に基づいて詳しく説明する。なお、
図2における処理は、パソコン11側から共有データベ
ース部7のデータを更新する場合のフローチャートであ
る。
【0019】まず、パソコン11の操作者により応用プ
ログラム処理部13が実行され、共有データベース部7
に対する更新入力操作がなされ、応用プログラム処理部
13から、現在、共用データベース部7の更新権を持っ
ているホスト1内の更新権制御部5に対してデータの更
新権の獲得要求通知がなされるとともに(ステップ
1)、パソコン11では、現在、パソコン11がデータ
の更新権を持っているか否かが判定される(ステップ
2)。
【0020】この場合、パソコン11は更新権を持って
いないので、ホスト1内の更新権制御部5からパソコン
11の更新権制御部15に対してデータの更新権が要求
され、更新権制御部15により要求に対する返答がなさ
れる(ステップ3)。ちなみに、ステップ3の処理はパ
ソコン11がアクセス権ファイルを受け取るまで行われ
る(ステップ4)。
【0021】次に、ホスト1の分散データベース管理機
構2は以後、共有データベース部7に対する更新権の譲
渡を許可しないモードとなり、更新権制御部5には自己
管理しているデータベース部14がアクセス権ファイル
の内容に従って更新され、アクセス権ファイル内の不要
な更新情報が削除される(ステップ5)。そして、分散
データベース管理機構5によって応用プログラム処理部
3に対してデータの更新入力を許可する通知が発行され
(ステップ6)、パソコン11によってデータの更新入
力が行われる(ステップ7)。
【0022】次に、応用プログラム処理部3によりデー
タベース部4の更新が行われると同時に、アクセス権フ
ァイルに更新情報が書き込まれ、応用プログラム処理部
13による処理が終了すると分散データベース管理機構
2に終了が通知され(ステップ8)、分散データベース
管理機構2では共用データベース部7に対する更新権の
譲渡許可状態となる。
【0023】このように本実施例では、共用データベー
ス部7の更新権の管理する分散データベース管理機構2
には、データの入力権の付与機能と、入力データの配付
機能とを持たせることにより、データベースの一貫性を
保つことができ、複数の情報処理装置に対するデータベ
ースの分散化とデータの入力とを容易に達成できる。し
たがって、情報処理の分散化を安価に、かつ、容易に行
うことができ、高度な情報の利用が実現できる。
【0024】なお、上記実施例の説明は、パーソナルコ
ンピュータ側からのアクセスを中心に記述しているが、
ホストコンピュータ側からの動作も同様であり、また、
ホストコンピュータに接続される情報処理端末は種類、
数共に任意である。
【0025】
【発明の効果】本発明では、更新権付与手段により複数
の情報処理手段中のいずれか1つの情報処理手段のみ共
用情報に対しての情報の更新を認め、この更新を認めた
情報処理手段により共用情報中の情報が更新された場
合、情報更新手段によって他の情報処理手段の情報格納
手段に対しても情報の更新を行う。
【0026】すなわち、共用情報に対しては常に1つの
情報処理手段からの入力しか受け付けず、データベース
の一貫性を保つことができる。また、既存の情報処理装
置に更新権付与手段と情報更新手段とを付加するだけの
構成であるため、情報処理の分散化が容易で、かつ、低
コストな分散情報処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における分散情報処理装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】本実施例における分散データベース管理機構の
動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ(情報処理手段) 2 分散データベース管理機構 3 応用プログラム処理部 4 データベース部(情報格納手段) 5 更新権制御部(更新権付与手段) 6 データ配付機能部(情報更新手段) 7 共有データベース部 11 パーソナルコンピュータ(情報処理手段) 12 分散データベース管理機構 13 応用プログラム処理部 14 データベース部(情報格納手段) 15 更新権制御部(更新権付与手段) 16 データ配付機能部(情報更新手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の情報伝送経路によって互いに接続さ
    れた複数の情報処理手段からなる分散情報処理装置であ
    って、 前記複数の情報処理手段は、該各情報処理手段において
    共用している共用情報を含む所定の情報を格納する情報
    格納手段と、 該情報格納手段に格納された該共用情報に対しての情報
    の更新権を該複数の情報処理手段中のいずれか1つの情
    報処理手段のみに付与する更新権付与手段と、 該更新権付与手段により更新権を獲得した情報処理手段
    により該共用情報中の情報を更新した場合、該情報処理
    手段以外の他の情報処理手段の情報格納手段に対しても
    情報の更新を行う情報更新手段と、 を備えることを特徴とする分散情報処理装置。
JP3333270A 1991-12-17 1991-12-17 分散情報処理装置 Withdrawn JPH05165693A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3333270A JPH05165693A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 分散情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3333270A JPH05165693A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 分散情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05165693A true JPH05165693A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18264222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3333270A Withdrawn JPH05165693A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 分散情報処理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05165693A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021535468A (ja) * 2018-08-29 2021-12-16 アリババ グループ ホウルディング リミテッド データ書き込みのための方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021535468A (ja) * 2018-08-29 2021-12-16 アリババ グループ ホウルディング リミテッド データ書き込みのための方法及び装置

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Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311