JPH0516484Y2 - - Google Patents

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JPH0516484Y2
JPH0516484Y2 JP15930186U JP15930186U JPH0516484Y2 JP H0516484 Y2 JPH0516484 Y2 JP H0516484Y2 JP 15930186 U JP15930186 U JP 15930186U JP 15930186 U JP15930186 U JP 15930186U JP H0516484 Y2 JPH0516484 Y2 JP H0516484Y2
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leg
slit
teeth
legs
midpoint
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 この考案は2点を結ぶ直線上の中点を定める中
点指示器に関する。
〓従来の技術〓 従来2点を結ぶ直線上の中点を得るためには2
点間にスケールを当てその長さを計測し、その1/
2に相当する位置を中点とするのが最も普通であ
り、その外2点をそれぞれ中心とする円弧を描き
円弧と円弧の交点を結ぶ直線と前記2点間を結ぶ
直線との交点を中点とするなど、種々の方法が用
いられて来た。
〓考案が解決しようとする問題点〓 前記従来のスケールによる方法において、1点
は目盛に正確に合致し得たとしても、他の1点が
目盛と目盛の間に位置したり、中点が目盛と目盛
の間に位置したような場合、目測にたよらざるを
得ず、誤差の原因となつて正確な中点を得難く、
又円弧を描く方法は、作図可能な平面上に2点が
存在する場合に限られるなどそれぞれ一長一短が
認められた。更に又複雑な凹凸面や曲面上の2点
間の中点を得るのに困難を感ずることが多かつ
た。
この考案は2点を結ぶ直線上の中点を正確に決
定することのできる中点指示器、特に凹凸や複雑
な曲面を2点間に有する場合にも、2点を結ぶ直
線上の中点を容易に得ることのできる中点指示器
を得ることを目的としてなされたものである。
〓問題点を解決するための手段〓 この考案の中点指示器は、一端で直交する横辺
と縦辺の夫々に沿つてスリツトを有し、かつ横辺
の長手方向に延びるスリツトの両辺に切欠溝を有
し、一方の切欠溝上に歯が刻まれている脚体と、
一端で直交する横辺と縦辺の夫々に沿つてスリツ
トを有し、かつ横辺の長手方向に延びるスリツト
の両辺に切欠溝を有し、前記脚体とは異つた他方
の切欠溝上に前記と同一形状の歯が刻まれている
脚体と、支点を形成する軸の嵌挿孔とその下に長
さ方向に延びるスリツトを有する脚とから成り、
前記2個の脚体は脚を軸として対称に然も脚体の
横辺のスリツトの切欠溝上に設けられた前記歯を
脚の嵌挿孔に嵌挿された軸に固定された歯車の歯
と噛合せ、且つ2個の脚体の縦辺のスリツトと脚
のスリツトとには共通の摺動子を嵌着して2個の
脚体と脚を一体に係合して成るものであつて、前
記軸のなす支点、脚体の横辺と縦辺とが直交する
直交点、及び摺動子から形成される2個の三角形
は、脚を軸とする対称の三角形であるから、前記
脚と脚体の縦辺とのなす挟角は共に相等しく、更
に脚の下端と各脚体の縦辺の下端及び摺動子から
形成される2個の三角形も脚を共通とし、摺動子
と脚体先端との間隔が相等しく、かつ脚と脚体の
縦辺とのなす挟角も相等しいことから脚を軸とす
る対称の三角形であり、従つて脚の下端と各脚体
の縦辺の下端との間隔は互いに相等しいこととな
り、容易に問題点を解決することができた。
〓作用〓 この考案の中点指示器は前記した構成からなる
ものであるから、支点の軸を回動して脚体の直交
点と支点の間隔を増減し、それに伴つて開閉する
脚体の縦辺下端を2点上に位置せしめると、脚の
下端は自動的に2点を結ぶ直線上の中点を指示
し、中点を容易に求めることができる。
〓実施例〓 第1図乃至第5図を参照してこの考案の中点指
示器の一実施例を説明する。
1aは一端で直交する腕杆の横辺2aと縦辺3
aに沿つてスリツト4a,5aを有しかつ縦辺3
aの下端に指針6aの取付部7aを形成した腕杆
からなる脚体、1bは一端で直交する腕杆の横辺
2bと縦辺3bに沿つてスリツト4b、5bを有
し、かつ縦辺3bの下端に指針6bの取付部7b
を形成した腕杆からなる脚体1aと全く同形の脚
体であつて第3図、第4図に示すように横辺2a
のスリツト4aには長手方向に延びるスリツトの
両辺に切欠溝8a,9aが、横辺2bのスリツト
4bには長手方向に延びるスリツトの両辺に切欠
溝8b,9bが設けられ、スリツト4aの上方の
切欠溝8aには歯10aが、スリツト4bの下方
の切欠溝9bには前記歯10aと同一の歯10b
が刻まれている。11は支点Pを形成する軸12
の嵌挿孔13とその下に長さ方向に延びるスリツ
ト14及び下端に指針15の取付部16を形成し
た脚である。
そして各指針6a,6b、及び15は第1図に
示すように、取付部7a,7b,16に螺着され
たネジ7c,7d,16aを締めつけることによ
り固定され、緩めることにより取付部7a,7
b,16から前後進自在とされている。
軸12上には特に第3図乃至第5図を参照して
横辺2aのスリツト4aに嵌合する周面が平滑な
ローラ部分17aと切欠溝8a,9a間を直径と
し上方の切欠溝8a上に刻まれた歯10aと噛合
う歯車部分17bとを備えた歯車17、及び横辺
2bのスリツト4bに嵌合する周面が平滑なロー
ラー部分18aと切欠溝8b,9b間を直径とし
下方の切欠溝9b上に刻まれた歯10bと噛合う
歯車部分18bを備え前記歯車17と全く同一形
状の歯車18が、ピン19a,19bにより軸着
され更に軸12の一端には該軸を回動するための
つまみ20が螺着されている。
21は脚体1a,1bの縦辺のスリツト5a,
5bと脚のスリツト14とに嵌着した共通の摺動
子である。
然してこの考案の中点指示器は2個の脚体1
a,1bを脚11を軸として左右対称に然も各脚
体1a,1bの横辺2a,2b上のスリツト4
a,4bの切欠溝8a,9bに設けられた歯10
a,10bと軸12に固定された歯車17,18
と噛合せ且つ脚体1a,1bの縦辺のスリツト5
a,5bと脚11のスリツト14とに共通の摺動
子21を嵌着して脚体と脚を一体に係合して組立
てられ、構成されている。
今、つまみ20を回動して軸12を回転する
と、軸12上の歯車17は歯10aと噛合い、又
歯車18は歯10bと噛合つており、然も歯車1
7と18、並びに歯10aと10bはそれぞれ歯
の形状及び歯数が同一であるから、脚体1a,1
bの横杆2a,2bは軸12の回転に伴つて等距
離移動し、それに伴つて脚体1aの指針6a、脚
体1bの指針6bはそれぞれ摺動子21を支点と
して脚11の指針15から等距離近付いたり離れ
たりする。
そのため平滑面の場合は勿論、例えば第6図に
示すように複雑な曲面を有する物品上のA点、B
点を結ぶ直線上の中点C点を求めようとする際
に、A点、B点上に脚体の指針6a,6bを合致
せしめると指針6aと指針15、及び指針6bと
指針15の間隔が等しいから、脚の指針15が示
す点が中点即ちC点ということになり、指針15
の取付部16に螺着されたネジ16aを緩め、指
針15を前後進してC点に刻印することができ、
これにより容易に2点間の中点を得ることができ
る。
又、摺動子は第2図に示すような1個の鋲形態
のもので差支えないが、例えば第7図にその概略
を示すように、正三角形板30の各頂点に回転輪
31a,31b,31cを有し、然も前記正三角
形板30はその中心を通る軸32上に回動自在
に、かつ互いに並行状態に隣接して3個とりつけ
た摺動子とし、該回転輪を有する正三角形板のそ
れぞれを脚体1a,1bの縦辺のスリツト5a,
5b、及び脚11のスリツト14に1個づつ嵌挿
したときは、脚体1a,1bの開閉により生ずる
角度の変化に応じて、軸32上の各正三角形板及
び各正三角形板の頂点に位置する回転輪は自由に
回動しながらスリツト内を摺動し、脚体の開閉を
よりスムーズに行うことができる。
〓考案の効果〓 この考案の中点指示器は上記の構成より成るも
のであるから、例えば文書、冊子類をフアイルす
る際にその一辺の中点を求めパンチによる穿孔位
置を定める場合の外、表面に凹凸のある例えば棒
体のような物品上の2点を結ぶ直線上の中点を求
めて棒体を二分割するような場合、更には対角線
の中点、図面上の2点を結ぶ直線上の中点、円の
中心、その他特定の2点間の中点を求める必要が
生じた場合など極めて広範囲に利用することがで
き、支点Pのつまみを回動して脚体1a,1bの
指針6a,6bを2点に合致せしめるといつた簡
単な操作により誰にでも容易に該2点間の中点を
求めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の中点指示器を示す正面図、
第2図は同上部分断面左側面図、第3図は支点部
分の一部欠切拡大正面図、第4図は第3図−
線断面図、第5図は歯車の斜視図、第6図はこの
考案の中点指示器の使用状態を示す正面図、第7
図は摺動子の他の実施例を示す概略正面図であ
る。 1a,1b……脚体、2a,2b……横辺、3
a,3b……縦辺、4a,4b,5a,5b,1
4……スリツト、6a,6b,15……指針、8
a,8b,9a,9b……切欠溝、10a,10
b……歯、11……脚、P……支点、12,32
……軸、17,18……歯車、21……摺動子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端で直交する横辺と縦辺の夫々に沿つてスリ
    ツトを有し、かつ横辺の長手方向に延びるスリツ
    トの両辺に切欠溝を有し、一方の切欠溝上に歯が
    刻まれている脚体と、一端で直交する横辺と縦辺
    の夫々に沿つてスリツトを有し、かつ横辺の長手
    方向に延びるスリツトの両辺に切欠溝を有し、前
    記脚体とは異つた他方の切欠溝上に、前記歯と同
    一形状の歯が刻まれている脚体と、支点を形成す
    る軸の嵌挿孔とその下に長さ方向に延びるスリツ
    トを有する脚とからなり、前記2個の脚体は脚を
    軸として対称に、然も脚体の横辺のスリツトの切
    欠溝上に設けられた前記歯を、脚の嵌挿孔に嵌挿
    された軸に固定された歯車の歯と噛合せ、且つ2
    個の脚体の縦辺のスリツトと脚のスリツトとには
    共通の摺動子を嵌着して2個の脚体と脚を一体に
    係合した中点指示器。
JP15930186U 1986-10-17 1986-10-17 Expired - Lifetime JPH0516484Y2 (ja)

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JP15930186U JPH0516484Y2 (ja) 1986-10-17 1986-10-17

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JPS6363703U JPS6363703U (ja) 1988-04-27
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