JPH05164570A - 飛翔体軌跡表示装置 - Google Patents
飛翔体軌跡表示装置Info
- Publication number
- JPH05164570A JPH05164570A JP33495391A JP33495391A JPH05164570A JP H05164570 A JPH05164570 A JP H05164570A JP 33495391 A JP33495391 A JP 33495391A JP 33495391 A JP33495391 A JP 33495391A JP H05164570 A JPH05164570 A JP H05164570A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 飛翔体軌跡表示に用いられる飛翔体の航法装
置の位置データに含まれるビット誤りによって軌跡表示
が正常に視認できなくなることを防ぐ。 【構成】 許容誤差設定部1は、位置データと予測位置
データ間に許容される誤差ΔX,ΔYを設定する。位置
データ入力部2は、位置データXi ,Yi を入力する。
予測位置データ計算部3は、直前位置データから予測位
置データPX,PYを計算する。許容範囲チェック部4
は、位置データXi ,Yi が予測位置データPX,PY
から許容誤差ΔX,ΔYの範囲内か否かをチェックし、
これに基づき、軌跡表示部5は、軌跡を表示するか否か
を選択する。直前データは、直前位置データ記憶部7に
格納され、直前位置データ更新部6によって格納され
る。
置の位置データに含まれるビット誤りによって軌跡表示
が正常に視認できなくなることを防ぐ。 【構成】 許容誤差設定部1は、位置データと予測位置
データ間に許容される誤差ΔX,ΔYを設定する。位置
データ入力部2は、位置データXi ,Yi を入力する。
予測位置データ計算部3は、直前位置データから予測位
置データPX,PYを計算する。許容範囲チェック部4
は、位置データXi ,Yi が予測位置データPX,PY
から許容誤差ΔX,ΔYの範囲内か否かをチェックし、
これに基づき、軌跡表示部5は、軌跡を表示するか否か
を選択する。直前データは、直前位置データ記憶部7に
格納され、直前位置データ更新部6によって格納され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔計測装置に関し、
特に航空機、ミサイル等の飛翔体の飛行性能評価のた
め、これら飛翔体に配備した航法装置からの位置データ
をテレメータ回線を介して受信し、この受信出力にもと
づいて飛翔体の飛翔軌跡を表示出力する遠隔計測装置の
飛翔体軌跡表示方式に関する。
特に航空機、ミサイル等の飛翔体の飛行性能評価のた
め、これら飛翔体に配備した航法装置からの位置データ
をテレメータ回線を介して受信し、この受信出力にもと
づいて飛翔体の飛翔軌跡を表示出力する遠隔計測装置の
飛翔体軌跡表示方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遠隔計測装置は、高温、
高圧、危険等のため容易に人が近付けない場所、回転物
体、飛行物体、移動物体等のため有線でデータ通信がで
きない場所、空間、重量等の制約のためデータ記憶装置
が配置できない場所等において、加速時計、高度計、慣
性航法装置(INS)等の航法装置を含む各種センサか
らのデータを一定間隔ごとにサンプリングし、無線通信
にて遠隔地へ送信することにより、遠隔計測を可能にす
る。
高圧、危険等のため容易に人が近付けない場所、回転物
体、飛行物体、移動物体等のため有線でデータ通信がで
きない場所、空間、重量等の制約のためデータ記憶装置
が配置できない場所等において、加速時計、高度計、慣
性航法装置(INS)等の航法装置を含む各種センサか
らのデータを一定間隔ごとにサンプリングし、無線通信
にて遠隔地へ送信することにより、遠隔計測を可能にす
る。
【0003】通常は遠隔計測装置では複数の種類の計測
データをまとめて送信する。一般的に計測データは、1
つ以上のフレームから成り、フレームは1つ以上のワー
ドから成り、ワードは1つ以上のビットから成る。1つ
のフレームの中には、各種センサからの計測データの他
に同期用の同期ワードとフレーム識別用としてカウント
アップデータのフレームIDが含まれる。
データをまとめて送信する。一般的に計測データは、1
つ以上のフレームから成り、フレームは1つ以上のワー
ドから成り、ワードは1つ以上のビットから成る。1つ
のフレームの中には、各種センサからの計測データの他
に同期用の同期ワードとフレーム識別用としてカウント
アップデータのフレームIDが含まれる。
【0004】遠隔計測装置に限らず無線を利用するシス
テムにおいては、データの誤りが生ずる。デジタル方式
の無線通信を利用した遠隔計測装置におけるデータ誤り
は、1ビット以上のビットが抜け落ちるビット落ちと、
1ビット以上のビットが入り込むビット入り込みと、1
ビット以上のビットのON/OFFが逆転するビット化
けに分類しうる。
テムにおいては、データの誤りが生ずる。デジタル方式
の無線通信を利用した遠隔計測装置におけるデータ誤り
は、1ビット以上のビットが抜け落ちるビット落ちと、
1ビット以上のビットが入り込むビット入り込みと、1
ビット以上のビットのON/OFFが逆転するビット化
けに分類しうる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の遠隔計測装置においては、計測データに誤りが混入
しても、それが本来のデータが変化したものなのか、テ
レメータ回線を介した際の無線通信に起因するデータ誤
りなのかの判別はできなかった。一般の計測データにお
いては、こうしたデータ誤りは重大な障害とはならない
場合が多いが、飛翔体の飛翔軌跡の表示出力において
は、飛翔中の位置データをもとに同一の軌跡表示図上に
上書きしてゆくことになるため、誤りデータが混入して
いると、本来の軌跡が視認できなくなる恐れが充分にあ
った。しかし、位置データそのものは、かなり広い変化
範囲を有するため、単純な上限・下限チェックでは、誤
り排除率が低くなり、また、直前の値からの固定的変化
範囲のチェックでは、飛翔体の速度や進行方向の変化に
対して弱いという欠点があった。
来の遠隔計測装置においては、計測データに誤りが混入
しても、それが本来のデータが変化したものなのか、テ
レメータ回線を介した際の無線通信に起因するデータ誤
りなのかの判別はできなかった。一般の計測データにお
いては、こうしたデータ誤りは重大な障害とはならない
場合が多いが、飛翔体の飛翔軌跡の表示出力において
は、飛翔中の位置データをもとに同一の軌跡表示図上に
上書きしてゆくことになるため、誤りデータが混入して
いると、本来の軌跡が視認できなくなる恐れが充分にあ
った。しかし、位置データそのものは、かなり広い変化
範囲を有するため、単純な上限・下限チェックでは、誤
り排除率が低くなり、また、直前の値からの固定的変化
範囲のチェックでは、飛翔体の速度や進行方向の変化に
対して弱いという欠点があった。
【0006】そこで、本発明の技術的課題は、上述した
欠点に鑑み、飛翔体の飛翔軌跡の表示に用いる位置デー
タから、効率的に誤りデータを排除する飛翔体軌跡表示
装置を提供することである。
欠点に鑑み、飛翔体の飛翔軌跡の表示に用いる位置デー
タから、効率的に誤りデータを排除する飛翔体軌跡表示
装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、飛翔体
の位置データにもとづいて前記飛翔体の飛翔軌跡を表示
飛翔体軌跡表示装置において、前記飛翔体の位置データ
の値が、直前の2つ以上の位置データを用いて予測計算
した許容範囲に入るか否かにもとづいて、前記飛翔体の
軌跡の表示出力の有無を選択する手段を設けたことを特
徴とする飛翔体軌跡表示装置が得られる。
の位置データにもとづいて前記飛翔体の飛翔軌跡を表示
飛翔体軌跡表示装置において、前記飛翔体の位置データ
の値が、直前の2つ以上の位置データを用いて予測計算
した許容範囲に入るか否かにもとづいて、前記飛翔体の
軌跡の表示出力の有無を選択する手段を設けたことを特
徴とする飛翔体軌跡表示装置が得られる。
【0008】また、本発明によれば、飛翔体の位置デー
タXi ,Yi と予測位置データPX、PYとの間に許容
される誤差ΔX,ΔYを設定する許容誤差設定部と、テ
レメータ回線を介して飛翔体から時刻iの位置データを
Xi ,Yi を入力する位置データ入力部と、時刻i−1
及びi−2の位置データである直前位置データXi-1 ,
Yi-1 ,Xi-2 ,Yi-2 をもとに予測位置データPX,
PYを計算する予測位置データ計算部と、予測位置デー
タPX,PYと位置データXi ,Yi と許容誤差ΔX,
ΔYとを用いて許容範囲チェックを行う許容範囲チェッ
ク部と、該許容範囲チェック部で設定した表示フラグに
もとづき軌跡表示の有無を選択し前記飛翔体の軌跡を表
示出力する軌跡表示部と、時刻iの位置データXi ,Y
i と直前位置データXi-1 ,Yi-1 とから直前位置デー
タXi-1 ,Yi-1 ,Xi-2 ,Yi-2 を更新する直前位置
データ更新部と、直前位置データXi-1 ,Yi-1 ,X
i-2 ,Yi-2 を記憶する直前位置データの記憶部とを有
することを特徴とする飛翔体軌跡表示装置が得られる。
タXi ,Yi と予測位置データPX、PYとの間に許容
される誤差ΔX,ΔYを設定する許容誤差設定部と、テ
レメータ回線を介して飛翔体から時刻iの位置データを
Xi ,Yi を入力する位置データ入力部と、時刻i−1
及びi−2の位置データである直前位置データXi-1 ,
Yi-1 ,Xi-2 ,Yi-2 をもとに予測位置データPX,
PYを計算する予測位置データ計算部と、予測位置デー
タPX,PYと位置データXi ,Yi と許容誤差ΔX,
ΔYとを用いて許容範囲チェックを行う許容範囲チェッ
ク部と、該許容範囲チェック部で設定した表示フラグに
もとづき軌跡表示の有無を選択し前記飛翔体の軌跡を表
示出力する軌跡表示部と、時刻iの位置データXi ,Y
i と直前位置データXi-1 ,Yi-1 とから直前位置デー
タXi-1 ,Yi-1 ,Xi-2 ,Yi-2 を更新する直前位置
データ更新部と、直前位置データXi-1 ,Yi-1 ,X
i-2 ,Yi-2 を記憶する直前位置データの記憶部とを有
することを特徴とする飛翔体軌跡表示装置が得られる。
【0009】即ち、本発明の方式は、航空機、ミサイル
等の飛翔体の飛行性能評価のため、これら飛翔体に配備
した加速時計、高度計、慣性航法装置(INS)等の航
法装置からの位置データをテレメータ回線を介して受信
し、この受信出力にもとづいて前記飛翔体の飛翔軌跡を
表示出力する遠隔計測装置において、前記飛翔体の位置
データの値が、直前の2つ以上の位置データを用いて予
測計算した許容範囲に入るか否かの確認にもとづいて前
記飛翔体の軌跡の表示出力の有無を選択する手段を備え
て構成される。
等の飛翔体の飛行性能評価のため、これら飛翔体に配備
した加速時計、高度計、慣性航法装置(INS)等の航
法装置からの位置データをテレメータ回線を介して受信
し、この受信出力にもとづいて前記飛翔体の飛翔軌跡を
表示出力する遠隔計測装置において、前記飛翔体の位置
データの値が、直前の2つ以上の位置データを用いて予
測計算した許容範囲に入るか否かの確認にもとづいて前
記飛翔体の軌跡の表示出力の有無を選択する手段を備え
て構成される。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【0012】図1に示すとおり、飛翔体の位置データX
i ,Yiと予測位置データPX、PYの間に許容される
誤差ΔX,ΔYを設定する許容誤差設定部1と、テレメ
ータ回線を介して飛翔体から時刻iの位置データを
Xi ,Yi を入力する位置データ入力部2と、直前位置
データ記憶部7に格納される時刻i−1及びi−2の位
置データである直前位置データXi-1 ,Yi-1 ,
Xi-2 ,Yi-2 をもとに予測位置データPX,PYを計
算する予測位置データ計算部3と、予測位置データP
X,PYと位置データXi ,Yi と許容誤差ΔX,ΔY
とを用いて許容範囲チェックを行う許容範囲チェック部
4と、該許容範囲チェック部4で設定した表示フラグに
もとづき軌跡表示の有無を選択する機能を有しつつ飛翔
体の軌跡を表示出力する軌跡表示部5と、時刻iの位置
データXi ,Yi と直前位置データXi-1 ,Yi-1 とか
ら直前位置データXi-1 ,Yi-1,Xi-2 ,Yi-2 を更
新する直前位置データ更新部6と、直前位置データX
i-1 ,Yi-1 ,Xi-2 ,Yi-2 を記憶する直前位置デー
タの記憶部7とを備えて成る。
i ,Yiと予測位置データPX、PYの間に許容される
誤差ΔX,ΔYを設定する許容誤差設定部1と、テレメ
ータ回線を介して飛翔体から時刻iの位置データを
Xi ,Yi を入力する位置データ入力部2と、直前位置
データ記憶部7に格納される時刻i−1及びi−2の位
置データである直前位置データXi-1 ,Yi-1 ,
Xi-2 ,Yi-2 をもとに予測位置データPX,PYを計
算する予測位置データ計算部3と、予測位置データP
X,PYと位置データXi ,Yi と許容誤差ΔX,ΔY
とを用いて許容範囲チェックを行う許容範囲チェック部
4と、該許容範囲チェック部4で設定した表示フラグに
もとづき軌跡表示の有無を選択する機能を有しつつ飛翔
体の軌跡を表示出力する軌跡表示部5と、時刻iの位置
データXi ,Yi と直前位置データXi-1 ,Yi-1 とか
ら直前位置データXi-1 ,Yi-1,Xi-2 ,Yi-2 を更
新する直前位置データ更新部6と、直前位置データX
i-1 ,Yi-1 ,Xi-2 ,Yi-2 を記憶する直前位置デー
タの記憶部7とを備えて成る。
【0013】次に、本実施例の動作について、図2のフ
ローチャートを参照しつつ説明する。
ローチャートを参照しつつ説明する。
【0014】許容誤差設定部1は、飛翔体の位置データ
Xi ,Yi と予測位置データPX,PYの間に許容され
る誤差ΔX,ΔYを設定する。この設定値は、飛翔体の
最大速度、最大加速度、最大減速度、予測計算時間間
隔、位置データ計測精度、ビット誤り率、および過去の
実績等にもとづいて値を決定する。これを図2のステッ
プ101に示す。
Xi ,Yi と予測位置データPX,PYの間に許容され
る誤差ΔX,ΔYを設定する。この設定値は、飛翔体の
最大速度、最大加速度、最大減速度、予測計算時間間
隔、位置データ計測精度、ビット誤り率、および過去の
実績等にもとづいて値を決定する。これを図2のステッ
プ101に示す。
【0015】位置データ入力部2は、テレメータ回線を
介して飛翔体から時刻iの位置データXi ,Yi を入力
する。これをステップ102に示す。
介して飛翔体から時刻iの位置データXi ,Yi を入力
する。これをステップ102に示す。
【0016】予測位置データ計算部3は、直前位置デー
タ記憶部7に保持されている時刻i−1及びi−2の位
置データである直前位置データXi-1 ,Yi-1 ,
Xi-2 ,Yi-2 から、予測位置データPX,PYを計算
する。これをステップ103に示す。
タ記憶部7に保持されている時刻i−1及びi−2の位
置データである直前位置データXi-1 ,Yi-1 ,
Xi-2 ,Yi-2 から、予測位置データPX,PYを計算
する。これをステップ103に示す。
【0017】許容範囲チェック部4は、予測位置データ
PX,PY、位置データXi ,Yi 、許容誤差ΔX,Δ
Yを用いて、位置データXi ,Yi が許容範囲に入って
いるか否かを判定し、許容範囲内であれば表示フラグを
立てる。これをステップ104に示す。
PX,PY、位置データXi ,Yi 、許容誤差ΔX,Δ
Yを用いて、位置データXi ,Yi が許容範囲に入って
いるか否かを判定し、許容範囲内であれば表示フラグを
立てる。これをステップ104に示す。
【0018】軌跡表示部5は、表示フラグが立っている
か否かをテストし、立っていた場所だけ、それ以前に表
示されてる軌跡に新たに位置データXi ,Yi にもとづ
く軌跡を追加する。表示フラグが立っていない場合は、
Xi ,Yi には誤りが含まれていると考え、表示されて
いる軌跡はそのまま表示させておく。これをステップ1
05及び106に示す。
か否かをテストし、立っていた場所だけ、それ以前に表
示されてる軌跡に新たに位置データXi ,Yi にもとづ
く軌跡を追加する。表示フラグが立っていない場合は、
Xi ,Yi には誤りが含まれていると考え、表示されて
いる軌跡はそのまま表示させておく。これをステップ1
05及び106に示す。
【0019】直前位置データ更新部6は、次回の予測位
置計算に備えて、直前位置データXi-1 ,Yi-1 ,X
i-2 ,Yi-2 の更新を行う。これをステップ107に示
す。
置計算に備えて、直前位置データXi-1 ,Yi-1 ,X
i-2 ,Yi-2 の更新を行う。これをステップ107に示
す。
【0020】ステップ102から107に至る処理は、
終了割込みが発生するまで、繰り返されて、終了割込み
により終了する。これをステップ108に示す。
終了割込みが発生するまで、繰り返されて、終了割込み
により終了する。これをステップ108に示す。
【0021】このようにして、直前の位置データを用い
て誤りを含む位置データを見つけ出し、これを軌跡表示
に用いないことによって、軌跡表示出力から誤りデータ
をかなりの割合で排除することができる。例えば、位置
データのX,Yがそれぞれ10ビットずつであり、ビッ
トに発生する誤り率が均等で、X,Yそれぞれ2ビット
以内の許容誤差を設定した場合の誤り排除率は、 (10ビット−2ビット)/10ビット×100=80
% となる。
て誤りを含む位置データを見つけ出し、これを軌跡表示
に用いないことによって、軌跡表示出力から誤りデータ
をかなりの割合で排除することができる。例えば、位置
データのX,Yがそれぞれ10ビットずつであり、ビッ
トに発生する誤り率が均等で、X,Yそれぞれ2ビット
以内の許容誤差を設定した場合の誤り排除率は、 (10ビット−2ビット)/10ビット×100=80
% となる。
【0022】なお、本実施例では、軌跡をX−Y平面上
としているが、どちらかを鉛直方向のZと交換し、X−
Z平面上またはY−Z平面上の軌跡としても同様である
こと、また、XYZ空間上の軌跡としても同様であるこ
とは明らかである。
としているが、どちらかを鉛直方向のZと交換し、X−
Z平面上またはY−Z平面上の軌跡としても同様である
こと、また、XYZ空間上の軌跡としても同様であるこ
とは明らかである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、航空機、
ミサイル等の飛翔体の位置データにもとづく飛翔軌跡を
表示出力する遠隔計測装置において、直前の位置データ
を用いて予測した位置データと実際に得られた位置デー
タをチェックすることにより、誤りを含む位置データを
効率よく発見し排除することができる効果がある。
ミサイル等の飛翔体の位置データにもとづく飛翔軌跡を
表示出力する遠隔計測装置において、直前の位置データ
を用いて予測した位置データと実際に得られた位置デー
タをチェックすることにより、誤りを含む位置データを
効率よく発見し排除することができる効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作内容を示すフローチャート
である。
である。
【図3】直前位置データと予測位置データの関係を示す
グラフである。
グラフである。
1 許容誤差設定部 2 位置データ入力部 3 予測位置データ計算部 4 許容範囲チェック部 5 軌跡表示部 6 直前位置データ更新部 7 直前位置データ記憶部
Claims (2)
- 【請求項1】 飛翔体の位置データにもとづいて前記飛
翔体の飛翔軌跡を表示飛翔体軌跡表示装置において、 前記飛翔体の位置データの値が、直前の2つ以上の位置
データを用いて予測計算した許容範囲に入るか否かにも
とづいて、前記飛翔体の軌跡の表示出力の有無を選択す
る手段を設けたことを特徴とする飛翔体軌跡表示装置。 - 【請求項2】 飛翔体の位置データXi ,Yi と予測位
置データPX、PYとの間に許容される誤差ΔX,ΔY
を設定する許容誤差設定部と、 テレメータ回線を介して飛翔体から時刻iの位置データ
をXi ,Yi を入力する位置データ入力部と、 時刻i−1及びi−2の位置データである直前位置デー
タXi-1 ,Yi-1 ,Xi-2 ,Yi-2 をもとに予測位置デ
ータPX,PYを計算する予測位置データ計算部と、 予測位置データPX,PYと位置データXi ,Yi と許
容誤差ΔX,ΔYとを用いて許容範囲チェックを行う許
容範囲チェック部と、 該許容範囲チェック部で設定した表示フラグにもとづき
軌跡表示の有無を選択し前記飛翔体の軌跡を表示出力す
る軌跡表示部と、時刻iの位置データXi ,Yi と直前
位置データXi-1 ,Yi-1 とから直前位置データ
Xi-1 ,Yi-1 ,Xi-2 ,Yi-2 を更新する直前位置デ
ータ更新部と、 直前位置データXi-1 ,Yi-1 ,Xi-2 ,Yi-2 を記憶
する直前位置データの記憶部とを有することを特徴とす
る飛翔体軌跡表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33495391A JP2735085B2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 飛翔体軌跡表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33495391A JP2735085B2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 飛翔体軌跡表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05164570A true JPH05164570A (ja) | 1993-06-29 |
JP2735085B2 JP2735085B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=18283085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33495391A Expired - Lifetime JP2735085B2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 飛翔体軌跡表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2735085B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008180674A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-07 | Shimizu Corp | 測量システム |
JP2018063122A (ja) * | 2016-10-11 | 2018-04-19 | 日産自動車株式会社 | 経路選択方法及び経路選択装置 |
-
1991
- 1991-12-18 JP JP33495391A patent/JP2735085B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008180674A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-07 | Shimizu Corp | 測量システム |
JP2018063122A (ja) * | 2016-10-11 | 2018-04-19 | 日産自動車株式会社 | 経路選択方法及び経路選択装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2735085B2 (ja) | 1998-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971203 |