JPH05163983A - 燃料供給系の故障診断装置 - Google Patents

燃料供給系の故障診断装置

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JPH05163983A
JPH05163983A JP33189591A JP33189591A JPH05163983A JP H05163983 A JPH05163983 A JP H05163983A JP 33189591 A JP33189591 A JP 33189591A JP 33189591 A JP33189591 A JP 33189591A JP H05163983 A JPH05163983 A JP H05163983A
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JP
Japan
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fuel
value
air
supply
fuel ratio
Prior art date
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Application number
JP33189591A
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English (en)
Inventor
Hironori Okamizu
宏則 岡水
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 故障診断完了後に空燃比が変動するのを阻止
する。 【構成】 チャコールキャニスタ19を電磁開閉弁26
を介して吸気ダクト12に連結する。燃料噴射時間を基
本燃料噴射時間・(フィードバック補正係数+学習値)
の形で算出する。学習値はフィードバック補正係数を1.
0に維持するように変化する。(フィードバック補正係
数+学習値)が限界値を越えて小さくなったときには電
磁開閉弁26を閉弁して蒸発燃料の供給を停止し、その
ときの学習値を記憶すると共に学習値を基準値に戻す。
その後再び(フィードバック補正係数+学習値)が小さ
くなったときは燃料供給系に異常が生じていると判断す
る。蒸発燃料の供給を停止してから一定時間経過した後
に電磁開閉弁26を開弁して蒸発燃料の供給を開始し、
同時に学習値を記憶した学習値に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料供給系の故障診断装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】機関吸気通路内に燃料を供給するための
気化器と、機関吸気通路内に蒸発燃料をパージするため
の蒸発燃料パージ装置とを具えた内燃機関において、空
燃比を目標空燃比、例えば理論空燃比に維持するために
気化器の燃料通路内に供給される空気量を制御するため
のエアブリード制御弁を具備し、機関排気通路内に空燃
比センサ、例えば理論空燃比において出力電圧がステッ
プ状に変化するO2 センサを配置し、O2 センサの出力
信号に基いてエアブリード制御弁に印加すべき電圧をフ
ィードバック制御するようにした内燃機関が公知である
(特開昭63−29050号公報参照)。
【0003】この内燃機関では空燃比が理論空燃比より
も大きくなると、即ちリーンになるとエアブリード制御
弁に印加される電圧値、即ちフィードバック補正値が徐
々に減少せしめられ、その結果エアブリード量が徐々に
減少せしめられるために空燃比が小さくなる。一方、空
燃比が理論空燃比よりも小さくなると、即ちリッチにな
るとエアブリード制御弁に印加される電圧値、即ちフィ
ードバック補正値が徐々に増大せしめられ、その結果エ
アブリード量が徐々に増大せしめられるために空燃比が
大きくなる。このようにしてこの内燃機関では空燃比が
理論空燃比に維持され、このときエアブリード制御弁に
印加される電圧値、即ちフィードバック補正値はほぼ一
定値、即ちほぼ基準値に維持されている。
【0004】ところで燃料供給系が故障し、燃料供給量
が増大したとすると空燃比を理論空燃比に維持すべくエ
アブリード制御弁に印加される電圧値、即ちフィードバ
ック補正値が増大せしめられる。従ってフィードバック
補正値が予め定められた上限値を越えたということで燃
料供給系の故障により燃料供給量が増大したことを検出
できることになる。ところが燃料供給系が故障をしてい
なくても多量の蒸発燃料が機関吸気通路内に供給された
場合には空燃比がリッチとなるためにフィードバック補
正値が増大せしめられ、フィードバック補正値が予め定
められた上限値を越えてしまう。従ってフィードバック
補正値が予め定められた上限値を越えたから燃料供給系
が故障をしていると判断すると誤判断することになる。
【0005】そこで上述の内燃機関ではこのような誤判
断を防止するためにフィードバック補正値が予め定めら
れた上限値を越えたときには蒸発燃料の供給を停止する
と共にフィードバック補正値を基準値に戻し、次いでフ
ィードバック補正値が再び予め定められた上限値を越え
たときには燃料供給系が故障をしていると判断するよう
にしている。
【0006】即ち、燃料供給系が故障しておらず、しか
も蒸発燃料が供給されていないときにはフィードバック
補正値は基準値前後に維持されるはずである。従って燃
料供給系が故障していないときに上述の如く蒸発燃料の
供給を停止すると共にフィードバック補正値を基準値に
戻すとフィードバック補正値はその後基準値前後に維持
され、予め定められた上限値を越えることはあり得な
い。これに対して燃料供給系が故障しているときには蒸
発燃料の供給を停止してフィードバック補正値を基準値
に戻したとしてもフィードバック補正値は徐々に増大し
て再び予め定められた上限値を越えてしまう。従って蒸
発燃料の供給を停止してフィードバック補正値を基準値
に戻した後のフィードバック補正値の挙動から燃料供給
系が故障したか否かを正確に判断できることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述の内燃機
関では蒸発燃料の供給を停止した後、蒸発燃料の供給を
再開することについては何ら言及していない。しかしな
がら蒸発燃料の供給を停止しておくとチャコールキャニ
スタによる蒸発燃料の吸着量が飽和して蒸発燃料が大気
に放出されることになるので蒸発燃料の供給を停止した
後、比較的短時間のうちに蒸発燃料の供給を再開させな
ければならない。ところが上述の内燃機関において燃料
供給系が故障を生じていない場合に蒸発燃料の供給を再
開させると若干問題を生じる。
【0008】即ち、多量の蒸発燃料が供給されてフィー
ドバック補正値が予め定められた上限値を越えたときに
蒸発燃料の供給を停止してフィードバック補正値を基準
値に戻すとフィードバック補正値は前述したように基準
値前後に維持される。次いで蒸発燃料の供給が再開され
ると再び多量の蒸発燃料が供給されるためにフィードバ
ック補正値は上限値に向けて増大しはじめる。しかしな
がらフィードバック補正値は徐々にしか増大できないた
めにフィードバック補正値が空燃比が目標空燃比となる
値に達するまでにかなり時間を要し、この間空燃比がリ
ッチとなり続ける。このように上述の内燃機関において
蒸発燃料の供給を再開させるとかなりの時間に亘って空
燃比がかなりリッチとなり、斯くして長時間に亘って多
量の未燃HC,COが排出され続けるという問題を生ず
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明によれば図1の発明の構成図に示されるよう
に、機関吸気通路内への蒸発燃料の供給を制御する蒸発
燃料供給制御手段Aと、機関排気通路内に設けられた空
燃比センサ17の出力信号に基いて変化する空燃比フィ
ードバック補正値とこの空燃比フィードバック補正値が
基準値を中心として変動するように変化する学習値とに
より空燃比が目標空燃比となるように燃料供給量を制御
する燃料供給量制御手段Bと、空燃比フィードバック補
正値と学習値から求まる空燃比の補正値が予め定められ
た供給燃料減少側の第1の限界値を越えたときには蒸発
燃料の供給を停止しかつそのときの学習値を記憶させる
と共に学習値を基準値に戻す第1の制御手段Cと、蒸発
燃料の供給停止後予め定められた時間内に上述の空燃比
の補正値が予め定められた供給燃料減少側の第2の限界
値を越えたときには燃料供給系に異常が生じていると判
断する異常判断手段Dと、蒸発燃料の供給停止後上述の
予め定められた時間が経過したときに燃料蒸気の供給を
再開させると共に学習値を上述の記憶された学習値に戻
すようにした第2の制御手段Eとを具備している。
【0010】
【作用】空燃比の補正値が第1の限界値を越えたときに
蒸発燃料の供給を停止して学習値を基準値に戻すと燃料
供給系が故障を生じている場合には再び空燃比の補正値
が大きくなり、これに対して燃料供給系が故障を生じて
いない場合には空燃比の補正値はさほど変化しない。従
って空燃比の補正値が第2の限界値を越えたときに燃料
供給系に異常が生じていると判断される。一方、燃料蒸
気の供給が再開されたときに学習値を燃料蒸気供給停止
時に記憶された学習値に戻すと燃料供給系が故障してい
ないときにはフィードバック補正値は燃料蒸気供給停止
時のフィードバック補正値とほぼ等しくなる。従って燃
料蒸気の供給が再開された直後にフィードバック補正は
さほど変動せず、斯くして空燃比も目標空燃比に対して
ほとんどずれなくなる。
【0011】
【実施例】図2を参照すると、1はシリンダブロック、
2はピストン、3はシリンダヘッド、4は燃焼室、5は
吸気弁、6は吸気ポート、7は排気弁、8は排気ポート
を夫々示す。各吸気ポート6は夫々対応する吸気枝管9
を介して共通のサージタンク10に連結され、各吸気枝
管9内には電子制御ユニット30の出力信号により制御
される燃料噴射弁11が配置される。サージタンク10
は吸気ダクト12およびエアフローメータ13を介して
エアクリーナ14に連結され、吸気ダクト12内にはス
ロットル弁15が配置される。一方、各排気ポート8は
排気マニホルド16に連結され、排気マニホルド16内
には空燃比センサ、例えばO2 センサ17が配置され
る。
【0012】図2に示されるように内燃機関は蒸発燃料
パージ装置18を具備しており、図2に示される実施例
ではこの蒸発燃料パージ装置18はチャコールキャニス
タ19を具備している。このチャコールキャニスタ19
は活性炭層20と、蒸発燃料室21と、大気室22とを
具備し、蒸発燃料室21は一方では逆止弁23を介して
燃料タンク24に連結され、他方では逆止弁25および
電磁開閉弁26を介して負圧ポート27に連結される。
この負圧ポート27は図2に示すようにスロットル弁1
5がアイドリング位置にあるときにはスロットル弁15
上流の吸気ダクト12内に開口し、スロットル弁15が
開弁するとスロットル弁15下流の吸気ダクト12内に
開口する。
【0013】燃料タンク24内で発生した蒸発燃料は逆
止弁23を介して蒸発燃料室21内に送り込まれ、次い
でこの蒸発燃料は活性炭層20内の活性炭に吸着され
る。一方、電磁開閉弁26は通常開弁しており、従って
スロットル弁15が開弁して負圧ポート27に負圧が加
わると大気室32内の大気が活性炭層20内に送り込ま
れる。このとき活性炭層20内の活性炭に吸着されてい
た蒸発燃料が活性炭から脱離され、この脱離した蒸発燃
料が逆止弁25および電磁開閉弁26を介して負圧ポー
ト27から吸気ダクト12内に供給される。次いでこの
蒸発燃料は燃焼室4内に送り込まれて燃焼室4内におい
て燃焼せしめられる。
【0014】電子制御ユニット30は双方向性バス37
によって相互に接続されたROM(リードオンリメモ
リ)31、RAM(ランダムアクセスメモリ)32、C
PU(マイクロプロセッサ)33、常時電源に接続され
ているバックアップRAM34、入力ポート35および
出力ポート36を具備する。エアフローメータ13は吸
入空気量に比例した出力電圧を発生し、この出力電圧が
AD変換器38を介して入力ポート35に入力される。
また、O2 センサ17の出力信号がAD変換器39を介
して入力ポート35に入力される。更に入力ポート35
には機関回転数を表わす出力パルスを発生する回転数セ
ンサ40が接続される。一方、出力ポート36は対応す
る駆動回路41,42を介して夫々燃料噴射弁11およ
び電磁開閉弁26に接続される。
【0015】本発明による実施例では基本的には次式に
基いて燃料噴射時間TAUが算出される。 TAU=TP・(FAF+FGHAC)・T1+T2 ここでTPは基本燃料噴射時間、FAFはフィードバッ
ク補正係数、FGHACは学習値、T1,T2はその他
の補正係数を示している。
【0016】基本燃料噴射時間TPはこの基本燃料噴射
時間TPだけ燃料噴射弁11から燃料噴射したときに空
燃比が目標空燃比、例えば理論空燃比となる噴射時間で
ある。この基本燃料噴射時間TPは予め実験により求め
られており、機関負荷Q/N(吸入空気量Q/機関回転
数N)および機関回転数Nの関数として図7に示すマッ
プの形で予めROM31内に記憶されている。
【0017】次に図3から図5を参照してフィードバッ
ク補正係数FAFおよび学習値FGHACについて説明
する。図3にO2 センサ17の出力電圧Vとフィードバ
ック補正係数FAFの変化を示す。O2 センサ17は機
関シリンダ内に供給される混合気の空燃比が理論空燃比
よりも大きなとき、即ちリーンのとき0.1(V)程度の
出力電圧を発生し、機関シリンダ内に供給される混合気
の空燃比が理論空燃比よりも小さなとき、即ちリッチの
とき0.9(V)程度の出力電圧を発生する。フィードバ
ック補正係数FAFはこのO2 センサ17の出力電圧V
に基いて制御される。
【0018】図4はフィードバック補正係数FAFの制
御ルーチンを示しており、このルーチンは例えば一定時
間毎の割込みによって実行される。図4を参照するとま
ず初めにステップ50においてフィードバック条件が成
立しているか否かが判別される。例えばO2 センサ17
の温度が十分に高くなっており、高負荷運転が行われて
おらず、燃料の供給が停止されていないときにはフィー
ドバック条件が成立していると判断される。フィードバ
ック条件が成立していないときにはステップ51に進ん
でフィードバック補正係数FAFが1.0に固定され、次
いで処理サイクルを完了する。一方、フィードバック条
件が成立しているときにはステップ52に進んでO2
ンサ17の出力電圧Vが0.45(V)程度の基準電圧V
R (図3)よりも高いか否かが判別される。
【0019】V<VR のとき、即ちリーンのときにはス
テップ53に進んで前回の割込み時におけるO2 センサ
17の出力電圧Vold が基準電圧VR よりも低かったか
否かが判別される。Vold ≧VR のとき、即ち前回の割
込み時にはリッチであったときには前回の割込み時から
今回の割込みが行われる間にリッチからリーンに変化し
たと判断され、このときにはステップ54に進んでその
ときのフィードバック補正係数FAFの値(図3のa
点)がSKIPとされる。次いでステップ55ではフィ
ードバック補正係数FAFに一定のスキップ値RSが加
算され、ステップ56に進む。ステップ56ではフィー
ドバック補正係数FAFが一定の上限値MAXよりも大
きいか否かが判別され、FAF>MAXであればステッ
プ57に進んでFAFがMAXとされた後ステップ58
に進んでO2 センサ17の出力電圧VがVold とされ
る。従ってフィードバック補正係数FAFは上限値MA
Xよりも大きくならないことがわかる。
【0020】一方、ステップ53においてVold <VR
であると判別されたとき、即ち前回の割込み時において
もリーンであったと判別されたときにはステップ59に
進んでフィードバック補正係数FAFに一定の積分値K
i (Ki ≪Rs ) が加算され、次いでステップ56に進
む。従ってリッチからリーンに変化したときにはフィー
ドバック補正係数FAFは図3に示されるようにスキッ
プ値RSだけ急激に増大せしめられ、次いでゆっくりと
増大せしめられることがわかる。
【0021】一方、ステップ52においてV≧VR と判
断されたとき、即ちリッチであると判断されたときには
ステップ60に進んで前回の割込み時におけるO2 セン
サ17の出力電圧Vold が基準電圧VR よりも高かった
か否かが判別される。Vold <VR のとき、即ち前回の
割込み時にはリーンであったときには前回の割込み時か
ら今回の割込みが行われる間にリーンからリッチに変化
したと判断され、このときにはステップ61に進んで図
5に示す学習ルーチンが実行される。
【0022】図5を参照するとこの学習ルーチンではま
ず初めにステップ70においてフィードバック補正係数
FAFとSKIPとの平均値FAFAVEが算出され
る。このFAFは図3においてb点で示される値であ
り、従ってFAFAVEはフィードバック補正係数FA
Fの平均値を表わしていることになる。次いでステップ
71ではFAFAVEが一定値、例えば1.02よりも大
きいか否かが判別され、FAFAVE>1.02のときに
はステップ72に進んで学習値FGHACに一定値αが
加算された後ステップ73に進む。ステップ73ではF
AFAVEが一定値、例えば0.98よりも小さいか否か
が判別され、FAFAVE<0.98のときにはステップ
74に進んで学習値FGHACから一定値βが減算され
た後ステップ75に進む。ステップ75では学習値FG
HACが上限値FMAXよりも大きいか否かが判別さ
れ、FGHAC>FMAXのときにはステップ76に進
んでFGHACをFMAXとした後にステップ77に進
む。ステップ77では学習値FGHACが下限値FMI
Nよりも小さいか否かが判別され、FGHAC<FMI
Nのときにはステップ78に進んでFGHACがFMI
Nとされる。このようにして求められた学習値FGHA
CはバックアップRAN34内に記憶される。次いで図
4のステップ62に進む。
【0023】ステップ62ではフィードバック補正係数
FAFから一定のスキップ値RSが減算され、ステップ
63に進む。ステップ63ではフィードバック補正係数
FAFが一定の下限値MINよりも小さいか否かが判別
され、FAF<MINであればステップ64に進んでF
AFがMINとされた後ステップ58に進んでO2 セン
サ17の出力電圧VがVold とされる。従ってフィード
バック補正係数FAFは下限値MINよりも小さくなら
ないことがわかる。
【0024】一方、ステップ60においてVold ≧VR
であると判別されたとき、即ち前回の割込み時において
もリッチであったと判別されたときにはステップ65に
進んでフィードバック補正係数FAFから一定の積分値
i が減算され、次いでステップ63に進む。従ってリ
ーンからリッチに変化したときにはフィードバック補正
係数FAFは図3に示されるようにスキップ値RSだけ
急激に減少せしめられ、次いでゆっくりと減少せしめら
れることがわかる。
【0025】図6は燃料噴射時間TAUの算出ルーチン
を示しており、このルーチンは例えば繰返し実行され
る。図6を参照するとまず初めにステップ80において
図7に示すマップから基本燃料噴射時間TPが算出さ
れ、次いでステップ81において燃料噴射時間TAUが
算出される。次いでステップ82において燃料噴射弁1
1からの燃料噴射処理が実行される。
【0026】ところで燃料噴射弁11を含む燃料供給系
が正常に作動しており、電磁開閉弁26が閉弁状態に保
持されていたとするとフィードバック補正係数FAFは
基準値である1.0を中心として変動しており、また学習
値FGHACは基準値である0.0に維持されている。と
ころが例えば燃料噴射弁11のノズル口にカーボン等が
堆積してニードルが完全に閉弁しなくなると燃料噴射量
が増大するために空燃比は大巾にリッチとなる。また、
電磁開閉弁26が開弁して多量の蒸発燃料が吸気ダクト
12内に供給された場合にも空燃比が大巾にリッチとな
る。
【0027】この場合、空燃比がゆっくりとリッチにな
っていくとフィードバック補正係数FAFはスキップR
Sを繰返しながら徐々に小さくなる。一方、空燃比が急
激にリッチになるとO2 センサ17の出力電圧Vは基準
電圧VR よりも大きくなり続けるためにフィードバック
補正係数FAFはスキップRSをすることなく積分値K
i でもって徐々に小さくなり、次いで空燃比がリッチか
らリーンに変化した後フィードバック補正係数FAFは
スキップRSを繰返す。本発明による実施例ではスキッ
プRSが生じないとフィードバック補正係数の平均値F
AFAVEは変化せず、斯くして学習値FGHACの更
新作用は行われない。従って空燃比が急激にリッチにな
ると暫らくの間は学習値FGHACの更新作用は行われ
ないことになる。
【0028】フィードバック補正係数FAFがスキップ
RSを繰返しておりかつフィードバック補正係数FAF
の平均値FAFAVEが0.98よりも小さくなると図5
からわかるように学習値FGHACはFAFAVEが0.
98よりも大きくなるまで徐々に減少せしめられる。従
って空燃比がリッチになると学習値FGHACは小さく
なることがわかる。これに対して空燃比がリーンになる
と学習値FGHACはFAFAVEが1.02よりも小さ
くなるまで徐々に増大せしめられる。従って空燃比がリ
ッチ或いはリーンになるとFAFAVEを0.98と1.0
2の間に維持するように、即ちフィードバック補正係数
FAFが基準値である1.0付近を中心として変動するよ
うに学習値FGHACが変化することになる。
【0029】上述したように例えば空燃比がリッチにな
るとフィードバック補正係数FAFは小さくなり、これ
に伴なって学習値FGHACが小さくなれば学習値FG
HACが小さくなった分だけフィードバック補正係数F
AFが大きくなる。従って本発明による実施例ではフィ
ードバック補正係数と学習値との和(FAF+FGHA
C)がリッチの程度を表わしていることになる。云い換
えるとこの(FAF+FGHAC)は例えば多量の蒸発
燃料が供給されたときに空燃比を理論空燃比に維持する
ために必要な空燃比の補正値を表わしていることにな
る。なお、燃料噴射時間TAUを求める式においてFA
FとFGHACとが乗算された形で用いられる場合があ
り、この場合にはFAF・FGHACが空燃比の補正値
を表わすことになる。
【0030】次に図8を参照しつつ本発明による故障診
断方法について説明する。図8の期間Tは燃料供給系が
故障するか或いは多量の蒸発燃料が供給されることによ
って学習値FGHACが基準値0.0に対してかなり小さ
くなっている場合を示している。時刻t1 において空燃
比の補正値(FAF+FGHAC)が予め定められた第
1の限界値Aに達したとするとパージがオフとされ、即
ち蒸発燃料の供給が停止され、同時に学習値FGHAC
が基準値である0.0に戻される。なお、空燃比の補正値
としてFAF・FGHACを用いた場合にはこのとき学
習値FGHACは基準値である1.0に戻される。次い
で時刻t2 においてパージがオンとされ、即ち蒸発燃料
の供給が再開され、このとき学習値FGHACはパージ
がオフとされたときの学習値に戻される。
【0031】燃料供給系が故障をしておらずかつ蒸発燃
料の供給が停止され続けていたとすると前述したように
フィードバック補正係数FAFはほぼ1.0を中心として
変動しており、学習値FGHACは基準値付近となって
いる。従って図8の期間Tにおいて蒸発燃料を供給する
ことにより学習値FGHACが小さくなったとすると図
8の時刻t1 において蒸発燃料の供給を停止しかつ学習
値FGHACを基準値に戻したときには図8において実
線で示すようにフィードバック補正係数FAFはそれほ
ど大きな変化はしないことになる。従って図8の時刻t
1 とt2 の間では空燃比の補正値(FAF+FGHA
C)は大きな値に維持されることになる。
【0032】これに対して蒸発燃料の供給が停止されて
いるか或いは蒸発燃料の供給量が少ない状態において燃
料供給系が故障を生じ、図8の期間Tにおいて燃料供給
系の故障が原因で学習値FGHACが小さくなった場合
には時刻t1において学習値FGHACを基準値に戻す
と学習値FGHACの増大分だけ空燃比が急激にリッチ
になる。その結果、図8において鎖線で示されるように
フィードバック補正係数FAFはスキップすることなく
下降し続け、次いで下限値MINに保持される。この場
合、図8の時刻t1 とt2 の間ではフィードバック補正
係数FAFはスキップしないので学習値FGHACは変
化せず、斯くして空燃比の補正値(FAF+FGHA
C)はフィードバック補正係数FAFと同じパターンで
小さくなる。
【0033】一方、図8において破線は燃料供給系の故
障および比較的多量の蒸発燃料が供給されたことの双方
が原因となって期間Tにおいて学習値FGHACが小さ
くなった場合を示している。この場合には時刻t1 とt
2の間では燃料供給系の故障によりリッチになった分だ
けフィードバック補正係数FAFはスキップすることな
く下降し、次いでスキップしはじめる。この場合にも空
燃比の補正値(FAF+FGHAC)はかなり下降す
る。このように燃料供給系が故障を生じると時刻t1
2 の間で空燃比の補正値(FAF+FGHAC)がか
なり低下し、時刻t2 において空燃比の補正値(FAF
+FGHAC)は第2の限界値B(B>A)よりも小さ
くなる。そこで本発明による実施例では時刻t2 におい
て空燃比の補正値(FAF+FGHAC)が第2の限界
値Bよりも低いときには燃料供給系が故障を生じている
と判断するようにしている。
【0034】一方、時刻t2 においては前述したように
蒸発燃料の供給が再開され、同時に学習値FGHACが
蒸発燃料供給停止時の学習値に戻される。この場合、期
間Tにおいて多量の蒸発燃料が供給されることにより学
習値FGHACが小さくなったとすると時刻t2 におい
て蒸発燃料の供給が開始され、学習値FGHACが蒸発
燃料供給停止時の学習値に戻されたときにフィードバッ
ク補正係数FAFはほぼ蒸発燃料供給停止前の値に戻る
ことになる。ところが時刻t1 の直前におけるFAFの
値と時刻t2 におけるFAFの値とはさほど差がなく、
従って時刻t2 以降フィードバック補正係数FAFはス
キップを繰返しつつ、即ち空燃比を理論空燃比に制御し
つつ変化する。斯くして蒸発燃料の供給が再開されたと
きに空燃比が長期間に亘ってリッチになるのを阻止する
ことができることになる。
【0035】一方、燃料供給系が故障したことが原因で
期間Tにおいて学習値FGHACが低下した場合には時
刻t2 において蒸発燃料の供給が再開され、学習値FG
HACが蒸発燃料供給停止時の学習値に戻されたときに
図8において鎖線および破線で示されるようにフィード
バック補正係数FAFは暫らくの間、スキップすること
なく上昇し続け、この間空燃比はリーンになる。ところ
が実際には燃料供給系が故障することはほとんどないの
でこのように空燃比がリーンになっても大きな問題を生
じない。
【0036】なお、燃料供給系が故障した場合において
時刻t2 で蒸発燃料の供給が再開されたときには学習値
FGHACをそのままにしておいた場合にはフィードバ
ック補正係数FAFは下限値MINに保持されることに
なる。この場合、フィードバック補正係数FAFはスキ
ップを生じないので学習値FGHACは変化せず、斯く
して空燃比はリッチになり続けるので多量の未燃HC,
COが排出され続けることになる。従ってこの意味から
も時刻t2 において学習値FGHACを蒸発燃料供給停
止前の学習値に戻すことに重大な意味がある。
【0037】図9および図10は図8に基いて説明した
故障診断方法を実行するためのルーチンを示しており、
図11はこのルーチンを実行したときのタイムチャート
を示している。なお、このタイムチャートでは燃料供給
系が故障をしていないときを例にとって示している。次
に図11を参照しつつ図9および図10に示すルーチン
について説明する。
【0038】図9はカウンタおよびフラグを処理するた
めのルーチンを示しており、このルーチンは一定時間毎
の割込みによって実行される。図9を参照するとまず初
めにステップ90においてカウント値C1が1だけイン
クリメントされ、次いでステップ91においてカウント
値C2が1だけインクリメントされる。従ってこれらカ
ウント値C1,C2はリセットされたときを除いて一定
時間毎に増大せしめられることがわかる。次いでステッ
プ92ではカウント値C2が予め定められた一定値C2
0 よりも大きくなったか否かが判別され、C2>C20
になる毎にステップ93に進んでフラグX2がリセット
される。
【0039】図10は故障診断ルーチンを示しており、
このルーチンは一定時間毎の割込みによって実行され
る。図10を参照するとまず初めにステップ100にお
いてフラグX2がセットされているか否かが判別され
る。通常このフラグX2はリセットされているのでステ
ップ101に進み、フラグX1がセットされているか否
かが判別される。通常このフラグX1もリセットされて
いるのでステップ102に進み、空燃比の補正値(FA
F+FGHAG)が第1の限界値Aよりも小さいか否か
が判別される。(FAF+FGHAC)≧Aのときには
処理サイクルを完了する。
【0040】これに対して(FAF+FGHAC)<A
のときにはステップ103に進んで電磁開閉弁26が閉
弁せしめられ、斯くして蒸発燃料の供給が停止される。
次いでステップ104ではフラグX1がセットされ、次
いでステップ105ではカウント値C1が0とされる。
次いでステップ106では学習値FGHACがFGとし
てRAM32内に記憶され、次いでステップ107にお
いて学習値FGHACが基準値である0.0に戻される。
このときが図8の時刻t1 で示される。
【0041】フラグX1がセットされるとステップ10
1からステップ108に進んでカウント値C1が一定値
C10 よりも大きくなったか否か、即ち図8の時刻t2
になったか否かが判別される。C1≧C10 になるとス
テップ109に進んで空燃比の補正値(FAF+FGH
AG)が第2の限界値Bよりも小さいか否かが判別され
る。(FAF+FGHAC)≧Bのときにはステップ1
10に進んでフラグX2がセットされ、次いでステップ
111に進んでカウント値C2が零とされる。次いでス
テップ113に進む。フラグX2がセットされるとステ
ップ100を経て処理サイクルが完了するので再びフラ
グX2がリセットされるまで故障診断が中止される。こ
れによって故障診断、即ち蒸発燃料の供給停止作用が頻
発するのが阻止される。
【0042】一方、ステップ109において(FAF+
FGHAC)<Bであると判別されたときにはステップ
112に進んで燃料供給系に異常が生じていると判定さ
れ、このとき警告灯が点灯せしめられるか或いはこのこ
とがバックアップRAM34に記憶される。次いでステ
ップ113に進む。ステップ113では電磁開閉弁26
が開弁せしめられ、斯くして蒸発燃料の供給が再開され
る。次いでステップ114においてフラグX1がリセッ
トとされ、次いでステップ115においてRAM32に
記憶された学習値FGが学習値FGHACとされる。
【0043】図12に別の実施例を示す。この実施例で
は時刻t1 において空燃比の補正値(FAF+FGHA
C)が予め定められた第1の限界値Aに達したとすると
蒸発燃料の供給が停止され、このときの学習値FGHA
Cとフィードバック補正係数FAFが記憶される。同時
に学習値FGHACが基準値である0.0に戻される。
次いで時刻t2 に達すると蒸発燃料の供給が再開され、
このとき学習値FGHACおよびフィードバック補正係
数FAFは蒸発燃料の供給が停止されたときに記憶され
た学習値およびフィードバック補正係数に戻される。
【0044】このようにすると図12の期間Tにおいて
多量の蒸発燃料の供給により学習値FGHACが小さく
なった場合、および燃料供給系の故障により学習値FG
HACが小さくなった場合のいずれの場合でも時刻t2
において蒸発燃料の供給が再開されたときにフィードバ
ック補正係数FAFは時刻t1 における値から変化しは
じめる。その結果、時刻t2 以後フィードバック補正係
数FAFはスキップを繰返しつつ、即ち空燃比を理論空
燃比に制御しつつ変化し、斯くして蒸発燃料の供給が再
開されたときに空燃比がリッチになったり、或いはリー
ンになったりするのが阻止される。
【0045】図13は図12に基いて説明した故障診断
方法を実行するためのルーチンを示しており、このルー
チンは一定時間毎の割込みによって実行される。図13
を参照するとまず初めにステップ200においてフラグ
X2がセットされているか否かが判別される。通常この
フラグX2はリセットされているのでステップ201に
進み、フラグX1がセットされているか否かが判別され
る。通常このフラグX1もリセットされているのでステ
ップ202に進み、空燃比の補正値(FAF+FGHA
C)が第1の限界値Aよりも小さいか否かが判別され
る。(FAF+FGHAC)≧Aのときには処理サイク
ルを完了する。
【0046】これに対して(FAF+FGHAC)<A
のときにはステップ203に進んで電磁開閉弁26が閉
弁せしめられ、斯くして蒸発燃料の供給が停止される。
次いでステップ204ではフラグX1がセットされ、次
いでステップ205ではカウント値C1が0とされる。
次いでステップ206では学習値FGHACがFGとし
てRAM32内に記憶され、次いでステップ207にお
いて学習値FGHACが基準値である0.0に戻され
る。次いでステップ208ではフィードバック補正係数
FAFがFKとしてRAM32内に記憶される。このと
きが図12の時刻t1 で示される。
【0047】フラグX1がセットされるとステップ20
1からステップ209に進んでカウント値C1が一定値
C10 よりも大きくなったか否か、即ち図12の時刻t
2 になったか否かが判別される。C1≧C10になると
ステップ210に進んで空燃比の補正値(FAF+FG
HAC)が第2の限界値Bよりも小さいか否かが判別さ
れる。(FAF+FGHAC)≧Bのときにはステップ
211に進んでフラグX2がセットされ、次いでステッ
プ212に進んでカウント値C2が零とされる。次いで
ステップ214に進む。フラグX2がセットされるとス
テップ200を経て処理サイクルが完了するので再びフ
ラグX2がリセットされるまで故障診断が中止される。
これによって故障診断、即ち蒸発燃料の供給停止作用が
頻発するのが阻止される。
【0048】一方、ステップ210において(FAF+
FGHAC)<Bであると判別されたときにはステップ
213に進んで燃料供給系に異常が生じていると判定さ
れ、このとき警告灯が点灯せしめられるか或いはこのこ
とがバックアップRAM34に記憶される。次いでステ
ップ214に進む。ステップ214では電磁開閉弁26
が開弁せしめられ、斯くして蒸発燃料の供給が再開され
る。次いでステップ215においてフラグX1がリセッ
トとされ、次いでステップ216においてRAM32に
記憶された学習値FGが学習値FGHACとされる。次
いでステップ217においてRAM32内に記憶された
フィードバック補正係数FKがフィードバック補正係数
FAFとされる。
【0049】
【発明の効果】故障診断を完了して蒸発燃料の供給を再
開したときに燃料供給系が故障していないときにはフィ
ードバック補正値がさほど変化しない。斯くしてこのと
き空燃比が長時間に亘ってリッチになるのが阻止され、
斯くして蒸発燃料の供給再開時に多量の未燃HC,CO
が排出されるのを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の構成図である。
【図2】内燃機関の全体図である。
【図3】フィードバック補正係数FAFの変化を示す図
である。
【図4】フィードバック補正係数FAFを制御するため
のフローチャートである。
【図5】図4の学習ルーチンを実行するためのフローチ
ャートである。
【図6】燃料噴射時間TAUを算出するためのフローチ
ャートである。
【図7】基本燃料噴射時間TPを示す線図である。
【図8】故障診断方法を説明するためのタイムチャート
である。
【図9】カウンタおよびフラグを制御するためのフロー
チャートである。
【図10】故障診断を行うためのフローチャートであ
る。
【図11】故障診断のタイムチャートである。
【図12】故障診断方法の別の実施例を説明するための
タイムチャートである。
【図13】故障診断を行うためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
15…スロットル弁 17…O2 センサ 19…チャコールキャニスタ 26…電磁開閉弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関吸気通路内への蒸発燃料の供給を制
    御する蒸発燃料供給制御手段と、機関排気通路内に設け
    られた空燃比センサの出力信号に基いて変化する空燃比
    フィードバック補正値と該空燃比フィードバック補正値
    が基準値を中心として変動するように変化する学習値と
    により空燃比が目標空燃比となるように燃料供給量を制
    御する燃料供給量制御手段と、空燃比フィードバック補
    正値と学習値から求まる空燃比の補正値が予め定められ
    た供給燃料減少側の第1の限界値を越えたときには蒸発
    燃料の供給を停止しかつそのときの学習値を記憶させる
    と共に学習値を基準値に戻す第1の制御手段と、蒸発燃
    料の供給停止後予め定められた時間内に上記空燃比の補
    正値が予め定められた供給燃料減少側の第2の限界値を
    越えたときには燃料供給系に異常が生じていると判断す
    る異常判断手段と、蒸発燃料の供給停止後上記予め定め
    られた時間が経過したときに燃料蒸気の供給を再開させ
    ると共に学習値を上記記憶された学習値に戻すようにし
    た第2の制御手段とを具備した燃料供給系の故障診断装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0642382A (ja) * 1992-07-24 1994-02-15 Honda Motor Co Ltd 内燃エンジンの燃料供給系の異常検出装置
US5634454A (en) * 1995-03-14 1997-06-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Failure detecting device for a fuel supply system of an internal combustion engine
US5950606A (en) * 1997-07-14 1999-09-14 Denso Corporation System for diagnosing fuel supply system of internal combustion engine

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