JPH0516391Y2 - - Google Patents

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JPH0516391Y2
JPH0516391Y2 JP1986020854U JP2085486U JPH0516391Y2 JP H0516391 Y2 JPH0516391 Y2 JP H0516391Y2 JP 1986020854 U JP1986020854 U JP 1986020854U JP 2085486 U JP2085486 U JP 2085486U JP H0516391 Y2 JPH0516391 Y2 JP H0516391Y2
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frame
door
guide rail
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sliding door
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、スラツトカーテンが一杯に下りた
状態でも潜り戸を通つて人等が自由にシヤツター
による開閉開口を出入し得るようにした潜り戸付
きシヤツターに関し、特に、シヤツターの潜り戸
周辺のガイド構造に関するものである。
(従来の技術) はじめに、従来の潜り戸付きシヤツターの概要
につき、第5図ないし第9図を参照して述べる。
シヤツターの取付壁1の外壁内面に固定された
シヤツターケース2の左右両側部と床面との間に
は、夫々ガイドレールが縦架されていて、すなわ
ち、屋内から見て右側の側部には、全通するガイ
ドレール3が立てられると共に、左側の側部に
は、上半だけのガイドレール4が立てられてい
て、かつその下端は、床面に取付けられたアング
ル型の側柱5に連成されている。
次に、スラツトカーテン6を構成する複数列の
スラツトの中、高さHから上方の各スラツト6a
は、両側のガイドレール3,4間を全通する長さ
を有するが、高さHから下方の各スラツトすなわ
ち部分スラツト6bは、後述する潜り戸7の幅寸
だけ短くカツトされた長さになつている。これに
より、スラツトカーテン6の一側下部には切欠部
6cが形成されている。
しかして、スラツトカーテン6の上述した切欠
部6cには、潜り戸7が嵌め込まれていて、その
潜り戸7は、下記戸枠9と、同戸枠9に取付けら
れた開閉可能の扉板8とにより形成されていて、
かつその戸枠9は、上下枠10と、外方の側枠1
1と、内方の側枠を兼ねたガイドレール枠12と
が一体化されたものである。
なお、扉板8は、上下の丁番13を介して外開
きすると共に、潜り戸7の全体は、上下のピボツ
トヒンジ14を介して外開きするようになつてい
るほか、潜り戸7が閉められた時には、落し杆1
5で閉め位置に固定されるようになつている。
更に詳しくは、ガイドレール枠12は、第10
図に示すように、その外方側端面にガイド溝12
aが凹入すると共に、その溝縁は、内方に折込ま
れてスラツト6bを案内するための受板12bが
形成されている。
しかしてこのシヤツターにおいては、カーテン
6を全開した場合には、第6図および第7図の鎖
線で示すように潜り戸7を戸枠9ごと外開きさせ
ることにより、シヤツター通路の邪魔にならない
ようにし、また、スラツトカーテン6を全閉した
場合には、潜り戸7の扉板8を適時外開きするこ
とにより、自由に人等が出入し得る。
ところで、このような従来の潜り戸付きシヤツ
ターにおいては、スラツトカーテン6を全閉しよ
うとする際に問題点があり、すなわちこのシヤツ
ターでカーテン6を下ろそうとする場合には、第
9図に示すように、あらかじめ潜り戸7を閉めて
落し杆15で閉成位置にロツクし、その後にスラ
ツトカーテン6を下ろしていたが、部分スラツト
6bの下端が潜り戸7外側のガイド溝12aの上
端に嵌まるまでの間は、スラツトカーテン6が右
側のガイドレール3だけで保持される片持ち状態
にあることから、スラツトカーテン6の切欠部6
cの外縁部分がブラブラし、その結果、風が強く
てスラツトカーテン6の振れが大きい場合には、
当り部分Aにおいてスラツトカーテン6がうまく
ガイドレール枠12のガイド溝12aに入らず、
これによりスラツトカーテン6と潜り戸7との衝
突やはずれたまま下りて外側を擦り破損事故を起
すことが多い。
また、このような事故を防ぐために、作業者が
適当な台に登つてスラツトカーテン6の下端を手
持ち操作で案内した場合には、作業者が風にあお
られた部分スラツト6bの縁部に当り怪我をした
り、また作業者が台から落ちて怪我をしたりする
危険が多いという問題点があつた。
また、従来は、スラツトカーテン6をスムーズ
にガイド溝12aに入れるため、ガイドレール枠
12の上端の前後に漏斗状に広げられたガイド1
2cを設けていた。このため戸枠9の前後幅が広
くなつて潜り戸7を第7図の鎖線で示す外壁部に
収納する際のスペースを広くとる必要があつた。
以上の様な点に鑑み、特公昭47−47350号公報
に、潜り戸の外側に設けたシヤツター用ガイドレ
ール枠のガイド溝の前又は後板を蝶番を介して前
後方向に開閉自在とし、前又は後板をガイド溝か
ら開放状態としてスラツトカーテンをガイド溝に
案内する構造のものが提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、この特公昭47−47350号公報に掲載
された考案では、ガイド溝の前又は後板を蝶番を
介して前後方向に開放させた状態でスラツトカー
テンをガイド溝に案内する時に、ガイド溝の前板
又は後板が風等によつて回動し、閉鎖動作中のス
ラツトカーテンの縁に引つ掛かる等の事故が生じ
やすく、また、前又は後板をガイド溝の前後に固
定させるために長尺の閂を用いており、その固定
状態が不完全である等の問題があつた。
そこで本考案は、シヤツターを閉めようとする
際に、先ずスラツトカーテンを床面に達するまで
下ろした後に、潜り戸の外縁のガイド溝の部分を
カーテン面にセツトさせ得るようにするととも
に、スラツトカーテンのガイド溝の部分への案内
が安全に行え、スラツトカーテンの閉鎖後のガイ
ド溝の部分の構造も堅牢な固定構造として上述し
た問題のない潜り戸付きシヤツターを提供するこ
とを目的としている。
(問題点を解決するための手段) その目的を達成するため、本考案の潜り戸付き
シヤツターの構成においては、第1図乃至第4図
の実施例にも示される通り、前記潜り戸用戸枠9
の片側を形成する側枠の外側面を前記スラツトカ
ーテン6の切欠側縁が案内される上下方向のガイ
ド溝を有するガイドレール枠25となし、このガ
イドレール枠25外側面のガイド溝の前後の部分
が、ガイドレール枠本体26と一体の固定張出し
受枠28と前記ガイドレール枠本体26に可動に
組付けられた可動張出し受枠27とにより形成さ
れていて、同可動張出し受枠27は、前記固定張
出し受枠28に対向して固定張出し受枠28との
間にガイド溝を形成する位置から閉鎖位置にある
前記扉板8の板面と平行に左右方向に摺動して退
去移動可能に形成され、該可動張出し受枠27に
は、少なくとも前記固定張出し受枠28との間に
ガイド溝を形成する位置において可動張出し受枠
27を前記ガイドレール枠本体26に係脱自在に
固定する操作把手32を設けたことを特徴として
いる。
(作用) このような構造から、スラツトカーテン6をそ
の開放位置から下降させて閉鎖させるためには、
ガイドレール枠の可動張出し受枠27を、固定張
出し受枠28の対向位置から閉鎖位置にある前記
扉板8の板面と平行に左右方向に摺動して退去さ
せた状態でスラツトカーテン6をその開放位置か
ら下降させる。このよういして、スラツトカーテ
ン6を閉鎖させた状態で、可動張出し受枠27を
固定張出し受枠28の対向位置にまで摺動させ
て、スラツトカーテン6の切欠側縁をガイド溝内
に収置させ、操作把手32の操作により、可動張
出し受枠27を背部のガイドレール枠本体26に
固定させる。
(実施例) 以下、第1図乃至第4図に基づき、本考案の実
施例を説明する。
この実施例のシヤツターの構造においては、潜
り戸16のガイドレール枠25の形成態様が異る
ほかは、その他の各部の構造は、全く上述した従
来構造と等しく、すなわち、シヤツターケース2
の左側部と床面との間には、ガイドレール4と側
柱5とが連成されて縦架されると共に、スラツト
カーテン6は、上半部の全通スラツトと下半部の
部分スラツト6bとにより構成されている。
次に、潜り戸16は、その戸枠9が、上、下枠
10および側枠11と、ガイドレール枠25とで
形成されると共に、その戸枠9内には、蝶番を介
して扉板8が取付けられている。
ところで、ガイドレール枠25は、ガイドレー
ル枠本体26と、同ガイドレール枠本体26に一
体成形された屋外側の固定張出し受枠28と、扉
板8の板面と平行に左右方向に摺動自在としてガ
イドレール枠本体26に組付けられて、固定張出
し受枠28に対向する屋内側の可動張出し受枠2
7とにより形成されており、しかして両受枠2
8,27間の縦溝が、部分スラツト6bを案内す
るガイド溝25aを成している。
また、ガイドレール枠本体26の屋内面の上下
方向の複数箇所には、L型アングル金物よりなる
ガイドプレート29が皿子ねじ30で水平に固設
されている。
一方、屋内側の可動張出し受枠27は、表板2
7aと裏板27bとが複数箇所で皿子ねじ31に
より箱形に組付けられたものであつて、かつ、そ
の裏板27bの上記ガイドプレート29に対接す
る高さには、ガイドプレート29が差込まれるス
リツト27cが開けられると共に、そのスリツト
縁には、ガイドプレート29を挟む受けつば27
dが上下2段に折込まれている。
なお、可動張出し受枠27の表板27aには、
操作把手32が固設されていて、この操作把手3
2は、ロツク機構、抜止め機構等の操作把手を兼
ねている。該操作把手32は、大径の操作頭部3
2dを有するボルトよりなり、ボルト本体32a
の中間が、表板27aに固設された軸受32bに
軸受けされていて、かつ可動張出し受枠27を貫
通した同操作把手32のボルト本体32aの先端
は、ガイドレール枠本体26の段部に固定された
溶着ナツト32cに螺合している。また、ガイド
レール枠本体26の扉板8側枠面の下部には落し
杆15が設けられている。
このように形成された潜り戸16は、上述従来
構造と同様にピボツトヒンジ14(第5図)を中
心に外開きするほか、可動張出し受枠27は、手
操作で操作把手32のボルト本体32aを緩めて
ナツト32cから離すことにより、ガイドプレー
ト29に案内されて水平に摺動移動させてガイド
溝25aから退去移動させることができる。
このように構成された実施例のシヤツターにお
いては、シヤツターを閉める場合には、地表の受
孔に、落し杆15を落して、潜り戸16を固定
し、可動張出し受枠27を上述したようにして、
扉板8側に水平に摺動移動させてガイド溝25a
の屋内側を開いて置き、この状態で、スラツトカ
ーテン6を下ろす。
このようにして、スラツトカーテン6を下限ま
で下ろした後、可動張出し受枠27をガイド溝2
5aの位置にまで摺動移動させ、操作把手32の
ボルト本体32aをナツト32cに螺締させるこ
とにより、可動張出し受枠27をガイドレール枠
本体26に固定させる。このようにして、部分ス
ラツト6bはガイド溝25a中に嵌め付けられた
セツト状態となる。
このような操作は、すべて床上で行えると共
に、強風の際にも容易に実施可能なので、何等危
険の心配がない。
尚、固定張出し受枠28の上端を、垂直に突出
させた形状とすれば、スラツトカーテン6を容易
に案内することが出来、該突出上端は従来のよう
に漏斗形状とする必要はない。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案に係る潜り戸付きシ
ヤツターによれば、潜り戸用戸枠9の一部を形成
するガイドレール枠25に形成されるガイド溝2
5a前(又は後)の可動張出し受枠27を、ガイ
ドレール枠本体26に一体化された固定張出し受
枠28の対向位置から潜り戸16の扉板8の板面
と平行に摺動して退去移動可能に形成せしめたの
で、シヤツターのスラツトカーテンを下ろした後
にガイド溝の位置に可動張出し受枠27をセツト
させることが可能になり、且つスラツトカーテン
の下降動作中、可動張出し受枠27が風等により
ガイド溝25a内に移動してスラツトカーテンの
側縁と係合する等の事故もなく、これにより、シ
ヤツター閉鎖操作時における安全性を高めるとい
うこの種シヤツター取扱上の効果がある。
さらに、可動張出し受枠27は、そのガイド溝
25aの位置において、操作把手32の操作によ
り、その背部のガイドレール枠本体26に固定さ
せるようにしたので、その固定状態が安定し、ガ
タツキによる騒音の発生や外部からのこじ開け等
の恐れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す潜り戸付きシ
ヤツターの要部を屋内から見た図、第2図は、第
1図の−線における平断面、第3図は、第2
図の−線における断面図、第4図は、第2図
の作動概略図、第5図は、従来の潜り戸付きシヤ
ツターを屋内から見た図、第6図は、同左側面
図、第7図は、第5図の−線における平断面
図、第8図は、第7図の部分の拡大詳細図、第9
図は、第5図の部分作動図である。 6……スラツトカーテン、6c……切欠部、8
……扉板、9……戸枠、16……潜り戸、25…
…ガイドレール枠、26……ガイドレール枠本
体、28……固定張出し受枠、27……可動張出
し受枠、32……操作把手。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 開口の一側下部に、戸枠9内に開閉可能に扉板
    8が設けられてなる潜り戸16が開閉可能に設置
    され、開口の前記潜り戸16設置部以外の部分
    は、前記潜り戸の部分に対応する一側下部が切り
    欠かれたスラツトカーテン6によつて開閉自在と
    なつている潜り戸付きシヤツターにおいて、 前記潜り戸用戸枠9の片側を形成する側枠の外
    側面を前記スラツトカーテン6の切欠側縁が案内
    される上下方向のガイド溝を有するガイドレール
    枠25となし、このガイドレール枠25外側面の
    ガイド溝の前後の部分が、ガイドレール枠本体2
    6と一体の固定張出し受枠28と前記ガイドレー
    ル枠本体26に可動に組付けられた可動張出し受
    枠27とにより形成されていて、同可動張出し受
    枠27は、前記固定張出し受枠28に対向して固
    定張出し受枠28との間にガイド溝を形成する位
    置から閉鎖位置にある前記扉板8の板面と平行に
    左右方向に摺動して退去移動可能に形成され、該
    可動張出し受枠27には、少なくとも前記固定張
    出し受枠28との間にガイド溝を形成する位置に
    おいて可動張出し受枠27を前記ガイドレール枠
    本体26に係脱自在に固定する操作把手32を設
    けたことを特徴とする潜り戸付きシヤツター。
JP1986020854U 1986-02-18 1986-02-18 Expired - Lifetime JPH0516391Y2 (ja)

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