JPH05163811A - らせん階段用手摺の施工方法 - Google Patents
らせん階段用手摺の施工方法Info
- Publication number
- JPH05163811A JPH05163811A JP35455791A JP35455791A JPH05163811A JP H05163811 A JPH05163811 A JP H05163811A JP 35455791 A JP35455791 A JP 35455791A JP 35455791 A JP35455791 A JP 35455791A JP H05163811 A JPH05163811 A JP H05163811A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- rubber
- resin
- reinforcing
- elastic hose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部材の輸送がし易く、施工が簡単で、強度と
安定性の優れた手摺の施工法を提供する。 【構成】 手摺となるゴム状弾性ホース1(例、塩化ビ
ニル製)を階段の形状に応じて曲げながら手摺用支柱に
接続後、ゴム状弾性ホース1内部に補強用ロープ3
(例、ワイヤーロープ)を挿入し、更に補強用樹脂4
(例、エポキシ樹脂)を注入充填し、必要に応じて該ホ
ース1外部に被覆材5(例、蛍光塗料)を付加する。
安定性の優れた手摺の施工法を提供する。 【構成】 手摺となるゴム状弾性ホース1(例、塩化ビ
ニル製)を階段の形状に応じて曲げながら手摺用支柱に
接続後、ゴム状弾性ホース1内部に補強用ロープ3
(例、ワイヤーロープ)を挿入し、更に補強用樹脂4
(例、エポキシ樹脂)を注入充填し、必要に応じて該ホ
ース1外部に被覆材5(例、蛍光塗料)を付加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容易な手摺の施工方法
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のらせん階段用手摺の支柱への施工
方法としては、予め階段の勾配や半径の形状に合わせて
曲げ加工した木材や金属パイプなどからなる手摺部材を
用意しておき、施工現場において、手摺用支柱に接続施
工していた。
方法としては、予め階段の勾配や半径の形状に合わせて
曲げ加工した木材や金属パイプなどからなる手摺部材を
用意しておき、施工現場において、手摺用支柱に接続施
工していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、曲げ加工した
手摺部材を製造するには、木材単板を曲げ接着加工して
削ったり、金属製パイプを曲げ加工して表面仕上げする
などの労力を要した。また、曲げ加工した手摺部材を施
工現場へ輸送するには、直線状の部材に比べて荷姿が大
きくなる不具合もあった。さらに、施工現場において
も、寸法の不一致や長物であるために、手摺用支柱への
接続作業に熟練と重労働を要した。
手摺部材を製造するには、木材単板を曲げ接着加工して
削ったり、金属製パイプを曲げ加工して表面仕上げする
などの労力を要した。また、曲げ加工した手摺部材を施
工現場へ輸送するには、直線状の部材に比べて荷姿が大
きくなる不具合もあった。さらに、施工現場において
も、寸法の不一致や長物であるために、手摺用支柱への
接続作業に熟練と重労働を要した。
【0004】本発明の目的は、施工現場への部材の輸送
がし易く、施工が簡単で、しかも強度と安全性の優れた
らせん階段用手摺の施工方法を提供する。
がし易く、施工が簡単で、しかも強度と安全性の優れた
らせん階段用手摺の施工方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】本発明は、手摺と
なるゴム状弾性ホースをらせん階段の勾配や半径など形
状に合わせて手摺用支柱に接続施工した後に、該ゴム状
弾性ホースの内部に補強用ロープを挿入し、更に補強用
樹脂を注入充填して硬化させるらせん階段用手摺の施工
方法である。
なるゴム状弾性ホースをらせん階段の勾配や半径など形
状に合わせて手摺用支柱に接続施工した後に、該ゴム状
弾性ホースの内部に補強用ロープを挿入し、更に補強用
樹脂を注入充填して硬化させるらせん階段用手摺の施工
方法である。
【0006】以下、図面により説明する。図1は本発明
に係るらせん階段の部分斜視図を示し、図2は本発明に
係る手摺の部材斜視図を示す。手摺となるゴム状弾性ホ
ース(1)としては、天然ゴムや各種合成ゴムなどのエ
ラストマー、軟質塩化ビニル樹脂や弾性ウレタン樹脂な
ど合成樹脂などからなるゴム状弾性体からなる折り曲げ
自在な棒状の中空体で、市販のゴム状のチューブないし
はホースでよい。らせん階段を構成する手摺用支柱
(2)へのゴム状弾性ホース(1)の接続施工は、階段
の勾配や半径などの形状に合わせて手摺用支柱(2)の
頭部などの施工個所に接続施工する。接続施工法として
は、止め具や接着剤などを用いて公知の方法で接続施工
する、そして、施工後のゴム状弾性ホース(1)の内部
には、補強用ロープ(3)を挿入する。補強用ロープと
しては、金属製のワイヤーロープ、ナイロン製などの繊
維ロープ、金属コードなど曲げ加工ができて、強度のあ
る市販のロープでよい。更に、施工後のゴム状弾性ホー
ス(1)の内部で、補強用ロープ(3)との空隙部に
は、補強用樹脂(4)として、エポキシ樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、ウレタン樹脂、ビニルエステル樹脂な
どの常温で液状を呈し、100%固形分の常温硬化性樹
脂組成物を注入して硬化させる。また、必要に応じて、
ゴム状弾性ホース(1)の外部には、被覆材(5)とし
て、弾性ウレタン樹脂、ゴム弾性体、発泡体などからな
る曲げ加工が容易なチューブ状の弾性体をはめ込んだ
り、塗装仕上げするなどの被覆を施すこともある。
に係るらせん階段の部分斜視図を示し、図2は本発明に
係る手摺の部材斜視図を示す。手摺となるゴム状弾性ホ
ース(1)としては、天然ゴムや各種合成ゴムなどのエ
ラストマー、軟質塩化ビニル樹脂や弾性ウレタン樹脂な
ど合成樹脂などからなるゴム状弾性体からなる折り曲げ
自在な棒状の中空体で、市販のゴム状のチューブないし
はホースでよい。らせん階段を構成する手摺用支柱
(2)へのゴム状弾性ホース(1)の接続施工は、階段
の勾配や半径などの形状に合わせて手摺用支柱(2)の
頭部などの施工個所に接続施工する。接続施工法として
は、止め具や接着剤などを用いて公知の方法で接続施工
する、そして、施工後のゴム状弾性ホース(1)の内部
には、補強用ロープ(3)を挿入する。補強用ロープと
しては、金属製のワイヤーロープ、ナイロン製などの繊
維ロープ、金属コードなど曲げ加工ができて、強度のあ
る市販のロープでよい。更に、施工後のゴム状弾性ホー
ス(1)の内部で、補強用ロープ(3)との空隙部に
は、補強用樹脂(4)として、エポキシ樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、ウレタン樹脂、ビニルエステル樹脂な
どの常温で液状を呈し、100%固形分の常温硬化性樹
脂組成物を注入して硬化させる。また、必要に応じて、
ゴム状弾性ホース(1)の外部には、被覆材(5)とし
て、弾性ウレタン樹脂、ゴム弾性体、発泡体などからな
る曲げ加工が容易なチューブ状の弾性体をはめ込んだ
り、塗装仕上げするなどの被覆を施すこともある。
【0007】
【発明の効果】本発明のらせん階段用手摺の施工方法で
は、手摺を構成する部材のゴム状弾性ホース、補強用ロ
ープ、補強用樹脂、及び被覆材のいずれもが取扱い易
く、施工現場への輸送がし易い。また、手摺支柱へのゴ
ム状弾性ホースの接続施工は曲げ加工し易いので容易で
ある。また、施工後の手摺用ホースの内部は、補強用ロ
ープと補強用樹脂で充填されているので手摺としての強
度は十分にある。更に、被覆材が施されていると外観上
もよく、手触りや安全性にも優れている。
は、手摺を構成する部材のゴム状弾性ホース、補強用ロ
ープ、補強用樹脂、及び被覆材のいずれもが取扱い易
く、施工現場への輸送がし易い。また、手摺支柱へのゴ
ム状弾性ホースの接続施工は曲げ加工し易いので容易で
ある。また、施工後の手摺用ホースの内部は、補強用ロ
ープと補強用樹脂で充填されているので手摺としての強
度は十分にある。更に、被覆材が施されていると外観上
もよく、手触りや安全性にも優れている。
【0008】
【図1】本発明の係るらせん階段の部分斜視図を示す
【図2】本発明の係る手摺の部分斜視図を示す
1 ゴム状弾性ホース 2 手摺用支柱 3 補強用ロープ 4 補強用樹脂 5 被覆材
Claims (1)
- 【請求項1】 手摺となるゴム状弾性ホースを、らせん
階段の勾配や半径などの形状に合わせて手摺用支柱に接
続施工した後に、該ゴム状弾性ホースの内部に補強用ロ
ープを挿入し、更に補強用樹脂を注入充填して硬化させ
ることを特徴とするらせん階段用手摺の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35455791A JPH05163811A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | らせん階段用手摺の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35455791A JPH05163811A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | らせん階段用手摺の施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05163811A true JPH05163811A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18438361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35455791A Pending JPH05163811A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | らせん階段用手摺の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05163811A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998012400A1 (en) * | 1996-09-21 | 1998-03-26 | Rudolf Block | Handrail |
JP2002194868A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Nice Corp | 手摺り及びその施工法 |
-
1991
- 1991-12-18 JP JP35455791A patent/JPH05163811A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998012400A1 (en) * | 1996-09-21 | 1998-03-26 | Rudolf Block | Handrail |
JP2002194868A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Nice Corp | 手摺り及びその施工法 |
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