JPH0516367Y2 - - Google Patents

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JPH0516367Y2
JPH0516367Y2 JP1619788U JP1619788U JPH0516367Y2 JP H0516367 Y2 JPH0516367 Y2 JP H0516367Y2 JP 1619788 U JP1619788 U JP 1619788U JP 1619788 U JP1619788 U JP 1619788U JP H0516367 Y2 JPH0516367 Y2 JP H0516367Y2
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latch
door
lock position
shoe
lock
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車等の車両のドアを、ハーフロ
ツク位置からフルロツク位置まで自動的に閉じ、
操作者の力によることなく確実にドアをフルロツ
クするドアロツク装置に関するものである。
従来の技術 車両等のドアは、雨水浸入防止や高速走行時の
室内空気の吸い出し現象に基づく風切り音の発生
防止等のため、合成ゴム等で成形された面圧の高
いウエザーストリツプが取り付けられている。
上述のウエザーストリツプのため、ドアを閉じ
るとき押圧反力が大となり、強い力で閉じないと
フルロツク状態とならず、ハーフロツク状態のま
まとされる恐れが多い。
この問題を解決するため、特開昭61−18358号
公報に示されるように、車体側のストライカを変
位できるように組み付け、ウエザーストリツプの
押圧反力の作用する位置より前でストライカとラ
ツチとを完全係合させたのち、ストライカを完全
閉扉位置へ変位させるよう構成したものが提案さ
れている。
考案が解決しようとする問題点 上述の特開昭61−183588号公報に示される手段
により、操作者の力によることなく容易にフクロ
ツク状態としうるものの、ストライカを移動させ
る機構であるためガタの発生する率が多く、また
ストライカ取付部分に特別な水密構造を付設する
必要が存するのみでなく、ストライカとラツチと
がハーフロツク状態となつている限りは装置が作
動せず、従つて常にある程度の閉速度でドアを閉
じ、ストライカに対しラツチをフルロツク位置に
導く必要がある。
考案の目的 上述の現状に鑑み、本考案は操作者の力による
ことなく自動的にフルロツク状態としうるのみで
なく、ガタの発生もなく、格別の水密構造付設の
必要が無いとともに、ドアがハーフロツク状態と
なれば、確実にフルロツク状態を実現でき、しか
もロツク装置の設計の自由度も大きいドアロツク
装置を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 上述の目的を達成するため、本考案は、ドア側
に配設されているロツク装置のラツチが、車体側
のストライカとの当接により、アンロツク位置か
らハーフロツク位置を経てロツク位置まで回動す
るよう組み付けられており、該ラツチには一体と
なつて回動する作動レバーが固定され、該作動レ
バーの回動軌跡を含む領域には、少なくとも前記
ラツチがハーフロツク位置からフルロツク位置を
占めるまでの区間において、前記作動レバーの回
動方向に対する背面に当接する位置に作動シユー
が配設され、該作動シユーは少なくとも前記ラツ
チがハーフロツク位置からフルロツク位置を占め
るまでの作動レバーの回動区間を往復動する駆動
条体に結合されており、該駆動条体の駆動装置に
は、前記ラツチがハーフロツク位置を占めたとき
往動信号を出し、フルロツク位置を占めたとき復
動信号を出し、作動シユーが復動終点位置を占め
たとき停止信号を出す制御回路が付設されている
という構成を採用している。
作 用 本考案は上述の構成であるから、ドアがハーフ
ロツクの位置まで閉じられると、往動信号が制御
回路から出され、駆動装置の往動作動によつて駆
動条体に導かれて作動シユーが移動を開始し、ハ
ーフロツク位置に在るラツチの作動レバーの背面
に当接し、該レバーを介してラツチをフルロツク
位置まで押動するので、ドアは自動的にフルロツ
ク状態とされる。ラツチがフルロツク位置を占め
ると、制御回路から復動信号が出され、作動レバ
ーを押動していた作動シユーは、前述の駆動装置
と駆動条体とによつて、作動レバーから離れて旧
位置へ復動し、復動終点位置に達すると、制御回
路の信号により、作動シユーは停止され、次のド
ア閉操作に備えられる。
上述の作動シユーと駆動装置とは駆動条体で連
結されているので、ドア内空間における駆動条体
の配設は、比較的自由に行なうことができるの
で、ロツク装置の設計の自由度が比較的大なるも
のである。
実施例 図面は実施の一例を示しており、第4図および
第5図に略示されるようにドアロツク装置1は、
従来のドアロツク装置と同じくドア端辺2に設け
られ、モータ3、減速伝動機4、駆動条体5で後
述するように駆動される。上述の駆動条件5とし
ては、ギヤードケーブルが使用されているが、牽
引ケーブルであつてもよい。
ドアロツク装置1は、第1図に示されるごと
く、車体側に固定されているストライカ6との当
接によつて、第1図中2点鎖線7で示すアンロツ
ク位置から3点鎖線8で示されるハーフロツク位
置を経て、実線で示されるフルロツク位置まで回
動されるラツチ9を有しており、該ラツチ9には
作動レバー10が一体に固定されている。
上述の作動レバー10がラツチ9とともに回動
する際の、先端11の回動軌跡Xを含む領域内に
はガイドレール12がドアロツク装置1に上方向
に向けて固定されている。
図示例のガイドレール12は、第1図ないし第
3図に示されるように、略口字形断面の杆体の、
ドアロツク装置1に面する側面に全長に亘つて窓
穴13を開設した構造であり、ガイドレール12
内に作動シユー14が上下動自在に収納されてい
る。
この作動シユー14は、前述の作動レバー10
の回動方向に対する背面15に当接する位置に配
設されており、かつ作動レバー10の回動軌跡X
に対し、少なくともラツチ9がハーフロツク位置
8からフクロツク位置を占めるまでの区間におい
て前記背面15に当接するよう前記ガイドレール
12が組み付けられている。
図示例の作動シユー14には、駆動条体5が結
合され、この駆動条体5がモータ3、減速伝動器
4で駆動されることにより、作動シユー14は既
述のごとく往復動される。
図示例の駆動条体5は、モータ3によつて回動
されるギヤードケーブル17と、これをガイドす
るパイプ16とで構成されているが駆動条体5と
しては、モータ3等により直接進退させる牽引ケ
ーブルであつてもよい。
ドアロツク装置1のケーシング18には、ラツ
チ9が符号8で示されるハーフロツク位置を占め
たとき、該ラツチ9のピン19により第1図中3
点鎖線20位置で作動されるリミツトスイツチ
LS1と、ラツチ9がフクロツク位置を占めたと
き、作動レバー10で作動されるリミツトスイツ
チLS2と、作動シユー14が復動終点位置を占
めたとき作動されるリミツトスイツチLS3とが
配設され、これらのリミツトスイツチLS1,LS
2,LS3は、モータ3の制御回路内に挿入され、
次のような制御信号を出す。
すなわち、ドアが閉じられラツチ9がストライ
カ6と当接して符号8で示されるハーフロツク位
置まで回動されると、ピン19でリミツトスイツ
チLS1が作動され、モータ3に往動信号が入力
されて作動シユー14がガイドレール12に沿つ
て上動し、回動軌跡X内において、ハーフロツク
位置のラツチ9の作動レバー10を背面15側か
ら押圧し、フルロツク位置方向へ回動させる。
上述のリミツトスイツチLS1がピン19で作
動される位置は、ラツチ9がハーフロツク位置を
占める位置より、回動角で約5度程手前の位置で
あることが、伝動遅れ等を考慮した場合に好まし
い。
ラツチ9が作動シユー14の前記押圧によつて
フルロツク位置にもたらされると、作動レバー1
0がリミツトスイツチLS2を作動し、モータ3
に復動信号が入力され、作動シユー14は作動レ
バー10から離れ、ガイドレール12に沿つて復
動し始める。
作動シユー14が復動終点に来ると、リミツト
スイツチLS3が作動され、モータ3に停止信号
が入力され、装置は停止する。
ドアが開かれたのち再び閉じられると装置は前
述の作動を繰り返す。
第1図中符号21はロツクレバーであつて、第
1図中実線位置から破線位置に回動されることに
よりドアノブを操作してもドアをロツク状態に保
持するものである。
効 果 本考案は、以上説明した構成,作用のものであ
つて、ドアが閉じられ、ハーフロツクの状態とな
ると、爾後は作動シユーと作動レバーとの係合に
より、ラツチが自動的にフルロツクの位置に導か
れ、操作者の力に依ることなく、常に確実にドア
をフルロツク状態としうる効果を奏する。
またドアロツク装置内部においてラツチを回動
させるものであるから格別の水密構造の付設の必
要がなく、またドアロツク機構部分にガタを発生
させるような構造の変更もなく商品価値を高めう
る効果があり、更に作動シユーを駆動条体で駆動
する構造であるから、ドア内部空間での駆動装置
と駆動条体との配置,配線の設計の自由度を著し
く大きくしうる効果も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の一例の要部正面図であり、一部
を第3図中−線断面として示した図、第2図
は第1図に示すものの略示右側面図であり、一部
を第3図中−線断面として示した図、第3図
は第2図中−線断面図、第4図は本考案を適
用した自動車ドアの一部切欠正面図、第5図は第
4図に示すものの要部の略示縦断面図である。 1……ドアロツク装置、5……駆動条体、6…
…ストライカ、9……ラツチ、10……作動レバ
ー、14……作動シユー、15……背面、X……
回動軌跡。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドア側に配設されているロツク装置のラツチ
    が、車体側のストライカとの当接により、アンロ
    ツク位置からハーフロツク位置を経てロツク位置
    まで回動するよう組み付けられており、該ラツチ
    には一体となつて回動する作動レバーが固定さ
    れ、該作動レバーの回動軌跡を含む領域には、少
    なくとも前記ラツチがハーフロツク位置からフル
    ロツク位置を占めるまでの区間において、前記作
    動レバーの回動方向に対する背面に当接する位置
    に作動シユーが配設され、該作動シユーは、少な
    くとも前記ラツチがハーフロツク位置からフルロ
    ツク位置を占めるまでの作動レバーの回動区間を
    往復動する駆動条体に結合されており、該駆動条
    体の駆動装置には、前記ラツチがハーフロツク位
    置を占めたとき往動信号を出し、フルロツク位置
    を占めたとき復動信号を出し、作動シユーが復動
    終点位置を占めたとき停止信号を出す制御回路が
    付設されている車両等のドアロツク装置。
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JPH01119761U JPH01119761U (ja) 1989-08-14
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