JPH05162750A - 缶の引裂片蓋 - Google Patents

缶の引裂片蓋

Info

Publication number
JPH05162750A
JPH05162750A JP4149827A JP14982792A JPH05162750A JP H05162750 A JPH05162750 A JP H05162750A JP 4149827 A JP4149827 A JP 4149827A JP 14982792 A JP14982792 A JP 14982792A JP H05162750 A JPH05162750 A JP H05162750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tear
side wall
piece
tear piece
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4149827A
Other languages
English (en)
Inventor
Arthur A Krause
エイ.クラウス アーサー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH05162750A publication Critical patent/JPH05162750A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D17/00Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions
    • B65D17/28Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness
    • B65D17/401Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness characterised by having the line of weakness provided in an end wall
    • B65D17/4012Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness characterised by having the line of weakness provided in an end wall for opening partially by means of a tearing tab

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 缶を開けたとき、缶内に引裂片が入って中身
を汚すようなことがない、しかも引裂片による怪我の心
配のない永久結合タイプの引裂片蓋。 【構成】 缶の側壁に開口部を形成するように該側壁か
ら引き裂くための切れ目が刻まれて缶本体に一体に形成
され、かつ缶に永久結合され、側壁の壁面から後方へ引
っ張るための引張環が取り付けられた開口しても缶中に
突入しない引裂片であって、該引裂片の周縁に刻設した
切れ目に沿って引裂片を側壁から剥がしたとき、側壁の
壁面から下方へ突出する湾曲部を有する曲折部が形成さ
れている引裂片蓋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は缶、特に飲料用の缶の一
側壁に開口部を形成する方法に関する。より詳細には、
開口部を形成するように缶の一側壁に刻みを付けた切り
目に沿って剥ぎ取ることができる引裂片の蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料、食品その他飲食品用の金属缶の出
現は、缶を如何に密閉するか、あるいはシールするかと
いう観点から多様な開発をするに至った。そして缶の蓋
として、別途用意した缶切り等の道具で切り取って、缶
にそのままとり付け残しておくものなどがある。この種
の蓋の缶は、普通台所に置かれるもので、缶を開ける道
具が手近にある食品の缶詰等に一般的である。
【0003】一方、飲料用の缶は、缶の開口部を形成す
るように剥ぎ取ることができ、かつ、缶に一体に取り付
けられる便利な片付きのものとして開発されてきた。さ
らに、果物ジュースのような無炭酸飲料用缶の場合、多
くは剥ぎ取り可能なテープ片で開口部をシールするもの
も開発されている。しかし、この種の蓋は遮蔽性におい
て確実でなく、またいつでも触れることができるので、
完全ではない。
【0004】これに対し炭酸飲料の場合は、一般により
確実な密閉性が必要とされるが、缶の側壁に開口部を形
成するには、いわゆる「ポップトップ」とか「プルタ
ブ」と呼ばれる方式のものが開発されている。初期の頃
は、引き裂きできる切り目を介して缶本体に結合してあ
る可除片に引張耳ないし引張環を取り付け、切り目に沿
って缶本体からそれを引っ張ることにより開口部を形成
するようにしたものであった。剥ぎ取った可除片は取り
付いている引張環と共に捨てられていた。しかしこのよ
うな方式では投げ捨てられる蓋(可除片と引張環)によ
る環境破壊の問題がある。
【0005】このような剥ぎ取り可能な蓋に引き起こさ
れる環境問題を解消しようとして、開口後も蓋を缶に取
り付けた状態にするものが開発されている。この蓋も缶
の側壁に引き裂き可能な引裂片を形成するもので、周囲
に切り目を付けられて上記缶の側壁に一体に結合され、
さらに該引裂片の先端には引張環が連続して設けられて
いる。このタイプの蓋の場合、缶の側壁から引き離すの
ではなく、上記引裂片は缶に取り付いて残される。この
タイプの蓋の最も一般的なものは、引張環を缶内に押し
込むものである。こうすれば缶から切り離され投げ捨て
られる蓋による環境破壊問題は解決される。しかし新た
な問題を引き起こすことになる。すなわち例えば、引裂
片が取り付いている缶の側壁は、ゴミ、泥その他の異物
により汚されていることもあるから、この引裂片を開口
部形成のために缶内に押し込むときは、缶内の飲料、食
品はその押し込まれてきた引裂片で汚されることにな
る。
【0006】こうした問題を解決するため、蓋は開口部
を形成するため缶から引き裂くことができるような引裂
片とするが、缶の内側に押し込む代わりに缶の外側に折
り畳むようにしたものが開発されている。このタイプの
引裂片は、その一部は、缶に取り残されるが、残部は缶
から引き離されている。開口部形成のためのこうした種
々のタイプの蓋は、ペットフード缶、固形食品缶、その
他の缶詰に利用されており、中身を汚染する問題を解決
するものではあるが、引き離された引裂片は、その鋭利
な縁端を露出するので、缶を取り扱うユーザー、回収業
者その他の人々に怪我をさせるおそれがある。従来技術
の中にもこの問題を解決しようとする試みは行われてい
る。例えば粗く鋭利な縁端上を保護層で被覆するなどで
ある。しかしかかる方式は製造上の困難性およびコスト
上の問題があり、実際上満足できるものではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、缶に連結
し缶本体と共に投げ捨てできる蓋であって分離片によっ
て環境汚染を引き起こさないもので、缶内に入って中身
を汚すおそれのない、また、ユーザー等に怪我をさせる
おそれがなく製造容易で、しかもコスト安の引裂片タイ
プの蓋の缶が必要とされる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記いくつも
の課題を解決するため、次の手段を採用する。すなわち
本発明の缶の引裂片蓋は、缶の側壁に開口部を形成する
ように該側壁から引き裂くための切れ目が刻まれて缶本
体に一体に形成され、かつ缶に永久結合され、側壁の壁
面から後方へ引っ張るための引張環が取り付けられた開
口しても缶中に突入しない引裂片であって、該引裂片の
周縁に刻設した切れ目に沿って形成された曲折部と、缶
側壁の壁面から少なくとも下方に突出して形成された湾
曲部とを有するもので、開口後に引裂片の粗い端縁で怪
我をさせるおそれがないことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明において、切れ目は缶の側壁の表面側に
設けられる。そして力を集中させれば切れ目に沿って引
裂片を折り曲げることができるように形作られる。切れ
目の形を改変することによって、引き裂く力と折り曲げ
る方向とを所望の通りに操作できる。
【0010】本発明の引裂片の遮閉部と曲折部は、ゴ
ミ、泥その他の異物を遮閉部の周囲で阻止することがで
きるようにされている。したがって引裂片、その周囲、
及び結合されている切れ目をより清潔に保持することが
できる。
【0011】本発明では引裂片の操作が容易なように、
怪我防止目的の湾曲部は、蓋を開けるときの引裂片の折
り曲げを容易にするため引裂片が一定箇所で折れ曲がれ
るように凹みを付けるなど何らかの方法で弱化してい
る。
【0012】湾曲部はいろいろな形に形成することがで
きるが、少なくとも引裂片の粗い縁端より上方か下方、
または上下両方に張り出す盛上壁を有している。しかし
一方で、曲折部はその曲折箇所によって異物を捕獲する
ことがないように、また従来技術でも容易に製造するこ
とができるような形状に形成される。引裂片の切り裂か
れた箇所にできた粗い縁端は、湾曲部または曲折部によ
り隠されて缶に触れる人が怪我をしないようにしてい
る。
【0013】また引張環としては種々のタイプが可能だ
が好ましくは、切れ目から引き裂かれた分離箇所を引っ
張りあげられることができるように、切れ目がなす境界
線を越えて引裂片上に張り渡した梃子を設けておくのが
よい。もっとも多くの場合、先行技術として普通になっ
ているものでもよい。引張環は、缶の側壁の一方の周囲
に偏った箇所であって切れ目に隣接する箇所で引裂片に
取り付けられる。したがって梃子の作用で切れ目を引き
裂き開口開始することができる。そして全面開口された
とき、引裂片は缶の周縁内にその全部が収まる状態とな
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照して
詳細に説明する。
【0015】図1から図13において本発明にかかる缶
の引裂片蓋は10で示される。引裂片蓋10は缶の側壁
Wと一体に形成している引裂片11と、該引裂片11に
リベット13で結合された引張環12とからなる。
【0016】図3、図6および図7において引裂片11
は、側壁W面の下方に突出する湾曲部15と側壁W面の
上方に立ち上がる盛上壁16とを有する側壁Wからほぼ
垂直に盛り上がる曲折部14によって側壁Wから区切ら
れている。この曲折部14は頭端19から対向側端1
7、18それぞれにまで連続的に形成されている。引裂
片11の他端、すなわち図6および図7において右端
は、側壁W面にそれと同一面上で連続している。
【0017】切れ目20は、曲折部14の頭端19から
対向側端17、18それぞれにまで曲折部14と側壁W
との境界線にほぼ沿って刻まれる。この切れ目20は側
壁Wの表面に形成されるが、引裂片11が側壁Wから引
き裂かれたとき、曲折部14の上面と下端との中間位置
に引き裂かれた粗い縁端がくるようにされている。こう
して曲折部14は、切れ目20から引き裂かれた引裂片
11の露出する端縁から人を保護する。さらに切れ目2
0は側壁Wの表面に形成してあるからリベット13周り
に引張環12を回転運動させて開口開始するとき最初の
破損を得るのに役立てることもできる。
【0018】次に図6から図12において、曲折部14
の湾曲部15は、複数箇所で凹み25、26が付けら
れ、これら複数箇所をそれ以外の湾曲部15から相対的
に弱化させてあり、開口運動の際の引裂片11の折り曲
げを容易にしている。図9および図10において、引裂
片11の頭部に近い凹み25、25は、引張環12を上
げ始めたとき引裂片11が最初に折り曲がるための折曲
線をなすようにされている。したがって引裂片11の頭
部を下方に曲げることができ、切れ目20を破損させて
引裂片11ならびに引張環12を上方に持ち上げ切り目
20に沿って開口することができる。第2の凹み26、
26は引張環12の後退運動中引裂片11の上方への折
り曲げを容易にする第1の折曲線から後方に付けられる
折曲線をなす。図面上凹みはそれぞれ2カ所づつしか描
いていないが、1つを、または3つ以上を設けることも
自由である。また凹み以外の何らかの弱化であってもよ
い。
【0019】切り目20の最初の破損と引裂片11の上
方への持ち上げ運動は、図1に示すように引張環12に
よって行われる。図1において、引張環12には曲折部
14および切り目20の前方に突出し側壁W上に当接す
る一対の梃子12A,12Bも設けられている。これら
と相対的に小さく形成された引張環12の鼻12Cは曲
折部14に隣接する引裂片11の頭部を下方に押し込む
位置に突出形成され引裂片11の頭部に力を集中させ、
切り目20に沿った開口を開始することを容易にしてい
る。これに関連してリベット13も引裂片11の頭端近
くの箇所に設けられており、梃子の力が最大限加わるよ
うにされている。なお曲折部14は、単に引き裂かれた
引裂片11の粗い端縁からユーザー等が怪我することを
防止するばかりでなく、引裂片11の周辺部を構造的に
補強する役目も果たしている。
【0020】また曲折部14と引裂片11とは引裂片1
1および缶の側壁W上にゴミその他の異物が付着したり
溜まったりすることを最小にするように形成され、缶を
開口したとき引裂片11によって缶の中身を汚さないよ
うにしている。具体的には、異物を捕獲しにくいように
引裂片11は窪みを形成せず、側壁Wと引裂片11とは
連続的な滑らかな形状に構成されている。これに関連し
て曲折部14は図面上誇張して線を明確に描いている
が、湾曲部15は側壁W面の下方に約1/32インチな
いし約1/4インチだけ突出し、同様に上方への盛上壁
16は側壁W面の上方に約1/32インチないし約1/
4インチだけ盛り上げられている。さらに梃子12A,
12Bは、約1/8インチないし約11/4インチだけ
突出している。
【0021】図6および図7に示されたように、切れ目
20は曲折部14に隣接して形成されており、切れ目2
0に沿って引裂片11を側壁Wから引き裂いた後でも引
裂片11に水平方向に突出する端縁を存在させないよう
にしている。切れ目20を曲折部14に極めて近い箇所
で形成すること、ならびに曲折部14が有している保護
効果は、引裂片11の粗い端縁で缶に触れる人が怪我を
する危険を防止している。
【0022】図17において、切れ目20’は断面V字
状をなし、引張環12に隣接する側でVの傾斜壁20b
を、また引張環12から離れた側でVの垂直壁20aを
有するように形成されている。あるいは図18に示すよ
うに逆に切れ目20''の傾斜壁20bを引張環12から
離した側にし、垂直壁20aを引張環12側に形成して
もよい。あるいは図19に示すように切れ目20'''
は、Vの両方がそれぞれ同等に傾斜するように対称に形
成してもよい。この最後の場合は、切れ目20'''は側
壁Wの肉厚の約1/2に深く形成し、所望の開口操作に
従ってVを自在に方向付ける。
【0023】曲折部の変形例を図14から図17に示し
てある。図14は簡単な構造のもので、曲折部30には
湾曲部31が高さhだけ側壁W面の下方に設けられてい
る。本変形例では上述の第1実施例における場合の盛上
壁16ような形成物はなく、また、引張環12’は側壁
W面と同一面上に形成される。
【0024】図15では引裂片32の端部で水平な曲折
部40を形成しており、これが上述の第1実施例の盛上
壁16の代わりとされている。この水平曲折部40は下
方に突出する曲折部30の湾曲部31の上方で切れ目2
0にほぼ沿って外方へ突出している。切れ目20は曲折
部30から水平方向に僅かに間隔をおいて形成され、水
平曲折部40は引裂片が切れ目20に沿って側壁Wから
引き裂かれたときその粗い縁端からユーザー等を保護す
る保護部を形成する。
【0025】類似の構造を図16に示す。ここでは水平
曲折部50は切れ目20上を被覆するように外方に突出
している。
【0026】次に図20から図27は引張環の種々の変
形例を示す。図20と図21の変形例では引張環59、
59’それぞれに設けられた梃子60、61が切れ目2
0に隣接する側壁W上に当接するように切れ目20の外
方へ突出し、引張環59、59’を持ち上げたとき梃子
60、61が側壁Wに向けて回転して、切れ目20に沿
った破損を実現し引裂片の一端を上方に持ち上げる力を
促進すると共に最初の開口操作を可能にする。引張環の
上記以外の箇所は従来技術によるもので構成される。
【0027】
【発明の効果】この引裂片蓋は缶本体から完全に引き離
されることがなく散乱投棄による環境汚染の問題がな
い。さらに本発明の引裂片蓋は開口時に缶中に押し込ま
れることがなく衛生的である。また引裂片の形状は特殊
に構成されていて開口後の引裂片の粗い端縁による怪我
の心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る缶の引裂片蓋の部分拡大斜視図で
ある。
【図2】図1の引裂片蓋を完全に引き裂いて開口部を開
けた状態の部分斜視図である。
【図3】開口していない状態の引裂片を示す部分図で、
引張環を仮に取り除いて引裂片がよく見えるようにして
いる。
【図4】引裂片の長軸に対向する面における缶の部分断
面図である。
【図5】引裂片の一部と缶の一部との部分拡大図で、缶
の側壁と引裂片との切れ目および曲折状態を示す。
【図6】図1の引裂片の部分拡大底面図である。
【図7】図6の7−7線断面図である。
【図8】図1の缶の遮蔽状態にある引裂片の断面図であ
る。
【図9】引張環を持ち上げて引裂片全体を傾斜させたの
で、切れ目が破損した開口開始段階を示す引裂片の断面
図である。
【図10】切れ目に沿って開口を開始する直前の開口初
期段階を示す引裂片の断面図である。
【図11】引裂片を後方へ引っ張る動き、つまり後退運
動の初期段階を示す断面図である。
【図12】引裂片による開口運動の中期段階を示す断面
図である。
【図13】開口部を完全に形成したときの引裂片の状態
を示す終了段階の断面図である。
【図14】本発明の引裂片の第1変形例の拡大部分断面
図である。
【図15】第2変形例の拡大部分断面図である。
【図16】第3変形例の拡大部分断面図である。
【図17】缶の側壁とこれに連接する引裂片との断面図
で、切れ目の形状の変形例を示す拡大部分図である。
【図18】缶の側壁とこれに連接する引裂片との断面図
で、切れ目の形状の変形例を示す拡大部分図である。
【図19】缶の側壁とこれに連接する引裂片との断面図
で、切れ目の形状の変形例を示す拡大部分図である。
【図20】本発明の引裂片に取り付けられる引張環の1
実施例を示す缶の平面図である。
【図21】本発明の引裂片に取り付けられる引張環の1
実施例を示す缶の平面図である。
【図22】本発明の引裂片に取り付けられる引張環の1
実施例を示す缶の平面図である。
【図23】本発明の引裂片に取り付けられる引張環の1
実施例を示す缶の平面図である。
【図24】本発明の引裂片に取り付けられる引張環の1
実施例を示す缶の平面図である。
【図25】本発明の引裂片に取り付けられる引張環の1
実施例を示す缶の平面図である。
【図26】本発明の引裂片に取り付けられる引張環の1
実施例を示す缶の平面図である。
【図27】本発明の引裂片に取り付けられる引張環の1
実施例を示す缶の平面図である。
【符号の説明】
11 引裂片 20 切れ目 12 引張環 25 凹み 13 リベット 26 凹み 14 曲折部 15 湾曲部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶の側壁に開口部を形成するように該側
    壁から引き裂くための切れ目が刻まれて缶本体に一体に
    形成され、かつ缶に永久結合され、側壁の壁面から後方
    へ引っ張るための引張環が取り付けられた開口しても缶
    中に突入しない引裂片であって、該引裂片の周縁に刻設
    した切れ目に沿って形成された曲折部と、缶側壁の壁面
    から少なくとも下方に突出して形成された湾曲部とを有
    する開口後に引裂片の粗い端縁で怪我をさせるおそれの
    ない缶の引裂片蓋。
  2. 【請求項2】 曲折部が湾曲部から缶の側壁の上方に突
    出する盛上壁をもち、引裂片が該盛上壁と同一に形成さ
    れている請求項1の引裂片蓋。
  3. 【請求項3】 湾曲部が缶の側壁の壁面下方に突出し、
    かつ、盛上壁が切れ目にほぼ沿って滑らかに壁面の上方
    へ盛上がり湾曲部が開始した壁面と同一面をなして終結
    し、引裂片は上記湾曲部が開始した壁面と同一面をなす
    ように連続している請求項1の引裂片蓋。
  4. 【請求項4】 開口のための後退運動中に引裂片の折り
    曲げを容易にする折曲線をなす凹みが湾曲部につけられ
    ている請求項1、請求項2または請求項3の引裂片蓋。
  5. 【請求項5】 曲折部が切れ目の上方を被覆するように
    引裂片から水平に外方へ突出している請求項3の引裂片
    蓋。
  6. 【請求項6】 缶の側壁から下方に突出する湾曲部と、
    この湾曲部の下端から湾曲部に連続して上方に立ち上が
    る曲折部と、この曲折部の最上端と引裂片とが缶の側壁
    と同一面をなしている請求項1の引裂片蓋。
  7. 【請求項7】 曲折部が缶の側壁面から測って垂直に約
    1/32インチから約1/4インチである請求項1の引
    裂片蓋。
  8. 【請求項8】 曲折部が側壁面の上方および下方に約1
    /32インチないし約1/4インチだけ突出する湾曲部
    を有し、切れ目はその曲折部の高さのほぼ中間位置で刻
    まれている請求項1の引裂片蓋。
  9. 【請求項9】 切れ目は、切れ目に沿って引裂片を引き
    裂いても引裂片から粗い縁端が水平方向に突出しないよ
    うに曲折部に連続する壁面上に断面V字状をなすように
    刻まれている請求項1の引裂片蓋。
  10. 【請求項10】 切れ目が、缶の側壁の肉厚の約1/2
    にまで刻まれている請求項9の引裂片蓋。
  11. 【請求項11】 V字状の切れ目の対向する壁面は缶の
    側壁面に対して垂直にV字の先端を通過する線から等し
    い角度をなして対称に外方へ傾斜している請求項10の
    引裂片蓋。
  12. 【請求項12】 V字状の切れ目の対向する各壁面の1
    つは引裂片寄りに傾斜し、他の1つは缶の側壁面に垂直
    に形成されている請求項10の引裂片蓋。
  13. 【請求項13】 V字状の切れ目の対向する各壁面の1
    つは引裂片から離れる側に傾斜し、他の1つは缶の側壁
    面に垂直に形成されている請求項10の引裂片蓋。
JP4149827A 1991-05-17 1992-05-18 缶の引裂片蓋 Pending JPH05162750A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/701923 1991-05-17
US07/701,923 US5145086A (en) 1991-05-17 1991-05-17 Captive tear tab with protective means for container opening

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05162750A true JPH05162750A (ja) 1993-06-29

Family

ID=24819215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4149827A Pending JPH05162750A (ja) 1991-05-17 1992-05-18 缶の引裂片蓋

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5145086A (ja)
EP (1) EP0514734A3 (ja)
JP (1) JPH05162750A (ja)
AU (1) AU1635092A (ja)
CA (1) CA2067529A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010537905A (ja) * 2007-09-07 2010-12-09 インターナショナル パテンツ アンド ブランズ コーポレーション 物質、特に飲料用の、引っ張り開ける密封要素を有する容器

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5749488A (en) * 1995-10-02 1998-05-12 Reynolds Metals Company Can end with recessed center panel formed downwardly from coin
US6234337B1 (en) 1998-08-14 2001-05-22 H.J. Heinz Company Safe container end closure and method for fabricating a safe container end closure
US7380684B2 (en) 1999-12-08 2008-06-03 Metal Container Corporation Can lid closure
US6460723B2 (en) 2001-01-19 2002-10-08 Ball Corporation Metallic beverage can end
US6419110B1 (en) 2001-07-03 2002-07-16 Container Development, Ltd. Double-seamed can end and method for forming
GB2395183A (en) * 2002-11-14 2004-05-19 Virginia Poole Ring pull having an insect guard
US20060071005A1 (en) 2004-09-27 2006-04-06 Bulso Joseph D Container end closure with improved chuck wall and countersink
US7506779B2 (en) 2005-07-01 2009-03-24 Ball Corporation Method and apparatus for forming a reinforcing bead in a container end closure
FR2895731B1 (fr) * 2006-01-05 2010-05-07 Joseph Aquilina Dispositif d'ouverture pour cannette de boisson
EP2094581A1 (en) 2006-12-14 2009-09-02 General Mills Marketing, Inc. Foil membrane lid
CN201010114Y (zh) * 2006-12-26 2008-01-23 朴成日 环保罐
DE102007007372A1 (de) * 2007-02-12 2008-08-14 C-A-P Technologies Gmbh Verpackung für rieselfähige oder fließfähige Produkte
IT1394648B1 (it) 2009-07-03 2012-07-05 Internat Patents And Brands Corp Coperchio per contenitori di sostanze e contenitore di sostanze cosi' attrezzato
TR200906155A2 (tr) * 2009-08-10 2011-02-21 Zi̇rek Ercan Meşrubat kutusu için açacak
WO2011095319A1 (de) * 2010-02-02 2011-08-11 Klaus Thielen Dosendeckel sowie verfahren zur herstellung eines dosendeckels
US10017295B2 (en) 2010-08-06 2018-07-10 Ball Corporation Container end closure with optional secondary vent opening
US8727169B2 (en) 2010-11-18 2014-05-20 Ball Corporation Metallic beverage can end closure with offset countersink
US9457930B1 (en) * 2011-07-22 2016-10-04 Fgt Top Llc Flip-up pop-top can lid
US20130284742A1 (en) * 2012-04-25 2013-10-31 Alan Jung Easy Open Lid
US9694935B2 (en) * 2013-03-15 2017-07-04 Ball Corporation End closure with a ring pull actuated secondary vent
FR3006299B1 (fr) 2013-06-04 2016-02-19 M Plascopar Sa Systeme d'ouverture pour conteneur
RU2694246C2 (ru) * 2014-01-08 2019-07-10 Интернейшнл Пэтентс Энд Брэндз Корпорейшн Крышка емкости для хранения веществ и емкость для хранения веществ с такой крышкой
US9714115B2 (en) 2014-07-30 2017-07-25 Ball Corporation Vented container end closure
BR202014032067U2 (pt) * 2014-12-19 2015-07-07 Edilberto Acacio Da Silva Disposição construtiva introduzida em lacre para embalagem de bebidas
WO2018193053A2 (en) * 2017-04-20 2018-10-25 Pavlatos Dionysios Liquid product packaging caps
BR112020017730B1 (pt) 2018-03-01 2023-12-26 Gilbert P. Stengel Jr. Recipiente para bebidas
ES2709215R1 (es) * 2019-03-20 2019-05-16 Valencia Juan Gonzalez Nueva lengüeta y anilla para la apertura de latas de bebidas

Family Cites Families (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US28776A (en) * 1860-06-19 Improvement in cordi ng-gu i des for sewing-machin es
US3315837A (en) * 1964-11-25 1967-04-25 Continental Can Co Easy opening end
US3221924A (en) * 1964-12-11 1965-12-07 Harvey Aluminum Inc Can opener
US3349949A (en) * 1965-07-06 1967-10-31 Fraze Ermal C Ring-shaped tab for tear strips of containers
US3411661A (en) * 1965-10-23 1968-11-19 Walter M. Perry Container with openable segment
US3432067A (en) * 1966-03-11 1969-03-11 Continental Can Co Pull tab opening means
US3411662A (en) * 1967-03-27 1968-11-19 Fraze Ermal C Reinforced tab
US3442416A (en) * 1967-06-19 1969-05-06 Continental Can Co Container having lip protecting means
US3420398A (en) * 1968-02-01 1969-01-07 Sung Woo Chun Beverage can top with tear-out closure retainer
US3478918A (en) * 1968-08-14 1969-11-18 American Can Co Full open end closure
US3510022A (en) * 1968-10-17 1970-05-05 Paul H Heller Removable tab having a protective coating
US3610462A (en) * 1969-07-17 1971-10-05 Nat Steel Corp Container scoreline and tear edge protection
US3696961A (en) * 1970-10-20 1972-10-10 Continental Can Co Protective edge for easy opening container
US4116360A (en) * 1972-02-28 1978-09-26 Van Dorn Company Can end with protective fold
US3894652A (en) * 1972-03-21 1975-07-15 Fraze Ermal C Easy-open can end construction
US3837524A (en) * 1972-03-27 1974-09-24 J Schubert Easy opening container wall
US3820681A (en) * 1972-04-06 1974-06-28 Orbital Container Corp Score-line structure
US3795341A (en) * 1972-07-13 1974-03-05 Continental Can Co Easy opening container
US3819083A (en) * 1972-07-17 1974-06-25 Continental Can Co Safety edge easy opening container
US3871314A (en) * 1972-10-20 1975-03-18 Dorn Co V Method of making folded can ends and folded can end product
US3825149A (en) * 1972-12-06 1974-07-23 Fraze Ermal C Easy opening container having shoulders to safeguard all severed edges
US3838788A (en) * 1973-03-15 1974-10-01 Dorn Co V Can end construction
US3880316A (en) * 1973-11-08 1975-04-29 Dayton Reliable Tool & Mfg Co Easy open push button ecology end
US3938693A (en) * 1974-02-01 1976-02-17 Continental Can Company, Inc. Non-detachable easy open flap and tab assembly
US3949898A (en) * 1974-02-01 1976-04-13 Continental Can Company, Inc. Non-detachable easy open flap and tab assembly
US3888384A (en) * 1974-05-17 1975-06-10 Continental Can Co Easy opening end unit
US3894653A (en) * 1974-06-14 1975-07-15 Continental Can Co Child resistant easy opening end unit
JPS5426299Y2 (ja) * 1974-07-04 1979-08-31
US3986632A (en) * 1974-08-19 1976-10-19 Owens-Illinois, Inc. Convenience closure with safe edges
US4018178A (en) * 1975-03-27 1977-04-19 Gerald B. Klein Method of manufacture of a gated can lid with score at upper surface
US3994413A (en) * 1975-07-07 1976-11-30 Dayton Reliable Tool & Mfg., Co. Easy opening end with combined guard and operative means for rupturing score
US3977561A (en) * 1975-09-29 1976-08-31 Strobe Carl J Can end with nondetachable tear tab and opening ring
US4055134A (en) * 1976-02-12 1977-10-25 The Continental Group, Inc. Edge protection for easy opening end closure
US4017000A (en) * 1976-06-21 1977-04-12 Wescan, Inc. Easy open container end with protective edges for its severed score
US4044915A (en) * 1976-07-22 1977-08-30 American Can Company Container end closure
US4042144A (en) * 1976-11-10 1977-08-16 Van Dorn Company Pull tab construction for full panel pull-out ends for easy opening cans
US4126244A (en) * 1977-08-30 1978-11-21 Owens-Illinois, Inc. Container component with easy-opening wall section
US4189060A (en) * 1978-10-05 1980-02-19 Minnesota Mining And Manufacturing Company Retention means for container closure assembly
DE3003804C2 (de) * 1980-02-02 1984-06-20 Fried. Krupp Gmbh, 4300 Essen Aufreißdeckel
US4325490A (en) * 1980-10-16 1982-04-20 The Continental Group, Inc. Non-detachable ring pull opening device for beverage cans
US4410101A (en) * 1981-01-12 1983-10-18 Vogt Kuno J Easy opening top closure member assembly for a container
US4386713A (en) * 1982-02-24 1983-06-07 Van Dorn Company Full opening steel can end construction
US4407424A (en) * 1982-07-01 1983-10-04 The Continental Group, Inc. Plastic plug type closure for beverage containers
US4500011A (en) * 1983-01-07 1985-02-19 Minnesota Mining And Manufacturing Company Tape closure for a can end
US4576305A (en) * 1985-05-20 1986-03-18 Weirton Steel Corporation Sheet metal wall panel and integral opener structure
JPS6264729A (ja) * 1985-09-10 1987-03-23 有限会社谷啓製作所 開口片縁の安全な容器蓋
DE3784019T2 (de) * 1986-06-13 1993-05-19 Toyo Seikan Kaisha Ltd Leicht zu oeffnender behaelterdeckel mit geschuetztem kerblinienrand und verfahren zur herstellung desselben.
US4781303A (en) * 1988-03-25 1988-11-01 Wells Robert A Container with a non-removable opening tab apparatus
US4901877A (en) * 1989-07-07 1990-02-20 Hall John R Bee proof beverage container

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010537905A (ja) * 2007-09-07 2010-12-09 インターナショナル パテンツ アンド ブランズ コーポレーション 物質、特に飲料用の、引っ張り開ける密封要素を有する容器

Also Published As

Publication number Publication date
AU1635092A (en) 1992-11-19
EP0514734A2 (en) 1992-11-25
US5145086A (en) 1992-09-08
EP0514734A3 (en) 1993-04-28
CA2067529A1 (en) 1992-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05162750A (ja) 缶の引裂片蓋
US4030630A (en) All plastic reclosable container closure
US4253582A (en) Easy-open container end
US5411159A (en) Easily openable can with foldably concealed tab
US3853080A (en) Container end and forming method
US2092671A (en) Removable top and closure for containers
US3757989A (en) Can end with inseparable tear strip
US5190149A (en) Side-pivoting frangible opening for container end wall
JPS6233140B2 (ja)
US4162742A (en) Easy opening top closure member for a container
US3327891A (en) Can end with inseparable tear strip
US4453644A (en) Cap with tear-off tag
US4576304A (en) Easy-open closure
JPH05178345A (ja) 開口容易な缶蓋
EP1165384B1 (en) End closure with improved non-detachable opening panel
US5535911A (en) Opening device for cans
JPH05310248A (ja) 開口容易な缶蓋
US4397402A (en) Easy opening container lid
US3172558A (en) Container with improved easy-open end
JPS58500755A (ja) 容器用の閉鎖部材
JPH0738138Y2 (ja) 飲料容器缶蓋構造
JP3624835B2 (ja)
JPS5840032Y2 (ja) 開放容易な缶蓋
JPH0531065Y2 (ja)
US3768693A (en) Retainable tear-away tab for container