JPH05162576A - 滑り止め効果の優れた車輛用敷物 - Google Patents
滑り止め効果の優れた車輛用敷物Info
- Publication number
- JPH05162576A JPH05162576A JP35212391A JP35212391A JPH05162576A JP H05162576 A JPH05162576 A JP H05162576A JP 35212391 A JP35212391 A JP 35212391A JP 35212391 A JP35212391 A JP 35212391A JP H05162576 A JPH05162576 A JP H05162576A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rug
- vehicle
- floor surface
- heel
- lining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車輌運行に伴う動揺や踵部の床面に対する押
圧力があっても容易に滑動せず床面に安定状態で固着す
るとともに床面からの剥離等が迅速かつ円滑に実施可能
な滑り止め効果の優れた車輌用敷物を提供する。 【構成】 上層部及び裏打部を有する敷物の裏打部表面
に操縦者及び又は他の乗車者の靴等の踵部が載置される
上層部の表面部分とその近傍の表面部分とを含む所定面
積の表面部分と同面積の反対側の裏打層の表面部分に繊
維性接着具がそのアンカー部を下向きに貼着されてな
る。
圧力があっても容易に滑動せず床面に安定状態で固着す
るとともに床面からの剥離等が迅速かつ円滑に実施可能
な滑り止め効果の優れた車輌用敷物を提供する。 【構成】 上層部及び裏打部を有する敷物の裏打部表面
に操縦者及び又は他の乗車者の靴等の踵部が載置される
上層部の表面部分とその近傍の表面部分とを含む所定面
積の表面部分と同面積の反対側の裏打層の表面部分に繊
維性接着具がそのアンカー部を下向きに貼着されてな
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車輌特に四輪車等の操縦
者又は後部席乗車者の足許等に敷設される滑り止め効果
の優れた車輌用敷物に関する。
者又は後部席乗車者の足許等に敷設される滑り止め効果
の優れた車輌用敷物に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来四輪車等の車内に敷設される敷物と
して各種のものが提示されている。車輌用敷物には、靴
に付着したまま外部から持込まれる細かい土砂や雨天時
には水分等が持込まれるので汚染し易く割合に短期間に
清拭又は更新等が必要となり、比較的頻繁に敷設，剥離
が繰返されるとともに、車輌運行に伴う動揺や運転者等
の踵の載置等に基づき該敷物が床面において滑動し床面
に対し安定して固定されず不都合であった。これに対し
敷物に床面固定具を設ける等の試みもなされているが、
その着脱が煩鎖であったり、又は、固定位置がまづいた
めその効果が十分でなかったりして、未だ有用なものが
提供されていなかった。
して各種のものが提示されている。車輌用敷物には、靴
に付着したまま外部から持込まれる細かい土砂や雨天時
には水分等が持込まれるので汚染し易く割合に短期間に
清拭又は更新等が必要となり、比較的頻繁に敷設，剥離
が繰返されるとともに、車輌運行に伴う動揺や運転者等
の踵の載置等に基づき該敷物が床面において滑動し床面
に対し安定して固定されず不都合であった。これに対し
敷物に床面固定具を設ける等の試みもなされているが、
その着脱が煩鎖であったり、又は、固定位置がまづいた
めその効果が十分でなかったりして、未だ有用なものが
提供されていなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車輌床面に
敷設されて、車輌運行に伴う動揺があっても、また、運
転者やその他乗車者の靴等の踵部の当接に伴う押圧力で
も容易に滑動せず床面に安定状態で固着するとともに清
拭又は更新等に伴う床面からの剥離又は床面に対する敷
設が迅速かつ円滑に実施可能な如き構成を有する滑り止
め効果の優れた車輌用敷物を提供することをその目的と
するものである。
敷設されて、車輌運行に伴う動揺があっても、また、運
転者やその他乗車者の靴等の踵部の当接に伴う押圧力で
も容易に滑動せず床面に安定状態で固着するとともに清
拭又は更新等に伴う床面からの剥離又は床面に対する敷
設が迅速かつ円滑に実施可能な如き構成を有する滑り止
め効果の優れた車輌用敷物を提供することをその目的と
するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は叙上の実状に鑑
みてなされたもので、車輌の内部床面に敷設される所定
形状の敷物であって、操縦者及び他の乗車者の靴等の踵
部が載置される上層部の表面部分及び該部分を含む所定
の近傍部分の反対側の裏打層の表面部分に、所定面積を
有する繊維性接着具のアンカー部が下向きに植設された
ものが貼着される滑り止め効果の優れた車輌用敷物をそ
の要旨とするものである。
みてなされたもので、車輌の内部床面に敷設される所定
形状の敷物であって、操縦者及び他の乗車者の靴等の踵
部が載置される上層部の表面部分及び該部分を含む所定
の近傍部分の反対側の裏打層の表面部分に、所定面積を
有する繊維性接着具のアンカー部が下向きに植設された
ものが貼着される滑り止め効果の優れた車輌用敷物をそ
の要旨とするものである。
【０００５】
【実施例】図１は本発明に係る車輌用敷物の表面斜視
図、図２は同敷物の表面斜視図、図３は繊維性接着具の
説明図である。
図、図２は同敷物の表面斜視図、図３は繊維性接着具の
説明図である。
【０００６】１は、車輌用敷物の上表層、２は同敷物の
裏打層、３は繊維性接着具、４は操縦者等の靴の踵部、
５は繊維性接着具のアンカー部を示す。車輌用敷物は繊
維材料を用いて形成される上表層１と、天然又は合成ゴ
ム或いは合成樹脂によって形成される完全な防水性を有
する裏打層２とから形成される。図１に示される敷物は
靴の踵部４が載置される点線で囲まれる上層部の表面部
分とその近傍の表面部分を含む所定面積の表面部分と同
面積の反対側の図２に示される裏打層２の表面部分に繊
維性接着具３が図３に示すアンカー部５を下向きにして
貼着される。接着具３は、カーペット部に接着する有効
なアンカー部５を有し、操縦者や後部座席の乗車者の足
元即ち靴の踵部４が載置される部分及びその近傍部分を
含めて、例えば縦長Ａは１２〜１５ｃｍが、また、横長
Ｂは２４〜３０ｃｍが夫々良好な範囲である。また、本
発明の接着具３にあっては、カットパイルカーペットに
対しても接離自在なもの、例えば、マジックピタット
（ＴＭ）（商品名；製造・販売業者，株式会社クラレ）
が最も好ましく使用できる。接着具は固定的に貼着され
ることが最も好ましいが、縫着又は鋲止めその他の手段
等であってもよい。敷物本体の清拭時の取り除しを考慮
して着脱自在に取付けられるものであってもよい。取付
けに際しては、本体の損傷を回避することが必要であ
る。
裏打層、３は繊維性接着具、４は操縦者等の靴の踵部、
５は繊維性接着具のアンカー部を示す。車輌用敷物は繊
維材料を用いて形成される上表層１と、天然又は合成ゴ
ム或いは合成樹脂によって形成される完全な防水性を有
する裏打層２とから形成される。図１に示される敷物は
靴の踵部４が載置される点線で囲まれる上層部の表面部
分とその近傍の表面部分を含む所定面積の表面部分と同
面積の反対側の図２に示される裏打層２の表面部分に繊
維性接着具３が図３に示すアンカー部５を下向きにして
貼着される。接着具３は、カーペット部に接着する有効
なアンカー部５を有し、操縦者や後部座席の乗車者の足
元即ち靴の踵部４が載置される部分及びその近傍部分を
含めて、例えば縦長Ａは１２〜１５ｃｍが、また、横長
Ｂは２４〜３０ｃｍが夫々良好な範囲である。また、本
発明の接着具３にあっては、カットパイルカーペットに
対しても接離自在なもの、例えば、マジックピタット
（ＴＭ）（商品名；製造・販売業者，株式会社クラレ）
が最も好ましく使用できる。接着具は固定的に貼着され
ることが最も好ましいが、縫着又は鋲止めその他の手段
等であってもよい。敷物本体の清拭時の取り除しを考慮
して着脱自在に取付けられるものであってもよい。取付
けに際しては、本体の損傷を回避することが必要であ
る。
【０００７】
【発明の効果】本発明は以上の構成に基づくものであっ
て、操縦者や他の乗車者のために敷設される車輌用敷物
であり、踵部の直下に所定面積の繊維性接着具を有する
ものであるから、踵部の押圧力によって床面のカーペッ
ト等と確実に合着し、常に安定的に配置され、床面にお
ける移動等を生じることがない。従って、従来踵部の押
圧により不格好に移動したものが、かえって安定の要因
となり、整然と配設されることとなる。また、接着具の
取付け取除しも比較的容易に行なわれることから、敷物
本体の清拭にも便利がよく、接着具が限定個所で僅少面
積ですむことになるので、経済的にも低廉である等多く
の利点を有し極めて有用な発明である。
て、操縦者や他の乗車者のために敷設される車輌用敷物
であり、踵部の直下に所定面積の繊維性接着具を有する
ものであるから、踵部の押圧力によって床面のカーペッ
ト等と確実に合着し、常に安定的に配置され、床面にお
ける移動等を生じることがない。従って、従来踵部の押
圧により不格好に移動したものが、かえって安定の要因
となり、整然と配設されることとなる。また、接着具の
取付け取除しも比較的容易に行なわれることから、敷物
本体の清拭にも便利がよく、接着具が限定個所で僅少面
積ですむことになるので、経済的にも低廉である等多く
の利点を有し極めて有用な発明である。
【図１】本発明に係る車輌用敷物の表面斜視図である。
【図２】本発明に係る車輌用敷物の裏面斜視図である。
【図３】本発明に係る繊維性接着具の説明図である。
１ 車輌用敷物の上表層 ２ 車輌用敷物の裏打層 ３ 繊維性接着具 ４ 靴の踵部 ５ 繊維性接着具のアンカー部
Claims (1)
- 【請求項１】 車輌の内部床面に敷設される所定形状の
敷物であって、操縦者及び又は他の乗車者の靴等の踵部
が載置される上層部の表面部分とその近傍の表面部分と
を含む所定面積の表面部分と同面積の反対側の裏打層の
表面部分に繊維性接着具がそのアンカー部を下向きに貼
着されて構成されることを特徴とする滑り止め効果の優
れた車輌用敷物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35212391A JPH05162576A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 滑り止め効果の優れた車輛用敷物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35212391A JPH05162576A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 滑り止め効果の優れた車輛用敷物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05162576A true JPH05162576A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18421936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35212391A Pending JPH05162576A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 滑り止め効果の優れた車輛用敷物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05162576A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5825743B2 (ja) * | 1981-06-30 | 1983-05-30 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | 表面安定化方法 |
-
1991
- 1991-12-12 JP JP35212391A patent/JPH05162576A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5825743B2 (ja) * | 1981-06-30 | 1983-05-30 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | 表面安定化方法 |
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