JPH05161716A - 薬剤の制御的放出のための眼内及び眼窩内に移植可能な装置 - Google Patents

薬剤の制御的放出のための眼内及び眼窩内に移植可能な装置

Info

Publication number
JPH05161716A
JPH05161716A JP3330811A JP33081191A JPH05161716A JP H05161716 A JPH05161716 A JP H05161716A JP 3330811 A JP3330811 A JP 3330811A JP 33081191 A JP33081191 A JP 33081191A JP H05161716 A JPH05161716 A JP H05161716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drug
implant
delivery device
eye
drug delivery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3330811A
Other languages
English (en)
Inventor
Mary Parel Jean
ジーン・メアリー・パレル
K Parrish Richard
リチャード・ケー・パリッシュ
Portugal Luad
ルアド・ポーチュガル
R Olsen Carl
カール・アール・オルセン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
University of Miami
Original Assignee
University of Miami
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by University of Miami filed Critical University of Miami
Priority to JP3330811A priority Critical patent/JPH05161716A/ja
Publication of JPH05161716A publication Critical patent/JPH05161716A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】薬剤の制御的放出のための眼内及び眼窩内に移
植可能な装置を提供する。 【構成】インプラント10は、実質的に“C”状リング
である。インプラント10は、ガラス体空隙部12に形
成された小さい切り口14を介して挿入される。インプ
ラント10は、ガラス体空隙部12の直径よりも僅かに
大きい直径を有するように予製される。インプラント1
0は、生物分解性高分子で作られる。また、インプラン
ト10は、浸透によりその壁を通して拡散可能な薬物で
充満された中空状の柔軟な高分子の繭からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、薬剤の制御的放出(controll
ed release)のための眼内及び眼窩内に移植可能な装置
に関する。
【0002】
【従来の技術の説明】人体の様々な部位に薬剤を制御的
放出できる幾つかの構造物が提案され、医学分野におい
て劇的な進歩を促している。実際に、そのような構造物
からのインシュリンの徐放は、糖尿病の場合にインシュ
リンの繰り返し注射の必要を除くことができ、殺菌剤の
徐放は、その他の場合に手術後感染の可能性を最小にす
ることができる。 眼内及び眼窩内で使用するための薬
物の制御的放出は、AIDS(CMV網膜炎)、眼内炎
(細菌、ウイルスまたは真菌感染の予防/治療)、増殖
性疾病{増殖性ガラス体網膜症[PVR]、水晶体上皮
増殖(続発性白内障)等}、悪性眼内腫瘍及びその他の
疾病のための最適な治療を可能にする。さらに、眼窩内
におけるそのような手術は、創傷治癒{例えば、緑内障
濾過手術(glaucoma filtration surgery)、網膜炎分離
手術(強膜締付法)及び射視手術}における傷跡を残し
た組織の容量の減少)の制御を可能にする。しかしなが
ら、今日まで、眼内または眼窩内での使用に適した薬物
の制御的放出のための構造物は開発されていない。
【0003】それ故、薬物の制御的放出または徐放を可
能にする眼内または眼窩内で使用するための構造物を提
供することが望まれている。
【0004】
【発明の要旨】本発明は、薬物の制御的放出を可能にす
る眼内または眼窩内で使用するための一連の構造物また
は、眼内または眼窩内に移植可能な移植体(以下、イン
プラントと記す)を提供する。本発明の構造物は、実質
的に“C”状リングであり、眼壁に形成した小さい切り
口を介して挿入するために柔軟であるか、または、眼球
のまわりに縫合される。本発明の構造物は、実在の外科
手術(ガラス体切除、白内障手術、全層角膜移植術、網
膜炎分離手術、緑内障濾過手術及び射視手術)に適合す
るように設計されている。インプラントは、生物分解又
は浸透により選択された薬物を放出する。放出された薬
物は、次いで、拡散により目標の組織に到達する。
【0005】
【実施例】図面を参照して、患者の眼の内部及び周囲の
種々の位置に配置した本発明のインプラントを説明す
る。インプラントの配置は、夫々、効果がある個々の治
療及びに同時に行われる外科手術に適当な薬物送達を助
長するように選択される。例えば、図1及び図2に参照
されるように、眼球12の赤道に“C”リングをガラス
体内へ配置することにより、ガラス体内での手術の後に
ガラス体空隙部での薬物放出が十分に行われる。インプ
ラント10は、14のような切り口を通して挿入でき、
好ましくは、ガラス体空隙部12の直径よりも僅かに大
きい直径を有するように予製される。一旦挿入された後
は、インプラント10は、視覚軸に侵入せず、最初のう
ちはその弾性により、2〜4週間のうちはおそらく被包
形成により所定の位置を維持する。この構造物は、これ
により限定されないが5−フルオロウラシル、ダウノマ
イシン及びその他のような適当な抗有糸分裂薬を装填し
た場合に眼の悪性疾患の治療に、及び、ガンシクロビル
(ganciclovir)を装填した場合にAIDS患者における
CMV網膜炎の治療にも同様に有用である。
【0006】図3及び図4に参照されるように、全層角
膜移植術(角膜移植術)、眼内白内障手術、ガラス体切
除、緑内障濾過手術などに続いて、より小さな“C”リ
ング16を、前方の区切れ部20の隅部18にぴったり
と嵌合されるように作ることができる。また、インプラ
ントは、外科的に切開した切り口22を介して挿入する
ことができ、抗生物質、抗真菌剤、抗有糸分裂剤及び/
または成長因子を放出させることができた。
【0007】図5及び図6に参照されるように、本発明
の“C”リングのための他の位置としては、水晶包袋
(lens capsular bag )26の赤道がある。このような
“C”リング24は、水晶包以外の白内障手術におい
て、核及び皮質を除去した後、後の水晶包の混濁化(続
発性白内障)の原因である水晶体上皮増殖を防止する薬
物を放出することを導入できる。代わりに、本発明の
“C”リングを、眼内水晶体(IOL)の構成要素とし
て、または、IOLの被膜として用いることができる。
図7及び図8に示すように、リングの設計をわずかに
変更することにより、“C”リング28を眼球30の外
側の眼窩内に使用(バックルとして)して、眼窩組織、
眼内筋肉並びに強膜に、及び、拡散により眼内組織の中
に治療薬の放出を提供することができる。リング28の
端部32,34を、図10に示すように、重なり合うか
当接するように作り、一時的または永久的なバックル
(網膜炎分離手術に用いる弾性バンド)として動作させ
ることができる。代わりに、図9に示すように、リング
28を、眼球30の直径よりも僅かに小さい直径を有す
るように成型して、リングの弾性が、リングにより眼球
の周囲を締め付け、かつ、シリコン弾性バンドを用いて
行われる通常の強膜締付法に用いられるようにリングを
歪めるのに役立たせることができる。前記強膜締付法に
おいて、バックルは、眼の赤道を囲い込んで、眼組織の
外被膜(強膜)を引き離された網膜(内被膜)に接触さ
せている。同様に、リングを眼球の周囲に縫合して、適
当な位置にリングを確実に保持することができる。
【0008】さらに、図11及び図12に示すように、
結膜36の下に配置することにより、“C”リング38
は抗有糸分裂薬を放出し、創傷治癒を適度にし、緑内障
手術において濾過したブレブの急速な閉塞を防止し、射
視及び網膜再取付手術において傷が残るのを最小に抑え
ることができる。
【0009】上記説明した柔軟な“C”リングの眼内へ
の挿入は、同時に行われる手術(例えば、ガラス体切
除、白内障手術、全層角膜移植術、緑内障濾過手術)に
おいて簡単な外科器具を用いて、例えば、14、22及
び40に示されるような眼壁に形成した小さい切り口を
通して、結膜を経て注入することにより達成できる。
【0010】図14に参照されように、一実施例の構造
物44を移植するための器具42は、インプラント44
を真っ直ぐな形状で受け取るためのカニューレ46を有
する。カニューレ46は、好ましくは、眼壁の切り口へ
のインプラントの挿入を容易にするための面取りした先
端部48を有する。さらに好ましくは、カニューレ46
は、物質の注入及び/または洗浄及び吸引を可能にする
ための分岐ポート構造50を有する。変形するシリンジ
構造52は、プランジャ56から前方に延出するピスト
ン54を有し、カニューレからインプラント44を排出
するために使用できる。
【0011】本発明のある形態では、構造物の基材を生
物分解性の合成高分子で作ることができる。薬物を、こ
の高分子と混合し、溶媒注型、または、圧縮或いは射出
成形技術による熱形成により“C”リング状のインプラ
ントに加工する。高分子の生物分解によって薬物が放出
される。一定の適用部位(例えば、眼内、眼窩内など)
については、放出時間は、高分子及び選択したインプラ
ントの形状によって決まり、約1週間から約1年間の間
で変化させることができる。
【0012】他の形態では、薬物は、水溶性または加水
分解可能な有機結合(例えば、ペプチド)により、高分
子主鎖に共有結合される。薬物の放出は、これらの有機
結合の生物分解によって起こる。
【0013】本発明のさらに他の形態では、共有結合が
高分子及び薬物分子の間に形成されて、高分子薬物送達
装置を構成する。高分子の分解によって薬物が放出され
る。4番目の形態では、薬物は、“C”リングのような
形をした柔軟な高分子の中空状繭58の中に含有される
(図13)。薬物60は、浸透によりリングの壁を通っ
て組織中に拡散する。
【0014】生物分解性高分子は、結膜下、眼窩内及び
眼内において前眼房及び後眼房(ガラス体空隙部)の両
方について試験された。
【0015】試験した140の生物高分子のうち26
が、眼のインプラントの柔軟性に関して適当な物理的特
性を有することが分かった。3つの生物高分子は、眼内
で生体適合性であることが分かり、この3つのうち2つ
がインプラントの柔軟性に関して選択された。10/9
0ラクチド−グリコリド共重合体を使用して、生物分解
性網膜固定鋲(バイオピン)を製造し、30匹のウサギ
からなる系に移植した。ガラス体切除及び非ガラス体切
除の眼において、夫々、8及び12か月でバイオピンが
完全に生物分解した。これらの金属製の対照物を用いた
場合には、バイオピンの被包形成が約1か月で発現す
る。異物または毒物反応は、組織学的に観察されなかっ
た。
【0016】10%5−FUを含有する生体分解性高分
子からなる薬物制御的放出マトリックスは、製造されて
インビトロで試験された。具体的には、50/50ラク
チド−グリコリド共重合体を使用して、急速な放出を意
図した10%5−FU薬物制御放出マトリックスを開発
した。このマトリックスの薬物動力学を評価するインビ
トロ技術を開発した。
【0017】10/90ラクチド−グリコリド化合物を
使用して、各バイオピンを、4か月の期間に亘って1時
間あたり薬物10ngを放出するように設計した。“C
リング”インプラントを用いて、10ug/hrの増加
した薬物速度を達成できる。1平面あたり20ゲージ切
れ口(20ga pars plana)を介して装填可能であるた
め、この大きなインプラントを、網膜の赤道にぴったり
と嵌め合わせ、これにより、網膜の穿孔形成を回避する
ように設計できる。
【0018】本発明を、最も実用的でかつ好ましい実施
例と現在考えられるものに関連して説明したが、本発明
は、開示された実施例により限定されず、それどころ
か、種々の変更、及び、追加した特許請求の範囲の意図
及び範囲の中に含まれる等価の組合せに及ぶことを意図
すると理解されるはずである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラス体空隙部の内部での本発明のインプラン
トを示す正面略図
【図2】図1の2−2線に沿って示す図。
【図3】眼の前眼房に設置された本発明のインプラント
の他の寸法及び位置を示す正面図。
【図4】図2の4−4線に沿って取り出した図。
【図5】水晶体包袋の赤道に位置した本発明のインプラ
ントを示す正面図。
【図6】図5の6−6線に沿って取り出した図。
【図7】本発明のインプラントの他の位置及び形状を示
す正面図。
【図8】図7の6−6線に沿って取り出した図。
【図9】バックルが眼の赤道を圧縮した時の眼壁の変形
を示す図8と同じ図。
【図10】リングの端部が互いに重なり合うバックルの
他の例を示す断面図。
【図11】本発明の構造物のその他の移植位置を示す正
面図。
【図12】図11の10−10線に沿って取り出した
図。
【図13】本発明の構造物の一例を示す断面図。
【図14】本発明のインプラント挿入器を示す断面図。
【符号の説明】
10…インプラント、12…眼球、14…切り口、16
…“C”リング。
フロントページの続き (72)発明者 リチャード・ケー・パリッシュ アメリカ合衆国、フロリダ州 33149、キ ー・ビスケイン、イースト・イーニド・ド ライブ 227 (72)発明者 ルアド・ポーチュガル アメリカ合衆国、イリノイ州 60048、リ バティービル、ウエスト・ガルフ・ロード 140 − ビー (72)発明者 カール・アール・オルセン アメリカ合衆国、ペンシルバニア州 15213、ピッツバーグ、ジェームスバラ・ ドライブ 410

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1端部及び第2端部を有し、これらの
    両端間に通路を形成してなるカニューレを有する挿入器
    と、 前記カニューレの前記第1端部に取り付けられ、プラン
    ジャ及び該プランジャに突設され前記カニューレの前記
    通路内に延出するピストンを含むシリンジと、 前記通路の内部で前記ピストンの前方に配置され、前記
    カニューレと相対的な前記ピストンの運動によって前記
    カニューレから排出される薬物含有インプラントを具備
    し、 眼内及び眼窩内での薬剤の制御的放出のために前記カニ
    ューレを眼の切り口に挿入し、前記インプラントを眼の
    中に移植するための薬物送達装置。
  2. 【請求項2】 インプラントを挿入して、ガラス体内部
    の眼球の赤道に配置し、眼のガラス体空隙部に薬物を放
    出する請求項1の薬物送達装置。
  3. 【請求項3】 インプラントを挿入して前方の区切れ部
    の隅部に配置する請求項1の薬物送達装置。
  4. 【請求項4】 インプラントを挿入して眼の水晶包袋の
    赤道に配置する請求項1の薬物送達装置。
  5. 【請求項5】 水晶包以外の手術において核及び皮質を
    除去した後にインプラントを導入して、水晶体上皮増殖
    を防止する薬物を放出させる請求項1の薬物送達装置。
  6. 【請求項6】 インプラントを眼球の外側の眼窩内に配
    置して、眼窩組織、眼内筋肉並びに強膜に、及び、拡散
    により眼内組織の中に治療薬放出を提供する請求項1の
    薬物送達装置。
  7. 【請求項7】 インプラントを、その両端部が互いに重
    なり合い、バックル構造として動作させる請求項6の薬
    物送達装置。
  8. 【請求項8】 インプラントを結膜下に配置して、抗有
    糸分裂薬及び/またはその他の薬物を放出させる請求項
    1の薬物送達装置。
  9. 【請求項9】 インプラントが、これに取り込まれた薬
    物を有する生物分解性高分子で形成され、該高分子の生
    物分解により薬物を放出する移植可能な構造物からなる
    請求項1の薬物送達装置。
  10. 【請求項10】 移植可能な構造物が一旦移植された後
    は実質的にC−状である請求項9の薬物送達装置。
  11. 【請求項11】 インプラントが、これに取り込まれた
    薬物を有し、かつ、C−状リングに形成された生物分解
    性高分子からなる請求項1の薬物送達装置。
  12. 【請求項12】 移植可能な構造物により送達される薬
    物が粉末状で提供され、該構造物を形成する高分子が粉
    末状または液状のいずれか一つで提供され、 これらの粉末状の薬物及び高分子を混合し、かつ、 この混合物を、溶媒注型、及び、圧縮並びに射出成形技
    術のいずれか一つによる熱形成のうちの一つによってC
    −リング状のインプラントに加工することにより上記移
    植可能な構造物が形成されている請求項11の薬物送達
    装置。
  13. 【請求項13】 インプラントが、水溶性または加水分
    解可能な有機結合を有し、該インプラントの高分子主鎖
    に共有結合された薬物を含み、該有機結合の生物分解に
    より該薬物を放出させるようにした請求項11の薬物送
    達装置。
  14. 【請求項14】 インプラントが、高分子及び薬物分子
    の間に共有結合を形成したものからなり、高分子の分解
    によって薬物を放出するようにした請求項11の薬物送
    達装置。
  15. 【請求項15】 インプラントが、その中に配置された
    薬物を有する柔軟な高分子の中空状繭からなり、前記薬
    物が浸透によって該高分子の繭の壁を通して組織中に拡
    散可能である請求項1の薬物送達装置。
  16. 【請求項16】 インプラントが、柔軟な高分子の中空
    状繭をC−リングの形状に形成したものからなり、これ
    に浸透によりその壁を通して拡散可能な薬物で充満させ
    た請求項1の薬物送達装置。
JP3330811A 1991-12-13 1991-12-13 薬剤の制御的放出のための眼内及び眼窩内に移植可能な装置 Pending JPH05161716A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3330811A JPH05161716A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 薬剤の制御的放出のための眼内及び眼窩内に移植可能な装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3330811A JPH05161716A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 薬剤の制御的放出のための眼内及び眼窩内に移植可能な装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05161716A true JPH05161716A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18236816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3330811A Pending JPH05161716A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 薬剤の制御的放出のための眼内及び眼窩内に移植可能な装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05161716A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010063904A (ja) * 2002-03-11 2010-03-25 Alcon Inc 移植可能な薬物送達システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010063904A (ja) * 2002-03-11 2010-03-25 Alcon Inc 移植可能な薬物送達システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5098443A (en) Method of implanting intraocular and intraorbital implantable devices for the controlled release of pharmacological agents
JP4505219B2 (ja) 網膜下への薬剤送達のための方法およびデバイス
US8353862B2 (en) Drug delivery systems and methods
JP4685311B2 (ja) 眼薬送出装置
EP1221917B1 (en) Drug delivery device
JP4261343B2 (ja) 眼薬投与装置
US20130218081A1 (en) Pharmaceutical Delivery Device and Method for Providing Ocular Treatment
EP0654256B1 (en) Biodegradable sclera plug
US20100119519A1 (en) Ophthalmic drug delivery system and method
US20060216329A1 (en) Drug delivery system and method
CN105792812B (zh) 眼部装置
JP2014039834A (ja) 眼内薬物送達のためのリザーバデバイス
AU2010204695A1 (en) Interocular injector
KR20060082792A (ko) 안과용 약물 전달 장치
WO2003051452A1 (en) Drug implant injection device
Borhani et al. Suppression of experimental proliferative vitreoretinopathy by sustained intraocular delivery of 5-FU
US20040247645A1 (en) Methods for preparing and using implantable substance delivery devices
Schepens et al. Scleral implants: an historical perspective
CA2056138C (en) Intraocular and intraorbital implantable devices for the controlled release of pharmacological agents
JPH05161716A (ja) 薬剤の制御的放出のための眼内及び眼窩内に移植可能な装置
Refojo Materials for use in the eye
KR101750651B1 (ko) 약물 잔류 방지능 및 재충전 기능을 갖는 안구 내 약물 주입 장치
Traianidis et al. Prevention and management of posterior capsule rupture
RU2014810C1 (ru) Способ лечения отслойки сетчатки
RU56172U1 (ru) Дренаж для лечения глаукомы

Legal Events

Date Code Title Description
A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040428