JPH0516145Y2 - - Google Patents

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JPH0516145Y2
JPH0516145Y2 JP3871289U JP3871289U JPH0516145Y2 JP H0516145 Y2 JPH0516145 Y2 JP H0516145Y2 JP 3871289 U JP3871289 U JP 3871289U JP 3871289 U JP3871289 U JP 3871289U JP H0516145 Y2 JPH0516145 Y2 JP H0516145Y2
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JP
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bottom valve
push rod
cylinder
liquid tank
valve
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  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばタンクローリに搭載された液
体タンクにおいて、この液体タンクの底部に設け
られた底弁に関する。
(従来の技術) 従来、圧縮空気の作用によつて開閉作動される
底弁が提供されており、この底弁の開閉状態を検
知する検知手段としては、この圧縮空気の圧力を
検知する圧力センサや、圧縮空気の供給を操作す
るスイツチの動作状態を検知する検知器が用いら
れていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものでは、スイツチ
を操作して圧縮空気を供給しても何等かの不測の
不具合によつて底弁が正常に作動しないことがあ
る。この場合、実際には底弁が作動していないに
もかかわらず上記の検知手段では底弁の作動を検
知することになり、このように間接的に底弁の作
動を検知する従来の検知手段では、信頼性にかけ
るという問題があつた。
(課題を解決するための手段) 本考案の液体タンクにおける底弁は、タンク本
体の底部に複数個の開口が穿設され、該開口に底
弁が開閉可能に設けられた液体タンクであつて、
前記底弁は、前記開口に上方から付勢部材により
閉塞方向に付勢されるとともに、その下面に上下
方向に摺動自在に設けられたプツシユロツドの上
端部が当接され、該プツシユロツドの途中部は底
弁の下方に設けられたシリンダに貫通配置される
とともに、該シリンダを上下方向に移動自在に配
置されたピストンが嵌入固定され、上記シリンダ
に連通された圧縮空気供給源からの圧縮空気をシ
リンダに供給することでピストン及びプツシユロ
ツドを上下方向に移動させて底弁が開閉自在に構
成され、さらに、前記プツシユロツドの下端が前
記液体タンクを貫通して外部に配置されるととも
に、このプツシユロツドの下端に該プツシユロツ
ドの上下動を検知する検知手段が設けられたもの
である。
(作用) プツシユロツドの途中部を底弁の下方に設けた
シリンダに貫通配置させるとともに、その途中部
に上記シリンダ内を上下方向に移動自在に配置さ
れたピストンを嵌入固定することで、ピストンの
移動をシリンダ内で抑制し、このピストンの移動
に伴う底弁の開閉動作を安全に行う。
また、底弁を付勢部材により常時閉塞方向に付
勢することで、底弁の開閉作動を行うプツシユロ
ツド等に不具合が生じても底弁を確実に閉塞し、
液体流失の危険がない。
さらに、プツシユロツドの上下動を検知手段に
よつて検知することで、底弁の開閉動作を確実に
検知する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図はタンクローリ車に搭載された液体タン
クの概略構成を示している。
液体タンク1は、複数の貯留室2…を有し、こ
れら各貯留室2…の底部に底弁3がそれぞれ設け
られるとともに、これら各貯留室2…の上部にエ
アベント6がそれぞれ設けられている。
前記底弁3は、貯留室2の底部に穿設された開
口21にこの開口21を閉塞するように設けられ
ており、底弁3を開閉操作することで貯留室2内
に貯留された液体の排出等を行うことができる。
底弁3は、第2図に示すように、上部ケース3
0と下部ケース40とで形成された弁箱内に、弁
体60やこの弁体6を作動させるプツシユロツド
70が設けられたものである。
下部ケース40は、上部に通孔41が形成され
ており、この通孔41の外周部に形成されたフラ
ンジ部42が貯留室2の開口21の周縁部に取付
部材22を介して接続されている。この下部ケー
ス40の側部には配管90が接続されている。そ
して、下部ケース40の上部には通孔41の外周
部を覆うように前記上部ケース30が嵌合されて
いる。上部ケース30は周面部適所に導入孔31
…が形成されている。
弁体60は、上部ケース30の中心部に配設さ
れたガイドロツド32及び上部ケース30の内周
面に案内されて上部ケース30内を上下方向に移
動自在に配設されている。この弁体60の下面周
縁には下部ケース40の通孔周縁部に形成された
弁座43と当接することでシールするパツキン6
1が配設されている。また、この弁体60と上部
ケース30の上部間にはスプリング62が介装さ
れており、このスプリング62により弁体60が
通孔41を密閉する方向に付勢されている。
前記プツシユロツド70は、下部ケース40に
設けられたシリンダ71内に上下方向に移動自在
に嵌挿されている。このプツシユロツド70は、
上端部が弁体60の下面中央部に連接されるとと
もに、下端部にはシリンダ71内を上下方向に移
動自在なピストン72が嵌入固定されている。シ
リンダ71の下部は下部ケース40の底部44に
設けられたエア配管接続口45が連通されてお
り、このエア配管接続口45からシリンダ71内
に圧縮空気を供給することでピストン72を上方
に移動させるようになされている。よつて、この
ピストン72を上方に移動させることで、このピ
ストン72と一体に設けられたプツシユロツド7
0を上方に移動させ、この作用により弁体60を
スプリング62の付勢力に抗して上方に移動させ
ることができる。
さらに、プツシユロツド70の下端部は、下部
ケース40の底部44を貫通して外部に延設され
ており、この延設部70aの下方に近接スイツチ
80が配設されている。近接スイツチ80はプツ
シユロツド70の上下動を検知するもので、下部
ケース40の底部44に取付部材81を介して設
けられている。この近接スイツチ80によりプツ
シユロツド70の上下動を検知することでプツシ
ユロツド70と連動する弁体60の上下動、すな
わち弁体60の開閉動作を検知することができ
る。
近接スイツチ80はプツシユロツド70が弁体
60を開放する距離だけ上方に移動した時にこの
移動を検知し、図示しない制御装置に検知信号を
出力し、制御装置ではこの検知信号に基いて表示
装置等に出力する。
前記エアベント6は、前記底弁3から貯留室2
内の液体を排出する場合に、この液体の排出に応
じて貯留室2内に大気を吸入するためのもので、
第1図に示すように、貯留室2の上部に穿設され
た開口25を閉塞するように設けられている。こ
のエアベント6は本例では圧縮空気の作用によつ
て開閉操作されるものが用いられており、各エア
ベント6…は同じ貯留室2に設けられた底弁3と
コントロールボツクス4から直列に配管されてい
る。
次に、以上のように構成された底弁の動作につ
いて説明する。
エア配管接続口45に圧縮空気を供給すると、
ピストン72が上方に移動しこれに伴つてプツシ
ユロツド70が上方に移動する。このようにプツ
シユロツド70が上方に移動することで、弁体6
0がスプリング62の付勢力に抗して上方に移動
して弁座43を開放する。この結果、貯留室2内
の液体が上部ケース30の導入口31から通孔4
1を経て下部ケース40に流れ、配管90に供給
される。
ここで、プツシユロツド70が上方に移動した
時、近接スイツチ80はこの移動を検知してこの
検知信号を制御装置に出力する。このように弁体
60を直接開閉作動させるプツシユロツド70の
上下動を検知することで、弁体60の開閉動作を
確実に検知することができる。
さらに、エアベント6と底弁3とは、これらエ
アベント6と底弁3とにエアを供給した時にエア
ベント6の方が底弁3よりも少し前に作動するよ
う各シリンダの孔径やスプリング等を設定してい
る。
なお、本例では検知手段として近接スイツチを
例に採つて説明したが、検知手段は近接スイツチ
に限らず、例えばマイクロスイツチなどプツシユ
ロツドの上下動を検知するものであれば何でもよ
い。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案によれば、プツシユ
ロツドの途中部を底弁の下方に設けたシリンダに
貫通配置させるとともに、その途中部に上記シリ
ンダ内を上下方向に移動自在に配置されたピスト
ンを嵌入固定しているため、圧縮空気供給源から
の圧縮空気の異常供給に対してもピストンはその
移動をシリンダ内で抑制されることになり、底弁
を異常に開放させることなく安全である。
また、底弁は、付勢部材により常時閉塞方向に
付勢されているため、プツシユロツドを作動させ
て底弁を開放させる圧縮空気の洩れや圧縮空気供
給源に故障が生じても、該付勢部材によつて即座
に閉塞される。即ち、底弁は、液体タンク内の液
体を排出しない安全方向に作動するため、底弁の
作動不良による液体流失の危険のない信頼性の高
い液体タンクにおける底弁を提供することができ
る。
さらに、プツシユロツドの上下動を検知手段に
よつて検知するので、底弁の開閉動作を確実に検
知することができ、さらに、信頼性の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はタンクローリ車に搭載された液体タン
クの概略構成を示す一部断面の側面図、第2図は
底弁の構成を示す断面図である。 1……液体タンク、3……底弁、21……開
口、70……プツシユロツド、80……近接スイ
ツチ(検知手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 タンク本体の底部に複数個の開口が穿設され、
    該開口に底弁が開閉可能に設けられた液体タンク
    であつて、 前記底弁は、前記開口に上方から付勢部材によ
    り閉塞方向に付勢されるとともに、その下面に上
    下方向に摺動自在に設けられたプツシユロツドの
    上端部が当接され、該プツシユロツドの途中部は
    底弁の下方に設けられたシリンダに貫通配置され
    るとともに、該シリンダを上下方向に移動自在に
    配置されたピストンが嵌入固定され、上記シリン
    ダに連通された圧縮空気供給源からの圧縮空気を
    シリンダに供給することでピストン及びプツシユ
    ロツドを上下方向に移動させて底弁が開閉自在に
    構成され、さらに、前記プツシユロツドの下端が
    前記液体タンクを貫通して外部に配置されるとと
    もに、このプツシユロツドの下端に該プツシユロ
    ツドの上下動を検知する検知手段が設けられたこ
    とを特徴とする液体タンクにおける底弁。
JP3871289U 1989-03-31 1989-03-31 Expired - Lifetime JPH0516145Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3871289U JPH0516145Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31

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JP3871289U JPH0516145Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02129095U JPH02129095U (ja) 1990-10-24
JPH0516145Y2 true JPH0516145Y2 (ja) 1993-04-27

Family

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JP3871289U Expired - Lifetime JPH0516145Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31

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