JPH0515664A - 遊 具 - Google Patents

遊 具

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JPH0515664A
JPH0515664A JP3201419A JP20141991A JPH0515664A JP H0515664 A JPH0515664 A JP H0515664A JP 3201419 A JP3201419 A JP 3201419A JP 20141991 A JP20141991 A JP 20141991A JP H0515664 A JPH0515664 A JP H0515664A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ルービックキューブは回転軸が3本、これも
分割された子ブロックを集めた親ブロックの面に色合わ
せをするのは困難であり、その点に遊具としての面白さ
がある。更に回転軸が4本以上の正多面体等では遊具と
してはその面白さが予想される。 【構成】 図は正八面体を示しており、各稜の2等分し
た位置を一平面になるように結んで正六角形ab/2
bc/2 cf/2 df/2 de/2 ae/2
を、各稜について作る。正八面体をこれらの正六角形で
切断する。これらの六角形の切断面が交わる点が正八面
体の中心である。該中心を中心として同一半径で対接す
る切断面上に互いに離れないように嵌合する円弧形案内
を作る。この円弧形案内を案内として切断面両側を12
0度回転すると、分割された子ブロックの位置は正八面
体の他の面に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遊具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例としてはルービックキューブ(商
品名)といわれる遊具(立体パズル)がある。ルービッ
クキューブは組立状態で一つの正六面体をなしており、
これを親と称するとする。各面を等しい正六面体の子で
9個宛に等配してある。従って親の稜で隣接する子は該
稜を隣接する面に関し共通しており、親の角に集まる面
の角部の子は該3面に共通している。平面で互いに接す
る、各子は夫々9個あるが接触面の中心を中心として接
触面に垂直な軸心で夫々相対回転し得るようになってい
る。幾何学的にのべると親の一面の中心を通り面に直交
する直線(以下回転軸と称する)が互いに直交する3本
(直交座標系のx,y,z軸に相当する)であるという
ものであった。
【0003】このルービックキューブの遊び方は互いに
一平面上で接触している各9個の子を一括して相対回転
することにより、色合せを行い、或は数字合せを行うも
のであり、親の6面が夫々異なる一色或は規則的に数字
が整列するに到ることをもって完結としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ルービックキューブの
場合は正六面体(回転軸が3本)であるが回転軸が4本
以上の正多面体の立体のパズルの場合にルービックキュ
ーブと同様の作動をさせることは出来ない。なんとなれ
ばルービックキューブの場合、親の中心に存在する子に
対して、その周囲に配した子(6個)は子の中心と親の
中心の両方を通る直線を中心に回転はするものの中心の
子の他の面に移動することはなく、6個の子の相対位置
は不変である。従ってこの6個の子ブロックを互いに直
交する3本の軸の先に固定(軸を中心に回転は可能)
し、残り20個のブロックを各々相対回転を妨害し合わ
ない様、しかも分解してしまわない様、6個の子ブロッ
クの間にはさみ込めば良いことになる。しかし、回転軸
が4本以上であるような立体パズルでは、どの2つのブ
ロックもその相対位置を変えるため、どの2つのブロッ
クをも、軸で固定することは出来ない。そこで、軸を用
いることなしに、いかにブロック同志を接続するか、と
いう問題が生じる。又、正六面体のルービックキューブ
では三軸の直交座標系の回転軸を中心に各方向に回転し
得るが正六面体で回転軸を四軸とした場合では如何なる
形状となるかの課題がある。
【0005】本発明は従来のルービックキューブとは異
なる正八面体以上の正多面体の各面を等しい形、大きさ
に分割した平面を接触面として(四軸以上を中心に)回
転し得る遊具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】従来の立体パズル(ルー
ビックキューブ)は回転軸が、互いに直交する3本(直
交座標系のx,y,z軸に相当する)であるというもの
であったが、ここでは回転軸が4本以上(4本、6本、
10本、15本)であるような新しい立体パズルを提案
する。
【0007】まず、回転軸が4本のものであるが、この
4本は、立方体の8つの頂点の、各々立方体の中心に対
称に向かい合う4組を直線で結んだ形状となる。回転軸
が4本であるような立体パズルとしては全体が、正八面
体形状のもの、立方体形状のもの、或は球状のもの等が
考えられる。
【0008】次に回転軸が6本のものであるが、この6
本は正二十面体の12の頂点の(各々、正二十面体の)
中心に対称に向かい合う6組を直線で結んだ形状とな
る。又回転軸が10本のものが考えられる。この10本
は正十二面体の20の頂点の(中心に対称に向かい合
う)10組を直線で結んだ形状となる。更に回転軸が1
5本のものが考えられる。この15本は正十二面体又は
正二十面体の30の辺の中点の、(多面体の)中心に対
称に向かい合う15組を直線で結んだ形状となる。回転
軸が6本又は10本或は15本であるような立体パズル
として全体が正十二面体形状のもの、正二十面体状のも
の、或は球状のもの等が考えられる。
【0009】1本の回転軸に直交する回転面の数である
が(実際に作成する際の困難さを度外視すれば)理論的
には、いくつでも可能である。ただ各回転軸に対して、
その数は等しくすべきである。
【0010】本発明の第1の発明は正多面体の中心を間
にして対向する頂点と頂点又は面の中心と面の中心、或
は辺の中点と辺の中点、を結んだ直線が4本以上あるも
のにおいて、該直線を軸心として該軸心に垂直な平面で
多面体を切断し、各々が分離せず、前記軸心でもって相
対回転可能であるような回転接続手段を設けたことを特
徴とする遊具である。
【0011】本発明の第2の発明は回転接続手段の位置
関係を同一に保ち、正多面体を球とした第1の発明に記
載の遊具である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図1の(A)(B)(C)は正八面体の三面図であ
る。図1の(A)は正面図、(B)は(A)の側面図
(第3角投影法)、(C)は(A)の平面図(第3角投
影法)である。各頂点に符号abcdefを付してあ
る。△abc,△abe,△acd,△bcf,△be
f,△cdf,△ade,△defは何れも正八面体の
一つの面であって正三角形である。△abcと△de
f、△abeと△cdf、△acdと△bef、△bc
fと△adeは夫々平行している。この平行な一対の三
角形はその中央の回転面上で60度の奇数倍回転すると
互いに同じ向きになる。各稜を二等分した点をその辺を
表わす両頂点、例えばabの中点を、abに/2(除数
を意味しない)を付して表わし、夫々一つの面上におい
て各中点を結合する。
【0013】すると例えばab/2 bc/2 cf/
2 df/2 de/2ae/2を頂点とする正六角形
が得られる。(図1(A)の斜線を施した部分)同様な
正六角形を含む面で切断すると上記を除いてab/2
ac/2 cd/2 df/2 ef/2 be/2
(図2参照)、ac/2 ad/2 de/2 ef/
2 bf/2 bc/2(図3参照)、ad/2 ae
/2 eb/2 bf/2 cf/2 cd/2(図4
参照)が得られる。上記の切断された平面の1つ正六角
形ab/2 bc/2 cf/2 df/2 de/2
ae/2(図1(A)参照)をみると図5(A)
(B)のようになっており、他の切断面の接した状態を
示す切口2,3,4が現われる。これら切断面の接した
状態を示す切口は一点Oに集まり、又、各切断面の平面
図も図5(A)(B)と同様であり、点Oは正八面体の
中心である。このように切断されると切断面で分かれた
周方向に一つ置のブロック5,6,7は何れも正三角錐
(正四面体)であり、ブロック5,6,7に挟まれたブ
ロック8,9,10は何れも正八面体である。ブロック
5,6,7の夫々とブロック8,9,10の夫々の稜の
長さは等しくなっている(図5(A)参照)。
【0014】図5(B)は上記図5(A)に対応してお
り、ブロック15,16,17は正三角錐形状であり、
ブロック18,19,20は正八面体である。
【0015】図5(A)に示すように切断面1AにはO
を中心として円を画いて突条11が設けられている。該
突条11は断面鳩尾形である。図5(B)に示すように
切断面1BにはOを中心として前記突条11が嵌合する
ように円形に条溝12が設けられている。各切口2,
3,4で対向している各切断面2A,3A,4Aには同
様にOを中心に同径で突条11が設けられ、切断面2
B,3B,4Bには条溝12が設けられ、突条11と条
溝12は滑合している。
【0016】上記のように突条11、条溝12を構成し
てあるため、図5(A)(B)夫々における正三角錐の
ブロック5,6,7と15,16,17、正八面体のブ
ロック8,9,10と18,19,20は夫々に設けら
れる突条11と条溝12の配分は異なっている。
【0017】ブロック5,6,7及び図面上には見えな
いが八面体のブロック18,19,20にはさまれたブ
ロック(23とする)は正三角錐であり、図6(A)
(B)に示すように例えばブロック5では切断面1A,
3A,4A面の一部となる面には突条11の部分が設け
てあり、ブロック6,7,23も同様である。
【0018】ブロック15,16,17及び図面上には
見えないが、八面体のブロック8,9,10にはさまれ
たブロック(24とする)は正三角錐であり、図7
(A)(B)に示すように例えばブロック15では切断
面1B,2B,4Bの一部となる面に条溝12の部分が
設けてあり、ブロック16,17,24も同様である。
ブロック5,6,7,23は同様であるが突条11を設
けてある。
【0019】以下文中でOとは子ブロックではなく、全
体の八面体即ち親の中心を意味するものとする。ブロッ
ク8は正八面体であり、図8、図9に示すように1A,
4Aに当たる面には、その面に設けられた突条の一部と
してOを中心とした突条11が現われ、2B,3Bに当
たる面にはその面に設けられた条溝の一部としてOを中
心とした条溝12が現われる。ブロック9,10につい
ても同様である。更にブロック18,19,20もブロ
ック8と同形同寸法、即ち同一である。
【0020】ブロック5,6,7,23は図6に示すよ
うに中心Oを通る(含む)三面に突条11の一部が設け
られる。例えばブロック5についてみると切断面1A,
3A,4Aの一部が中心Oを頂点として集まっており、
該面に切断面1A,3A,4Aに円形に配した突条11
の一部を備える。そしてブロック6では切断面1A,2
A,4Aに突条11の一部が、ブロック7では切断面1
A,2A,3Aに突条11の一部を備えるものである。
ブロック23もブロック5,6,7と同じである。ブロ
ック15,16,17,24についてもブロック5,
6,7,23の突条11が条溝12に変わる以外はほぼ
同様である。
【0021】このように、この八面体立体パズルは3
面に突条を設けた正四面体ブロック(4つ)3面に条
溝を設けた正四面体ブロック(4つ)2面に突条、2
面に条溝を設けた正八面体ブロック(6個)、の3種
類、14個のブロックから成る。
【0022】次に作用を説明する。各切断面1A,1
B、2A,2B、3A,3B、4A,4BではOを中心
にして切断面1Aと1B、2Aと2B、3Aと3B、4
Aと4Bを接したまま回転できることを先ず説明する。
図5(A)(B)より明らかなように切断面1Aには突
条11がそして切断面1Bには突条11が滑合する条溝
12が配されていることは既に説明したとおりである。
【0023】図5(A)(B)に示すように切断面1
A,1Bを接してOを中心に回転すると突条11と条溝
12が滑動して回転することは明らかである。既にのべ
た構成により、図5(A)(B)ではOを中心にして1
20度回転すると、切断面1A,1Bで接していたブロ
ック5と20、6と19,7と18、8と17、9と1
6、10と15は入替って5と19、6と18、7と2
0、8と16、9と15、10と17が接するが図形と
しては図5(A)(B)の関係を保つ、然し各ブロック
の表面に出ている色又は数字の関係は変る。
【0024】同様に他の切断面2A,2B,3A,3
B,4A,4Bでも夫々Oを中心に120度回転する
と、常に図5(A)(B)の状態となっているから、何
れの切断面1A,1B,2A,2B,3A,3B,4
A,4BもOを中心に回転する場合に何処の方向へも回
転出来、各ブロックの表面は入替る。
【0025】上記説明では各切断面1A,1B、2A,
2B、3A,3B、4A,4Bを各個別々にのべてある
が次に回転した後のことをみる。図5(B)を不動とし
て図5(B)に図5(A)を切断面1A,1Bで重ねて
右回りに120度回転すると図5(A)のab/2は図
5(B)のde/2に一致し、図5(A)のbc/2は
図5(B)のae/2に一致し、図5(A)のcf/2
は図5(B)のab/2に一致するなどして六角形の切
断面はOを中心に120度回転して六角形は異なる位置
で合同する。そこで今切断面2A上にあった突条11は
切断面3Aに移動するが切断面3Aには突条11が同位
置に有り、図5(A),(B)の形は変化がない。従っ
て新たに作られる切断面は同様に正六角形の平面である
と共に各切断面に現われる突条11、条溝12は図5
(A)(B)と同様である。そして上記切断面1A,1
Bを接してOを中心にして120度回転した後の全体の
外形は正八面体である。従ってこのような操作をくり返
すと正八面体の各稜と各稜の二等分点を結ぶ線で形成さ
れる正三角形の正八面体の表面に位置する場所が多様に
変化する。
【0026】そこで正八面体の各面を例えば異なる色と
しておいて、切断面で回転して正八面体の一つの面が多
色となるようにし、これを如何にして元の各面が夫々異
なる一色に戻し得るかということを課題としたゲームを
行うことが出来る。正八面体の各面に関しては色に限ら
ず数字、図形、絵でもよいことは勿論である。
【0027】上記において各ブロックに備える突条11
は全て別部材としておいてブロックにねじ止めする。図
5(A)において円環状に全部が見える(1A面上の)
突条以外は、予めねじ止めしておき、組み立て、図5
(A)(B)の状態にする。更に1A面上に備えられる
べき突条を1Bの条溝12に予め嵌め込んでおき、1A
面と1B面を合わせ、図5(B)のブロック18,1
9,20の何れか1つの図5(B)の背部から挿通して
図11に示すように立込みボルト21を各ブロックにね
じ込み、突条11を固定する。突条11を1つ固定した
ら、A面で60度相対回転し、別の突条11を固定す
る。同様にして、6つすべての突条11を固定する。
又、図20に示すように突条のあるブロックは板材81
で中空に作り、板材81に突条11の入る溝82を設
け、突条11には外部側に円筒形凹部83を設け、該凹
部83と同心上で板材81に突条11の長手方向Sと同
方向に長い断面長方形の穴85を穿設し、突条11の底
部側84には凹部83と穴85間を結ぶ穴86を設け
る。穴86は長方形の穴85と同一又は長方形の穴85
の長辺を直径とする円等である。突条11の止め具80
は突条11の凹部83に嵌合し、頂面が突条11の頂面
と一致する頭部87と、頭部87の下面から板材81の
裏側に達する長さの首部88と首部88に続く脚部89
を有する。脚部89は板材81に設けた長方形の穴85
よりもわずかに小さく、長方形の穴85に直交した方向
を向いている。突条11に設けた凹部83の底と止め具
80の頭部87との間には圧縮コイルばね90が縮設し
てある。該頭部87の頂面には例えば止め具の脚部89
の長手方向と同方向の一文字の溝(不図示)を設け工具
の一文字ドライバーを嵌合出来るようにする。
【0028】次に板材81への突条11の取り付け手順
を説明する。先ず板材81の凹部83に図示のように突
条11を嵌め込む。止め具80は図20の中心線CL1
でもって90度回転した位置で脚部89側から、突条1
1の凹部83、穴86、板材81の穴85を挿通して差
し込むと伸びていたばね90が突条11の凹部83の底
に当たり縮み、止め具80の挿入の抵抗となる。このバ
ネ力に抗して頭部87の頂面が突条11の頂面よりも凹
部83内へ少しくへこむまで押し込む。すると止め具8
0の脚部89の、首部88との境面は板材81の裏面と
離れた面となる。そこで止め具80の頭部87の溝に嵌
め込んである一文字ドライバーを90度回転すると、止
め具80は同角度回転し、止め具80の脚部89も90
度回転して、板材81の長方形の穴85と該脚部89は
交叉位置となる。最後に止め具80を押さえ付けていた
ドライバーを軸方向に緩めるとばね90の伸長により止
め具80はわずかに外方へ移動し、ばね90のばね力で
止め具80の脚部89が板材81の裏面に圧接する。こ
の際各ブロック5〜10には突条11が嵌まり込み得る
溝82を設けておくのが適当である。又、予めねじ止め
しておくと他の面の突条も同様に取り付けるのが適当で
ある。
【0029】又、各突条11を図12のように断面を中
ふくらみとすると共に条溝12を突条11と一致するよ
うにしておいて各ブロックを弾性材料で作り、突条11
と条溝12を弾性的に圧入嵌合して組立ててもよい。
【0030】次に上記の変形例についてのべると図13
は斜視図であり、前実施例と同様の八面体であるが一つ
の面でみると分割面が稜31を32,33の点で3分割
した点をとおり、頂点から等しい距離にある3等分点を
結んだ形状である。各面に関し同様である。これらの分
割面36,37は何れも平面である。この各平面には前
実施例と同様に円弧形案内を設ける。
【0031】図15は正二十面体の斜視図である。一つ
の面でみると分割面は稜41を例えば4等配の点42,
43,44で4等配した点をとおり、各稜の頂点から等
しい等配点を結んである。分割面に円弧形案内を設ける
点は同様である。
【0032】図14は正六面体に実施した例で各稜51
の中点52を求め隣接する稜51,53における中点を
結ぶことを各稜について行うと分割面54が出来る。分
割面54は平面であり、この面に円弧案内条を設ける。
【0033】図16は図15の一つの切断面を示す図で
あり、親は符号60で示され、回転中心線Oは6本の場
合である。この場合は切断面61には回転中心Oの一つ
を中心に対向して円形の条溝62が設けられている。切
断面61と交叉する切断面61′には該切断面61′に
設けた条溝62が現れる。この条溝62は交わってお
り、隣り合う交点PP間には滑り子63が滑合してい
る。滑り子63は図17に示すように対向する条溝62
の何れにも嵌合しており、円弧セグメントになつてい
る。滑り子63の長手方向の中央には条溝62の底に直
交する方向の孔には突出するノッチ65が出入り自在に
設けられ、二つのノッチ65の後端間には圧縮ばね66
が縮設してある。一方、条溝62には交叉する条溝62
間を二等分する位置にノッチ65の先端が嵌合するノッ
チ溝67(図は一個所のみ示す)が設けられている。
【0034】図18は正十二面体の場合の10ある切断
面71の一つの切断面71を正面からみており、面の数
は異なるが図15と同様であり、回転中心は10本存在
し、対向する頂点を結ぶ線が中心線である。
【0035】図19は正二十面体の場合で回転中心は対
向平面の中心を結ぶ線であり、1つ置きの稜の二等分し
た点をとおる切断面としてある。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上のとおりとしたので、多軸
の座標軸を中心として各ブロックが回動して移動するた
め、例えば元の正多面体の各面を各々異なる一色とした
場合に、各分割面で回転させてしまうと、元の正多面体
へ戻すのが格段に困難であり、極めて興味深い遊具を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】正八面体の三面図を示し、(A)は正面図、
(B)は側面図、(C)は平面図である。
【図2】正八面体の図1と異なる切断面を表わす斜視図
である。
【図3】正八面体の図1,2とは異なる切断面を表わす
斜視図である。
【図4】正八面体の図1,2,3とは異なる切断面を表
わす斜視図である。
【図5】正八面体の切断面の両側(A),(B)を示す
夫々正面図である。
【図6】(A)は図1における一つの子ブロックを中心
側から見る平面図、(B)は(A)の正面図である。
【図7】(A)は図6の子ブロックと係合する子ブロッ
クの平面図、(B)は(A)の正面図である。
【図8】図10(B)のA−A断面図である。
【図9】図10(A)のB−B断面図である。
【図10】(A)は正八面体の子ブロックの平面図であ
る。(B)は(A)の正面図である。
【図11】突条の取付方法を示す断面図である。
【図12】突条の1例を示す断面図である。
【図13】正八面体の他の実施例の正面図である。
【図14】正六面体における実施例の斜視図である。
【図15】正二十面体における実施例の斜視図である。
【図16】正二十面体における切断面の係合部を示す正
面図である。
【図17】図16における滑り子の断面図である。
【図18】正十二面体における切断面の係合部を示す正
面図である。
【図19】正二十面体の場合の一つの切断面を示す正面
図である。
【図20】突条の他の取り付け方法を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 切断面 2 切口 3 切口 4 切口 5 ブロック 6 ブロック 7 ブロック 8 ブロック 10 ブロック 11 突条 12 条溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正多面体の中心を間にして対向する頂点
    と頂点、又は面の中心と面の中心、或は辺の中点と辺の
    中点、を結んだ直線が4本以上あるものにおいて、該直
    線を軸心として該軸心に垂直な平面で多面体を切断し、
    各々が分離せず、前記軸心でもって相対回転可能である
    ような回転接続手段を設けたことを特徴とする遊具。
  2. 【請求項2】 回転接続手段の位置関係を同一に保ち、
    正多面体を球とした請求項1に記載の遊具。
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