JPH0515518U - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH0515518U
JPH0515518U JP6044391U JP6044391U JPH0515518U JP H0515518 U JPH0515518 U JP H0515518U JP 6044391 U JP6044391 U JP 6044391U JP 6044391 U JP6044391 U JP 6044391U JP H0515518 U JPH0515518 U JP H0515518U
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JP
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radome
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thick
antenna device
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弘行 植松
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 激しい風圧や水圧等の厳しい環境条件下でア
ンテナを使用する場合には、強度を保つために十分厚み
のあるレドーム内にアンテナを配置しなければならな
い。その時の、アンテナとしての振幅パターン特性を乱
すなどの厚いレドームの影響を低減したアンテナ装置を
得ることを目的とする。 【構成】 金属板３をレドーム１内に埋め込んでホーン
アンテナ２を等価的にレドーム表面近くまでのばした状
態にしたことにより、レドーム１内を伝わる不要波を遮
断している。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案は、レドーム内にアンテナを配置するアンテナ装置に関するものであ る。
【０００２】
【従来の技術】
図４は例えば「解説アンテナの基礎」（東京電機大学出版局 岩井陸路著）P. 217 に示されるような従来のレドーム内に配置するアンテナ装置の構造図であり 、図において１はガラスエポキシ樹脂（ＦＲＰ）等の誘電体でできたレドーム、 ２はアンテナである。
【０００３】 次に動作について説明する。激しい風圧や水圧等の厳しい環境条件下でアンテ ナを使用する場合、強度を保つためには、十分に厚みのあるレドーム内にアンテ ナを配置しなければならない。そのために厚いレドームを透過して、電波を送信 あるいは、受信することになる。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
従来のアンテナ装置はこのように構成されているので、アンテナ開口面の直前 に厚い誘電体（レドーム）があることにより、アンテナの振幅パターンを乱した り、レドームでの透過損失が多くなるなどの問題点があった。
【０００５】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、パターンを 乱して、利得を低下させるなどのレドームの影響を低減したアンテナ装置を得る ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るアンテナ装置は金属板を誘電体レドーム内部に埋め込み、ホー ンアンテナを等価的にレドーム表面近くまで伸ばしたものである。
【０００７】
【作用】
この考案におけるアンテナ装置はレドーム内部に金属板をホーンアンテナを伸 ばした状態で埋め込むことにより、アンテナ開口面が等価的にレドーム表面近く まで伸ばしたことになり、厚いレドーム内での反射波や伝送波を遮断することが でき、アンテナの振幅パターンを乱すことがなくなるとともに、レドームの強度 は保たれる。
【０００８】
【実施例】
実施例１． 以下、この考案の一実施例を図について説明する。 図１において、１は誘電体レドーム、２はホーンアンテナ、３はこのホーンア ンテナ２をレドーム表面近くまで等価的に伸ばすための金属板である。
【０００９】 次に動作について説明する。激しい風圧や水圧等の厳しい環境条件下でアンテ ナを使用する場合にも、この誘電体レドーム１内に金属板を埋め込んでレドーム 表面近くまで等価的に伸ばしたアンテナ装置では、強度を保つための厚いレドー ム内の反射波や伝送波等の不要波を遮断し、本来必要とする電波のみを送信ある いは受信することになる。よって、不要波との干渉による振幅パターン特性の劣 化や利得劣化等の厚いレドームの影響をほとんど無視することができ、なおかつ 厳しい環境条件下においても耐え得る強度も満足することができる。
【００１０】 実施例２． なお、上記実施例では、ホーンアンテナを等価的に伸ばすために金属板を使用 したが、図２に示すように、アンテナを使用する周波波の波長に比べて十分に細 い間隔の金網によりホーンアンテナを等価的に伸ばすことにより金属板と同様の 働きをし、なおかつ、金網のすきまにもＦＲＰが流れ込み、金属板を埋め込んだ 場合と比較して、埋込部のせん断応力に対する強度を増すことができる。
【００１１】 実施例３． また、上記実施例では、１つのアンテナを内蔵する場合について説明したが図 ３に示すように複数個のアンテナ2a，2bを厚いレドーム内に配置する場合には、 金属板3a，3bにより、アンテナ開口面を等価的にレドーム１表面近くまで伸ばす ことにより、レドームを介したアンテナ間の相互結合も遮断することができ、ア レーアンテナにおけるアンテナ単体の振幅パターン特性の劣化を防ぐことができ る。
【００１２】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、金属板を誘電体レドーム内に埋め込みホーン アンテナをレドーム表面近くまで等価的に伸ばした構成にしたので、強度が十分 ある上、アンテナの振幅パターン特性も良好なものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案の一実施例によるアンテナ装置を示す
図である。
【図２】この考案の他の実施例を示す図である。
【図３】この考案の他の実施例を示す図である。
【図４】従来のアンテナ装置を示す図である。
【符号の説明】
１ 誘電体レドーム ２ ホーンアンテナ ３ 金属板 ４ 金網

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 アンテナをレドーム内に配置するアンテ
    ナ装置において、金属板を誘電体レドーム内部に埋め込
    んだことを特徴とするアンテナ装置。
JP1991060443U 1991-07-31 1991-07-31 アンテナ装置 Expired - Lifetime JP2565495Y2 (ja)

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JPH0515518U true JPH0515518U (ja) 1993-02-26
JP2565495Y2 JP2565495Y2 (ja) 1998-03-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012175624A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Amushisu:Kk ポスト壁導波路アンテナ及びアンテナモジュール

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JPS59181707A (ja) * 1983-03-30 1984-10-16 Mitsubishi Electric Corp アンテナ装置
JPH01305606A (ja) * 1988-06-01 1989-12-08 Mitsubishi Electric Corp レドーム付きアンテナ装置
JPH01175009U (ja) * 1988-05-27 1989-12-13
JPH0374908A (ja) * 1989-08-16 1991-03-29 Toyo Commun Equip Co Ltd スタック型マイクロストリップアンテナ

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