JPH05153056A - 光空間伝送システム - Google Patents

光空間伝送システム

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Publication number
JPH05153056A
JPH05153056A JP3309599A JP30959991A JPH05153056A JP H05153056 A JPH05153056 A JP H05153056A JP 3309599 A JP3309599 A JP 3309599A JP 30959991 A JP30959991 A JP 30959991A JP H05153056 A JPH05153056 A JP H05153056A
Authority
JP
Japan
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transmission
reception
satellite
optical
signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3309599A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Uchisawa
克裕 内沢
Yuji Hara
勇二 原
Teruhito Nakamura
照仁 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH05153056A publication Critical patent/JPH05153056A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光信号が遮光されることによる信号伝送不能状
態を回避する。 【構成】同一空間内に設置される端末装置に、送信デー
タを光信号で送信すると共に光信号を受信する送受信装
置を設ける。この送受信装置が天井などの造営面に設置
されたサテライト装置との間で光空間伝送により信号伝
送を行い、複数の端末装置間のデータ伝送を行う。送受
信装置の少なくとも光信号を送受信する送受信部2aを
高さ調整自在な支持部4上に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭やオフィス等のよ
うな室内空間において光信号を用いて家電機器やパーソ
ナルコンピュータなどの各端末装置間でデータ伝送を行
う光空間伝送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4にオフィスにおいて用いられる従来
の光空間伝送システムを示す。この光空間伝送システム
は、パーソナルコンピュータやプリンタ等の端末装置1
に、送信データを光信号で送信すると共に光信号を受信
する送受信装置2を設けると共に、天井(あるいは壁の
場合もある)に複数のサテライト装置3を設置して構築
してある。そして、送受信装置2は例えば机上あるいは
床などに設置してある。また、天井に設定されたサテラ
イト装置3は情報伝送ケーブルL0 により接続され、サ
テライト装置3間の信号伝送を有線方式で行っている。
【0003】この光空間伝送システムでは、パーソナル
コンピュータなどの端末装置1からのデータを送受信装
置2からサテライト装置3に対して空間伝送により信号
伝送すると共に、サテライト装置3が情報伝送ケーブル
0 を介して相互に信号伝送を行い、且つサテライト装
置3から送受信装置2に空間伝送により信号伝送を行っ
て、各端末装置1間のデータ伝送を行うようにしてあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
光空間伝送システムにおいては、比較的に低い場所に送
受信装置2が設置されるために、図5に示すように人な
どの遮光体Aが送受信装置2とサテライト装置3との間
に立った場合などに、遮光体Aにより光信号が遮光さ
れ、このために送受信装置2とサテライト装置3との間
での信号伝送を行うことができなくなるという問題があ
った。
【0005】そこで、この点を解消する方法として、1
つの端末装置1に対して複数の送受信装置2を設け、い
ずれかの送受信装置2が送受信が行えない場合にも、他
の送受信装置2を用いて送受信が行えるようにすること
が考えられる。しかし、この場合には送受信装置2の増
加により回路構成が複雑になり、且つコストアップとな
るという問題がある。
【0006】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、光信号が遮光されるこ
とによる信号伝送不能状態を回避することができる光空
間伝送システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、同一空間内に設置される端末装置に、
送信データを光信号で送信すると共に光信号を受信する
送受信装置を設け、この送受信装置が天井などの造営面
に設置されたサテライト装置との間で光空間伝送により
信号伝送を行い、複数の端末装置間のデータ伝送を行う
光空間伝送システムにおいて、上記送受信装置の少なく
とも光信号を送受信する送受信部を高さ調整自在な支持
部上に取り付けてある。
【0008】
【作用】本発明は、上述のように送受信装置の少なくと
も光信号を送受信する送受信部を高さ調整自在な支持部
上に取り付けることにより、送受信装置とサテライト装
置との間の光信号が遮光される場合には、送受信部の高
さを支持部を調整して変えることができるようにし、こ
れにより光信号が遮光されることによる信号伝送不能状
態を回避できるようにしたものである。
【0009】
【実施例】図1乃至図3に本発明の一実施例を示す。本
実施例も光空間伝送システムをオフィスに適用した場合
を示す。本実施例では、図2に示すように、1つのサテ
ライト装置3を天井の角部に設置し、各送受信装置2は
1つのサテライト装置3との間で光信号の送受信を行う
ようにしてある。
【0010】ここで、上述のようにサテライト装置3を
天井の角部に設置してある理由は、天井の中央に設定し
た場合には指向角を広くする必要があるが、上述のよう
に天井の角部に設置すると、比較的に狭い指向角でも室
内の全域をカバーできるからであり、この場合には、サ
テライト装置3の指向角特性を補助する光学レンズの負
担を軽減することができる。
【0011】そして、本実施例のパーソナルコンピュー
タやプリンタなどの端末装置1に接続された送受信装置
2には、図1に示す伸縮自在なポール状の支持部4上に
少なくとも送受信部2aを取り付けてある。従って、送
受信部2aの高さを支持部4の伸縮により調整できる。
図3は上記送受信装置2の回路構成を示す図である。こ
の送受信装置2の送信部は、赤外線を発光する発光素子
23と、端末装置1からの信号を光空間伝送に適した信
号に変換するなどの処理を行う信号処理部21と、上記
発光素子23を駆動する駆動回路22と、上記発光素子
23の発する光を狭い幅の光信号に変換する光学レンズ
24とで構成してある。また、受信部は、サテライト装
置3からの光信号を受光するピンフォトダイオードなど
からなる受光素子25と、この受光素子25の出力を検
波増幅する受光回路26と、受光回路26の出力を端末
装置1との信号伝送に適した信号に変換するなどの処理
を行う信号処理部27とで構成してある。なお、上記各
信号処理部21,27は一般的にはマイクロプロセッサ
を用いて一体に形成される。
【0012】いま、端末装置1から送信されたデータが
送受信装置2に入力されると、信号処理部21ではその
データを光空間伝送に適した信号形式に変換し、駆動回
路22を制御して発光素子23を発光させ、サテライト
装置3に対して光信号を送信させる。そして、この光信
号を受信したサテライト装置3ではその信号を増幅し、
室内の全域にわたって拡散させる形で各送受信装置2に
対して上記送受信装置3から送信されたと同一の光信号
を返信する。この光信号を受光素子25が受けると、こ
の信号を受光回路26で検波増幅し、信号処理部27が
端末装置1との間での信号伝送に適した信号に変換して
端末装置1に送る。これにより、そのデータを受けた端
末装置1でデータに基づいた処理が行われる。
【0013】ところで、端末装置1の上やあるいは机の
上などに配置される送受信装置2を設置した高さが低い
と、人などにより光信号が遮光されることがある。そこ
で、この場合には送受信装置2の支持部4を伸ばして光
信号が遮光されない位置まで高くする。なお、この場合
には少なくとも発光素子23、光学レンズ24及び受光
素子25からなる送受信部2aの高さを人などにより光
信号が遮光されない位置まで高くするようにすればよ
い。このようにすれば、光信号が遮光されることを容易
に回避することができ、オフィスなどのレイアウトの変
更などに対しても容易に対応することができる。
【0014】なお、上記支持部4の送受信装置2が取り
付けられた先端部は水平面及び垂直面内で回動自在にし
てあり、これによりサテライト装置3の設置位置に応じ
て送受信方向を任意に可変できるようにしてある。とこ
ろで、図4の従来システムのように複数のサテライト装
置3を天井に設けると、コスト的な問題があり、またサ
テライト装置3間を情報伝送ケーブルL0 で接続する必
要があるので、配線及び施工が面倒になり、施工上の問
題がある。しかし、本実施例のようにサテライト装置3
を1つとすると、上述のような問題がない利点もある。
【0015】但し、室内空間が広い場合には1つのサテ
ライト装置3だけでは室内の全ての領域をカバーするこ
とが難しい場合がある。そこで、そのような場合には他
にサテライト装置3を設ければよく、夫々のサテライト
装置3の間は情報伝送ケーブルL0 で接続すればよい。
このようにすると、サテライト装置3の台数が増加し、
情報伝送ケーブルL0 の配線も必要になるが、増設され
るサテライト装置3は光信号の届きにくい領域をカバー
する必要最小限の台数に抑えられるので、不要にサテラ
イト装置3の台数が増加して、コストアップや施工性を
低下させるということにはならない。ところで、本実施
例の場合には各端末装置1に対して1つの送受信装置2
を設けてあるが、場合によっては複数の端末装置1に対
して1つの送受信装置2を設けてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように、送受信装置の少
なくとも光信号を送受信する送受信部を高さ調整自在な
支持部上に取り付けてあるので、送受信装置とサテライ
ト装置との間の光信号が遮光される場合には、送受信部
の高さを支持部を調整して変えることができ、このため
光信号が遮光されることによる信号伝送不能状態を回避
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の送受信装置の支持構造を示
す斜視図である。
【図2】同上の支持構造を備える端末装置を用いたシス
テム構成を示す説明図である。
【図3】送受信装置の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図4】従来システムの説明図である。
【図5】従来システムの問題点の説明図である。
【符号の説明】
1 端末装置 2 送受信装置 2a 送受信部 3 サテライト装置 4 支持部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一空間内に設置される端末装置に、送
    信データを光信号で送信すると共に光信号を受信する送
    受信装置を設け、この送受信装置が天井などの造営面に
    設置されたサテライト装置との間で光空間伝送により信
    号伝送を行い、複数の端末装置間のデータ伝送を行う光
    空間伝送システムにおいて、上記送受信装置の少なくと
    も光信号を送受信する送受信部を高さ調整自在な支持部
    上に取り付けて成ることを特徴とする光空間伝送システ
    ム。
JP3309599A 1991-11-26 1991-11-26 光空間伝送システム Withdrawn JPH05153056A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3309599A JPH05153056A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 光空間伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3309599A JPH05153056A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 光空間伝送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05153056A true JPH05153056A (ja) 1993-06-18

Family

ID=17994974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3309599A Withdrawn JPH05153056A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 光空間伝送システム

Country Status (1)

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JP (1) JPH05153056A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100394201B1 (ko) * 1998-04-24 2003-08-06 샤프 가부시키가이샤 공간 분할 다중화 근거리 통신망

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100394201B1 (ko) * 1998-04-24 2003-08-06 샤프 가부시키가이샤 공간 분할 다중화 근거리 통신망

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990204