JPH0515277A - 稚魚用自動給餌装置 - Google Patents

稚魚用自動給餌装置

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JPH0515277A
JPH0515277A JP3197430A JP19743091A JPH0515277A JP H0515277 A JPH0515277 A JP H0515277A JP 3197430 A JP3197430 A JP 3197430A JP 19743091 A JP19743091 A JP 19743091A JP H0515277 A JPH0515277 A JP H0515277A
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JP
Japan
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water
mixed
fry
feed
tank
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Pending
Application number
JP3197430A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouki Enomoto
公己 榎本
Yojiro Teramachi
陽治郎 寺町
Makoto Nakada
誠 中田
Masaru Shiratori
勝 白鳥
Ichiro Kobayashi
一郎 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
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Publication date
Application filed by Nisshin Seifun Group Inc filed Critical Nisshin Seifun Group Inc
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Publication of JPH0515277A publication Critical patent/JPH0515277A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 稚魚用の餌に応じた適切な給餌動作を行う稚
魚用自動給餌装置を実現する。 【構成】 コントローラ4は、予め設定された時間が到
来するごとに、給餌機1を起動するとともに配水管3に
取付けられた電磁弁3aを開放させ、混合機2に餌と水
とを供給させる。すると、混合機2は、漏斗状に落下す
る水流膜を発生させて餌とともに落下させ、一時的に溜
められた水の中に餌を潜り込ませて混入させて養殖槽5
に放水する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、養殖されている稚魚に
対して自動的に給餌を行う稚魚用自動給餌装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】海中などにいけすを作り、そのいけすの
中で魚を養殖する養殖漁業が盛んになってきたのに伴
い、養殖魚群に対して自動的に給餌する自動給餌装置が
実現されている。
【0003】この自動給餌装置は、飼料用タンクに蓄え
られた飼料(餌)を、一定時間ごとに一定時間、一定速
度で自動的に給餌するよう構成され、人手を介さずに給
餌を行えるようになっている。このため、労力の削減化
が図れるとともに、風雨の強いときや波浪の高いときに
複数のいけす間で揺れ動く狭い通路に立って給餌しなく
ても済み、労働環境の改善、安全労働の促進に大きく寄
与している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、養殖魚は、
稚魚の間は、生命力が弱いなどの理由で海中などに作っ
たいけすの中では養殖せず、養殖槽(水槽)の中で養殖
している。また、稚魚用の餌は、粒が小さくなってい
る。このため、従来の自動給餌装置により稚魚用の餌を
給餌すると、稚魚用の餌は、最初のうちは水面に浮遊
し、また、すぐにダマと呼ばれる小さな塊となって沈降
してしまう。このように水槽の底に沈んだ餌を稚魚が摂
餌するのは困難である。ちなみに、稚魚が摂餌するため
には、餌が水中で稚魚の回りに適度に分散し、ある程度
の密度で浮遊する必要があるが、上記の理由から従来の
自動給餌装置は全く利用することができなかった。
【0005】また、従来の自動給餌装置では、上記のよ
うに摂餌不能になる餌が多いため、必然的に規定量より
も多く給餌しなければならず、飼料効率が低下するとと
もに、水の汚染速度が速くなり、頻繁に水を入れ替えた
り、水の浄化機能を充実させなければならないという問
題が生じる。
【0006】このため、従来、養殖槽内の稚魚に対して
給餌するときは、一般に、バケツなどに水と所定量の餌
を入れ、棒などで掻き回して水中に餌を混入させて養殖
槽に入れるという一連の作業を作業員が手作業で所定時
間ごとに行っており、作業員の負担が大きいので、稚魚
に対する給餌作業の自動化が望まれていた。
【0007】本発明は、上記の点にかんがみてなされた
もので、その目的は、稚魚用の餌に対応する適切な給餌
動作を自動的に行う稚魚用自動給餌装置を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による稚魚用自動給餌装置は、餌を収容する
タンクと、該タンク内の餌を外部に搬送する搬送部と、
水を供給する給水部と、該給水部から給水された水を放
流させることにより、前記搬送部から搬送された餌と前
記水とを混合しながら該混合水を養殖槽に放水する混合
水放水部と、予め設定された時間が到来するごとに前記
搬送部、前記給水部からそれぞれ餌、水を前記混合水放
水部に供給させて前記混合水を養殖槽に放水させる制御
部とを備えている。
【0009】
【作用】混合水放水部は、給水部から水が給水され、稚
魚用の餌が搬送部から搬送されてくると、たとえば漏斗
状に落下する水流膜を発生させて餌とともに落下させる
ことにより水と餌とを混合、分散しながら、この混合水
を養殖槽に放水する。このようにすると、水中に餌が充
分に分散、混合されるので、稚魚が摂餌し易い状態にす
ることができる。
【0010】制御部は、たとえば、6時、11時、15
時など予め定められた時間になると、少なくとも搬送
部、給水部を起動して餌、水を混合水放水部に供給さ
せ、稚魚用の餌が混合された混合水を、混合水放水部か
ら養殖槽に放水させる。すなわち、稚魚用の餌に対応す
る適切な給餌動作が所定時間ごとに自動的に実行され
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0012】図1は本発明による稚魚用自動給餌装置の
一実施例の構成図であり、給餌機1、混合機2、配水管
3、給餌コントローラ4を有しており、給餌コントロー
ラ4の制御の下に養殖槽5内の稚魚に対する給餌動作が
所定時間ごとに自動的に実行される。すなわち、給餌コ
ントローラ4は、予め設定された時間が到来すると、給
餌機1を起動するとともに、配水管3に取付けられた電
磁弁3aを開成させることにより稚魚用の餌と水とを混
合機2に供給させる。すると、混合機2は、餌と水を混
合しながら、この混合水を養殖槽5に放水する。
【0013】給餌機1は、稚魚用の飼料(餌)を収容す
るタンク1aを有している。タンク1aの最下端には、
スクリューコンベア1bが取り付けられている。そし
て、このスクリューコンベア1bがモータMTにより回
転されると、タンク1a内の餌は、順次、餌放出口1c
まで搬送されて混合機2に放出される。
【0014】混合機2は、図2に示したように、外筒2
aと内筒2bとの2重構造となっている。外筒2aの内
面の上部には、下向き円錐体を途中で切断した形状(漏
斗状)の水流ガイド部2cが形成されている。また、外
筒2aの側面の中間の高さ位置には、注水口2dが開口
されている。なお、注水口2dには、図1に示した配水
管3が接続されている。内筒2bの外径は、前記注水口
2dの位置よりやや下の位置から上の部分が小さくなっ
ており、外筒2aの内周面との間に隙間が形成されてい
る。また、内筒2bの上面および内面上部と前記水流ガ
イド部2cとの間にも隙間が形成されている。そして、
下の部分では外筒2aと内筒2bとはネジ込み式になっ
ており、内筒2bの上面と水流ガイド部2cとの間の隙
間を簡単に調整できるようになっている。従って、配水
管3から注水口2dに注水された水は隙間を通って上昇
し、内筒2bの中に入る。この際、水は水流ガイド部2
cによりガイドされるので、漏斗状の水流膜が形成され
る。
【0015】内筒2bは、支持板2eの上面に固定され
ているが、支持板2eには内筒2bの内径と同一径の孔
が開口され、内筒2bはこの孔の位置に取り付けられて
いる。
【0016】支持板2eの孔の下には、内筒2bの内径
よりやや大きな径の円盤状のじゃま板2fが配置されて
いる。じゃま板2fは、ナットgによりじゃま板固定棒
2hに固定され、じゃま板固定棒2hは、上下動可能に
混合水散水部iに軸支されている。すなわち、傘のよう
な形状をした混合水散水部iの中心部には、じゃま板固
定棒2hの径より大きめの孔が開口され、この孔にじゃ
ま板固定棒2hがスプリングjを介して挿入されてお
り、このような構造によりじゃま板固定棒2h、および
じゃま板2fは上下動可能となる。なお、混合水散水部
iは、餌と水との混合水を混合水散水部iの周囲に散水
させる機能をも有している。
【0017】内筒2bに流入した水の水位は、じゃま板
2f、スプリングjなどの働きにより一定に保たれる。
そして、スプリングjのバネの強さにより前記水位が決
定されるので、スプリングjのバネの強さを混合水散水
部iを上下させることにより任意に設定して所望の水位
を実現できるよう、調整可能になっている。すなわち、
混合水散水部iの外周部分には、3か所タップが切って
あり、このタップが切られた部分にネジ嵌合された懸下
棒2kを回転させて混合水散水部iを上下させ、これに
より支持板2eに対するじゃま板2fの押圧力を変化さ
せて、スプリングjのバネの強さの調整を行う。なお、
2lは混合水の飛散を防ぐための円筒状のスカートであ
る。
【0018】次に、稚魚用自動給餌装置の作用を説明す
る。
【0019】給餌コントローラ4は、予め設定された時
間が到来すると、電磁弁3aを開成するとともに、モー
タMを起動する。すると、配水管3の水は混合機2の注
水口2dに注水され、タンク1a内の稚魚用の餌は、ス
クリューコンベア1bにより餌放出口1cまで搬送さ
れ、混合機2の内筒2bの真中に落下される。注水口2
dに注水された水は前記隙間を通って上昇し、水流ガイ
ド部2cによりガイドされて漏斗状の水流膜を形成しな
がら内筒2bの底の方に落下していくが、内筒2bの底
の方にはじゃま板2fが設けられているので、水は養殖
槽5に直接落下せず、内筒2b内に一旦溜められた後に
養殖槽5に流れ出る。このとき、餌は水流膜に運ばれる
ようにして水とともに落下していき、その落下エネルギ
ーにより内筒2b内に溜められた水の中に混入され、餌
が混入された混合水は、その重力によりじゃま板2fと
支持板2eとの間に形成された隙間から養殖槽5に放水
される。このように、水とともに落下させることによ
り、稚魚用の餌を水の中に混入させている。すなわち、
混合機2は、モータなどの動力源を用いずに水流を発生
させて浮遊性のある稚魚用の餌を水の中に混入させてい
るので、安価に制作することができ、故障などの心配も
ない。
【0020】内筒2b内に溜められた水の水位は、スプ
リング2jの作用により、配水管3からの単位時間当た
りの給水量が変化してもある程度一定に保たれる。その
理由は、給水量が多くなり多量の水が溜められるようと
すると、その分、じゃま板2fにかかる水圧が大きくな
るのでスプリング2jが縮んでじゃま板2fと支持板2
eとの間の隙間が大きくなり、内筒2b内に溜められた
水の放水速度が速くなるからである。
【0021】なお、上記説明から明らかなように、餌と
水との混合は、混合水の放水と同時に行われるので、混
合水が養殖槽5に放水されたときには餌は水中に充分に
分散混合されており、稚魚が摂餌できなくなるといった
不具合は生じない。
【0022】本発明は、上記実施例に限定されることな
く、たとえば、混合機は、円筒の側面に螺旋状の水路を
形成して水の渦流を発生させたり、モータなどの動力を
用いて水の渦流を発生させたりすることにより、水と餌
とを混合するようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明の稚魚用自動給餌装置によれば、
稚魚用の餌に応じた適切な給餌動作を自動的に行えるの
で、飼料効率が向上し、労働力の削減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による稚魚用自動給餌装置の
全体構成図である。
【図2】前記稚魚用自動給餌装置の混合機の詳細な構成
図である。
【符号の説明】
1 給餌機 2 混合機 2c 水流ガイド部 3 配水管 4 給餌コントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 餌を収容するタンクと、該タンク内の餌
    を外部に搬送する搬送部と、水を供給する給水部と、該
    給水部から給水された水を放流させることにより、前記
    搬送部から搬送された餌と前記水とを混合しながら該混
    合水を養殖槽に放水する混合水放水部と、予め設定され
    た時間が到来するごとに前記搬送部、前記給水部からそ
    れぞれ餌、水を前記混合水放水部に供給させて前記混合
    水を養殖槽に放水させる制御部とを備えたことを特徴と
    する稚魚用自動給餌装置。
  2. 【請求項2】 前期混合水放水部は、水の流れ方向をガ
    イドするガイド部を有し、このガイド部の作用により漏
    斗状に落下する水流膜を発生させて餌とともに落下させ
    ることにより水と餌とを混合するよう構成されたことを
    特徴とする請求項1の稚魚用自動給餌装置。
JP3197430A 1991-07-12 1991-07-12 稚魚用自動給餌装置 Pending JPH0515277A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990914