JPH05151872A - 近接スイツチ - Google Patents

近接スイツチ

Info

Publication number
JPH05151872A
JPH05151872A JP34214191A JP34214191A JPH05151872A JP H05151872 A JPH05151872 A JP H05151872A JP 34214191 A JP34214191 A JP 34214191A JP 34214191 A JP34214191 A JP 34214191A JP H05151872 A JPH05151872 A JP H05151872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reed switch
electrolytic corrosion
switch
terminal
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34214191A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Hamazaki
勇 浜崎
Toshio Miyata
敏夫 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP34214191A priority Critical patent/JPH05151872A/ja
Publication of JPH05151872A publication Critical patent/JPH05151872A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リードスイッチの端子部の電食現象を防止可
能とした近接スイッチを提供する。 【構成】 ケース11内にリードスイッチ13を充填樹
脂12によって封止するとともに、リードスイッチ13
の端子部13aには、一端をケース11の外部に配置し
た導電部材14を接続させた近接スイッチであって、そ
のケース11内にリードスイッチ13の端子部13aを
介して電食防止部16を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リードスイッチを用い
た近接スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の近接スイッチの中には、図7に示
すような構成のものがある。この近接スイッチ50は、
ケース51内に配置したリードスイッチ52を充填樹脂
53によって封止したもので、図8にも示すように、リ
ードスイッチ52の端子部52a、52aには、それぞ
れリード線54、54が半田付け等で接続されている。
【0003】このような構成からなる近接スイッチ50
は以下のように動作する。すなわち、近接スイッチ50
をマグネットに接近させると、リードスイッチ52のガ
ラス管52c内に対向配置された接点部52b、52b
が、マグネットによる磁気吸引力の作用によって接触
し、近接スイッチ50はオン状態となる。一方、近接ス
イッチ50をマグネットから離反させると、マグネット
による磁気吸引力の作用がなくなるのでガラス管52c
内の接点部52b、52bが離反し、近接スイッチ50
はオフ状態となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の近接スイッチ50を高温高湿の環境下で使用する
と、ケース51や樹脂53及びリード線54、54の僅
かな隙間を通してケース51内に水分が浸入することが
あり、このような場合は、リードスイッチ52の端子部
52aのプラス側に電食現象が起こる。すなわち、ケー
ス51内に水分が浸入すると、その水分を通してリード
スイッチ52の端子部52a、52a間にリーク電流が
流れるようになるため、端子部52aのプラス側がイオ
ン化して、端子表面のメッキが剥ぎ取られてしまう。
【0005】これにより、端子部52aのプラス側の素
地(鉄やニッケル)が露出した状態となり、その露出し
た部分から錆が発生するとともに、この錆の発生によっ
て端子部分が膨張し、リードスイッチ52のガラス管5
2cにクラックが発生する。その結果、クラックを通し
てガラス管52cの内部に水分が浸入し、これが、リー
ドスイッチ52における接点不良の原因となっていた。
【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、リードスイッチの端子部の電食現象を防止
可能とした近接スイッチを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、ケース内にリードスイッ
チを充填樹脂によって封止するとともに、リードスイッ
チの端子部には、一端をケースの外部に配置した導電部
材を接続させたものであって、そのケース内にリードス
イッチの端子部を介して電食防止部を形成した近接スイ
ッチである。
【0008】
【作用】本発明の近接スイッチにおいては、リードスイ
ッチの端子部を介して電食防止部が設けられており、ケ
ース内に水分が浸入した場合は、その電食防止部にリー
ク電流が流れることになる。その結果、リードスイッチ
の端子部間には殆どリーク電流が流れず、もって、リー
ドスイッチの端子部の電食現象が防止される。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の第一実施例を示すものであ
り、図示した近接スイッチ10の構成においては、箱型
のケース11内に充填樹脂12によってリードスイッチ
13が封止されている。そして、そのリードスイッチ1
3の端子部13a、13aには、導電部材としてのリー
ド線14、14が半田付け等で接続されている。更に、
リードスイッチ13の端子部13aには、非磁性体で且
つ導電性を有する内部端子15、15が半田付け等で接
続されている。
【0010】これらの内部端子15は、リードスイッチ
13のガラス管13bの外縁にほぼ沿ったかたちで端子
部13aから延出しており、各先端部15a、15aを
対向させることで電食防止部16を形成している。その
際、内部端子15の端子間距離C1 は、リードスイッチ
13の端子間距離D1 (図2)よりも短く設定され、こ
れにより、電食防止部16における絶縁抵抗はリードス
イッチ13の端子部13a間の絶縁抵抗よりも小さくな
る。
【0011】なお、内部端子15の素材としては、非磁
性体で且つ導電性を有するものとして例えば、リードス
イッチ13の端子部13aに接続が容易な半田メッキ銅
線等を使用するのが好適である。
【0012】このような構成からなる第一実施例の近接
スイッチ10においては、ケース11内に水分が浸入し
た状態で、リードスイッチ13の端子部13aに電圧を
かけると、絶縁抵抗がより小さい内部端子15間、すな
わち電食防止部16にリーク電流が流れるようになる。
その結果、リードスイッチ13の端子部13a間には殆
どリーク電流が流れず、もって、リードスイッチ13の
端子部13aの電食現象が防止される。
【0013】図3は、本発明の第二実施例を示すもので
あり、図示した近接スイッチ20の構成においては、ケ
ース21内に封止されたリードスイッチ22の端子部2
2a、22aに、導電部材としての屈曲端子23、23
が半田付け等で接続されている。この屈曲端子23は、
リードスイッチ22の端子部22aとの接続部Pを境に
して、一方の端部23aをケース21の外部に配置する
とともに、他方の端部23bをリードスイッチ22のガ
ラス管22bの外縁に沿って延出させ、その他方の端部
23b間で電食防止部24を形成している。その際、屈
曲端子23の端子間距離C2 (図4)はリードスイッチ
22の端子間距離D2 (図4)よりも短く設定され、こ
れにより、電食防止部24における絶縁抵抗はリードス
イッチ22の端子部22a間の絶縁抵抗よりも小さくな
る。
【0014】このような構成からなる第二実施例の近接
スイッチ20においては、ケース21内に水分が浸入し
た状態で、リードスイッチ22の端子部22aに電圧を
かけると、屈曲端子23の一方の端部23a間、すなわ
ち電食防止部24にリーク電流が流れるようになる。そ
の結果、リードスイッチ22の端子部22a間には殆ど
リーク電流が流れず、もって、リードスイッチ22の端
子部22aの電食現象が防止される。
【0015】また、上記第二実施例の構成においては、
導電部材としての屈曲端子23によって電食防止部24
が形成されているので、上述した第一実施例のように新
たな部材を設ける必要がなく、低コストで実施可能であ
る。
【0016】図5は、本発明の第三実施例を示すもので
あり、図示した近接スイッチ30の構成においては、ケ
ース31内に封止されたリードスイッチ32の端子部3
2a、32aに、導電部材としてのリード線33、33
が半田付け等で接続され、しかも、各リード線33は、
例えばケース31の右側から同方向に引き出されてい
る。更に、この近接スイッチ30のケース31内におい
ては、リード線33の被覆が部分的に剥き出されて裸線
状態となっており、その状態でケース31内に充填樹脂
34が充填されている。これにより、リード線33には
裸線部33aが設けられるとともに、その裸線部33a
によって電食防止部35が形成される。その際、リード
線33の裸線部33a間の距離C3 (図6)は、リード
スイッチ32の端子間距離D3 (図6)よりも短く設定
され、これにより、電食防止部35における絶縁抵抗は
リードスイッチ32の端子部32a間の絶縁抵抗よりも
小さくなる。
【0017】このような構成からなる第三実施例の近接
スイッチ30においては、ケース31内に水分が浸入し
た状態で、リードスイッチ32の端子部32aに電圧を
かけると、リード線33の裸線部33a間、すなわち電
食防止部35にリーク電流が多量に流れるようになる。
その結果、リードスイッチ32の端子部32a間には殆
どリーク電流が流れず、もって、リードスイッチ32の
端子部32aの電食現象が防止される。
【0018】また、上記第三実施例の構成においては、
導電部材としてのリード線33によって電食防止部35
が形成されているので、上述した第二実施例と同様に新
たな部材を設ける必要がなく、低コストで実施可能であ
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の近接スイッ
チによれば、使用環境等によってケース内に水分が浸入
した場合でも、リードスイッチの端子部を介して設けら
れた電食防止部にリーク電流が流れることになる。その
結果、リードスイッチの端子部間には殆どリーク電流が
流れず、もって、リードスイッチの端子部の電食現象が
防止される。これにより、高温高湿の環境下でも近接ス
イッチを支障なく使用できるようになるとともに、リー
ドスイッチの接点不良発生の要因が削減される。
【0020】また、本発明の近接スイッチにおいては、
リードスイッチの端子部に接続される導電部材で電食防
止を形成することにより、新たな部材を設ける必要がな
く、低コストで実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す平面図である。
【図2】第一実施例の要部平面図である。
【図3】本発明の第二実施例を示す平面図である。
【図4】第二実施例の要部平面図である。
【図5】本発明の第三実施例を示す平面図である。
【図6】第三実施例の要部平面図である。
【図7】従来例を示す斜視図である。
【図8】従来例の要部平面図である。
【符号の説明】
10 近接スイッチ 11 ケース 12 充填樹脂 13 リードス
イッチ 13a 端子部 14 リード線
(導電部材) 16 電食防止部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内にリードスイッチを充填樹脂に
    よって封止するとともに、前記リードスイッチの端子部
    には、一端を前記ケースの外部に配置した導電部材を接
    続させてなる近接スイッチにおいて、 前記ケース内に前記リードスイッチの端子部を介して電
    食防止部を形成したことを特徴とする近接スイッチ。
  2. 【請求項2】 リードスイッチの端子部に接続された導
    電部材を所定方向に延出させて、その伝導部材の先端部
    で電食防止部を形成したことを特徴とする請求項1記載
    の近接スイッチ。
  3. 【請求項3】 導電部材としてリード線を使用するとと
    もに、前記リード線には裸線部を設け、その裸線部で電
    食防止部を形成したことを特徴とする請求項1記載の近
    接スイッチ。
JP34214191A 1991-11-29 1991-11-29 近接スイツチ Pending JPH05151872A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34214191A JPH05151872A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 近接スイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34214191A JPH05151872A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 近接スイツチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05151872A true JPH05151872A (ja) 1993-06-18

Family

ID=18351447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34214191A Pending JPH05151872A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 近接スイツチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05151872A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1227287A2 (en) * 2001-01-26 2002-07-31 SAMSUNG ELECTRONICS Co. Ltd. Refrigerator door switch
JP2020087566A (ja) * 2018-11-19 2020-06-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 被覆体、スイッチ装置、及び被覆体の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1227287A2 (en) * 2001-01-26 2002-07-31 SAMSUNG ELECTRONICS Co. Ltd. Refrigerator door switch
EP1227287A3 (en) * 2001-01-26 2003-01-22 SAMSUNG ELECTRONICS Co. Ltd. Refrigerator door switch
JP2020087566A (ja) * 2018-11-19 2020-06-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 被覆体、スイッチ装置、及び被覆体の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3988053A (en) Hermetic terminal
KR870008348A (ko) 도전체에 흐르는 전류측정용 측정변압기
RU2692778C2 (ru) Выключатель магнитный для сильных токов
US2889424A (en) Relay
US2518789A (en) Heat responsive cable
US3811102A (en) Relay
US5903209A (en) Encapsulated fuse with corona shield
JPH036606B2 (ja)
JPH05151872A (ja) 近接スイツチ
US3325774A (en) Terminal board design
US3587011A (en) Reed switch and relay
KR900008570A (ko) 3상 공통 용기형 차단기.
US2594255A (en) Anticorrosion mounting for electric immersion heaters
US3268840A (en) Magnetic switch contact assembly
US4019163A (en) Reed contact unit
JPS5826434A (ja) 消弧室
US3984794A (en) Reed contact unit
JPS5987711A (ja) 橋絡接触子
US3335376A (en) Micro-miniature relay
US4680563A (en) Relay switch apparatus
RU2217834C2 (ru) Реле
US2444739A (en) Connector plug
EP0253982A2 (en) Electromagnetic relay
JPS6232569B2 (ja)
JPH0580090B2 (ja)