JPH05150841A - 減圧弁 - Google Patents

減圧弁

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Publication number
JPH05150841A
JPH05150841A JP31223891A JP31223891A JPH05150841A JP H05150841 A JPH05150841 A JP H05150841A JP 31223891 A JP31223891 A JP 31223891A JP 31223891 A JP31223891 A JP 31223891A JP H05150841 A JPH05150841 A JP H05150841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve seat
fluid
valve body
seat
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31223891A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Oketani
浩一郎 桶谷
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH05150841A publication Critical patent/JPH05150841A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構造による減圧弁により、キャビテー
ションを防止しつつ、流体の圧力を低減する。 【構成】 左右方向に流体が流れるように流路が形成さ
れた弁箱1内に、弁座3が嵌合されて取付けられてい
る。弁座3には、円環状の溝部3cが形成されている。
一方、弁箱1内には、溝部3cと対向する突部2aが形
成された弁体2が摺動自在に支持されている。従って、
これら弁体2と弁座3との間でラビリンスのような構造
が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャビテーションを防
止しつつ流体の圧力を減圧し得る減圧弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、流体を扱う機器の保安等の観
点より、機器内を流れる流体の圧力を一定以下の圧力と
するように、流体の流路中などにおいて、減圧をするこ
とがある。また、高差圧の条件で流体を減圧する場合、
キャビテーションの発生を防止すべく多段階に分けて減
圧する必要を有している。
【0003】このような従来技術の一例を図3に示し、
この図に基づき従来技術を説明する。
【0004】図3に示すように、弁箱21内に上下動可
能となるように弁棒24に支持された弁体22が位置し
ている。弁体22には、円周方向に伸びる溝部22aが
軸方向に沿って複数有り、弁体22を上下動して適切な
位置に移動することにより、弁座23との間でラビリン
スとしての機能を持たせて、多段階の減圧である多段減
圧を達成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来よ
り高差圧で流体を減圧する弁の弁体及び弁座は、キャビ
テーションの発生防止のため、多段減圧できる流路を形
成する構造としている。
【0006】具体的には、図2に示すようなラビリンス
としての機能を発揮する弁座23及び溝部22aを設け
ているが、大きな多段減圧の効果を得るためには、ラビ
リンスとしての機能をより一層大きくすべく溝部22a
を多く設ける必要がある。しかし、この場合弁体が長く
なり、制御特性を満足できなくなる可能性が生じるとい
う課題を有することになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による減圧弁は、
流体が内部を通過する構造となっている弁箱と、該弁箱
に取付けられ且つ流体が通過するように中央部を貫通す
る孔部が形成されると共に該中央部を中心とした円環状
の溝部を形成した弁座と、該弁座に対向して位置するよ
うに前記弁箱に摺動可能に支持され且つ弁座の溝部に対
向して円環状の突部を有する弁体とを有することを特徴
とするものである。
【0008】
【作用】流体が弁箱の内部を通り、弁座の孔部に入る。
孔部を通過した流体は、弁座と弁体との間の隙間を通っ
て弁箱内から排出される。また、弁座の溝部と弁体の突
部とでラビリンスのような効果が生じて流体の圧力が減
じられる。
【0009】
【実施例】本発明の第1実施例に係わる減圧弁を図1に
示し、この図に基づき本実施例を説明する。
【0010】図1に示す断面図のように、図上、左右方
向に流体が流れて通過するように、内部に流路1aが形
成された構造となっている弁箱1内に、シートガスット
5を介して弁座3が取付けられている。この弁座3の中
央部及び外周部にそれぞれ突部3a,3bが形成され、
外周部の突部3bは円環状の形状となっている。従っ
て、これら突部3a,3bの間で弁座3の円周方向に円
環状に伸びる溝部3cが形成されることになる。尚、弁
座3の中央部には、上下方向に伸びる孔部6が形成され
ている。
【0011】一方、弁箱1の上部には、上下方向に伸び
る弁棒4が摺動自在に支持されており、この弁棒4の下
端部であって、その中央部が弁座3の中心と対向するよ
うに、弁体2がねじ止められている。この弁体2には、
弁座3の溝部3cと対向して円周方向に円環状に伸びる
突部2aが形成されており、また、弁体2の外周側に弁
座3の突部3bの外周側を覆うように円環状に伸びる突
部2bが形成されている。従って、これら突部2a,2
bの間であって弁座3の突部3bに対向して溝部2c画
形成されることになる。
【0012】以上より、弁棒4を外部より上下動して、
弁体2と弁座3との間の隙間を適切なものとしてラビリ
ンスのような構造とし、この弁体2と弁座3との間でジ
グザグに形成された隙間により多段減圧が可能となり、
この隙間に矢印で示すように図上、左側から流れてくる
流体を孔部6を介して通過させることにより、流体の圧
力が減圧されることになる。
【0013】尚、弁体2及び弁座3は、前述のようにね
じ止めあるいは嵌合構造となっていて、容易に取替え可
能となっている。従って、弁体2及び弁座3を設計条件
等に応じた形状のものと交換することが出来、互換性を
有することとなる。
【0014】次に、本発明の第2実施例に係わる減圧弁
を図2に示し、この図に基づき本実施例を説明する。
尚、第1実施例と同一部材には同一符号を付して、重複
した説明を省略する。
【0015】図2に示す断面のように、弁座13には、
中央部及び円周方向に伸びる外周部の2個所の突部13
a,13b,13cが形成されていて、これらの間に円
環状に伸びる2個所の溝部13d,13eが形成される
ことになる。また、弁体12には、弁座13の溝部13
d,13eと対向して円環状に伸びる2個所の突部12
a,12bが形成されている。尚、弁座13中央には孔
部16が上下方向に向って形成されている。
【0016】従って、第1実施例と同様に、弁体12と
弁座13との間の隙間を適切なものとすれば、流体の圧
力を減圧できることとなる。また、本実施例の場合、溝
部13d,13eが増えているため、減圧の効果がより
一層顕著なものとなる。
【0017】尚、弁体及び弁座に形成される溝部の数
は、前記第1、第2実施例に限定されるものではなく、
さらに多数の溝を形成することとしてもよい。また流体
の種類としては、水、オイル等いずれの流体としてもよ
い。
【0018】
【発明の効果】本発明の減圧弁によれば、弁体および弁
座に円環状の溝部及びこれに対向する突部を形成するこ
ととした結果、弁体と弁座との間にラビリンス構造が構
成されて、充分な減圧効果を得ることが可能となる。従
って、従来技術のように弁体の軸方向に沿って、複数の
溝部を有するものと比較して、コンパクトな構造とでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる減圧弁の断面図で
ある。
【図2】本発明の第2実施例に係わる減圧弁の断面図で
ある。
【図3】従来技術に係わる減圧弁の断面図である。
【符号の説明】
1,21 弁箱 2,12,22 弁体 3,13,23 弁座 2a,2b,3a,3b,12a,12b,13a,1
3b,13c 突部 2c,3c,13d,13e 溝部 4 弁棒 5 シートガスケット 6,16 孔部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が内部を通過する構造となっている
    弁箱と、該弁箱に取付けられ且つ流体が通過するように
    中央部を貫通する孔部が形成されると共に該中央部を中
    心とした円環状の溝部を形成した弁座と、該弁座に対向
    して位置するように前記弁箱に摺動可能に支持され且つ
    弁座の溝部に対向して円環状の突部を有する弁体とを有
    することを特徴とする減圧弁。
JP31223891A 1991-11-27 1991-11-27 減圧弁 Withdrawn JPH05150841A (ja)

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JP31223891A JPH05150841A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 減圧弁

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JP31223891A JPH05150841A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 減圧弁

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JPH05150841A true JPH05150841A (ja) 1993-06-18

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JP31223891A Withdrawn JPH05150841A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 減圧弁

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002332836A (ja) * 2001-05-01 2002-11-22 Miura Co Ltd 流路開閉装置
JP2007327614A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Nok Corp バルブのシール構造
CN109340450A (zh) * 2018-09-19 2019-02-15 南通国电电站阀门股份有限公司 核电岛心再热蒸汽主流量控制阀阀芯及其加工工艺

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CN109340450B (zh) * 2018-09-19 2020-05-19 南通国电电站阀门股份有限公司 核电岛心再热蒸汽主流量控制阀阀芯及其加工工艺

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990204