JPH0515065Y2 -

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【考案の詳細な説明】［産業上の利用分野］この考案は、パネルに固定された光源からの照
射光をパネル上を光源に向かつて前後進する受光
器で検出する光出力の測定機構につていのもので
ある。

［従来の技術］次に、従来技術の構成を第２図により説明す
る。第２図の１は光源、２は受光器、２Ａはコー
ド、３はパネルである。第２図では、光源１と受
光器２をパネル３の上に置く。

次に、第２図の回路図を第３図により説明す
る。第３図の４は端子、５は指示計である。端子
４は、コード２Ａの出力を接続する端子である。
端子４には、第３図のように指示計５を接続した
り、図示を省略した波形観測器を接続したりす
る。

第３図では、光源１からの照射光を受光器２で
検出し、測定結果を指示計５に指示している。

第２図では、光源１をパネル３に固定し、受光
器２を光源１に向かつて前後進させ、光源１と受
光器２の距離を変える。これにより、受光器２で
受光する光パワーも変わる。

［考案が解決しようとする課題］第２図では、光源１の照射光に対し受光器２を
直線的に前後進させるのは難しく、再現性が悪
い。

この考案は、平行に配置された２本の直線状の
ガイドで光源１と受光器２を挟み、パネルに目盛
りをつけることにより、再現性のより光出力の測
定機構の提供を目的とする。

［課題を解決するための手段］この目的を達成するため、この考案では、直線
状に形成されたガイド７Ａと直線状に形成された
ガイド７Ｂを平行にパネル６上に配置し、光源１
を受光器２をガイド７Ａとガイド７Ｂで挟み、パ
ネル６に目盛り８をつけ、目盛り８により受光器
２の位置を検出する。

［実施例］次に、この考案による実施例の構成を第１図に
より説明する。第１図の６はパネル、７Ａと７Ｂ
はガイド、８は目盛りであり、その他は第２図と
同じものである。ガイド７Ａとガイド７Ｂは直線
状に形成され、目盛り８はパネル６上に目盛られ
る。

ガイド７Ａとガイド７Ｂは、パネル６上に光源
１と受光器２を挟む形で平行に配置される。第１
図では、光源１と受光器２をガイド７Ａ，７Ｂの
間に入れ、光源１を目盛り８の「０」点に固定す
る。そして、受光器２をガイド７Ａ，７Ｂに沿つ
て前後にスライドさせ、光源１の光パワーを変え
る。

［考案の効果］この考案によれば、平行に配置された直線状の
２本のガイドで光源と受光器を挟むので、光源と
受光器の位置決めが容易になり、再現性もよい。
また、パネルにつけた目盛りにより、光源と受光
器の距離と光パワーの関係を知ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案による実施例の構成図、第２
図は従来技術による構成図、第３図は第２図の回
路図である。１……光源、２……受光器、２Ａ……コード、
３……パネル、４……端子、５……指示計、６…
…パネル、７Ａ……ガイド、７Ｂ……ガイド、８
……目盛り。