JPH05149890A - 表面検査装置 - Google Patents

表面検査装置

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JPH05149890A
JPH05149890A JP3316863A JP31686391A JPH05149890A JP H05149890 A JPH05149890 A JP H05149890A JP 3316863 A JP3316863 A JP 3316863A JP 31686391 A JP31686391 A JP 31686391A JP H05149890 A JPH05149890 A JP H05149890A
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誠吉 西邑
Yoshihisa Morioka
義久 森岡
Yasuji Ejima
靖二 江島
Yoshiki Fukutaka
善己 福高
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、目視検査エリアと検出画像エリア
とを一致させ正確且つ容易に判別アルゴリズム作成のた
めの学習訓練を行うことを目的とする。 【構成】 帯状物1の走行速度に同期した信号を発信す
る同期信号発信器2と、同期信号発信器2の発信信号と
画像検出装置3の検出信号から一定の検出画像エリア8
cを切出し記憶する画像認識処理装置4と、画像認識処
理装置4で切出された検出画像エリア8cを走行中の帯
状物1表面に一定距離トラッキング表示するライトポイ
ンタ6fと、ライトポインタ6fで表示された検出画像
エリア8cについて目視検査員6aの判定結果を入力す
る目視判定入力装置6bとを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、疵種や疵等級の判定機
能をもつ表面検査装置に関し、特に判別アルゴリズム設
計のためのオンラインにおける訓練方法において、対象
とする目視検査エリアと装置の検出画像エリアを正しく
一致させ目視判定入力を正確且つ容易に入力する技術に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】走行中の帯状物(以下、走行シートとも
いう)表面の疵(欠陥)種や疵等級の判定機能を持つ表
面検査装置では、教師信号である検査員の目視判定信号
と装置の検出欠陥画像の特徴量とから欠陥の程度及び種
類の最適判別アルゴリズムが作成される。
【0003】図7は、このような表面検査装置における
オンラインでの訓練や訓練後の性能の検証方法時の目視
検査エリアと検出画像エリア(以下、単に検出エリアと
もいう)との照合方法例を示している。
【0004】同図において、M1 は第1のエリア照合方
法を示している。目視検査員5aが、走行シート1上の
目視判定領域である目視検査エリア8を、目視検査判定
入力装置5bを通じて事前に装置側に指示する。装置側
では、指示されたエリアが画像検出装置3に到達したこ
とを目視検査信号タイミングコントロール処理回路5c
から受信しその検出エリア8aの画像を画像認識処理装
置4で採取するという方法である。
【0005】また、M2 は第2のエリア照合方法を示し
ている。画像検出装置3が画像を検出した検査エリア8
aを警報表示器6dを介して画像認識処理装置4から目
視検査員6aに知らせる。そのタイミングで目視検査員
6aが目視検査エリア8b上の目視判定結果を目視検査
判定入力装置6bを操作して目視検査信号タイミングコ
ントロール処理回路6cで画像認識処理装置4とのタイ
ミングをとって入力し、目視検査エリア8b上の目視判
定信号と検出エリア8a上の画像とが対応されて画像認
識処理装置4に記憶される。
【0006】上記、第1、第2のエリア照合方法M1
2 では、目視検査エリアと検査エリアとの一致精度を
向上させるために図8に示すような固定形のポインタを
配置するなどの工夫をしている。
【0007】図8(a)は、第1のエリア照合方法M1
の場合を示し、固定形のポインタ10aである目視検査
ゾーン8(W×l)は、画像検出装置3と予め流れ方
向、幅方向の位置及び検出ゾーンエリア8aが機械的に
調整されている。目視検査ゾーン8のW×lは、糸や棚
等で固定的に検査エリアを表示するものである。固定形
のポインタ10aと画像検出装置3とは、流れ方向にl
1 (m)離れているのでこの距離はシート移動距離同期
信号発信器2によりトラッキングされる。
【0008】図8(b)は第2のエリア照合方法M2
場合を示し、固定形ポインタ10bである目視検査ゾー
ン8b(W×l)は、検査ゾーンエリア8aとl
2 (m)離れているので警報表示器6dにより流れ方向
の位置が合ったことを目視検査員6aに知らせる方法が
とられる。目視検査ゾーン8b(W×l)及びシート幅
方向の位置は第1のエリア照合方法M1 の場合と同様に
予め機械的に合わされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】第1、第2のエリア照
合方法では、目視検査員が走行シート表面を瞬時に判断
する必要があり、目視判定の精度が悪くなり易いという
欠点がある。これに対し、走行シート表面を直接目視に
より判定するのではなく、図7中の第3のエリア照合方
法M3 に示すように、画像認識処理装置4で、採取した
画像を記憶し、これを画像モニタ7cに表示する。そし
て、この表示された画像から目視検査員7aが判定結果
を得て、これを目視検査判定入力装置7bより画像認識
処理装置4に入力し、検出エリアと目視検査エリアとを
一致させようとする方法が考えられている。しかし、こ
の第3のエリア照合方法M3 では、画像モニタ7cに表
示された走行シート表面の画像から目視検査員7aが判
定結果を得るようにしているため、その画像モニタの表
示性能で判定精度が左右されてしまい、走行シート表面
を直接目視検査する場合に比べて判定精度が悪くなると
いう問題がある。
【0010】そこで、本発明の目的は、目視検査エリア
と検出画像エリアとの位置ずれがなく正確且つ容易に判
別アルゴリズム作成のための学習訓練を行うことができ
る表面検査装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、第1に、走行中の帯状物の表面欠陥を画
像検出装置で光学的に検出し、この検出された欠陥画像
の特徴量と目視検査員による目視判定情報から欠陥の程
度及び種類の判別アルゴリズムを作成する機能を持つ表
面検査装置であって、前記帯状物の走行速度に同期した
信号を発信する同期信号発信器と、該同期信号発信器の
発信信号と前記画像検出装置の検出信号から一定の検出
画像エリアを切出して記憶する画像認識処理装置と、該
画像認識処理装置で切出された検出画像エリアを前記走
行中の帯状物表面に一定距離トラッキング表示するライ
トポインタと、該ライトポインタで表示された検出画像
エリアについての前記目視検査員の判定結果を入力する
目視判定入力装置とを有することを要旨とする。
【0012】第2に、走行中の帯状物の表面欠陥を光学
的に検出し、この検出欠陥画像を当該帯状物にマークさ
れた所定の先頭位置に対応付けて記憶装置に記憶後、前
記帯状物を目視検査員による目視判定可能な速度で再搬
送し、この再搬送された帯状物についての目視検査員に
よる目視判定情報と前記記憶された検出欠陥画像の特徴
量から欠陥の程度及び種類の判別アルゴリズムを作成す
る機能をもつ表面検査装置であって、前記再搬送された
帯状物の走行速度に同期した信号を発信する同期信号発
信器と、前記帯状物の先頭位置を読取る先頭位置読取り
検出器と、該先頭位置読取り検出器の先頭位置読取り信
号と前記同期信号発信器の発信信号から前記記憶装置に
記憶された検出欠陥画像を前記帯状物の再搬送速度に同
期して読出すタイミング信号発生コントローラと、該タ
イミング信号発生コントローラにより前記記憶装置から
読出された検出欠陥画像のエリアを前記再搬送中の帯状
物表面に一定距離トラッキング表示するライトポインタ
と、該ライトポインタで表示された検出欠陥画像のエリ
アについての前記目視検査員の判定結果を入力する目視
判定入力装置とを有することを要旨とする。
【0013】
【作用】上記構成において、第1に、画像認識処理装置
で切出した検出画像エリアが、走行中の帯状物表面に、
目視検査がし易いように光等で一定距離、帯状物の走行
に同期してその走行方向に移動するようにトラッキング
表示される。これにより検出画像エリアと目視検査エリ
アとが一致し、且つ帯状物表面の直接目視による精度の
よい目視判定結果が入力されて判別アルゴリズム作成の
ための学習訓練を正確且つ容易に行うことが可能とな
る。
【0014】第2に、実生産ラインにおける帯状物の走
行速度が速過ぎて目視検査員による目視検査判定が困難
な場合は、その実生産ラインで検出欠陥画像を採取、記
憶後、当該帯状物を目視検査員が目視判定可能な速度で
再搬送し、この再搬送時に、上記と同様に、検出欠陥画
像のエリアが再搬送中の帯状物表面に光等で一定距離、
帯状物の再搬送に同期してその再搬送方向に移動するよ
うにトラッキング表示される。これにより、後付けで精
度のよい目視判定結果が入力されて判別アルゴリズム作
成のための学習訓練を正確に行うことが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0016】図1ないし図3は、本発明の第1実施例を
示す図である。
【0017】なお、図1及び後述の第2実施例以下の図
において前記図7における機器等と同一ないし均等のも
のは、前記と同一符号を以って示し、重複した説明を省
略する。
【0018】まず、図1を用いて表面検査装置の全体構
成を説明する。この実施例では、画像検出装置3からの
検出信号S1 とシート移動距離同期信号発信器2からの
走行シート1の移動に同期した単位長さ信号S2 とによ
り画像認識処理装置4で検出画像エリアが切出されて記
憶される。そしてこの切出された検出画像エリアを示す
幅方向位置信号Sw1 及び流れ方向位置信号Sl4 に基
づいて走行シート1の表面に、光マーキングによりその
検出画像エリア8cを一定距離トラッキング表示するラ
イトポインタ6fと、このライトポインタ6fへ光照射
する位置を指示するポインタポジションコントローラ6
eとが備えられている。15は検出画像エリア等を表示
する画像モニタである。目視検査員6aは、この画像モ
ニタ15に表示された走行シート1表面の疵と実疵とを
対比しながら目視判定の訓練もできるようになってい
る。
【0019】図2は、画像認識処理装置4の内部構成を
示している。
【0020】画像検出装置3からの検出信号S1 が入力
ゲート45を通って画像メモリ41に入力し、また、シ
ート移動距離同期信号発信器2からの単位長さ信号S2
がタイミング回路47を通って画像メモリ41に入力
し、画像メモリ41には検出エリアの画像が切出されて
記憶される。記憶された検出画像は、予め定められた特
徴抽出回路42及び類似度演算回路43により基準パタ
ーンとの類似度演算が行われる。この演算値の大小から
判定回路44によりその検出画像が何であるかが判定さ
れる。また、この判定回路44から出力される幅方向位
置信号Sw1 と、タイミング回路47から出力される流
れ方向位置信号Sl4 とがポインタポジションコントロ
ーラ6eに送られるようになっている。ポインタポジシ
ョンコントローラ6eからはライトポインタ移動開始点
信号S4 がライトポインタ6fへ送られる。ライトポイ
ンタ6fは、検出画像エリア8cを光マーキングにより
走行シート1上に表示しつつ、一定距離l5 だけ走行シ
ート1の移動速度に同期して移動するようになってい
る。一度検出された検出画像エリア8c(W×l)はト
ラッキングゾーンl5 の区間を通過するまで次の検出信
号S1 を取り込まないように入力ゲート45を閉じてお
く。目視判定情報(教師信号)S3 は検出画像信号と対
応つけられて、学習データ記憶演算部48に記憶され
る。この検出画像の特徴量と基準教師信号から類似度演
算回路43部の最適パラメータを演算し、この最適パラ
メータを基準パターン記憶部49へ記憶する。学習デー
タ記憶演算部48、基準パターン記憶部49で構成され
る学習演算部は一定期間の統計データからの学習でも採
取データ毎の逐次学習の場合でも同様の構成でよい。
【0021】次に、図3は、ライトポインタ6fの構成
及びその動作を示している。
【0022】6gはライトポインタドライバ、6hはラ
イトポインタ発信器であり、ライトポインタ発信器6h
に備えられたビーム発生装置LB1 〜LB4 で検出画像
エリア8c(W×l)の周囲の線を、光マーキングによ
り周囲よりも明るく連続照射するようになっている。照
射幅方向の位置はライトポジションコントローラ6eか
らのミラー角度制御信号Lwiにより指示される位置に
偏向ミラーM1 〜M4 を同期して回転し、幅方向の位置
に照射できるようにされている。また、ライトポインタ
6fは、この状態でトラッキングゾーンl5 (m)の
間、ポインタ取付レール10の上を走行シート1の移動
速度に同期した速さで移動する。
【0023】この実施例の表面検査装置は上述のように
構成されているので、画像認識処理装置4に切出し記憶
された検出画像エリア8cが、ライトポインタ6fによ
り走行シート1表面に目視検査員がし易いように光マー
キングで一定距離l5 の間、走行シート1の移動に同期
してトラッキング表示される。この結果、検出画像エリ
ア8cと目視検査エリアとが一致し、且つ走行シート1
表面の直接目視による精度のよい目視判定結果が、目視
検査判定入力装置6bを経て画像認識処理装置4に入力
され、オンラインにおいて判別アルゴリズム作成のため
の学習訓練を正確且つ容易に行うことが可能となる。ま
た、これに加えて、生産プロセスの中において生産への
影響を大幅に損うことなく検証することが可能となる。
そして、走行シート1のラインを一定時間停止するよう
にすれば、オフラインでの静止目視検査と同等の精度の
目視判定情報の入力が可能となる。また、生産材をカッ
トしてオフラインで学習訓練を行う場合に比べ、その訓
練費用、訓練期間も大幅に短縮することができるだけで
なくカットサンプルの取扱い不良等からくるデータの誤
りも防止することが可能となる。さらに、検出画像エリ
ア8cをモニタ表示する画像モニタ15を備えているの
で、目視検査員6aは走行シート1上の実疵とモニタ上
の疵とを対比しながら目視判定の訓練を行うことができ
る。その結果、やがては画像モニタ15上の表示のみで
正しい判定を行うことができるようになる。このように
なれば、実生産プロセスの減速、停止をすることなく学
習訓練を実施することが可能となり、従来3〜4人で数
カ月程度を費したオンラインでの判別アルゴリズム作成
期間を1人で1〜2週間の期間で実施することが可能と
なる。これにより、低コストで正確な訓練システムの構
成が可能となる。
【0024】次いで、図4には、本発明の第2実施例を
示す。この実施例は、走行シート1の移動速度が速く、
検出画像エリア8cを一定長さのトラッキングゾーンl
5 だけ表示しても目視検査判定が困難な場合、走行シー
ト1の移動速度を最適の速度に減速し、このような場合
においてもオンラインにおいて正確な学習訓練ができる
ようにしたものである。
【0025】同図において、13a,13bは走行シー
ト1送り用のドライブモータ、12はモータドライブコ
ントローラであり、画像検出を行う画像検出装置3の直
ぐ近くの位置で画像認識処理装置4からモータドライブ
コントローラ12へ通板速度減速指令信号Sdを送り、
検出画像エリア8cがライトポインタ作動開始点P4
らトラッキングゾーンl5 を移動する間、走行シート1
の移動速度を減速して目視検査員6aによる目視検査判
定がし易いようになっている。
【0026】図5には、本発明の第3実施例を示す。こ
の実施例は、実生産ラインにおける走行シート1の移動
速度が速く、目視検査判定が困難な場合で、且つ実生産
ラインではその移動速度が生産設備の事情により減速不
可能の場合に、実生産ラインで生の検出欠陥画像を採
取、記憶後、この検出欠陥画像に対応する目視判定デー
タ(教師信号)を後付けで正しく入力し、判別アルゴリ
ズム作成のための学習訓練及び性能検証を正確に行える
ようにしたものである。
【0027】同図において、11aは第1のファイル装
置(記憶装置)、11bは第2のファイル装置、11c
は読出しメモリ、11dはタイミング信号発生コントロ
ーラ、11eは先頭位置読取り検出器である。別の高速
ラインで採取された走行シート1表面の検出欠陥画像デ
ータがその走行シート1にマークされた先頭位置及び長
さ位置と対応付けられて第1のファイル装置11aに記
憶されている。走行シート1にマーキングされる先頭装
置は、再搬送工程の前の検出欠陥画像採取工程において
予め行われていると、再搬送工程での先頭位置の検出が
先頭位置読取り検出器11eで容易に精度よく行える。
マーキングの方式としては、走行シートに穴を開けた
り、印字したり、又は磁気的な方法等があるが、これは
被測定対象である走行シート1により運用し易いものが
採用される。検出欠陥画像データは、走行シート1にマ
ーキングされた先頭位置のデータの先頭アドレスが目視
検定のためのトラッキングゾーンl5 の開始点P5 で一
致するように初期調整される。この後、シート移動距離
同期信号発信器2から走行シート1の再搬送速度に同期
した単位長さ信号がタイミング信号発生コントローラ1
1dへ送られ、検出欠陥画像のアドレスデータ読出しの
単位信号S10として読出しメモリ11cに送られる。こ
れにより、第1のファイル装置11aから検出欠陥画像
データS9 が走行シート1の再搬送速度に同期して読出
され、そして、このデータが検出欠陥画像エリアの幅方
向及び流れ方向の位置信号としてポインタポジションコ
ントローラ6eに入力される。また、ポインタポジショ
ンコントローラ6eには、検出欠陥画像のアドレスデー
タ読出しの単位信号S10が走行シート1の再搬送速度に
同期した信号として与えられている。このような各入力
によりポインタポジションコントローラ6eからライト
ポインタ移動制御信号が出力され、ライトポインタ6f
により検出欠陥画像エリア8cが、再搬送中の走行シー
ト1上に光マーキングによりトラッキングゾーンl5
間を開始点P5 を始点としてその再搬送速度に同期して
移動表示される。目視検査員6aは、この検出欠陥画像
エリア8cを目視検査し、トラッキングゾーンl5 を通
過する間に目視検査判定入力装置6bより目視判定デー
タをタイミング信号発生コントローラ11dを経由して
第2のファイル装置11bへ元の検出欠陥画像データと
対応付けてファイルする。このように、この実施例で
は、後付けで精度のよい目視判定データが入力されて判
別アルゴリズム作成のための学習訓練が正確に行われ
る。
【0028】以上の各実施例では学習形の訓練システム
をもつ表面検査装置を説明したが第4の実施例として、
図6に示すようにエキスパートシステムによるディシジ
ョンツリーにより判定を行うことも可能である。これは
目視判定データと検出画像データを採取したデータベー
スファイル50よりバッチ処理にてロジックを作成しデ
ィシジョンツリーファイル部51へ予めアルゴリズムを
登録しておく。検査開始前にこのファイルより該当する
ロジックが呼び出され判定回路44に移植される。以下
の処理は前記図1及び図2に示した第1実施例のものと
同様である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1に、画像認識装置で切出した検出画像エリアを、走
行中の帯状物表面に、目視検査がし易いように光等で一
定距離トラッキング表示するようにしたため、検出画像
エリアと目視検査エリアとが一致し、且つ帯状物表面の
直接目視による精度のよい目視判定結果が入力されて判
別アルゴリズム作成のための学習訓練を正確且つ容易に
行うことができる。
【0030】第2に、走行中の帯状物表示の検出欠陥画
像を採取、記憶後、当該帯状物を目視検査員が目視判定
可能な速度で再搬送し、その再搬送時に、上記と同様
に、検出欠陥画像のエリアを帯状物表面に光等で一定距
離トラッキング表示するようにしたため、実生産ライン
における帯状物の走行速度が速過ぎて目視検査員による
目視検査判定が困難な場合でも、後付けで精度のよい目
視判定結果を入力することができて判別アルゴリズム作
成のための学習訓練を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る表面検査装置の第1実施例を示
す構成図である。
【図2】図1における画像認識処理装置の内部構成を示
すブロック図である。
【図3】図1におけるライトポインタの構成を示す図で
ある。
【図4】本発明の第2実施例を示す構成図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す構成図である。
【図6】本発明の第4実施例を示す要部ブロック図であ
る。
【図7】従来の表面検査装置の構成図である。
【図8】従来例における目視検査エリアと画像検出エリ
アの合致方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 走行シート(帯状物) 2 シート移動距離同期信号発信器 3 画像検出装置 4 画像認識処理装置 6a 目視検査員 6b 目視検査判定入力装置 6f ライトポインタ 8c 検出画像エリア 11a 第1のファイル装置(記憶装置) 11b タイミング信号発生コントローラ 11e 先頭位置読取り検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森岡 義久 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 江島 靖二 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 福高 善己 岡山県倉敷市水島川崎通一丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行中の帯状物の表面欠陥を画像検出装
    置で光学的に検出し、この検出された欠陥画像の特徴量
    と目視検査員による目視判定情報から欠陥の程度及び種
    類の判別アルゴリズムを作成する機能を持つ表面検査装
    置であって、 前記帯状物の走行速度に同期した信号を発信する同期信
    号発信器と、該同期信号発信器の発信信号と前記画像検
    出装置の検出信号から一定の検出画像エリアを切出して
    記憶する画像認識処理装置と、該画像認識処理装置で切
    出された検出画像エリアを前記走行中の帯状物表面に一
    定距離トラッキング表示するライトポインタと、該ライ
    トポインタで表示された検出画像エリアについての前記
    目視検査員の判定結果を入力する目視判定入力装置とを
    有することを特徴とする表面検査装置。
  2. 【請求項2】 走行中の帯状物の表面欠陥を光学的に検
    出し、この検出欠陥画像を当該帯状物にマークされた所
    定の先頭位置に対応付けて記憶装置に記憶後、前記帯状
    物を目視検査員による目視判定可能な速度で再搬送し、
    この再搬送された帯状物についての目視検査員による目
    視判定情報と前記記憶された検出欠陥画像の特徴量から
    欠陥の程度及び種類の判別アルゴリズムを作成する機能
    をもつ表面検査装置であって、 前記再搬送された帯状物の走行速度に同期した信号を発
    信する同期信号発信器と、前記帯状物の先頭位置を読取
    る先頭位置読取り検出器と、該先頭位置読取り検出器の
    先頭位置読取り信号と前記同期信号発信器の発信信号か
    ら前記記憶装置に記憶された検出欠陥画像を前記帯状物
    の再搬送速度に同期して読出すタイミング信号発生コン
    トローラと、該タイミング信号発生コントローラにより
    前記記憶装置から読出された検出欠陥画像のエリアを前
    記再搬送中の帯状物表面に一定距離トラッキング表示す
    るライトポインタと、該ライトポインタで表示された検
    出欠陥画像のエリアについての前記目視検査員の判定結
    果を入力する目視判定入力装置とを有することを特徴と
    する表面検査装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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