JPH0514802Y2 - - Google Patents

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JPH0514802Y2
JPH0514802Y2 JP5875588U JP5875588U JPH0514802Y2 JP H0514802 Y2 JPH0514802 Y2 JP H0514802Y2 JP 5875588 U JP5875588 U JP 5875588U JP 5875588 U JP5875588 U JP 5875588U JP H0514802 Y2 JPH0514802 Y2 JP H0514802Y2
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frame
caps
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案はコンクリート製品を成形する型枠に
おいて、成形時気泡や水を抜くための構造に関す
るものである。
(従来の技術) 従来、この種の構造においては、例えば第11
図に示すように、型枠1に直接多数の小孔23が
貫設され、型枠1の外面にはこの小孔23を覆う
ように布24が被覆されている。そして、コンク
リート内の気泡又は水はこの小孔23から布24
を通して流出するようになつている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、小孔23は型枠1に直接形成されて
いるため、小孔23が詰まつたり、小孔23の数
や大きさを変更したりする必要があるとき、型枠
1自体を交換しなければならず、その交換が大変
面倒であつた。
本考案の目的はこの問題を解決することにあ
る。
考案の構成 (課題を解決するための手段) 本考案は後記する実施例の図面に示すように、
気泡又は水抜き用の小孔8,17を形成したキヤ
ツプ5,12を枠体3a,2a,2bから分離し
て設け、このキヤツプ5,12を枠体3a,2
a,2bに対し着脱自在に固定したものである。
(作用) 本考案においては、枠体3a,2a,2bに対
しキヤツプ5,12だけを着脱して交換すること
ができる。
(第1実施例) まず、本考案の第1実施例を第1図〜第6図に
従つて説明する。
第1図及び第2図に示すように本実施例の型枠
1は筒状コンクリート製品を成形するものであつ
て、外枠2と内枠3とからなり、両枠2,3はク
ランプ4により互いに固定されている。第1図及
び第3図に示すように内枠3の下枠体3aには多
数のキヤツプ5が取着されている。
第4図〜第6図に示すようにこのキヤツプ5は
内側の雄ねじ部6と外側のフランジ部7とからな
り、キヤツプ5内にはその内外両端面5a,5b
間が貫通する複数のスリツト8(小孔)が互いに
平行に形成されている。なお、本実施例ではこの
スリツト8の幅が約0.2mmになつている。このキ
ヤツプ5の内端面5aにはコンクリート剥離促進
用のセラミツクス溶射が施されている。
このキヤツプ5が取着される下枠体3aには取
付孔9が貫設され、この取付孔9は内側の雌ねじ
孔10と外側の埋込み穴11とからなる。前記キ
ヤツプ5はこの取付孔9に対しその埋込み穴11
側から挿入され、キヤツプ5の雄ねじ部6が取付
孔9の雌ねじ孔10に螺合されるとともに、キヤ
ツプ5のフランジ部7が取付孔9の埋込み穴11
に嵌め込まれている。
さて、前記型枠1内にコンクリートCが流し込
まれと、内枠3の下枠体3aに取着されたキヤツ
プ5のスリツト8から主に気泡が流出する。
特に本実施例においては、前記キヤツプ5が内
枠3の下枠体3aに対し着脱自在に固定されてい
るので、キヤツプ5のスリツト8が詰まつたり、
同スリツト8の数や幅を変更したりする必要があ
るとき、内枠3の下枠体3a全体を変える必要は
なく、キヤツプ5だけを交換すればよい。従つ
て、その交換を容易に行うことができる。
(第2実施例) 次に、第7図及び第8図に示す第2実施例を説
明する。
前記内枠3の下枠体3aから分離して設けられ
たキヤツプ12はケース13と蓋体14とからな
り、ケース13内にはスポンジ18が収納されて
いる。ケース13は内側の胴部15と外側のフラ
ンジ部16とからなり、フランジ部16の内側に
蓋体14が着脱可能に嵌着されている。この蓋体
14とケース13の胴部15の内壁部13aとに
は多数の小孔17が編目状に形成されている。
このキヤツプ12が取着される内枠3の下枠体
3aには取付孔19が貫設されている。この取付
孔19は内側の嵌合孔20と外側の埋込み穴21
とからなる。キヤツプ12はこの取付孔19に対
しその埋込み穴21側から挿入され、キヤツプ1
2のケース13の胴部15が取付孔19の嵌合孔
20に嵌合されるとともに、キヤツプ12のケー
ス13のフランジ部16が取付孔19の埋込み穴
21に嵌め込まれている。この嵌め込み状態で、
ねじ22がキヤツプ12のケース13のフランジ
部16に挿通されて取付孔19の埋込み穴21に
螺合されている。
さて、型枠1内にコンクリートCが流し込まれ
ると、内枠3の下枠体3aに取着されたキヤツプ
12においてケース13の小孔17からスポンジ
18及び蓋体14の小孔17を通つて主に気泡が
流出する。
この第2実施例においても、キヤツプ12は内
枠3の下枠体3aに対し着脱自在に固定されてい
るので、前記第1実施例の場合と同様に、キヤツ
プ12だけを容易に交換することができる。
(他の実施例) 第9図及び第10図に示す他の実施例は前記キ
ヤツプ5の取着位置を変更したものであつて、外
枠2の下枠体2aや側枠体2bの下端部に複数の
キヤツプ5が取着されている。このキヤツプ5は
主に水抜きを行う。
考案の効果 本考案によれば、キヤツプ5,12だけを交換
することができるので、従来の場合とは異なり枠
体3a,2a,2b自体を交換する必要はなくな
り、その交換が大変容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の第1実施例を示し、
第1図はコンクリートが流し込まれた状態の型枠
を示す概略断面図、第2図は同型枠の概略正面
図、第3図は内枠の下枠体を示す概略斜視図、第
4図はキヤツプの取着状態を示す第1図の部分拡
大断面図、第5図はキヤツプを取り外した状態を
示す第1図の部分拡大断面図、第6図はキヤツプ
を示す斜視図、第7図及び第8図はキヤツプを変
更した第2実施例を示し、第7図は前記第4図相
当図、第8図は前記第5図相当図、第9図はキヤ
ツプの取着位置を変更した他の実施例を示す型枠
の概略部分断面図、第10図は第9図に示す型枠
の部分側面図、第11図は従来の型枠を示す部分
拡大断面図である。 1……型枠、3a,2a,2b……枠体、5…
…キヤツプ、8……スリツト(小孔)、12……
キヤツプ、17……小孔、18……スポンジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 気泡又は水抜き用の小孔8,17を形成したキ
    ヤツプ5,12を枠体3a,2a,2bから分離
    して設け、このキヤツプ5,12を枠体3a,2
    a,2bに対し着脱自在に固定したことを特徴と
    するコンクリート製品成形用型枠。
JP5875588U 1988-04-30 1988-04-30 Expired - Lifetime JPH0514802Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5875588U JPH0514802Y2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30

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JP5875588U JPH0514802Y2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30

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Publication Number Publication Date
JPH01163105U JPH01163105U (ja) 1989-11-14
JPH0514802Y2 true JPH0514802Y2 (ja) 1993-04-20

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