JPH05147658A - 三角型包装容器の製造方法 - Google Patents
三角型包装容器の製造方法Info
- Publication number
- JPH05147658A JPH05147658A JP10225591A JP10225591A JPH05147658A JP H05147658 A JPH05147658 A JP H05147658A JP 10225591 A JP10225591 A JP 10225591A JP 10225591 A JP10225591 A JP 10225591A JP H05147658 A JPH05147658 A JP H05147658A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- envelope
- packaging container
- envelop
- sealed
- triangular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、従来の封筒製造装置をそのまま使
用し、製造が簡単で、しかもブロック状又は粒状の物品
を選択して収納できる三角型包装容器の製造方法であ
る。 【構成】 本発明は、縦長封筒の底部フラップ及び上部
フラップを封筒製造時に封着し、その縦長封筒の中央部
で切断するだけで、同時に2個の三角型包装容器を製造
することができ、又短封筒の場合はそのままの形状が使
用されるものである。そして、三角型にするための罫線
を予め入れたり又は内側となる面に耐水性又は防水性の
皮膜を形成するものである。
用し、製造が簡単で、しかもブロック状又は粒状の物品
を選択して収納できる三角型包装容器の製造方法であ
る。 【構成】 本発明は、縦長封筒の底部フラップ及び上部
フラップを封筒製造時に封着し、その縦長封筒の中央部
で切断するだけで、同時に2個の三角型包装容器を製造
することができ、又短封筒の場合はそのままの形状が使
用されるものである。そして、三角型にするための罫線
を予め入れたり又は内側となる面に耐水性又は防水性の
皮膜を形成するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定大きさのブロック
状の菓子又は粒状を呈するの果物もしくは野菜等の物品
を収納するピラミット型又は三角型包装容器の製造方法
に関するものである。
状の菓子又は粒状を呈するの果物もしくは野菜等の物品
を収納するピラミット型又は三角型包装容器の製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の三角型包装容器としては、例え
ば牛乳又はジュース等の液体容器が従来例として周知で
ある。この従来例においては、紙素材を円筒状に形成
し、該円筒状の紙素材を長さ方向に対して直交する方向
で、且つ切断する方向の角度を交互に90°づつ変えて
切断することで、各容器が全体として三角型を呈する形
状に形成されている。
ば牛乳又はジュース等の液体容器が従来例として周知で
ある。この従来例においては、紙素材を円筒状に形成
し、該円筒状の紙素材を長さ方向に対して直交する方向
で、且つ切断する方向の角度を交互に90°づつ変えて
切断することで、各容器が全体として三角型を呈する形
状に形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、この製造方法
にあっては、紙素材を円筒状に形成する前にその内側と
なる面に、熱溶融性の接着皮膜を予め形成しておき、切
断時に所定温度に加熱するか又は高周波をかけながら溶
断させることにより容器を形成するものであり、切断と
同時に三角型の容器が形成される。
にあっては、紙素材を円筒状に形成する前にその内側と
なる面に、熱溶融性の接着皮膜を予め形成しておき、切
断時に所定温度に加熱するか又は高周波をかけながら溶
断させることにより容器を形成するものであり、切断と
同時に三角型の容器が形成される。
【0004】このように切断と同時に容器が形成される
ことから、収納物は容器形成前に行う必要が生じ、必然
的に計量できる液体などの流動物しか収納できないこと
になる。つまり、筒体に形成した紙素材内にホース状の
供給部材を差し込み、定量づつ正確に投入又は注入しな
がら順次切断するようになるのであり、そのための専用
の装置が必要である。
ことから、収納物は容器形成前に行う必要が生じ、必然
的に計量できる液体などの流動物しか収納できないこと
になる。つまり、筒体に形成した紙素材内にホース状の
供給部材を差し込み、定量づつ正確に投入又は注入しな
がら順次切断するようになるのであり、そのための専用
の装置が必要である。
【0005】従って、従来例の製造方法においては、包
装容器を形成する装置と物品を収納する装置とを一体不
可分なものとして、専用の製造装置が必要であり、その
ためのコストが製品に跳ね返って高くなるばかりでな
く、収納物が限定されたものとなり、ブロック状又は粒
状の物品は収納できないと言う問題点を有している。
装容器を形成する装置と物品を収納する装置とを一体不
可分なものとして、専用の製造装置が必要であり、その
ためのコストが製品に跳ね返って高くなるばかりでな
く、収納物が限定されたものとなり、ブロック状又は粒
状の物品は収納できないと言う問題点を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、紙素材を縦長
の封筒状に形成し、該封筒の上下のフラップを貼着する
と共に略中央部から上下に2分割して半体を形成し、該
半体の各切り口部分の両側縁を合掌状態に突き合わせて
封止すか、又は紙素材を角型又は短封筒状に形成し、該
封筒の開口部分を底面とは直交する方向に合掌状態に突
き合わせて封止することを特徴とする三角型包装容器の
製造方法であり、又その容器の内側となる面に耐水性又
は防水性の皮膜を形成したものである。
の封筒状に形成し、該封筒の上下のフラップを貼着する
と共に略中央部から上下に2分割して半体を形成し、該
半体の各切り口部分の両側縁を合掌状態に突き合わせて
封止すか、又は紙素材を角型又は短封筒状に形成し、該
封筒の開口部分を底面とは直交する方向に合掌状態に突
き合わせて封止することを特徴とする三角型包装容器の
製造方法であり、又その容器の内側となる面に耐水性又
は防水性の皮膜を形成したものである。
【0007】
【作用】縦長の封筒を中央部で切断し、又は予め角型も
しくは短封筒状に形成して三角型の包装容器を形成する
ものであり、いずれにおいても従来から使用されている
封筒製造装置が縦長の封筒形成又は短封筒形成にそのま
ま使用でき、製造が簡単でしかも収納物が流動体ではな
く、ブロック状又は粒状を呈する適宜の物品を選択して
収納できる。
しくは短封筒状に形成して三角型の包装容器を形成する
ものであり、いずれにおいても従来から使用されている
封筒製造装置が縦長の封筒形成又は短封筒形成にそのま
ま使用でき、製造が簡単でしかも収納物が流動体ではな
く、ブロック状又は粒状を呈する適宜の物品を選択して
収納できる。
【0008】
【実施例】本発明は、図1〜4に示した第1実施例にお
いて、一般的な封筒張り装置を用いて縦長の封筒1を形
成し、図1に示したように、封筒1の底部のフラップ2
と共に上部のフラップ3も同時に貼着させて封着してし
まう。このように形成した封筒1を長さ方向の略中央部
で切断して上下の半体1a,1bを形成する。
いて、一般的な封筒張り装置を用いて縦長の封筒1を形
成し、図1に示したように、封筒1の底部のフラップ2
と共に上部のフラップ3も同時に貼着させて封着してし
まう。このように形成した封筒1を長さ方向の略中央部
で切断して上下の半体1a,1bを形成する。
【0009】このように形成された半体1a,1bは、
略同一形状を呈するようになり、その一方の半体1aに
ついて説明すると、図2に示したように、その切り口部
分4において、夫々封筒の両側縁5,6を突き合わせる
ようにして合掌させ、その合掌面を貼着又は適宜の封着
手段により固定して、図3に示したような三角型包装容
器を形成する。
略同一形状を呈するようになり、その一方の半体1aに
ついて説明すると、図2に示したように、その切り口部
分4において、夫々封筒の両側縁5,6を突き合わせる
ようにして合掌させ、その合掌面を貼着又は適宜の封着
手段により固定して、図3に示したような三角型包装容
器を形成する。
【0010】もちろん、図3の三角型包装容器を形成す
る前に、図2で示した状態で半体1aの内部に例えば粒
状を呈する「にんにく」等の野菜を収納し、その後にお
いて切り口部分4を例えばホチキス等の封着手段により
固定すれば良い。
る前に、図2で示した状態で半体1aの内部に例えば粒
状を呈する「にんにく」等の野菜を収納し、その後にお
いて切り口部分4を例えばホチキス等の封着手段により
固定すれば良い。
【0011】図4は前記封筒1のブランクの1例を示す
ものであり、封筒に貼着する前にそのブランクの内側と
なる面に防水性又は耐水性のフィルム又は皮膜7を一体
的に形成しておき、更に切り口部分を簡単に合掌させて
三角型の包装容器を形成させるために、所要の罫線8を
予め形成させておいても良い。
ものであり、封筒に貼着する前にそのブランクの内側と
なる面に防水性又は耐水性のフィルム又は皮膜7を一体
的に形成しておき、更に切り口部分を簡単に合掌させて
三角型の包装容器を形成させるために、所要の罫線8を
予め形成させておいても良い。
【0012】図5は第2実施例を示すものであり、一般
的な封筒張り装置を用いて角型又は短封筒11を形成す
る。この場合の短封筒は上部フラップのない構成にし、
該短封筒の底部フラップ12は自動的に貼着される。そ
して、上部フラップ13が存在するものにおいては、そ
の部分を切除すれば良い。
的な封筒張り装置を用いて角型又は短封筒11を形成す
る。この場合の短封筒は上部フラップのない構成にし、
該短封筒の底部フラップ12は自動的に貼着される。そ
して、上部フラップ13が存在するものにおいては、そ
の部分を切除すれば良い。
【0013】この状態を見ると、前記第1実施例の半体
に対応する形状になり、この状態から前記同様にその開
口部分14を両側縁15,16が突き合わせの状態にな
るように合掌させ、その合掌部を適宜の封着手段により
封着すれば、前記図3と同様の三角型包装容器が形成さ
れる。
に対応する形状になり、この状態から前記同様にその開
口部分14を両側縁15,16が突き合わせの状態にな
るように合掌させ、その合掌部を適宜の封着手段により
封着すれば、前記図3と同様の三角型包装容器が形成さ
れる。
【0014】いずれにしても、縦長の封筒1を半分に切
ってそのまま利用するか、又は短封筒をそのまま利用で
きるので、特別な装置を必要とせず、従来の封筒製造装
置がそのまま利用でき、しかもその封筒を略中央部で切
断するか、又は上部のフラップを除去するだけであり、
その切断した半体又は短封筒にブロック状又は粒状等の
物品を適宜選択して収納することができる。
ってそのまま利用するか、又は短封筒をそのまま利用で
きるので、特別な装置を必要とせず、従来の封筒製造装
置がそのまま利用でき、しかもその封筒を略中央部で切
断するか、又は上部のフラップを除去するだけであり、
その切断した半体又は短封筒にブロック状又は粒状等の
物品を適宜選択して収納することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る三角
型包装容器の製造方法は、紙素材を縦長の封筒状に形成
し、該封筒の上下のフラップを貼着すると共に略中央部
から上下に2分割して半体を形成し、該半体の各切り口
部分の両側縁を合掌状態に突き合わせて封止するか、又
は紙素材を角型又は短封筒状に形成し、該封筒の開口部
分を底面とは直交する方向に合掌状態に突き合わせて封
止するものであり、従来例のように特殊な投入又は注入
手段を備えた装置を必要とせず、縦長の封筒を中央部で
切断し又は最初から短封筒にして三角型の包装容器を形
成するだけであり、従来から使用されている封筒製造装
置が縦長又は短封筒形成にそのまま使用できるので、製
造が著しく簡単になり安価に提供できるると言う優れた
効果を奏する。
型包装容器の製造方法は、紙素材を縦長の封筒状に形成
し、該封筒の上下のフラップを貼着すると共に略中央部
から上下に2分割して半体を形成し、該半体の各切り口
部分の両側縁を合掌状態に突き合わせて封止するか、又
は紙素材を角型又は短封筒状に形成し、該封筒の開口部
分を底面とは直交する方向に合掌状態に突き合わせて封
止するものであり、従来例のように特殊な投入又は注入
手段を備えた装置を必要とせず、縦長の封筒を中央部で
切断し又は最初から短封筒にして三角型の包装容器を形
成するだけであり、従来から使用されている封筒製造装
置が縦長又は短封筒形成にそのまま使用できるので、製
造が著しく簡単になり安価に提供できるると言う優れた
効果を奏する。
【0016】又、その包装容器の内側となる面に耐水性
又は防水性の皮膜を形成したことにより、揚げ物のお菓
子を収納しても油の染みが外部に表出せす、同時に例え
ば臭いの強い「にんにく」等を収納しても、外部にその
臭いが発散しないと言う優れた効果も奏する。
又は防水性の皮膜を形成したことにより、揚げ物のお菓
子を収納しても油の染みが外部に表出せす、同時に例え
ば臭いの強い「にんにく」等を収納しても、外部にその
臭いが発散しないと言う優れた効果も奏する。
【図1】本発明の第1実施例に係る三角型包装容器の製
造方法を説明するための原形となる縦長の封筒を示す斜
視図である。
造方法を説明するための原形となる縦長の封筒を示す斜
視図である。
【図2】同実施例における縦長封筒を2分割し物品を収
納する前の半体の状態を示す斜視図である。
納する前の半体の状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の方法によって形成され物品を収納した
後の三角型包装容器を示す斜視図である。
後の三角型包装容器を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る第1実施例の方法が適用される縦
長封筒のブランクの1例を示す平面図である。
長封筒のブランクの1例を示す平面図である。
【図5】本発明に係る第2実施例の方法が適用される短
封筒を示す斜視図である。
封筒を示す斜視図である。
1 縦長の封筒 2,12 底部のフラップ 3,13 上部のフラップ 4 切り口部 5,6,15,16 両側縁 7 皮膜 8 罫線 14 開口部
Claims (3)
- 【請求項1】 紙素材を縦長の封筒状に形成し、該封筒
の上下のフラップを貼着すると共に略中央部から上下に
2分割して半体を形成し、該半体の各切り口部分の両側
縁を合掌状態に突き合わせて封止することを特徴とする
三角型包装容器の製造方法。 - 【請求項2】 紙素材を角型又は短封筒状に形成し、該
封筒の開口部分を底面とは直交する方向に合掌状態に突
き合わせて封止することを特徴とする三角型包装容器の
製造方法。 - 【請求項3】 内側となる部分に耐水性又は防水性の皮
膜を一体的に配設した請求項1又は2に記載の三角型包
装容器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10225591A JPH05147658A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 三角型包装容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10225591A JPH05147658A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 三角型包装容器の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05147658A true JPH05147658A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=14322489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10225591A Pending JPH05147658A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 三角型包装容器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05147658A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009051507A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-12 | Mito Saien Corp | 袋体 |
JP4482698B1 (ja) * | 2009-05-12 | 2010-06-16 | エフピコチュ−パ株式会社 | 四面包装体 |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP10225591A patent/JPH05147658A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009051507A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-12 | Mito Saien Corp | 袋体 |
JP4482698B1 (ja) * | 2009-05-12 | 2010-06-16 | エフピコチュ−パ株式会社 | 四面包装体 |
JP2010264985A (ja) * | 2009-05-12 | 2010-11-25 | Fpco Chupa Kk | 四面包装体 |
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