JPH05147574A - 配管用支持台の位置決め方法及び装置 - Google Patents

配管用支持台の位置決め方法及び装置

Info

Publication number
JPH05147574A
JPH05147574A JP3339313A JP33931391A JPH05147574A JP H05147574 A JPH05147574 A JP H05147574A JP 3339313 A JP3339313 A JP 3339313A JP 33931391 A JP33931391 A JP 33931391A JP H05147574 A JPH05147574 A JP H05147574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
support base
positioning
support stand
surface plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3339313A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimio Mitsukawa
公雄 三ツ川
Akinori Tokunaga
昭典 徳永
Takashi Yamaguchi
隆司 山口
Masaru Hosoi
優 細井
Tadayori Suzuki
忠順 鈴木
Yoshitaka Seto
愛隆 瀬戸
Saburo Tarui
三郎 樽井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP3339313A priority Critical patent/JPH05147574A/ja
Publication of JPH05147574A publication Critical patent/JPH05147574A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 船内に装備される配管を支持するための支持
台の取り付け位置の位置決めを精度よく行わせる。 【構成】 複数本の長尺の定盤2に、支持台1の取付間
隔を決めてその位置にマーキング線5をつける。各マー
キング線5の位置に、支持台保持金物8と位置出し金物
6とからなる支持台位置決め治具4を固定する。支持台
位置決め治具4の支持台保持金物8に支持台1を保持さ
せることにより支持台1の位置決めができる。位置が出
されている支持台位置決め治具4に支持台1を立てるだ
けでよいので、同じ間隔寸法の支持台を連続して位置決
めできる。位置決めされた支持台は配管と一体にしてユ
ニットにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は船殻構造物上に配管、主
として縦走管をユニットとして支持させるための支持台
の位置決め方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、船内に装備される長尺の縦走管
は、船殻構造物上に取り付けた多数の支持台上に配置さ
れた後、該支持台に締付金物で固定されるようにしてあ
る。
【0003】上記縦走管を支持固定する多数の支持台を
船殻構造物上に取り付ける場合、従来は、先ず、縦走管
の枝管、すなわち、横走管用枝管の位置を決め、次い
で、上記枝管と干渉しない位置を支持台位置として、図
3に示す如く支持台単品ごとに船殻構造物a上にマーキ
ング線bを付し、該マーキング線bを支持台位置として
決定して、その位置に支持台cを垂直度を確認しながら
取り付け、多数の支持台cを順次同様の要領で単品ごと
に船殻構造物a上に付されたマーキング線bの位置に取
り付けるようにしている。このようにして多数の支持台
cが船殻構造物aの上に取り付けられると、その上に縦
走管dを並べて配置し、締付金具eで縦走管bを支持台
cに固定させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
方式では、船殻構造物aの上に支持台cを単品毎に取り
付けるための取付位置にマーキングをしてから、そのマ
ーキング位置に支持台cを取り付けるため、マーキング
に多大の時間を必要とすると共に、精度にばらつきがあ
り、支持台cの間隔が一定のものとならないこと、支持
台cを垂直に取り付ける必要があり、各々レベル定規に
より垂直度を確認しながら取り付ける必要があること、
船殻構造物aの上での作業であり、作業能率が悪いこ
と、等の問題がある。
【0005】そこで、本発明は、配管を支持するための
支持台の位置を予め決めると、いつも同じ位置に支持台
を位置させることができ、位置決めされた支持台上に配
管を配置してユニットとして組み立てることにより、そ
のまま搬送できて船内へ搬入できるようにしようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、長尺の定盤にマーキングし、そのマーキ
ング位置に支持台位置決め治具を順次固定して行き、該
支持台位置決め治具に支持台をセットして支持台を垂直
に立て、支持台の位置決めを行う方法とし、又、定盤上
にガイドレールを固定し、該ガイドレールに沿い移動自
在な位置出し金物と該位置出し金物に固定される支持台
保持金物とで支持台位置決め治具を作り、且つ該支持台
位置決め治具を定盤上に付された複数のマーキング位置
へ移動させて固定できるようにし、更に、上記支持台保
持金物に支持台の脚部を嵌合して支持台の位置決めを行
うようにした構成とする。
【0007】
【作用】定盤に1回マーキングすれば、その定盤に付さ
れたマーキング位置に支持台位置決め治具を固定して、
この支持台位置決め治具に支持台の脚部を上方から差し
込んで支持させることにより複数の支持台の位置が精度
よく決められる。これにより上記位置決めされた支持台
上に配管を配置して配管を支持台に固定し、配管と支持
台をユニットとして組めば、同じ種類のユニットが何組
みでもでき、船内に搬入することにより船殻構造物上に
取り付けられる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示すもので、工
場内の床等の上に、所要の間隔で平行に複数本の軌条状
の長尺の定盤2を配設し、該各定盤2の上面にガイドレ
ール3を突設し、該各ガイドレール3上に、複数個の支
持台位置決め治具4を移動自在に組み付け、定盤2上に
予め寸法を決めて付した多数のマーキング線5に、上記
支持台位置決め治具4を合わせて固定することにより、
支持台1の脚部1aを支持台位置決め治具4に差し込ん
で垂直に立てるだけで、複数の支持台1を位置決めでき
るようにする。
【0010】上記支持台位置決め治具4は、図1(B)
に示す如く、細長いプレートの幅方向が上下になるよう
にしてガイドレール3を定盤2の上面に固定し、該ガイ
ドレール3上に跨ぐように載置されて自在に摺動でき、
且つ締付金具7でガイドレール3に固定できるようにし
てある位置出し金物6と、断面形状がU字形をなし且つ
凹溝9が上下方向へ平行となるように上記位置出し金物
6の上面に直立させ、側部に締付金具10を備えている
支持台保持金物8とからなり、支持台1の脚部1aを上
記支持台保持金物8の凹溝9に上方から差し込んで締付
金具10を締めることにより支持台1が垂直に保持され
て固定されるようにしてある。
【0011】なお、上記支持台位置決め治具4は、手動
で動かすようにしたものでもよく、あるいは駆動装置を
組み込んで自走できるようにしてもよく、又、流体圧シ
リンダで移動できるようにしてもよい。
【0012】支持台1を設置するときの間隔寸法を予め
決めて定盤2上にその寸法に合わせてマーキング線5を
付す。次に、該定盤2上の各マーキング線5の位置に支
持台位置決め治具4をそれぞれ位置させる。この場合、
支持台位置決め治具4の位置出し金物6をガイドレール
3に沿い移動させて所定位置にて止め、締付金具7にて
位置出し金物6をガイドレール3に固定することにより
支持台位置決め治具4を定盤2上に位置決め固定する。
定盤2上の各マーキング位置に支持台位置決め治具4が
位置させられると、平行する定盤2に跨がるように門型
構造の支持台1を配して、その両脚部1aを各定盤2上
の支持台位置決め治具4における支持台保持金物8に上
方より落し込むように差し込み、支持台1を垂直に立て
て締付金具10で固定させる。
【0013】順次同様にして、各支持台位置決め治具4
に支持台1を差し込んで立てるだけで複数の支持台1を
安全に且つ精度よく位置決めすることができる。
【0014】上記のようにして複数の支持台1が位置決
めされると、定盤2と平行になる方向に延びる複数本の
配管として縦走管を上記各支持台1上に所定の間隔で並
べて配置し、縦走管を各支持台に固定すれば、位置決め
された複数台の支持台1と縦走管とを簡単にユニット組
みすることができ、ユニット組み作業を熟練者によらな
いでも行うことが可能となる。又、縦走管のパターン化
も容易となる。
【0015】上記のようにユニット組みされると、工場
より船内へ搬入して船殻構造物上にユニット組みの支持
台1を固定し、しかる後、縦走管の枝管位置を決定し、
横走管に接続させるようにする。
【0016】本発明においては、定盤2上に1回マーキ
ングしておけば、その後はマーキングすることなく支持
台1を常に同じ位置に位置決めでき、その上に配管を配
してユニット組みとすれば、同じ種類のユニットを連続
的に組み立てることができ、1回マーキングしたものが
何回でも使用できる。
【0017】なお、上記実施例では、比較的小型の支持
台1を位置決めする場合について示したが、小型の支持
台1の位置決めと同時に大型の支持台の位置決めをして
配管とのユニット組みとすることができる。この場合
は、図2に示す如く、たとえば、別の長尺の定盤11を
大型支持台12の幅寸法に合わせて他の定盤2と平行に
配設し、各定盤2,11上に、大型支持台12の間隔寸
法が同一となるようにマーキング線5を付し、又、小型
支持台1の間隔寸法に合わせて定盤2上にマーキング線
5を付し、平行する定盤2上の各マーキング位置には前
記実施例の場合と同様に各々支持台位置決め治具4をセ
ットして固定する。一方、定盤2,11上のマーキング
線5の位置には、各々大型支持台用の支持台位置決め治
具4を固定し、小型支持台1と大型支持台12を別々に
対応する支持台位置決め治具4に差し込んで垂直に立て
ることにより位置決めできる。位置決め後は、大型支持
台12上には配管としての縦走管13を別に並べて配置
し、小型支持台4上にも複数本の縦走管13を配置し、
ユニットに組み立てるようにする。
【0018】又、支持台1の位置決めに用いる定盤2は
図1(A)では2本の場合を示したが、3本の定盤を平
行に配して各々に支持台位置決め治具4を固定して支持
台1を立てるようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、細長
い定盤上に、支持台の位置を予めマーキングし、該マー
キング位置に支持台位置決め治具を固定し、該支持台位
置決め治具に支持台の脚部を差し込み、支持台を垂直に
立てることにより位置決めされるようにするので、次の
如き優れた効果を奏し得る。 (i) 従来の如き船殻構造物上に支持台ごとに位置をマー
キングしてそこに支持台の位置を合わせて取り付け必要
がないので、マーキングのための時間や精度を確保する
ための熟練性も必要がない。 (ii)支持台位置決め治具を定盤上のマーキング位置に固
定し、その支持台位置決め治具に支持台をセットするだ
けでよいため、定盤上に1回マーキングするだけで安全
に精度のよい位置を確保でき、従来の如きマーキングに
よる精度のばらつきがない。 (iii) 位置決めされた支持台に配管を固定してユニット
とすることが簡単で、ユニットを船内に搬入して船殻構
造物上に組み付けることにより、船内工事と艤装工事を
分離でき、相互の干渉が少なく工程的に安定した生産が
可能となる。 (iv)支持台の間隔を一定にしたものが連続的に得られ、
配管を固定してユニットとすることにより同じ種類のユ
ニットを連続的に組み立てることができる。 (v) 支持台位置決め治具は、定盤上のガイドレールに沿
い移動できるようにしてある位置出し金物を有し、定盤
上の任意の位置に固定して支持台の位置とすることがで
きるので、任意の支持台の位置決めも容易にでき、多種
多様のユニットに対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、(A)は支持
台の位置決め状況を示す斜視図であり、(B)は支持台
位置決め治具の斜視図である。
【図2】大小の支持台を位置決めするときの状況を示す
概略平面図である。
【図3】従来の支持台位置決め要領を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,12 支持台 2 定盤 3 ガイドレール 4 支持台位置決め治具 5 マーキング線 6 位置出し金物 7 締付金物 8 支持台保持金物 9 凹溝 10 締付金物
フロントページの続き (72)発明者 細井 優 愛知県知多市北浜町11番1号 石川島播磨 重工業株式会社愛知工場内 (72)発明者 鈴木 忠順 愛知県知多市北浜町11番1号 石川島播磨 重工業株式会社愛知工場内 (72)発明者 瀬戸 愛隆 愛知県知多市北浜町11番1号 石川島播磨 重工業株式会社愛知工場内 (72)発明者 樽井 三郎 愛知県知多市北浜町11番1号 石川島播磨 重工業株式会社愛知工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の定盤に、支持台の設置位置に合わ
    せてマーキングし、該マーキング位置に、支持台位置決
    め治具を合わせて固定し、該各支持台位置決め治具に支
    持台を差し込んで支持台を垂直に立てて位置決めを行う
    ことを特徴とする配管用支持台の位置決め方法。
  2. 【請求項2】 長尺の定盤上にガイドレールを敷設し、
    該ガイドレールに沿い移動できる位置出し金物と、該位
    置出し金物上に固定してあって支持台の脚部を受けるよ
    うにしてある支持台保持金物とからなる支持台位置決め
    治具を、上記ガイドレールに沿い移動自在に備え、且つ
    上記位置出し金物と支持台保持金物に締付金具を取り付
    けた構成を有することを特徴とする配管用支持台位置決
    め装置。
JP3339313A 1991-11-29 1991-11-29 配管用支持台の位置決め方法及び装置 Pending JPH05147574A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3339313A JPH05147574A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 配管用支持台の位置決め方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3339313A JPH05147574A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 配管用支持台の位置決め方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05147574A true JPH05147574A (ja) 1993-06-15

Family

ID=18326277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3339313A Pending JPH05147574A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 配管用支持台の位置決め方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05147574A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5147239B2 (ja) * 1972-07-01 1976-12-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5147239B2 (ja) * 1972-07-01 1976-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5947460A (en) Truss table with integrated positioning stops
DE3866489D1 (de) Vorrichtung zum aufspannen eines werkstueckes oder werkzeuges.
FI892746A (fi) Underlag foer montering, kontrollering och reparering av motorfordons korg.
DE69801871D1 (de) Vorrichtung zum Halten der Position eines Klemmsystems für zwei Elemente
US5702095A (en) Truss table with integrated positioning stops
US3815250A (en) Target system for laying sewer pipes
DE69401402D1 (de) Vorrichtung zum Montieren eines Rohres auf einem Träger
US6245284B1 (en) Head fitter
US5837014A (en) Truss table with integrated positioning stops
JPH05147574A (ja) 配管用支持台の位置決め方法及び装置
JP3175083B2 (ja) 立体自動倉庫のラックの製作治具
US4490066A (en) Clamping system for heavy "I" beams and the like on oil rigs, etc.
US4517748A (en) Measuring bridge for determining motor vehicle damage
US3484944A (en) Aligning of guide v-rails
US4536962A (en) Datum point location apparatus
KR20170042107A (ko) 랙 모듈 작업대 병용 이송카트
US3037594A (en) Luminous ceiling structure and connector means therefor
US2838832A (en) Method of installing fixture hangers on a ceiling structure
CN207703408U (zh) 一种汽车传感器零件气密性检测固定装置
GB2029111A (en) System for locating nailed connector plates for timber joints
JPS63272855A (ja) フリ−アクセスフロアの施工方法
DE59403682D1 (de) Anordnung zum prüfen eines gateoxids
CN219798151U (zh) 一种管路走向支架孔检具
CN210493499U (zh) 一种建筑工程质量样板展示平台
US20040261331A1 (en) Studding layout