JPH05146781A - 電解水発生装置 - Google Patents

電解水発生装置

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JPH05146781A
JPH05146781A JP31234991A JP31234991A JPH05146781A JP H05146781 A JPH05146781 A JP H05146781A JP 31234991 A JP31234991 A JP 31234991A JP 31234991 A JP31234991 A JP 31234991A JP H05146781 A JPH05146781 A JP H05146781A
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JP
Japan
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plate
cathode
anode
anode plate
electrolytic cell
Prior art date
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Pending
Application number
JP31234991A
Other languages
English (en)
Inventor
Noritaka Okamura
則孝 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電解槽の組立工程の簡略化を図るとともに、電
気的トラブルの発生を防止することのできる電解水発生
装置を提供することを目的としている。 【構成】隔体21を介して陰極板3と陽極板4とが設置
された電解槽2と、該陰極板3および陽極板4に接続さ
れ、この陰極板3と陽極板4との間に直流電流を印加す
る電気回路とを具備し、該電解槽2に供給される電解液
を電解して、隔体21によって隔てられた陰極板室22
および陽極板室23から、それぞれ陰極水および陽極水
として取り出するようになされた電解水発生装置1であ
って、前記電解槽2の外側に液密状態で突出するととも
に、陰極板3および陽極板4と同質材料となされた端子
部31、41が、該陰極板3および陽極板4に一体成形
されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気分解により、アル
カリイオン水、酸性水を製造する電解水発生装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、水道水を電解してアルカリイオ
ン水と、酸性水とを製造する電解水発生装置が知られて
いる。
【0003】従来より、この電解を行う電解槽と、この
電解槽への通電を行う電気回路との接続は、図3に示す
ようになされていた。
【0004】すなわち、電解槽aの内外に液密状態で連
通するように、導電性の良い電極端子bを取り付け、こ
の電極端子bの内側と外側とに、それぞれ陰極板cおよ
び陽極板dと、電気回路(図示省略)のリード線eとを
接続していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のよ
うに、電極端子bを用いて陰極板cおよび陽極板dと、
リード線eとを接続する場合、電極端子bは、陰極板c
および陽極板dとイオン化傾向が異なるため、電解槽a
内部の電解液と接触しない非接触状態で、該電解槽a内
部の陰極板cおよび陽極板dと電気的に接続しなければ
ないないといった不都合があった。
【0006】特に、陽極板dは、電解消耗を受けるた
め、該陽極板dと電極端子bとの接続は、複雑となり、
その結果、電解槽の組立工程に手間がかかり、長期間の
使用で電触などの電気的トラブルの発生を増やすことに
もつながるといった不都合があった。
【0007】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、電解槽の組立工程の簡略化を図るとともに、電気的
トラブルの発生を防止することのできる電解水発生装置
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の電解水発生装置は、隔体を介して陰極板と陽
極板とが設置された電解槽と、該陰極板および陽極板に
接続され、この陰極板と陽極板との間に直流電流を印加
する電気回路とを具備し、該電解槽に供給される電解液
を電解して、隔体によって隔てられた陰極板室および陽
極板室から、それぞれ陰極水および陽極水として取り出
するようになされた電解水発生装置であって、前記電解
槽の外側に液密状態で突出するとともに、陰極板および
陽極板と同質材料となされた端子部が、該陰極板および
陽極板に一体成形されたものである。
【0009】
【作用】本発明によると、電解槽の外側に液密状態で突
出するとともに、陰極板および陽極板と同質材料となさ
れた端子部を、該陰極板および陽極板に一体成形してい
るので、電解槽の内部では、陰極板および陽極板と端子
部との接続部分が無くなるとともに、同質材料となるの
で、電解槽内部で、電解液と端子部とを非接触状態にす
る必要がなくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0011】図1は電解水発生装置1の要部構成の概略
を示し、図2は同電解水発生装置1の陰極板3および陽
極板4を示している。
【0012】すなわち、この電解水発生装置1は、隔体
21を介して陰極板3と陽極板4とが設置された電解槽
2と、該陰極板3および陽極板4に接続され、この陰極
板3と陽極板4との間に直流電流を印加する電気回路
(図示省略)とを具備し、該電解槽2に供給される電解
液を電解して、隔体21によって隔てられた陰極板室2
2および陽極板室23から、それぞれ陰極水および陽極
水として取り出するようになされた装置であって、陰極
板3および陽極板4に、該陰極板3および陽極板4と同
質材料で、端子部31、41が一体成形されたものであ
る。
【0013】電解槽2は、その内部が隔体21によって
仕切られて、複数の陰極板室22および陽極板室23が
形成されている。また、これら陰極板室22および陽極
板室23には、電解液の導出管24が接続され、この導
出管24を通じて各陰極板室22および陽極板室23
に、電解液が導入されるようになされている。さらに、
これら陰極板室22および陽極板室23の導出管24と
対向する位置には、陰極水管25および陽極水管26が
設けられ、電解後に発生する陰極水および陽極水を取り
出すようになされている。
【0014】陰極板3は、陰極室22全体に配置可能な
平板状の本体部30と、該本体部30の一部分に突出さ
れた端子部31とが同質材料で一体形成されている。こ
の陰極板3は、本体部30と端子部31とを有する形状
に、原料粉末を圧縮成形した後、焼成することで形成す
ることができる。
【0015】陽極板4も、上記陰極板3と同様に、陽極
室23全体に配置可能な平板状の本体部40と、該本体
部40の一部分に突出された端子部41とが同質材料で
一体形成されている。この陽極板4は、電解消耗を受け
るため、上記陰極板3よりも肉厚の状態で、本体部40
と端子部41とを有する形状に、原料粉末を圧縮成形し
た後、焼成することで形成することができる。
【0016】上記陰極板3および陽極板4は、端子部3
1、41のみが電解槽2から突出するようにして、該電
解槽2内に配置される。そして、この突出した端子部3
1、41に、接続金具5などを介して電気回路(図示省
略)のリード線6を容易に接続することができる。ただ
し、端子部31、41と電解槽2との間は、従来の電解
槽2と同様に液密構造としておかなければならない。
【0017】このようになる電解水発生装置1による
と、電解槽2の内部に、陰極板3および陽極板4と端子
部31、41との接続部分がなく、かつ、この陰極板3
および陽極板4と端子部31、41とが同質材料となさ
れているので、端子部31、41を電解槽2内の電解液
と非接触状態にする必要がなくなる。すなわち、端子部
31、41が電解液と接触状態であっても、電解液が侵
入する接続部分がないので、接続部分が電触するといっ
た電気的トラブルが発生しない。また、陰極板3および
陽極板4と端子部31、41とが同質材料となされてい
るので、イオン化傾向の違いによるトラブルの発生もな
くなる。
【0018】なお、端子部31、41は、陰極板3およ
び陽極板4と同質材料で一体形成されたものであれば、
特にその形状を限定されるものではなく、所望の形状に
形成することができる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、電
解槽内部で、電解液と端子部とを非接触状態にする必要
がなくなるので、複雑な構造を必要とすることなく、電
解槽の組立工程の簡略化を図ることができる。また、端
子部に電解液が接触することによる電触などの電気的ト
ラブルの発生がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電解水発生装置の要部構成の概略を示
す要部断面図である。
【図2】電解槽内の陰極板および陽極板の配置状態を示
す斜視図である。
【図3】従来の電解水発生装置の要部構成の概略を示す
要部断面図である。
【符号の説明】
1 電解水発生装置 2 電解槽 21 隔体 22 陰極室 23 陽極室 3 陰極板 31 端子部 4 陽極板 41 端子部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隔体を介して陰極板と陽極板とが設置さ
    れた電解槽と、該陰極板および陽極板に接続され、この
    陰極板と陽極板との間に直流電流を印加する電気回路と
    を具備し、該電解槽に供給される電解液を電解して、隔
    体によって隔てられた陰極板室および陽極板室から、そ
    れぞれ陰極水および陽極水として取り出するようになさ
    れた電解水発生装置であって、 前記電解槽の外側に液密状態で突出するとともに、陰極
    板および陽極板と同質材料となされた端子部が、該陰極
    板および陽極板に一体成形されたことを特徴とする電解
    水発生装置。
JP31234991A 1991-11-27 1991-11-27 電解水発生装置 Pending JPH05146781A (ja)

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JP31234991A JPH05146781A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 電解水発生装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100331945B1 (ko) * 1993-05-31 2002-10-25 쟈닉스가부시키가이샤 전해수생성장치
KR100534416B1 (ko) * 2005-04-14 2005-12-09 (주) 테크윈 평판형 전극을 사용한 직병렬혼합결선방식의 복극식 전기분해살균장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0318000U (ja) * 1989-07-04 1991-02-21

Patent Citations (1)

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