JPH05146129A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JPH05146129A
JPH05146129A JP30479291A JP30479291A JPH05146129A JP H05146129 A JPH05146129 A JP H05146129A JP 30479291 A JP30479291 A JP 30479291A JP 30479291 A JP30479291 A JP 30479291A JP H05146129 A JPH05146129 A JP H05146129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
fixed yoke
fixed
motor
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP30479291A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Nanba
厚 南波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP30479291A priority Critical patent/JPH05146129A/ja
Publication of JPH05146129A publication Critical patent/JPH05146129A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータにおいて、過電流損失を少なくし、回
転振れを抑えること。 【構成】 固定ヨーク7がシャフト2の回りに複数回ロ
ール状に巻回された、片面あるいは両面が絶縁体7−1
2で被われた帯状の高透磁率材7−11から構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明はモータに関し、特にディ
スクドライブ装置等の偏平型駆動モータに関するもので
ある。
【従来の技術】従来のディスクドライブ装置等に使われ
ているディスクを所定の回転数で回転駆動させるスピン
ドルモータの1例を図8に示す。同図は従来のスピンド
ルモータの断面を表わしており、11はディスクのセン
タコアと係合するスピンドル、12は前記スピンドル1
1に圧入固定されたシャフト、13はモータの界磁マグ
ネットでありヨーク14を介してスピンドル11に固定
されている。15は駆動コイル、16は前記駆動コイル
15が載置された基板、17はケイ素鋼板等で構成さ
れ、前記界磁マグネット13に、前記駆動コイル15を
はさんで対向配置された固定ヨーク、18はすべり軸受
19が圧入され、前記固定ヨーク17に加締られたブッ
シュ、20は前記シャフト12の先端を受けるスラスト
軸受けである。このスピンドルモータの固定ヨーク17
は、界磁マグネット13とのギャップが不均一になるよ
うに曲げるという公知の手段で、固定ヨーク17と界磁
マグネット13間の吸引力にも不均一さを生じさせ、吸
引力が強い方にスピンドル11が片寄せされ、スピンド
ル11の回転振れを防いでいる。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では固定ヨーク17がケイ素鋼板等で構成されてい
るため、過電流損失が大きく、消費電流が多いという欠
点があった。そこで本発明の目的は以上のような問題を
解消したモータを提供することにある。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は回転部材を固定した軸と、該軸を受ける軸受
と、該軸受と一体的な固定ヨークと、該固定ヨーク上の
駆動コイルと、該駆動コイルをはさんで前記固定ヨーク
と対向配置され、前記回転部材と一体的に回転する界磁
マグネットとを有するモータにおいて、前記固定ヨーク
は、前記軸回りに複数回ロール状に巻回された、片面あ
るいは両面が絶縁された帯状の高透磁率材からなり、前
記軸と直交する方向に厚さが不均一であることを特徴と
する。
【作用】本発明によれば、過電流損失が少なくなり、し
かも界磁マグネットと固定ヨークとのギャップが一方向
に不均一になって、軸が片寄せされ、モータの回転の振
れが低く抑えられる。
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。図1は本発明の第1の実施例の特徴を最もよく
表す図面である。同図は本発明を実施したモータの断面
図であり、1はディスクのセンタコアと係合するスピン
ドル、2はスピンドル1に圧入固定されたシャフト、3
はモータの界磁マグネットであり、ヨーク4を介してス
ピンドル1に固定されている。5は駆動コイル、6は駆
動コイル5が載置された基板、7は界磁マグネット3に
駆動コイル5をはさんで対向配置された固定ヨークであ
り詳細な構成については後述する。8はすべり軸受9が
圧入され、固定ヨーク7に取り付けられたブッシュ、1
0はシャフト2の先端を受けるスラスト軸受である。モ
ータは固定ヨーク7によって支持基板21に固定されて
いる。固定ヨーク7は図2に示す形状をしている。この
固定ヨーク7は、図3に示すように片面あるいは両面が
絶縁体7−12によって覆われたリボン状のアモルファ
ス等の高透磁率材7−11をパイプ状のコア7−3に巻
きつけ、図4に示すようにコア7−3に垂直な切断面a
と、その切断面aに対して傾斜した切断面bとを有する
ように切断して作り出されるヨーク部7−1およびコア
7−3(以下ラミネートヨークと称する)と、金属ある
いはプラスチックで作られたヨーク保持部7−4とで構
成されている。上記構成のモータでは固定ヨーク7が絶
縁体によって細かく区切られた構造のラミネートヨーク
であるため、固定ヨーク7で発生する過電流損失が少な
く、モータの消費電流が少ない。また、固定ヨーク7の
界磁マグネット3と対向する側の面が傾斜しており、界
磁マグネット3と固定ヨーク7とのギャップが一方向に
不均一であるため、前記ギャップが小さい方で界磁マグ
ネット3が固定ヨーク7に吸引され、シャフト2とすべ
り軸受9のガタが一方向に片寄せられる。そのためスピ
ンドル1のディスクを保持するチャッキング面の振れを
解消することができる。本実施例のラミネートヨークは
筒状に巻いたものを上記説明のように切断して作られる
ので、1本の巻いたものから効率よく複数のラミネート
ヨークを作ることが可能であり、ヨークの材料の無駄が
少ない。なお図1ないし図4に示す固定ヨーク7および
高透磁率材7−11は説明がわかりやすいように厚さを
厚く示しているが、実際には薄いものである。また固定
ヨーク7の界磁マグネット3に対向する面の傾斜は説明
がわかりやすいように大きく示しているが、実際には高
低の差が0.1mm程度のわずかな傾斜である。 (他の実施例)続いて本発明の第2の実施例を図面を参
照しながら説明する。図5は本発明の第2の実施例を示
す図面である。モータの構成は第1の実施例と同じであ
るので詳しい説明は省略する。第2の実施例のラミネー
トヨークは図6に示す形状をしており、第1の実施例と
同様に、片面あるいは両面が絶縁体7−12によって覆
われた、リボン状のアモルファス等の高透磁率材7−1
1をパイプ状の7−3に巻きつけ、図7に示すようにコ
ア7−3に垂直な切断面aと、その切断面aに対して厚
さが段階的に変化する段状の切断面bとを有するように
切断して作り出されるヨーク部7−1およびコア7−3
とからなる。固定ヨーク7はこのようなラミネートヨー
クと固定ヨーク保持部材7−4とで構成される。第2の
実施例構成のモータでも、固定ヨーク7が絶縁体7−1
2によって細かく区切られたラミネートヨークであるた
めうず電流損失が少ない。また、界磁マグネット3と、
固定ヨーク7とのギャップが段階的に不均一であり、界
磁マグネット3と固定ヨーク7との吸引力のアンバラン
スにより、シャフト2が片寄せられて、スピンドル1の
回転面の振れを低減させる。ラミネートヨークは図3に
示すようにして作られる巻きものを図7に示すように切
断して作るので材料を無駄にすることなく効率よく作る
ことができる。なお図5ないし図7に示す、固定ヨーク
7、および高透磁率材7−11は説明がわかりやすいよ
うに厚さを厚く示してあるが、実際の厚さは薄いもので
ある。また固定ヨーク7の界磁マグネット3に対向する
面の段差についても説明がわかりやすいように大きく示
してあるが実際には0.1mm程度のわずかな段差であ
る。
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、固
定ヨークの材料の無駄を省き、コスト低減を計りながら
過電流損失が少なく消費電流の少ない回転部材の振れの
低減されたモータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のモータの断面図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例の固定ヨークの斜視図で
ある。
【図3】本発明の固定ヨークの作り方を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施例の固定ヨークの作り方を
示す説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例のモータの側面図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施例の固定ヨークの斜視図で
ある。
【図7】本発明の第2の実施例の固定ヨークの作り方を
示す説明図である。
【図8】従来のモータの断面図である。
【符号の説明】
1,11 スピンドル 2,12 シャフト 3,13 界磁マグネット 5,15 駆動コイル 6,16 基板 7−3 コア 7−4 固定ヨーク保持部材 7−11 高透磁率材 7−12 絶縁体 7,17 固定ヨーク 8,18 ブッシュ 9,19 すべり軸受 10,20 スラスト軸受

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転部材を固定した軸と、該軸を受ける
    軸受と、該軸受と一体的な固定ヨークと、該固定ヨーク
    上の駆動コイルと、該駆動コイルをはさんで前記固定ヨ
    ークと対向配置され、前記回転部材と一体的に回転する
    界磁マグネットとを有するモータにおいて、前記固定ヨ
    ークは、前記軸回りに複数回ロール状に巻回された、片
    面あるいは両面が絶縁された帯状の高透磁率材からな
    り、前記軸と直交する方向に厚さが不均一であることを
    特徴とするモータ。
JP30479291A 1991-11-20 1991-11-20 モータ Pending JPH05146129A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30479291A JPH05146129A (ja) 1991-11-20 1991-11-20 モータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP30479291A JPH05146129A (ja) 1991-11-20 1991-11-20 モータ

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Publication Number Publication Date
JPH05146129A true JPH05146129A (ja) 1993-06-11

Family

ID=17937296

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JP30479291A Pending JPH05146129A (ja) 1991-11-20 1991-11-20 モータ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006174696A (ja) * 2004-12-10 2006-06-29 Thomson Licensing 電気モータ
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JP2010004634A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Daikin Ind Ltd アキシャルギャップ型回転電機

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