JPH05145657A - 電話機 - Google Patents

電話機

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JPH05145657A
JPH05145657A JP3304352A JP30435291A JPH05145657A JP H05145657 A JPH05145657 A JP H05145657A JP 3304352 A JP3304352 A JP 3304352A JP 30435291 A JP30435291 A JP 30435291A JP H05145657 A JPH05145657 A JP H05145657A
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card
telephone
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host system
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JP3304352A
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Yoshimiki Chikatsu
義幹 千勝
Eihachiro Omori
英八朗 大森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話機をホストシステムの端末としてエミュ
レートし、ホストシステムとの交信を回線負荷を考慮し
て効率的に実行する。 【構成】 ICカード22に格納されたエミュレータプ
ログラムによって電話機が端末としてエミュレートされ
る。次に、ICカード23より読み取られた情報をRA
M12に蓄積し、所定の送信時刻となったなら通話機能
を抑止してホストに自動ダイヤルして回線を接続し、ホ
ストにデータ送信を行う。このとき、通話機能が使用中
で回線がビジーであると所定時間待って回線が空きであ
ることを確認してホストへのデータ通信を実行する。 【効果】 安価な端末が実現でき、回線も効率よく利用
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機に関し、特に、
例えば、ホストシステムの端末として動作する機能を備
えた多機能電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の処理集中型の情報処理システム
は、システムの中核にホストコンピュータ(以下、ホス
トという)を配し、その配下に回線で接続された多くの
端末を有する構成となってきた。
【0003】そのようなシステムの典型的な例として、
多くの企業において運用されている従業員の出退勤管理
システムは、従業員各自が所有する身分証明証(以下、
IDカードという)と、クロックが内蔵された専用出退
勤カードのリーダライタ端末(以下、リーダライタとい
う)と、そのリーダライタから入力された情報を集中処
理するホストで構成されていた。IDカードは、通常、
管理情報を記憶した磁気ストライプをプラスティックカ
ードの裏面に貼り付け、表面には従業員の顔写真が貼り
付け、氏名や所属部課などが刻印されている形式となっ
ている。
【0004】リーダライタはこのようなIDカードを読
み取ると、内蔵してあるクロックの時刻を入力して、こ
れを出退勤時刻として、磁気ストライプに記憶されてい
る管理情報とともにホストに送信する。ホストでは、そ
の内部記憶装置に格納してある出退勤管理プログラムを
主記憶装置にローディングし、リーダライタからのデー
タ受信待ちの状態となっている。リーダライタからの情
報を受け取ると、マスタファイルに格納されている各従
業員の就業管理データにアクセスし、IDカードを読み
込ませた従業員に対応するデータを読み出し、出勤時刻
や退勤時刻などを記録する。
【0005】また、規模の大きな企業においては、従業
員の総合的な一元管理のため出退勤管理以外の種々の管
理情報を処理するホストシステムを運用していることが
多いので、クラスタマシンを従業員出退勤管理の専用シ
ステムとして配置し各従業員の就業管理データを受信し
て、そのデータを処理することがある。
【0006】もちろん、ここで述べたホストとクラスタ
マシンの位置付けや階層構造は、企業規模や管理システ
ムの複雑さに依存するものなので、ホストとクラスタマ
シンが一体化したシステムであっても良いことは言うま
でもない。
【0007】さて、上記構成の出退勤管理システムで
は、事業所(或はオフィス)の数が複数で、それらの場
所が互いに離れている場合、各事業所にその事業所で勤
務する従業員数に合わせて複数のリーダライタ端末を設
置し、それらリーダライタ端末をホストと回線(構内回
線、専用回線、公衆回線など)で接続し、データの通信
を行っていた。つまり、リーダライタ端末で入出力動作
が発生する度ごとに、その情報を回線を通じてクラスタ
マシン或はホストに送信していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】さて出退勤管理システ
ムの特性を考慮すると、リーダライタ端末への入出力動
作はその企業の就業開始時刻直前と終了時刻直後に集中
すると言える。例えば、一般的な従業員の就業時刻が午
前9時から午後5時までであるとすると、午前9時前の
何十分と午後5時後の何十分とにリーダライタ端末への
IDカード読み込みは集中する。
【0009】このような理由のために、上記従来例では
毎日の決まった時刻のわずかな時間帯に回線負荷や回線
ビジー率が異常に高くなるため、回線数・リーダライタ
の数を増やしたり、回線品質の良い高速伝送に対応可能
な回線を準備する必要があった。また、ホスト側でも短
時間での多くの入力データを処理するために、高い処理
能力をもったマシンを準備する必要があった。
【0010】しかしながら上記いづれの対応も、システ
ム全体のコストを増大させるという問題点があった。特
に、リーダライタは装置単価が高く、数を増やすことは
コスト面からも大きな問題となる。
【0011】さらに、回線負荷が瞬間的に高くなること
はIDカード読み込み処理に時間がより長くなることを
意味し、従業員の立場からすると、例え、就業時刻以前
に出社していたとしても、システム処理能力の低下のた
めに、実際にシステムがIDカードを読み込みを識別す
る時刻が就業開始時刻以後となる場合があって、大きな
不満の種となっていた。これを解決するためにはリーダ
ライタの数や回線数、ホスト処理能力を増やせば良い訳
であるが、上述のようにコストの観点から、容易にこれ
らを増やす訳にはいかなかった。
【0012】さらに、今までは従業員の出退勤管理シス
テムを例として検討してきたが、処理集中型の情報処理
システムにおいてシステムの業務内容の観点から見た場
合、端末からのデータ伝送やホストでのデータ処理を必
ずしもリアルタイムで実行する必要がある業務がすべて
ではなく、特に、データ伝送に関してホストのデータ処
理能力や回線負荷の点からも再検討が望まれていた。
【0013】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、安価なコストで効率的に回線を利用してホストとの
データ通信が可能なホストシステムの端末として動作す
る機能を備えた電話機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電話機は以下の様な構成からなる。即ち、電
話回線を通じてホストシステムの端末として動作する端
末機能を備えた電話機であって、前記ホストシステム配
下の端末をエミュレートする端末エミュレート手段と、
前記端末エミュレート手段と前記電話機の通話機能の実
行状態を監視する監視手段と、前記端末エミュレート手
段による前記ホストシステムとの交信をスケジュールす
るスケジューリング手段と、前記監視手段によって前記
通話機能が用いられ前記電話回線がビジーであることが
確認されたときは、前記スケジューリング手段によって
前記ホストシステムとの交信がスケジュールされた時刻
であっても前記端末エミュレート手段による前記ホスト
システムとの交信を待たせるよう制御する制御手段と、
前記監視手段によって前記端末エミュレート手段が前記
ホストシステムと交信中であることが確認されたときは
前記通話機能を抑止する抑止手段とを有することを特徴
とする電話機を備える。
【0015】
【作用】以上の構成により本発明は、ホストシステムの
端末としてエミュレートされた電話機のホストシステム
との交信はスケジュールされた時刻に実行され、その時
刻に電話機の通話機能が用いられているときには、ホス
トシステムとの交信を待たせ、一方、ホストシステムと
の交信中は通話機能を抑止するよう動作する。
【0016】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
【0017】[電話機の構成(図1〜図3)] 図1〜図2は本発明の代表的な実施例である出退勤管理
システムの端末機能を有した電話機の外観図である。図
1が本実施例の電話機の上面図、図2が側面図である。
図1〜図2において、1はMPU、メモリ、モデムなど
を収容する電話機の本体部、2はLCD(液晶ディスプ
レイ)、3は受話器、4は操作キー群、6と7はICカ
ードスロット、8は電話回線インタフェースである。本
実施例におけるLCD2は480ドット(横)×320
ドット(縦)の構成となっていて、LCDの下部20ド
ットの領域(図1の9)は制御用文字などの表示領域と
して用いられ、残りの領域(480×300ドット)が
出退勤管理システム端末の情報表示領域として用いられ
る。
【0018】図3は本実施例の電話機のハードウェア構
成を示すブロック図である。図3において、Aは通常の
電話としての通話機能の構成要素の領域を示し、Bは出
退勤管理システムの端末として機能する構成要素の領域
を示している。領域A(通話機能)は、受話器3、操作
キー4の一部(ダイアリングなどのキー)、NCU1
6、通信ユニット21及びスピーカ28で構成される。
領域B(端末機能)は、MPU11、RAM12、後述
するモニタ機能を実行するプログラムや各種アプリケー
ションを制御する制御プログラムなどが格納されたRO
M13、クロック14、モデム15、NCU16(電話
機能と共用)、LCD2、VRAM24、LCDドライ
バ25、操作キー4(電話機能と共用)、操作キーイン
タフェース17、ICカードインタフェース18、IC
カードリーダ19、及び、それぞれの構成要素を接続す
るCPUバス20で構成されている。また、ICカード
リーダ19にはICカードスロット6〜7を通してIC
カード22〜23が接続される。
【0019】本実施例の場合、ICカードスロット6に
は本電話機を出退勤管理システムの端末として動作させ
るためのエミュレータプログラム(以下、エミュレータ
という)が格納されたPROMとして動作するICカー
ド22が装着される。また、ICカードスロット7には
従業員各自が所有する身分証明証(以下、IDカードと
いう)となるICカード23が装着される。ICカード
23は出退勤情報の入出力時のみ装着されるもので、複
数の従業員の異なるIDカードがICカード23として
交互にICカードスロット7に差し込まれる。
【0020】本実施例の電話機の場合、エミュレータに
セットされた所定のスケジュールに基づいて、毎日の所
定に時刻になると、出退勤管理システムのホストに対し
て自動ダイヤルしてホストとのセションを開設し、本電
話機が所定時間内にICカードスロット7から読み取っ
た従業員の出退勤情報を一括して送信する。このとき、
本電話機の通話機能が使用され話中の場合は、ホストと
の交信は待ちの状態となり、現在の通話が終了したタイ
ミングで、ホストに自動ダイヤルすることになる。また
ホストとのセションが開設中に誰かが本電話機に対して
ダイヤルすると、通常の電話と同様にホストとの交信が
終了するまで話中の状態となる。同様にホストとのセシ
ョンが開設中に、通話発信のため受話器3のフックを外
す、或いは、操作キー4のトークキーを押下しても通話
機能は動作せず、ホストとのセション終了まで通話機能
を使用することはできない。
【0021】[出退勤管理システムの概要(図4)]図
4は出退勤管理システムの概要を示すブロック図であ
る。図4に示されているように、出退勤管理システムは
上記構成の端末機能を有する電話機100が複数台と従
業員の出退勤を集中管理するホストシステムで構成され
ている。ホストシステムはホスト200が従業員の出退
勤情報を管理する出退勤管理マスタファイル205を管
理し、電話機100との交信はホスト配下で動作する通
信制御装置210がNCU220及び公衆回線230を
経由して実行する。通信制御装置230には複数の端末
100との同時交信のために複数の公衆回線230(複
数のダイヤル)を管理する。
【0022】本実施例の場合、ホストシステムは公知の
技術で構成されるものとし、電話機100とは所定の伝
送制御手順に基づいて交信できるものとする。
【0023】 [出退勤管理システム端末としての機能構成(図5)]
図5は本実施例の電話機の機能構成の概要を示した図で
ある。基本的に言って、本実施例の電話機は通話機能と
端末機能から成り立っているが、これら2つの機能を統
括するためのモニタ機能が3つ目の機能として存在す
る。モニタ機能は常時、所定の時間間隔(本実施例では
約1/36秒)で通話機能と端末機能の実行状況を監視
する。
【0024】後で詳述するように端末機能は(1)デー
タ読み込み・蓄積処理と、(2)データ送信処理の2つ
の処理からなる。この2つの処理の内、データ読み込み
・蓄積処理に関しては回線を占有する必要のない処理な
ので、データ読み込み・蓄積処理実行中は常に通話機能
も同時に動作するようにモニタ機能は制御を行う。これ
に対して、データ送信処理実行に当たっては、その処理
が回線を占有するので以下のような制御を行う。即ち、
データ送信処理実行開始時点で回線が通話機能によって
占有されている場合には、電話による通話が優先される
ように、端末機能を制御する。このとき、モニタ機能は
端末機能(データ送信処理)の実行待ち制御を行う。ま
た、データ送信処理実行中に電話機使用者が通話のため
受話器3のフックを外す、或いは、操作キー4のトーク
キーを押下してもデータ送信処理終了までは通話機能が
使用できないように通話機能を抑止する。同様に、デー
タ送信処理実行中に他の誰かが本電話機にダイヤルして
もデータ送信処理終了までは話中状態となる。
【0025】 [出退勤管理システムの端末側処理(図6〜図7)]以
下に上記構成の電話機が出退勤管理システムの端末とし
て動作するときの端末側処理について、図6〜図7に示
すフローチャートを参照しながら説明する。なお、ここ
では、ICカードスロット6には本電話機を出退勤管理
システムの端末として動作させるためのエミュレータを
格納したPROMとして動作するICカード22を装着
し、すでに電話機が端末としてエミュレートされている
ことを前提とする。図6のフローチャートにおいて、端
末処理は3つの部分から構成されている。即ち、(a)
所定時間内のIDカード読み取りと管理情報蓄積(ステ
ップS10〜S35)、(b)通話機能の抑止と自動ダ
イヤル(ステップS40〜S70)、及び、(c)デー
タ送信(ステップS75〜S90)である。
【0026】 (a)所定時間内のIDカード読み取りと管理情報蓄積 まず、ステップS10では端末エミュレーションを終了
させるかどうかを調べる。端末エミュレーションは操作
キー4の所定のキーを押下することによって終了させる
ことができる。ここで、端末エミュレーションを終了さ
せると判断されたなら端末処理は終了するが、端末エミ
ュレーションを続行させる場合には処理はステップS1
5に進む。ステップS15では現在の時刻がIDカード
読み取り可能時間帯であるかどうかを調べる。これは、
本システムを使用する法人団体各々の出退勤に対する労
務管理に考え方に依存することであるが、基本的には出
勤とみなされる時間帯(遅刻も含めて)や退勤とみなさ
れる時間帯(早退、残業も含めて)があるという考え方
に基づいた処理ステップである。例えば、就業時間が午
前9時から午後5時である法人において、正午までが
(それ以降は欠勤となる)出勤とみなされる時間帯であ
るなら、午前8時から正午までを出勤に関するIDカー
ド読み取り可能時間帯とする。ここで、IDカード読み
取り可能時間帯であると判断されるなら、処理はステッ
プS20に進み、IDカード読み取り待ちとなる。これ
に対して、IDカード読み取り可能時間帯ではない(即
ち、タイムアウト)と判断されたなら、処理はステップ
S40に進む。
【0027】ステップS20において、IDカードの読
み込みがないなら処理はステップS10に戻るが、ID
カードの読み込みが発生すると処理はステップS25に
進んでICカードスロット7に差し込まれたIDカード
の情報を読み込む。続いて、ステップS30では、読み
込まれた情報が出退勤管理のための情報であるかどうか
をチェックする。ここで、例えば、他の種類のICカー
ドからの情報であると判断されたなら、読み込まれた情
報は不当情報であると判断して、以降の処理は行わず、
処理はステップS10に戻る。これに対して、読み込ま
れた情報が出退勤管理のための正当な情報であると判断
されたなら、処理はステップS35に進む。ステップS
35では、ICカードから読み込まれた情報とICカー
ド読み込み時点での時刻を出退勤時刻としてクロック1
4から読み込み、これらの情報をRAM12に格納す
る。
【0028】(b)通話機能の抑止と自動ダイヤル ステップS40では、ホストへのデータ送信待ちにな
る。クロック14からの時刻モニタによりデータ送信時
刻になったと判断されたなら処理はステップS45に進
む。ステップS45では、通話機能が使用中であるかど
うかを調べる。ここで、話中であると判断されたなら処
理はステップS65に進み、所定時間処理をウェイトし
た後、再び、処理はステップS45に戻る。これに対し
て、話中でないと判断されたなら処理はステップS50
に進む。ステップS50では、電話機能をクローズし、
さらに、ステップS55ではホストに自動ダイヤルす
る。
【0029】さてステップS60では、ホストが話中で
あるかどうかを調べる。ここで、ホストが話中であると
判断されたなら、処理はステップS70に進み、通話機
能を復帰させ、処理をステップS65に戻し、所定時間
処理をウェイトした後、再び、処理はステップS45に
戻る。これに対して、ホストが話中でないと判断された
なら処理はステップS75に進む。
【0030】(c)データ送信 ステップS75では、ホストとの回線接続と確認後、ホ
ストの通信プログラムと本端末のエミュレータとのセシ
ョンを開設し論理的にホストと接続する。続いてステッ
プS80では、RAM12に格納された出退勤情報をホ
ストシステムに送信する。ステップS85では、データ
送信の完了を確認後、ホストそのセションをクローズす
る。その後、ホストとの回線の接続を切断し、ステップ
S90では、抑止していた通話機能を復帰させる。その
後、処理はステップS10に戻る。
【0031】従って本実施例に従えば、出退勤情報を従
業員のIDカードとして用いられるICカードを端末の
ICカードスロット7に差し込むことによって読み取
り、その情報を蓄積し、所定の送信時刻がきたなら、回
線の空きを待って、その情報を出退勤情報を管理するホ
ストに送信することができる。これにより、出退勤情報
は特に専用のICカード読み取り装置を用いることなく
読み取られるので、安価なシステムを実現でき、また、
端末からホストへのデータ送信は所定時刻以後に回線の
空きを待って実行されるので、特定時間の回線負荷が高
くなることなく効率的な回線利用を行うことができる。
【0032】なお本実施例では出退勤管理システムの端
末として端末機能を有した電話機を用いた場合について
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、エミュレータプログラムが格納されたPROM
として動作するICカード22の代わりに別のアプリケ
ーションプログラム(別のエミュレーションプログラ
ム)が格納されたICカード22を差し込んで、別のア
プリケーションプログラムをローディングすると、他の
システムの端末として動作することができる。例えば、
企業などに付属病院などに備えられたホストコンピュー
タが管理する従業員の健康管理情報などを従業員のID
カードを差し込んでホストコンピュータと交信すること
により、電話機上のディスプレイにその従業員の健康管
理情報を表示することなども可能となる。
【0033】さらに、複数(本実施例では2つ)のIC
カードスロットの1つに他のインタフェース(RS−2
32Cなど)に対応したコネクタを介してタイプライタ
キーボードやバーコードリーダなどの入力装置を接続
し、もう一方のICカードスロットにアプリケーション
プログラムやエミュレータプログラムを格納したICカ
ードを挿入することによって、端末を構成することも可
能である。またさらに、タイプライタキーボードやバー
コードリーダなどの入力装置の代わりに、プリンタなど
の出力装置を接続することも可能である。
【0034】上述の説明では、本発明の好適な実施例の
みが示された。様々な態様が、本明細書に記載の特許請
求の範囲によつてのみ限定される本発明の範囲から逸脱
することなく、当業者には明らかである。それ故に、本
発明はここで示され説明された実施例のみに限定される
ものではない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ホ
ストシステムとの交信はスケジュールされた時刻に実行
され、その時刻に電話機の通話機能が使用中であるなら
ホストシステムとの交信を待たせるよう制御するので、
通常の通話が妨げられることもなく、また、回線負荷を
分散して効率的に回線を用いることができるという効果
がある。また、電話機がホストシステムの端末としてエ
ミュレートされるので、非常に安価な端末を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例である出退勤管理シス
テムの端末機能を有した電話機の外観の上面図である。
【図2】図1に示した出退勤管理システムの端末機能を
有した電話機の外観の側面図である。
【図3】出退勤管理システムの端末機能を有した電話機
のハードウエアの構成を示すブロック図である。
【図4】出退勤管理システムの構成を示すブロック図で
ある。
【図5】電話機の機能構成を示すブロック図である。
【図6】
【図7】出退勤管理システムの端末側処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 電話機本体部 2 LCD 3 受話器 4 操作キー 11 MPU 12 RAM 14 クロック 16 NCU 21 通信ユニット 22、23 ICカード 100 電話機(端末) 200 ホストコンピュータ 210 通信制御装置 220 ホスト側NCU 230 公衆回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線を通じてホストシステムの端末
    として動作する端末機能を備えた電話機であって、 前記ホストシステム配下の端末をエミュレートする端末
    エミュレート手段と、 前記端末エミュレート手段と前記電話機の通話機能の実
    行状態を監視する監視手段と、 前記端末エミュレート手段による前記ホストシステムと
    の交信をスケジュールするスケジューリング手段と、 前記監視手段によって前記通話機能が用いられ前記電話
    回線がビジーであることが確認されたときは、前記スケ
    ジューリング手段によって前記ホストシステムとの交信
    がスケジュールされた時刻であっても前記端末エミュレ
    ート手段による前記ホストシステムとの交信を待たせる
    よう制御する制御手段と、 前記監視手段によって前記端末エミュレート手段が前記
    ホストシステムと交信中であることが確認されたときは
    前記通話機能を抑止する抑止手段とを有することを特徴
    とする電話機。
  2. 【請求項2】前記端末エミュレート手段は、 前記エミュレートを実現するエミュレーションプログラ
    ムを格納した差し替え可能なICカードを読み取る第1
    の読み取り手段と、 前記ホストシステムの端末として入力情報を読み取る第
    2の読み取り手段と、 前記入力情報を一時的に格納する記憶手段と、 前記記憶手段に格納された前記入力情報を前記ホストシ
    ステムに送信する送信手段とを有することを特徴とする
    請求項第1項に記載の電話機。
  3. 【請求項3】前記入力情報は前記エミュレーションプロ
    グラムを格納したICカードとは別の差し替え可能なI
    Cカードに格納され、前記第2の読み取り手段は前記I
    Cカードに格納された前記入力情報を読み取るICカー
    ドリーダであることを特徴とする請求項第2項に記載の
    電話機。
  4. 【請求項4】前記ICカードを異なる種類の端末をエミ
    ュレートするプログラムを格納したICカードに差し替
    えることによって異なる種類の端末にエミュレートする
    ことが可能な請求項第2項に記載の電話機。
JP3304352A 1991-07-16 1991-11-20 電話機 Withdrawn JPH05145657A (ja)

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JP3304352A JPH05145657A (ja) 1991-11-20 1991-11-20 電話機
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