JPH05145489A - リモコン受信機 - Google Patents

リモコン受信機

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JPH05145489A
JPH05145489A JP3305986A JP30598691A JPH05145489A JP H05145489 A JPH05145489 A JP H05145489A JP 3305986 A JP3305986 A JP 3305986A JP 30598691 A JP30598691 A JP 30598691A JP H05145489 A JPH05145489 A JP H05145489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remote control
photodiodes
receiver
signal
transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP3305986A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Ikuta
昭仁 生田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3305986A priority Critical patent/JPH05145489A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1回の送信で方向制御を可能とするリモコン
受信機を提供する。 【構成】 複数の方向に対応して配置された複数のフォ
トダイオード2と、フォトダイオード2で受信した制御
データの受信信号レベルを検出する、アンプ4,バンド
パスフィルタ6,検波器7,A−D変換器8等からなる
検出手段と、検出した信号レベルを比較・演算して信号
の到来方向を判定するマイコン9等からなる判定手段と
を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、民生機器、産業用機器
等の遠隔制御に使用されるリモコン受信機に関するもの
で、特に方向制御を必要とするリモコンシステムに使用
されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の方向制御を必要とするリモコンシ
ステムでは、特に他の制御と区別はなく、リモコン送信
機を操作する人が、希望するリモコン受信機側(つま
り、被制御対象)の動作にあらかじめ対応したリモコン
送信機上のキーを押すことによって、対象の制御を行
う。たとえば、対象をリモコン操作者の方に向ける場
合、操作者は図6に示すような、送信機本体21上のカ
ーソルキー22をいろいろ押したり、押し続けたりし
て、対象を見ながら徴調整し、自分の方向へ向くように
する。なお、図6において、23は他の通常の制御用キ
ーである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、制御
内容についてリモコン送信機上のキーとリモコン受信機
側(つまり、被制御対象)の動作が1対1に対応してい
るため、方向制御を行う場合、リモコン送信機上に方向
制御専用のキーがいくつか必要であること、またそれら
のキーを使用して希望する方向(特に決められた方向で
はなく、リモコン送信機の操作者の方向等、常に任意で
ある場合)に対象を向ける場合、希望した方向になるま
で、操作者自身の目で確認しながら、キーを押し続けた
り、いろいろキーを押し変えたりしなければならず、面
倒で時間がかかること等の欠点がある。
【0004】本発明は、リモコン送信機側に方向制御の
ための特別なキー(したがって送信データ)を必要とせ
ず、方向制御以外の通常の制御データを使って、リモコ
ン受信機側に信号到来方向の検出回路を付加すること
で、1回の送信で操作者の方へ対象の向きを変えようと
いうものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のリモコン受信機
は、図1,図2に示すように、複数の方向にそれぞれ対
応して配置された複数個のフォトダイオード(2A,2
B,2C)と、該フォトダイオードで受信した制御デー
タの受信信号レベルを検出する手段(4,5,6,7,
8)と、該検出した信号レベルを比較・演算処理して信
号到来方向を判定する手段(9)とを備えてなることを
特徴とする。
【0006】
【作用】このように、複数の方向にそれぞれ対応して配
置された複数個のフォトダイオードで受信された各制御
データの受信信号レベルを、比較・演算して信号の到来
方向を判定するものであり、方向制御のための特別な制
御データを必要とせず、方向制御以外の通常の制御デー
タを使用して1回の送信で対象機器の向きを所望方向に
変えることができる。
【0007】
【実施例】図1(a),(b)に本発明によるリモコン
受信機に用いられる方向検出用のフォトダイオードの配
置例を示す。(a)は斜視図、(b)は上面図である。
説明を簡単にするため、以下(a)図のように、プリン
ト基板1に対して3方向にフォトダイオード2A,2
B,2Cを配置し、(b)図中の矢印の方向から赤外光
3が到来した場合を仮定する。
【0008】図2はリモコン受信機の回路側(ブロック
図)である。リモコンシステムにおいて、特にあらかじ
め決められた方向制御データではなく、通常のデータに
よって、リモコン送信機から発射された赤外光の到来方
向を検出するために、本実施例では、図2に示すような
受光回路を付加している。
【0009】付加した受光回路は、検出したい方向の範
囲に応じて配置された赤外光を受光するための複数のフ
ォトダイオード2A,2B,2Cと、その各々のフォト
ダイオード2A,2B,2Cの出力信号を増幅するアン
プ4と、増幅された信号から被変調波(リモコン受信機
からの信号は通常40KHz前後の搬送波をディジタル
変調したものである)を取り出すためのバンドパスフィ
ルタ6と、フィルタ出力からキャリアを除去するための
検波器7と、検波出力レベルをディジタル値に変換して
後段のマイコンで比較するためのA−D変換器8とから
なる。A−D変換器8はマイコン9に内蔵されていても
よい。また、マイコン9のプログラムは、通常のリモコ
ン信号のデコード以外に、A−D変換出力値からどの方
向からの赤外光3がどの程度強いかあるいは弱いかを判
断処理するルーチンを持っている。リモコン受信機はリ
モコン送信機から発射された赤外光3を受光するとき、
複数のフォトダイオード2A,2B,2Cの受光面は各
々異なった方向を向いているため光電変換値出力の大き
さも異なる。これらの出力値は各々後段のアンプ4で増
幅、バンドパスフィルタ6で必要な周波数成分のみを通
過、検波器7でキャリア除去され、以後のA−D変換器
8で扱える程度の大きさのアナログ電圧となる。各々の
アナログ電圧はA−D変換器8でその大きさに応じた数
ビットのディジタル値に変換され、マイコン9に入力さ
れる。
【0010】マイコン9には通常のリモコン信号を入力
する端子INT/P10を備えており、このリモコン信号
を受けたとき、出力をマイコン9の割り込みポートに入
力するため、割り込みがかかってから一定時間経過後に
先のA−D変換値を、各々のフォートダイオード2A,
2B,2Cに対応したチャンネルを切り換えて読み込
み、変換値の大きさの比較を行うことにより、赤外光3
の到来方向を検出し、リモコン受信機が取り付けられた
被制御対象の向きをアクチュエータ10等によって到来
方向に向ける。
【0011】ナンドゲート12は検波器7の各検波出力
を入力して、上述した通常のリモコン信号として利用す
るものである。方向検出とは別に、1つの受信器でリモ
コンの応答範囲をすべてカバーできる場合は、方向検出
とは別に通常の制御データ専用リモコン受信器を備える
ものであってもよい。
【0012】13はリモコン9の発振回路である。
【0013】図3に図2の各点における信号波形を示
す。図3を参照して更に詳しく説明する。
【0014】リモコン送信機から、図3のようなリーダ
ーパルス部をもつ赤外線信号がフォトダイオード2A,
2B,2Cで受光され、各々図2のアンプ4,バンドパ
スフィルタ6を経て、必要な周波数成分のみ取り出され
る。そのときの波形は図3のb−3,b−2,b−1の
ようになる、各バースト波の後半にレベルが下がるの
は、図2のDCセットコンデンサ5によりDC成分が除
去するためである。次に各々、図2の検波器7を通り、
キャリア成分を除去して、これらをA−D変換器8(3
チャンネル3ビットの例)に入力する。そのときの波形
は、図3のAN2,AN1,AN0のようになる。フォト
ダイオード2A,2B,2Cが、図1(b)の矢印方向
のように赤外光3を受光した場合、2Aの出力>2Bの
出力>2Cの出力となるので、A−D変換器入力の各チ
ャンネルのアナログ耐圧もそれに応じたレベルとなる。
【0015】一方、本リモコン受信機等には、通常のリ
モコン信号を受信する機能を備えており、ナンドゲート
12を経て図3のINT/P10のような波形マイコン9
に入力される。
【0016】マイコン9の受信入力は一般に割り込み兼
用であるため、図3のポイント1の点で割り込みがかか
るが、ここで内部タイマーをスタートし、A−D変換器
8が入力を読み込みやすいポイント2まで待つようプロ
グラムしておく。読み込むときは、マイコン9のポート
30からA−D変換器8のSTへストローブ信号が出力
される。A−D変換器8は各々のチャンネルアナログ電
圧値をディジタル値に変換し、D2,D1,D1の各端子
へ各チャンネルに対応した値を順次出力する。マイコン
9はこれらの値を順次読み込み、相対値および絶対値か
ら方向を検出する。
【0017】マイコン側プログラムは、たとえば、一番
大きい値はどの方向か、二番目に大きい値との差はどれ
位あるか等の比較・演算処理によって、方向を割り出
す。この例の場合、フォトダイオード2Aが(1,1,
0)10進で6,2Bが(0,1,1)10進で3,2
Cが(0,0,1)10進で1となっているので、赤外
光3はAの方向と判断するようにプログラムとする。こ
れが、たとえば、2A=4,2B=4,2C=2のとき
は、図1(b)の左下45°からの入射と判断すればよ
い。
【0018】マイコン9は上記のような判断結果に基づ
き、受信データの本来の制御内容と共に方向制御を、モ
ータ,ポテンショメータ等の各種アクチュエータ10を
制御することにより行う。
【0019】図4(a),(b)は、リモコン受信機に
おけるフォトダイオードの他の配置例を示すものであ
り、(a)図は方向検出の性能向上のためフォトダイオ
ード2を5つ配置した図、(b)図は垂直方向の検出す
るための配置図である。
【0020】上記により、たとえば扇風機の首の角度や
エアコンのルーバ角度等、これまでリモコン送信機上の
風向切換キーで希望する状態になるまで細かく操作して
いた時間,手間を省き、直接、風向に関係のない風量キ
ー等を操作するだけで、常にリモコン送信機操作者の方
へ対象を向けることができる。
【0021】図5は本発明の応用による親子式光空間伝
送用システムである。
【0022】すなわち、本発明を図5のような光空間伝
送用システム等の光軸合わせに用いることにより、常に
最大の入力レベルになるよう自動制御することができ
る。親機15,子機16共に、ここでは3方向に対応す
るフォトダイオード2を備え、図2と同様の回路構成を
備えているものとする。
【0023】たとえば、図示のような1:Nの親子式光
空間伝送用通信ユニットで、親機15が固定ではなく、
移動する可能性がある場合、親機15は子機16に対し
てポーリングを行い、該当する子機16は方向検出に
よって自らを親機の方へ向けて()、応答を親機1
5に返す。親機15は返送信号により、同様に自らを該
当する子機16の方へ向ける()。こうしてお互いに
向き合って光軸を合わせることにより、伝送エラー等を
小さくして通信することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、1回の送
信で方向制御が行える有用な方向検出機能付のリモコン
受信機が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるフォトダイオードの
配置例を示す斜視図(a)及び上面図(b)である。
【図2】同、リモコン受信機の回路例を示すブロック図
である。
【図3】図2の各部信号例を示す波形図である。
【図4】他のフォトダイオードの配置例を示す上面図で
ある。
【図5】本発明の他の応用例を示すシステム構成図であ
る。
【図6】従来例のリモコン送信機のキー配置例を示す上
面図である。
【符号の説明】 2 フォトダイオード 4 アンプ 6 バンドパスフィルタ 7 検波器 8 A−D変換器 9 マイコン 10 アクチュエータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の方向にそれぞれ対応して配置され
    た複数個のフォトダイオードと、該フォトダイオードで
    受信した制御データの受信信号レベルを検出する手段
    と、該検出した信号レベルを比較・演算処理して信号の
    到来方向を判定する手段とを備えてなることを特徴とす
    るリモコン受信機。
JP3305986A 1991-11-21 1991-11-21 リモコン受信機 Pending JPH05145489A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3305986A JPH05145489A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 リモコン受信機

Applications Claiming Priority (1)

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JP3305986A JPH05145489A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 リモコン受信機

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Publication Number Publication Date
JPH05145489A true JPH05145489A (ja) 1993-06-11

Family

ID=17951697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3305986A Pending JPH05145489A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 リモコン受信機

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JP (1) JPH05145489A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5383043A (en) * 1993-03-26 1995-01-17 Su; Chih-Hai Omni-directional infrared sensing circuit
WO2004023070A1 (ja) * 2002-09-02 2004-03-18 Fujitsu Limited レーザ受信器及びレーザ受信装置
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JP2011058720A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Hitachi Appliances Inc 空気調和機

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