JPH05145436A - 送信電力制御方式 - Google Patents

送信電力制御方式

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Publication number
JPH05145436A
JPH05145436A JP3334218A JP33421891A JPH05145436A JP H05145436 A JPH05145436 A JP H05145436A JP 3334218 A JP3334218 A JP 3334218A JP 33421891 A JP33421891 A JP 33421891A JP H05145436 A JPH05145436 A JP H05145436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission power
transmitter
demodulator
receiver
station
Prior art date
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Pending
Application number
JP3334218A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Baba
智 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3334218A priority Critical patent/JPH05145436A/ja
Publication of JPH05145436A publication Critical patent/JPH05145436A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信電力制御方式において、アンテナあるい
は受信器が故障した際にも対向局の送信器出力が最大値
に設定されないように制御し,隣接する周波数の他チャ
ネルや他回線への干渉を防ぐ。 【構成】 送信器2の送信電力を制御するための情報と
して,従来から採用されている受信器8の受信レベル情
報(RSL)に加え,復調器9の同期はずれを表す故障
警報(FASYNC ALM)を制御器10に加える。
一方、フェーディング時には同期復調の時定数によって
これを検出し,送信電力の制御をおこなわないが,アン
テナ12あるいは受信器8が故障した場合には送信電力
を最小値に設定することにより,隣接する他のチャネル
や他の回線への干渉を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線送受信装置に関し、
特にその送信電力制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術による無線送受信装置では、図
3に示す様な送信電力制御方式が採用されていた。図3
において、A局側で1は変調器,2は送信器,3は受信
器,4は復調器,5は送信電力制御器であり,B局側で
6は変調器,7は送信器,8は受信器,9は復調器,1
3は送信電力制御器である。また、11はA局側のアン
テナ,12はB局側のアンテナである。図4は、図3に
示す送信電力制御器13の詳細な構成を示すブロック図
である。図4において、131は比較回路,132は制
御回路である。
【0003】受信器8で検出された受信入力レベルRS
Lは、送信電力制御器10に入力される。送信電力制御
器13の内部では、あらかじめ規定された受信レベルR
SLthをしきい値として、比較回路131により上記し
きい値RSLthと入力された受信レベルRSLとを比較
する。比較回路131の出力により、対向局の送信器2
の送信電力を最適に制御するため、制御回路132では
制御信号DATAを変調器6に送出する。
【0004】例えばフェーディングが発生すると、アン
テナ12から受信器8への入力レベルが低下したこと
が、受信器8からの受信レベルRSLを表す信号によっ
て送信電力制御器13に伝えられる。送信電力制御器1
3の内部では、比較回路131によって受信レベルのし
きい値RSLthと受信レベルRSLとが比較され、その
結果は制御回路132に入力される。
【0005】制御信号DATAは、RSL≧RSLth
の場合には送信器2の送信電力を制御可能範囲内で減少
させ最適値に設定し、RSL<RSLthの場合には送
信器2の送信電力を制御可能範囲内で増加させ最適値に
設定する。制御信号DATAは、変調器6によってB局
からA局へ伝送する他の信号とともに送信器7から送信
される。A局では、受信器3および復調器4を通って上
記制御信号DATAが送信電力制御器5に伝えられ、送
信器2の送信電力が制御される。
【0006】この方式では、例えばB局のアンテナ12
あるいは受信器8に故障が発生した際、受信レベルRS
Lが低下したようにみえ、受信レベルがしきい値RSL
th以下となり、対向するA局の送信器2の送信電力を増
加させるように制御される。このため、故障期間には、
A局の送信器2の出力レベルは最大となり、隣接する周
波数チャネルや使用している他の回線に対して干渉が起
こることがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、B局の受信器に故障が発生した際,受信レベルが低
下したようにみえて、対向するA局の送信器の出力レベ
ルが最大の状態となって、チャネル間あるいは回線間で
干渉を起こす可能性がある点である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、受信レベルの
検出による制御に加え,受信器によって受信された信号
が復調器によって正常に復調されていない場合には、復
調器から故障警報を送信電力制御器に送出し、送信電力
制御器では故障警報をもとに対向局の送信器の送信電力
を制御することを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明による送信電力制御方式を採用した
無線送受信装置の一実施例を示すブロック図である。図
1において、A局側で1は変調器,2は送信器,3は受
信器,4は復調器,5は送信電力制御器であり、B局側
で6は変調器,7は送信器,8は受信器,9は復調器,
10は送信電力制御器である。また11はA局側アンテ
ナ、12はB局側アンテナである。図2は、送信電力制
御器10の詳細な構成を示すブロック図である。図2に
おいて、101は比較回路,102は制御回路である。
【0010】復調器9から制御器10に故障警報FAS
YNC ALMが入力され、受信された信号を復調する
際に正常に復調が行われているか否かがチエックされて
いる。例えば受信レベルRSLが低下し、熱雑音によっ
て受信信号の同期がとれない程になったときには、同期
はずれを表す故障警報FASYNC ALMが復調器9
から送出される。故障警報FASYNC ALMが制御
回路102に入力されているため、制御回路102では
アンテナ12あるいは受信器8の故障によって故障警報
FASYNC ALMが送出されたことを検出し、送信
電力を制御可能範囲内の最低値に設定するよう制御す
る。この結果、周波数の近い他のチャネルや他の回線へ
の干渉の影響を少なくすることができる。
【0011】なお制御回路102の内部には故障警報F
ASYNC ALMが故障によるものであるのか、ある
いはフェーディングによるものであるのかを区別するた
めのタイマが備えられており、ある規定時間以上にわた
って故障警報FASYNCALMが出力されている場合
に限ってアンテナ12、あるいは受信器が故障であると
判断し、送信電力を最小値に設定するように制御する。
【0012】図1において、送信電力制御器10から出
力される制御信号DATAは、他の信号とともに変調器
6に加えられ、B局側の送信器7からA局側の受信器3
に送出される。A局側では、復調器4により制御信号D
ATAを取出して送信器2の出力電力を制御する。従っ
て受信レベルと故障警報との両方によって送信器2の出
力電力が制御されるため、アンテナ12や受信器8の故
障等で送信器2が誤動作するのを防ぐことができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、受信レベ
ルの検出による送信電力制御に加え、受信された信号が
正常に復調されているか否かを表す故障警報を送信電力
制御器に加えているので、アンテナや受信器で故障が発
生した場合には送信電力を最小値に設定することがで
き、隣接する周波数のチャネルや回線への干渉を少なく
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による送信電力制御方式を採用した無線
送受信装置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す送信電力制御器の詳細な構成を示す
ブロック図である。
【図3】従来技術による送信電力制御方式を採用した無
線送受信装置の一例を示すブロック図である。
【図4】図3に示す送信電力制御器の詳細な構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1,6 変調器 2,7 送信器 3,8 受信器 4,9 復調器 5,10,13 送信電力制御器 11,12 アンテナ 101,131 比較回路 102,132 制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の変調器および第1の送信器より成
    る第1の送信系、第1の受信器および第1の復調器より
    成る第1の受信系ならびに前記第1の復調器からのデー
    タ情報に従って前記第1の送信器の送信電力を制御する
    第1の送信電力制御器から成る第1の無線送受信局(以
    下,A局と称する。)と、 第2の受信器および第2の復調器より成る受信系、第2
    の変調器および第2の送信器より成る第2の送信系なら
    びに前記第2の受信器より得られる受信レベルの情報お
    よび前記第2の復調器より得られる故障警報の情報に従
    って前記A局側の第1の送信器の出力電力制御情報をデ
    ータ情報として生成する第2の送信電力制御器から成る
    第2の無線送受信局(以下,B局と称する。)とを備え
    て構成した送信電力制御方式。
  2. 【請求項2】 前記A局において、 前記第1の変調器は前記第1の送信器に変調をかけるた
    めのものであり、 前記第1の受信器は前記B局からの信号を受信して前記
    第1の復調器に受信信号を送出するためのものであり、 前記第1の復調器は前記第1の受信器の出力から前記第
    1の送信器の送信電力を制御する前記データ情報を検出
    し、制御信号として前記第1の送信器に送出するための
    ものであり、 かつ前記B局において、前記第2の受信器は前記A局か
    らの信号を受信して前記第2の復調器に受信信号を送出
    するとともに、前記第2の送信電力制御器に受信レベル
    を受信レベル情報として送出するためのものであり、 前記第2の復調器は復調信号を送出するとともに、故障
    警報情報を前記第2の送信電力制御器に送出するための
    ものであり、 前記第2の変調器は前記第2の送信器に変調をかけると
    ともに、前記第2の送信電力制御器に前記データ情報を
    発生するためのものであるように構成した請求項1記載
    の送信電力制御方式。
  3. 【請求項3】 前記第2の送信電力制御器から生成され
    る前記データ情報は前記第2の送信器から前記第1の受
    信器に送出される信号の全て,あるいは一部であるよう
    に構成した請求項2記載の送信電力制御方式。
  4. 【請求項4】 前記第2の復調器から前記第2の送信電
    力制御器に送出される故障警報は、前記第2の復調器が
    同期はずれを起したとき、あらかじめ定められた時定数
    の後に発生し、フェ−デイングと故障とを切分けるよう
    に構成した請求項1および2記載の送信電力制御方式。
  5. 【請求項5】 前記第2の送信電力制御器は前記受信レ
    ベルを予め定められたしきい値と比較し、前記前者が前
    記後者より大きいときには前記第1の送信器の送信電力
    を増加させ、前記前者が前記受者より小さいときには前
    記第1の送信器の送信電力を減少させるための比較回路
    と、 前記比較回路からの比較出力を正常時には前記第2の変
    調器に送出するが、前記第2の復調器が前記故障警報が
    送出されたときには前記比較出力を禁止するための制御
    回路とから構成した請求項1および2記載の送信電力制
    御方式。
JP3334218A 1991-11-22 1991-11-22 送信電力制御方式 Pending JPH05145436A (ja)

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JP3334218A JPH05145436A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 送信電力制御方式

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