JPH05144378A - 直流型放電パネルと表示装置 - Google Patents

直流型放電パネルと表示装置

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JPH05144378A
JPH05144378A JP30624791A JP30624791A JPH05144378A JP H05144378 A JPH05144378 A JP H05144378A JP 30624791 A JP30624791 A JP 30624791A JP 30624791 A JP30624791 A JP 30624791A JP H05144378 A JPH05144378 A JP H05144378A
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discharge
panel
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靖 本山
Tetsuo Sakai
徹男 坂井
Mizuyoshi Atozawa
瑞芳 後沢
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Nippon Hoso Kyokai NHK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 直流型放電表示パネルの長寿命化をはかる。 【構成】 パネル内のNeガスとXeガスとKrガスを主体と
した封入全ガス圧をptorr、Xeガスの分圧比をx、Krガ
スの分圧比をkとしたとき、表示パネルの構成条件を0.
01≦x≦0.5 、0≦k≦0.5 、p≦500 、max {80xk(1
-3.3x),1}xp5 ≧ 8.0×109 とするとともに、この表示
パネルをパルスメモリー駆動させたときには、パネルの
陰極実効面積Smm2 、放電維持電流IμA ではmax {80
xk(1-3.3x),1}xp5 ≧ 8.0×109 の代りに max{80xk(1
-3.3x),1}xp5 (S/I)3≧2.4の構成条件とする表示装
置。また、表示パネルの構成条件を0.01≦x≦0.5 、0
≦k≦0.5 、p≦600 、{1+700xk2/(p/200)4 }xp5
1.4×1011とするとともに、この表示パネルをパルスメ
モリー駆動させたときには、パネルの陰極実効面積Smm
2 、放電維持電流IμA では {1+700xk2/(p/200)4 }xp5(S/I)2≧ 6.3×104 の構成
条件とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー直流放電型表
示パネルとそれを用いた表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー直流放電型表示パネルの第1の従
来例は図29に示す構造のものが使用されてきた。(a) は
その断面図、(b) はその表面板を示す図である。図でF
P, BM,BA, A, Ph, C, D, TH およびRPはそれぞれ前面板
(ガラス)、黒格子(ブラック・マトリクス)、隔壁、
陽極(酸化インジウム・錫)、蛍光体、陰極(Ni)、誘
電体、第3電極および背面板(ガラス)を表わす。この
パネルの詳細については刊行物(1) に記載されている
が、XYマトリクスのパネルが一行(ライン)同時駆動
方式で駆動され、比較的大電流(約490 μA)を流すた
め、発光効率は0.025lm/W(白)と悪く、特別の用途を
除いてはテレビジョン受像用パネルには適さない。封入
ガスとしてはHe (93%) −Kr (5%) −Xe (2%)の40
0torr が用いられている。
【0003】第2の従来例には図30に示される構造のも
のがあり、図で前述の図29と同一の要素には同一の参照
符号を付したが、その他AA, DA, R-Ph, G-Ph, B-Ph, P
S, DC, W およびACE はそれぞれ補助陽極、表示陽極、
赤−蛍光体、緑−蛍光体、青−蛍光体、プライミング用
空間、表示セル、土手および補助セルを表わしており、
このパネルの動作については刊行物(2) を参照された
い。
【0004】また第3の従来例には図31に示される構造
のものがあり、図で前述の図29、図30と同一の要素には
同一の参照符号を付したが、その他、F,CB, WB, AAL
およびDAL はそれぞれフィルタ、陰極母線、白バック、
補助陽極線および表示陽極線を表わし、この参照符号の
説明関係は今後も続くものとする。この第3の従来例の
詳細については刊行物(3) を参照されたい。
【0005】またさらに図32に示す構造の第4の従来例
は、その(a)はこのパネルを表示側からみた平面図、(b)
は図(a) の切断線X1−X2に沿ってパネルを切断した時
の切断面である。この構造のパネルはこれから説明しよ
うとする本発明直流型放電表示パネルの構成に最も近い
もので、図で参照符号AC, DAB, Rはそれぞれ補助陰極、
表示陽極母線および電流制限抵抗を表わし、詳細につい
ては刊行物(4) および(5) を参照されたい。
【0006】上述の第2から第4の従来例はそれぞれパ
ルスメモリ駆動方式で駆動され、これらパネルの陰極は
Ni, Al, LaB6などの材料で構成され、封入ガスとしては
He−Xeが1.5 〜5%、全ガス圧は200 〜250torr が使用
されている。
【0007】刊行物一覧 (1) 丹羽他:“17インチDC型高精細度カラープラズマデ
ィスプレイ”、テレビジョン学会誌、Vol.45, No.5 (19
90), pp.571 −577 (2) 村上他:“20型カラー放電表示パネル”、テレビジ
ョン学会技術報告資料、ID88−37 (1988.3) (3) 坂井他:“超低反射率カラー表示放電パネル(I
V)”、電子情報通信学会技術報告資料、EID87 −72 (19
88.2.5.) (4) 特開昭60−253131号(特願昭59−107687号) 「気体
放電表示パネル」 (5) 高野他:“抵抗付放電表示パネルのパルスメモリー
駆動”、テレビジョン学会年次大会 '90, 予稿4-3, pp.
77−78
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べてきた第1の
従来例では、刊行物(1) に詳細にのべられているよう
に、画像のピーク輝度は33cd/m2 程度と暗く発光効率も
良くないので、大形テレビジョン画像用パネルとしては
不適当である。
【0009】このパネルの寿命についてはその刊行物に
は記載されていないが、パネルの行数に逆比例する発光
時間率が1/480 と小さいため輝度が低く、寿命が比較的
長いと推測される。輝度が初期輝度の1/2 になるまでの
動作時間を寿命と定義すると、一般に発光時間率を小さ
くして輝度を下げると当然寿命は延びることになるので
パネルの寿命を比較するときは、輝度×寿命を尺度とす
る必要がある。
【0010】第2および第3の従来例では、メモリー効
果で輝度は上げられピーク輝度が50〜100cd/m2で実際の
寿命は1000hr〜2000hr(時間)とも推定される。実用的
には寿命は100cd/m2×10000hr 程度が必要であるとされ
ているのでこの点が従来大きい欠点となっている。
【0011】寿命を決めている最大の要因は、陰極材料
のスパッタリングによる材料のセル内への付着によっ
て、輝度が低下することであることがわかってきた。ス
パッタリングを小さくするには放電電流を小さくするこ
とが重要であることがわかっており、第2 、第3 の従来
例では、放電維持電流を100 μA 程度に押えてあるがま
だまだ寿命が短かいことがわかってきた。
【0012】第4の従来例は、この点を改良したもの
で、電流制限抵抗をつけて維持電流をさらに小さくして
いるので、寿命は2倍程度になってはいるがまだ不十分
である。
【0013】そこで本発明の目的は前述の欠点を排除
し、その寿命が100cd/m2の輝度で1万時間にも及ぶ直流
型放電パネルおよびそれを用いた表示装置を提供せんと
するものである。そのため本願発明者らは、先に出願し
た特願平3-202135号記載の明細書において、He−Xe系ガ
スで、封入ガスの圧力を上げて、抵抗付パネルを駆動す
る方法を出願した。その後さらに実験を行ない、他のガ
スによっても同様の効果を見い出した。
【0014】
【課題を解決するための手段】すなわち前述の目的を達
成するための本発明直流型放電パネルは、前面板と背面
板を備え、スペーサまたは隔壁によりマトリクス状に放
電セルを形成し、各放電セルにそれぞれ所定の発光色を
放射する蛍光面と各放電セルの放電電流を制限するため
の放電電流制限素子とを備えた直流型放電パネルにおい
て、封入ガスとして、Ne-Xe-Kr 系を用いたものと、He
-Xe-Kr系ガスを用いたものについて、それぞれ次の条件
が満足されるよう構成されたものである。Ne-Xe-Kr系に
ついては、封入ガスとしてのNeガス,Xe ガスおよびKrガ
スの分圧比の合計が全封入ガス圧中少なくとも95%を占
め、Xeガスの全封入ガス圧に対する分圧比をx、Krガス
の全封入ガス圧に対する分圧比をk、全封入ガス圧をp
torrとしたとき、0.01≦x≦0.5 、0≦k≦0.5 、p≦
500 なる条件が満足されるとともに、
【数5】max{80xk(1-3.3x),1}xp5 ≧8.0 ×109 なる条件が満足されるよう構成されたことを特徴とする
ものであり、He-Xe-Kr系については、封入ガスとしての
Heガス、XeガスおよびKrガスの分圧比の合計が全封入ガ
ス圧中少なくとも95%を占め、Xe ガスの全封入ガス圧
に対する分圧比をx、Krガスの分封入ガス圧に対する分
圧比をk、全封入ガス圧をptorrとしたとき、0.01≦x
≦0.5 、0≦k≦0.5 、p≦600 なる条件が満足される
とともに、
【数6】{1+700xk2/(p/200)4 }xp5 ≧1.4 ×1011 なる条件が満足されるよう構成されたことを特徴とする
ものである。ここで数式 max{80xk(1-3.3x),1}は80xk
(1-3.3x)と1といずれか大きい方の数値を採用するとい
う意味である。
【0015】また、本発明表示装置は、前面板と背面板
とを備え、スペーサまたは隔壁によりマトリクス状に放
電セルを形成し、各放電セルにそれぞれ所定の発光色を
放射する蛍光面と各放電セルの放電電流を制限するため
の放電電流制限素子とを備えた直流型放電パネルをパル
スメモリ駆動する表示装置において、封入ガスとしてNe
-Xe-Kr系を用いたものと、He-Xe-Kr系を用いたものにつ
いて、それぞれ次の条件が満足されるよう構成されたも
のである。
【0016】Ne-Xe-Kr系については、封入ガスとしての
Neガス,Xe ガスおよびKrガスの分圧比の合計が全封入ガ
ス圧中少なくとも95%を占め、Xeガスの全封入ガス圧に
対する分圧比をx、Krガスの全封入ガス圧に対する分圧
比をk、全封入ガス圧をptorrとしたとき、0.01≦x≦
0.5 、0≦k≦0.5 、p≦500 なる条件が満足されると
ともに、さらに放電表示パネルの陰極実効面積をSm
m2 、放電維持電流をIμA としたとき、
【数7】max{80xk(1-3.3x),1}xp5(S/I)3 ≧ 2.4 なる条件が満足されるよう構成されたことを特徴とする
ものであり、He-Xe-Kr系については、封入ガスとしての
Heガス、XeガスおよびKrガスの分圧比の合計が全封入ガ
ス圧中少なくとも95%を占め、Xe ガスの全封入ガス圧
に対する分圧比をx、Krガスの全封入ガス圧に対する分
圧比をk、全封入ガス圧をptorrとしたとき、0.01≦x
≦0.5 、0≦k≦0.5 、p≦600 なる条件が満足される
とともに、さらに放電表示パネルの陰極実効面積をSmm
2 、放電維持電流をIμA としたとき、
【数8】 {1+700xk2/(p/200)4 }xp5(S/I)2≧ 6.3×104 なる条件が満足されるよう構成されたことを特徴とする
ものである。
【0017】
【実施例】以下添付図面を参照し実施例により本発明を
詳細に説明するが、これに先立ち本願発明者らが本願発
明に到達した経緯について詳細に説明する。すなわち本
願発明者らは、パルスメモリー動作の寿命の要因をさら
に詳細に考察し、いくつかの基礎実験でこれを確かめ
た。なお、実験は図3に示すパネルで行なった。(a)は
このパネルの平面図、(b) はX1−X2切断面における断面
図である。
【0018】このパネルの陰極材料にはAl, Ni, BaAl4
他を用いた。陰極Cは母線CBの一部を直接用いるか母線
CBの上に陰極材料を付着させるかして形成した。セル障
壁BAおよび白バックWBには白いガラス材を用いた。蛍光
体Phは赤:(YGd)BO3: Eu 、緑:Zn2SiO4 : Mn、青:BaM
g Al14O23 : Eu をペースト化し印刷焼成して用いた。
種々実験の結果本願発明者らは以下に述べる事実を確か
めることができた。
【0019】(1) パルスメモリーの維持パルス動作時の
寿命は、定電流駆動したときと同じ電流であれば、動作
時間率Dを考慮すると、定電流駆動したときと同じにな
る。もちろん定電流駆動したときの寿命もD=1のとき
の寿命を実際のDの値で割った値になる。
【0020】(2) 輝度劣化の特性曲線は図4のようにex
p(−bt) +c で近似できる。ここでb、cは定数で、t
は動作時間である。図4の場合Al陰極、Ne−Xe 10 %、
全封入ガス圧150torr 、定電流I=150 μA 、直流放電
による経時劣化特性である。
【0021】(3) 動作電流が大きくなると急速に寿命T
が短くなる。たとえば発光時間率が1、I=100 μA の
ときT=100hr に対し、I=300 μA のときT=2hrと
なることもわかった。
【0022】(4) いくつかの異なる電流値で動作させた
ときの寿命についても推定できた。これは、パルスメモ
リーのように、書き込み電流I1と維持パルス電流I2が大
きさも時間率も異なる場合に寿命が評価できる方法であ
る。これは要約すると次のようにのべられる。2つの特
性曲線が相似で電流値I1での寿命をT1、I2ではT2とし、
それぞれの動作時間率をD1、D2とすると、それらが混在
したときの寿命Tは、
【数9】T=(D1/T1+D2/T2)-1 (1) であたえられる。たとえば、パルスメモリーの場合I1
300 μA, T1 =2hr, D1=1/2000, I2=100 μA, T2
100hr, D2 =1/60とすると、書き込みだけのときの寿命
はT1/ D1=4000hr、維持だけのときの寿命はT2/D2 =60
00hrであるが、実際の混在するときの寿命Tは2400hrと
なって非常に小さい時間率ではあるが、書き込み時の大
電流によって寿命が短かくなることが明らかにされた。
これらのことから、第4の従来例に見られるものが書き
込み電流が小さくなって寿命がのびることがわかった。
しかしまだ寿命は不十分で本発明によってこの問題は始
めて解決された。
【0023】本発明に係る限定条件は、第4の従来例と
ほぼ同じ構成のパネルでガス組成をかえることによって
確かめられた。たとえばNe−Xe 10%のガスを250torr
封入すると、寿命は飛躍的に増加することがわかった。
この様子を図5に示す。測定に使用したパネルは図3に
示すものである。図5から圧力を200torr よりわずか10
%増加させただけで2倍近くの寿命となり、10000hr を
越えることがわかった。また輝度はこの範囲(150〜300t
orr)ではほぼ一定40cd/m2 であった。
【0024】さらに対数目盛に表わすと図6のようにな
ることがわかった。封入ガスNe-Xe-Kr及びHe-Xe-Kr に
おける寿命対圧力特性についても、それぞれ図7,図8
に示す。これらの曲線のこうばいから寿命はp5〜p6(p
は封入圧力)にほぼ比例することがわかった。
【0025】また、Ne-Xe における寿命対Xe分圧比特性
を図9に示す。さらに、Ne-Xe-Kr及びHe-Xe-Krにおい
て、圧力をパラメータとした寿命対Kr分圧比特性を図1
0, 11に、Xe分圧比をパラメータとしたものを図12, 13
にそれぞれ示す。その他本願発明者らは数多くのデータ
をとった。
【0026】図14は、Ne-Xe における寿命対電流特性を
示す。図15, 16は、Ne-Xe における効率対電流特性で、
パラメータが図15は圧力、図16はXe分圧比となってい
る。図17はNe-Xe-Krにおいて、Kr分圧比をパラメータと
した効率対電流特性を示す。図18, 19は、Ne-Xe におけ
る輝度対電流特性で、パラメータが図18は圧力、図19は
Xe分圧比となっている。図20, 21は、Ne-Xe における維
持電圧対電流特性で、パラメータが図20は圧力、図21は
Xe分圧比となっている。図22は、Ne-Xe における維持電
圧対圧力特性を示す。図23はNe-Xe における最小放電維
持電流対圧力特性を示す。図24, 25は、Ne-Xe-Krにおい
て補助放電セルのみを放電させ、Neの可視光の輝度がKr
及びXeの分圧比の変化で相対的にどのように変化するか
を示す。図26は、Ne可視光の輝度と圧力の特性を示す。
図24, 25よりXe10%でさらにKrを入れていくと、Neの可
視発光が減ることがわかる。以上の測定には、すべてAl
の陰極材料を用い、Hgは入れていない。またNeを含むガ
スの測定にはNeの可視光が含まれている。
【0027】図6,7,9,10, 12, 14からNe-Xe-Kr系
ガスでは、D=1/60のときの寿命Tは、このパネルでは
【数10】 T= max {80xk(1-3.3x),1}2.7 ×10-7 xp5(100/I)3〔hour〕 (2) で近似できることがわかった。ここでxはXeの分圧比、
kはKrの分圧比、pは全圧力〔torr〕、Iは電流値〔μ
A 〕である。表1に、実測値と(2) 式による比較を示し
たが、比較的良い評価法になっている。このパネルは通
常60μA 程度で使用すると安定であるので、1万時間を
越えるTを得るためには
【数11】 {80xk(1-3.3x),1}xp5 ≧ 8.0×109 (3) となるガスを封入する必要がある。
【0028】
【表1】
【0029】また、図8,11, 13よりHe-Xe-Kr系ガスで
は、D=1/60のときの寿命Tは、このパネルでは、
【数12】 T={ 1+ 700xk2/(p/200)4 }7×10-8 xp5(60/I)2 〔hour〕 (4) で近似できることがわかった。ここでxはXeの分圧比、
kはKrの分圧比、pは全圧力〔torr〕、Iは電流値〔μ
A 〕である。表2に、実測値と(4) 式による比較を示し
たが、比較的良い評価法になっている。このパネルは通
常60μA 程度で使用すると安定であるので、1万時間を
越えるTを得るためには
【数13】 { 1+ 700xk2/(p/200)4 }xp5 ≧ 1.4×1011 (5) となるガスを封入する必要がある。
【0030】
【表2】
【0031】放電電流の大きさは、陰極の単位面積当り
の値を考える必要があり、そのためには、実効の陰極面
積を考慮する必要がある。図3に示したパネルの陰極の
ように、陽極との間隔が一定でない場合、実際に正規グ
ロー放電として動作する場所は一般にはpd積によっても
異なるが、この場合、最短距離dの1.2 倍のところまで
にする。それ以上のところを陰極として動作させるため
には、少し高い維持電圧たとえば20V ぐらいが必要とな
るから、最短距離dのところの放電は異常グロー放電に
なり、スパッタが急速に増加するからである。これは、
図6と図20からもわかる。図3のパネルの場合は図27に
示すように、全陰極面積の約2/3 となる。この図で、陽
極を一点としdm=1.2dとすると実効陰極面積Sは
【数14】 このパネルではS=0.04mm2 となる。
【0032】陰極実効面積が定義できたので、電流密度
を計算し、Ne-Xe-Krでは(2) 式を修正すると、
【数15】 T= max{80xk(1-3.3x),1}4.2 ×103 xp5(S/I)3 (6) またHe-Xe-Krでは(4) 式を修正すると、
【数16】 T={ 1+ 700xk2/(p/200)4 }0.16 xp5(S/I)2 (7) となる。ここでSは陰極実効面積mm2 である。
【0033】全圧力の上限については、大気圧(760tor
r) を越えないという制限があるが、特性上は十分な寿
命が得られれば、低い方がよいこと、図23に示すように
安定な最小放電維持電流が圧力pが増えると大きくなり
効率が悪くなるので、最大値はNe-Xe-Kr系は500torr 、
He-Xe-Kr系では600torr と定めた。また放電の安定性か
らx≦0.5 , k≦0.5 とした。放電距離dについては、
pd積がHe-Xe-Kr系については1〜10 (torr・cm) 、Ne-X
e-Kr系については0.5 〜10 (torr・cm) に選べば良い。
【0034】パネルのメモリー駆動の際の書き込みは、
維持電圧より数10V 、たとえば50V大きくしなければな
らないが、図20よりこのような書き込み電圧は大電流を
流すことになり、寿命は短くなってしまう。そこで何ら
かの電流制限素子を直列に入れる必要がある。通常、抵
抗が用いられるので、それをたとえば図32図示のように
つける必要がある。
【0035】以上のことから、抵抗はパネルにおいて、
Ne-Xe-Kr系については、(a) max {80xk(1-3.3x),1}xp
5 ≧8.0 ×109 のガスを封入したもののメモリー駆動法
および(b) max {80xk(1-3.3x),1}xp5(S/I)3 ≧2.4 と
なるパネルとメモリー駆動法の請求範囲が得られる。ま
たHe-Xe-Kr系については、(c) {1+700xk2/(p/200)4
xp5 ≧1.4 ×1011のガスを封入したもののメモリー駆動
法および(d) {1+700xk2/(p/200)4 }xp5(S/I)2 ≧6.3
×104 となるパネルとメモリー駆動法の請求範囲が得ら
れる。
【0036】条件(a) でNe−Xeのみから成る場合の範囲
を図28に示す。またNe-Xe-Krの他に、5%以下の少量の
希ガス、He, Arを入れても、大差ない特性が得られてい
る。
【0037】以上は、陰極材料としてAlを用いた場合を
例にとりのべたが、他の材料でもほぼ同様の効果が得ら
れることがわかった。
【0038】材料がNiの場合、そのままだとAlより寿命
は短かいが、水銀Hgを入れることによって入れる前の10
0 倍程度に延ばすことができるのでAlよりも長い寿命と
なる。
【0039】その他の材料として、BaAl4, LaB6, BaB6
等のボライド、Ba(N3)2,アルカリ金属、Y2O3, ZnO, RuO
2, Cr, Co,グラファイト, Ca0.2La0.8CrO3, Mg, BaLa2O
4,BaAl2O4, LaCrO3 がありほぼ同様の効果を持ってい
る。付着法は、印刷、プラズマ溶射、蒸着、スパッタ等
の方法でつけられる。
【0040】蛍光体は、通常、赤用としてY2O3 : Eu, Y
VO3 : Eu, YP0.65V0.35O4: Eu, YBO3 : Eu, (YGa)BO3 :
Eu, 緑用としてZn2SiO4: Mn, BaMg2Al14O24 : Eu.Mn,
BaAl12O19 : Mn, 青用としてY2SiO4 : Ce, YP0.85V
0.15O4 : Eu, BaMg2Al14O24 :Eu, BaMgAl14O23: Euが用
いられる。付着は印刷、フォトエッチング法、粘着法、
スプレー法などによる。蛍光体をつける場所により反射
型(背面板またはセル壁面)または透過型(前面板)と
呼ばれる。それに応じて、抵抗をつける位置をかえなけ
ればならない。前面板に蛍光体をつけた場合抵抗をつけ
る場所が限られるので反射型の方が自由度が大きい。
【0041】高コントラスト化するためのフィルター
は、文献 テレビ学技報 ED-993 (1986.11.13) に詳細
にのべられているようにパネルに取入れることができ
る。
【0042】抵抗付パネルについては、文献4,5に示
されているものでもよいが、図1に他の例を示す。この
セル構造では、前面板FGに抵抗Rがついているのが特徴
で、他は、図32とほぼ同じである。
【0043】他の例として、書き込み電極だけに抵抗が
ついている例を図2に示す。前面板に陰極があり、背面
板に書き込み陽極母線(WAB)が上下方向に走っており、
そこから抵抗(R) を経て、書込み陽極(WA)に接続され
る。一方、表示陽極(DA)は、その母線(DAB) よりセル中
央部へ突出させている。DAB はCと平行になっている
が、WAB と平行になっていてもよい。維持放電はDAB と
Cの間で行なわれるのでどちらでもよい。この場合はパ
ルスメモリーモードでしか駆動できない。
【0044】抵抗付パネルは、(1) 抵抗をつける場所、
前面板または背面板、(2) つける電極、陽極側、陰極
側、または書き込み電極のみ、(3) 補助放電の有無の組
合せによって分類されるが、それぞれに対応するものが
前述の2例のように考えられ、他の例も同様に考えられ
る。また、ほぼ同時に出願する発明(後沢、坂井、本
山)に述べられている抵抗付パネルと併用すると格段と
良いパネルが得られる。
【0045】抵抗付パネルの駆動には、直流メモリーモ
ードと、パルスメモリー駆動方式の2通りあるが通常両
方のモードで使用可能である。
【0046】以上本発明の実施例について詳細に説明し
てきたが、本発明はこれに限定されることなく、特許請
求の範囲に記載された要旨内で各種の変形、変更の可能
なことは自明であろう。
【0047】
【発明の効果】以上本発明の実施例で詳細に説明してき
たように、本発明放電パネルや表示装置を用いると、直
流型放電パネルの寿命が飛躍的にのび、実用化が期待で
きる。
【0048】また、図2図示構成のパネルのように、書
き込み電極のみに抵抗がついている構成では、抵抗のバ
ラツキが多少あっても輝度ムラにならない利点がある。
またさらに陰極と表示陽極母線が平行になっている構成
では維持パルスの消費電力が小さくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本発明に係る抵抗付きパネル実施例の表
示側からみた平面図を、(b) は同(a) 図の切断面X1−X2
における断面図を示す。
【図2】(a) は本発明に係る抵抗付きパネルの他の実施
例の表示側からみた平面図を、(b) は同(a) 図の切断面
X1−X2における断面図を示す。
【図3】(a) は本発明のための実験に用いたパネル構成
の表示側からみた平面図を、(b) は同(a) 図の切断面X1
−X2における断面図を示す。
【図4】図3図示実験パネルを用いたときの直流放電に
よる輝度経時変化を示す。
【図5】本発明の効果を定量的に説明するための寿命対
圧力特性を示す。
【図6】本発明の効果を定量的に説明するための寿命対
圧力特性を示す。
【図7】本発明の効果を定量的に説明するための寿命対
圧力特性を示す。
【図8】本発明の効果を定量的に説明するための寿命対
圧力特性を示す。
【図9】本発明の効果を定量的に説明するための寿命対
Xe分圧比特性を示す。
【図10】本発明の効果を定量的に説明するための寿命
対Kr分圧比特性を示す。
【図11】本発明の効果を定量的に説明するための寿命
対Kr分圧比特性を示す。
【図12】本発明の効果を定量的に説明するための寿命
対Kr分圧比特性を示す。
【図13】本発明の効果を定量的に説明するための寿命
対Kr分圧比特性を示す。
【図14】本発明の効果を定量的に説明するための寿命
対電流特性を示す。
【図15】本発明に係る発光効率対電流特性を示す。
【図16】本発明に係る発光効率対電流特性を示す。
【図17】本発明に係る発光効率対電流特性を示す。
【図18】本発明に係る発光出力輝度対電流特性を示
す。
【図19】本発明に係る発光出力輝度対電流特性を示
す。
【図20】本発明に係る維持電圧対電流特性を示す。
【図21】本発明に係る維持電圧対電流特性を示す。
【図22】本発明に係る維持電圧対圧力特性を示す。
【図23】本発明に係る安定な最小放電維持電流対圧力
特性を示す。
【図24】本発明に係る補助放電セルの輝度対Kr分圧比
特性を示す。
【図25】本発明に係る補助放電セルの輝度対Xe分圧比
特性を示す。
【図26】本発明に係る補助放電セルの輝度対圧力特性
を示す。
【図27】本発明に係る放電表示パネルの陰極実効面積
を説明するための図を示す。
【図28】本発明に係るI=60μA 、S=0.04mm2 の場
合の圧力対Xe分圧比の範囲を示す。
【図29】(a) は放電表示パネル第1の従来例の断面図
を、(b) はその表示側からみた平面図を示す。
【図30】放電表示パネル第2の従来例の構成を示す。
【図31】放電表示パネル第3の従来例の構成を示す。
【図32】(a) は放電表示パネルの第4の従来例の表示
側からみた平面図を、(b) は同(a) 図の切断面X1−X2
の断面図を示す。
【符号の説明】
FP 前面板 RP 背面板 BM 黒格子 BA 隔壁 DCE 表示セル ACE 補助セル A 陽極 DA 表示陽極 DAB 表示陽極母線 DAL 表示陽極線 AA 補助陽極 AAL 補助陽極線 C 陰極 AC 補助陰極 CB 陰極母線 DC 表示陰極 Ph 蛍光体 W 土手 WB 白バック WW 白壁材料 R 抵抗 D 誘電体 TH 第3電極 PS プライミング空間 WA 書き込み陽極 WAB 書き込み陽極母線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面板と背面板とを備え、スペーサまた
    は隔壁によりマトリクス状に放電セルを形成し、各放電
    セルにそれぞれ所定の発光色を放射する蛍光面と各放電
    セルの放電電流を制限するための放電電流制限素子とを
    備えた直流型放電パネルにおいて、封入ガスとしてのNe
    ガス,Xe ガスおよびKrガスの分圧比の合計が全封入ガス
    圧中少なくとも95%を占め、Xeガスの全封入ガス圧に対
    する分圧比をx、Krガスの全封入ガス圧に対する分圧比
    をk、全封入ガス圧をp torrとしたとき、0.01≦x≦
    0.5 、0≦k≦0.5 、p≦500 なる条件が満足されると
    ともに、 【数1】max{80xk(1-3.3x), 1 }xp5 ≧8.0 ×109 なる条件が満足されるよう構成されたことを特徴とする
    直流型放電パネル。
  2. 【請求項2】 前面板と背面板とを備え、スペーサまた
    は隔壁によりマトリクス状に放電セルを形成し、各放電
    セルにそれぞれ所定の発光色を放射する蛍光面と各放電
    セルの放電電流を制限するための放電電流制限素子とを
    備えた直流型放電パネルをパルスメモリ駆動する表示装
    置において、前記パネルの封入ガスとしてのNeガス,Xe
    ガスおよびKrガスの分圧比の合計が全封入ガス圧中少な
    くとも95%を占め、Xeガスの全封入ガス圧に対する分圧
    比をx、Krガスの全封入ガス圧に対する分圧比をk、全
    封入ガス圧をp torr としたとき、0.01≦x≦0.5 、0
    ≦k≦0.5 、p≦500 なる条件が満足されるとともに、
    さらに放電表示パネルの陰極実効面積をSmm2 、放電維
    持電流をIμA としたとき、 【数2】max{80xk(1-3.3x), 1 }xp5 (S/I)3≧ 2.4 なる条件が満足されるよう構成されたことを特徴とする
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前面板と背面板とを備え、スペーサまた
    は隔壁によりマトリクス状に放電セルを形成し、各放電
    セルにそれぞれ所定の発光色を放射する蛍光面と各放電
    セルの放電電流を制限するための放電電流制限素子とを
    備えた直流型放電パネルにおいて、封入ガスとしてのHe
    ガス,Xe ガスおよびKrガスの分圧比の合計が全封入ガス
    圧中少なくとも95%を占め、Xeガスの全封入ガス圧に対
    する分圧比をx、Krガスの全封入ガス圧に対する分圧比
    をk、全封入ガス圧をp torrとしたとき、0.01≦x≦
    0.5 、0≦k≦0.5 、p≦600 なる条件が満足されると
    ともに、 【数3】{1+700xk2/(p/200)4 }xp5 ≧ 1.4×1011 なる条件が満足されるよう構成されたことを特徴とする
    直流型放電パネル。
  4. 【請求項4】 前面板と背面板とを備え、スペーサまた
    は隔壁によりマトリクス状に放電セルを形成し、各放電
    セルにそれぞれ所定の発光色を放射する蛍光面と各放電
    セルの放電電流を制限するための放電電流制限素子とを
    備えた直流型放電パネルをパルスメモリ駆動する表示装
    置において、前記パネルの封入ガスとしてのHeガス,Xe
    ガスおよびKrガスの分圧比の合計が全封入ガス圧中少な
    くとも95%を占め、Xeガスの全封入ガス圧に対する分圧
    比をx、Krガスの全封入ガス圧に対する分圧比をk、全
    封入ガス圧をp torr としたとき、0.01≦x≦0.5 、0
    ≦k≦0.5 、p≦600 なる条件が満足されるとともに、
    さらに放電表示パネルの陰極実効面積をSmm2 、放電維
    持電流をIμA としたとき、 【数4】 {1+700xk2/(p/200)4 }xp5(S/I)2 ≧ 6.3×104 なる条件が満足されるよう構成されたことを特徴とする
    表示装置。
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