JPH0514031A - マイクロストリツプアンテナの製造方法 - Google Patents
マイクロストリツプアンテナの製造方法Info
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- JPH0514031A JPH0514031A JP3190766A JP19076691A JPH0514031A JP H0514031 A JPH0514031 A JP H0514031A JP 3190766 A JP3190766 A JP 3190766A JP 19076691 A JP19076691 A JP 19076691A JP H0514031 A JPH0514031 A JP H0514031A
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- microstrip antenna
- center
- center frequency
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q9/00—Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/0407—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
- H01Q9/0442—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna with particular tuning means
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49016—Antenna or wave energy "plumbing" making
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マイクロストリップアンテナの製造時に、そ
の中心周波数を容易に補正することができるようにす
る。 【構成】 誘電体を介してアース導体と対向して輻射導
体を設けるときに、輻射導体の周縁部分が突出した突出
部を設け、この突出部を所定量、削ることによって、マ
イクロストリップアンテナの中心周波数を調整するもの
である。また、上記突出部を設けずに、輻射導体の周縁
部を所定量、削ることによって、マイクロストリップア
ンテナの中心周波数を調整するものである。
の中心周波数を容易に補正することができるようにす
る。 【構成】 誘電体を介してアース導体と対向して輻射導
体を設けるときに、輻射導体の周縁部分が突出した突出
部を設け、この突出部を所定量、削ることによって、マ
イクロストリップアンテナの中心周波数を調整するもの
である。また、上記突出部を設けずに、輻射導体の周縁
部を所定量、削ることによって、マイクロストリップア
ンテナの中心周波数を調整するものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送受信用等に使
用されるマイクロストリップアンテナの製造方法に関す
るものである。
用されるマイクロストリップアンテナの製造方法に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のマイクロストリップアンテナとし
ては、図６に示すものが知られ、この従来例において、
アース導体１０の上に誘電体２０が設けられ、この誘電
体２０の上に銅箔等の輻射導体３０が設けられている。
そして、通常、誘電体を挟むようにこの誘電体の両面に
銅箔が設けられた基板を使用し、その一方の面の銅箔を
アース導体１０として使用し、他方の面の銅箔を所定形
状にエッチングして輻射導体３０として使用している。
ては、図６に示すものが知られ、この従来例において、
アース導体１０の上に誘電体２０が設けられ、この誘電
体２０の上に銅箔等の輻射導体３０が設けられている。
そして、通常、誘電体を挟むようにこの誘電体の両面に
銅箔が設けられた基板を使用し、その一方の面の銅箔を
アース導体１０として使用し、他方の面の銅箔を所定形
状にエッチングして輻射導体３０として使用している。
【０００３】また、輻射導体３０の一辺の長さ、誘電体
２０の厚さ、誘電体２０の誘電率等によって、マイクロ
ストリップアンテナの中心周波数が変化する。
２０の厚さ、誘電体２０の誘電率等によって、マイクロ
ストリップアンテナの中心周波数が変化する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マイクロス
トリップアンテナの受信周波数の帯域幅は、その中心周
波数の１〜２％であり、材料の管理、製造誤差等が重な
ると、中心周波数がずれて、マイクロストリップアンテ
ナの受信帯域内に衛星放送の送信周波数が入らないこと
がある。たとえば、誘電率が２．６の基板を上記誘電体
として使用し、アンテナの中心周波数を１．５７５ＧＨ
ｚとして設計し、アンテナの寸法精度を２００μｍとし
た場合、約１０ＭＨｚもずれる。受信周波数の中心周波
数が１．５７５ＭＨｚであれば、その帯域幅は、１５．
７５〜３１．５ＭＨｚであり、その寸法精度がさらに低
下したり、他の条件が加わると、マイクロストリップア
ンテナの中心周波数がずれて、衛星放送の送信周波数が
受信周波数の帯域幅に入らないことになる。
トリップアンテナの受信周波数の帯域幅は、その中心周
波数の１〜２％であり、材料の管理、製造誤差等が重な
ると、中心周波数がずれて、マイクロストリップアンテ
ナの受信帯域内に衛星放送の送信周波数が入らないこと
がある。たとえば、誘電率が２．６の基板を上記誘電体
として使用し、アンテナの中心周波数を１．５７５ＧＨ
ｚとして設計し、アンテナの寸法精度を２００μｍとし
た場合、約１０ＭＨｚもずれる。受信周波数の中心周波
数が１．５７５ＭＨｚであれば、その帯域幅は、１５．
７５〜３１．５ＭＨｚであり、その寸法精度がさらに低
下したり、他の条件が加わると、マイクロストリップア
ンテナの中心周波数がずれて、衛星放送の送信周波数が
受信周波数の帯域幅に入らないことになる。
【０００５】このように、従来装置においては、マイク
ロストリップアンテナの中心周波数を均一に維持して製
造することが困難であるという問題がある。
ロストリップアンテナの中心周波数を均一に維持して製
造することが困難であるという問題がある。
【０００６】本発明は、マイクロストリップアンテナの
製造時に、その中心周波数を容易に補正することができ
るマイクロストリップアンテナの製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
製造時に、その中心周波数を容易に補正することができ
るマイクロストリップアンテナの製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、輻射導体の重
心と給電点とを結ぶ線の延長線と輻射導体の周縁との交
点とほぼ同じ位置または、上記延長線と重心上で直交す
る線と輻射導体の周縁との交点とほぼ同じ位置に、輻射
導体の周縁部分が突出した突出部を設け、この突出部を
所定量、削ることによって、マイクロストリップアンテ
ナの中心周波数を調整するものである。また、本発明
は、上記突出部を設けずに、輻射導体の周縁部を所定
量、削ることによって、マイクロストリップアンテナの
中心周波数を調整するものである。
心と給電点とを結ぶ線の延長線と輻射導体の周縁との交
点とほぼ同じ位置または、上記延長線と重心上で直交す
る線と輻射導体の周縁との交点とほぼ同じ位置に、輻射
導体の周縁部分が突出した突出部を設け、この突出部を
所定量、削ることによって、マイクロストリップアンテ
ナの中心周波数を調整するものである。また、本発明
は、上記突出部を設けずに、輻射導体の周縁部を所定
量、削ることによって、マイクロストリップアンテナの
中心周波数を調整するものである。
【０００８】
【実施例】図１は、本発明の一実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【０００９】この実施例において、アース導体１０の上
に誘電体２０が設けられ、誘電体２０の上に輻射導体３
０が設けられている。この輻射導体３０は、その周縁に
突出部４０が設けられ、輻射導体３０を作る時に同時に
作られる。つまり、誘電体２０を介してアース導体１０
と対向して輻射導体３０を設けるときに、輻射導体３０
の周縁部分が突出した突出部４０を設ける。そして、そ
の後、突出部４０の突出量ｄを所定量、削ることによっ
て、マイクロストリップアンテナの中心周波数を調整す
るようにしている。
に誘電体２０が設けられ、誘電体２０の上に輻射導体３
０が設けられている。この輻射導体３０は、その周縁に
突出部４０が設けられ、輻射導体３０を作る時に同時に
作られる。つまり、誘電体２０を介してアース導体１０
と対向して輻射導体３０を設けるときに、輻射導体３０
の周縁部分が突出した突出部４０を設ける。そして、そ
の後、突出部４０の突出量ｄを所定量、削ることによっ
て、マイクロストリップアンテナの中心周波数を調整す
るようにしている。
【００１０】なお、アース導体１０および誘電体２０の
大きさは、受信信号の周波数によって異なるが、実施例
の場合は、１．５ＧＨｚの信号を受信することを想定
し、約７ｃｍ角の方形である。また、輻射導体３０も受
信信号の周波数によって異なり、輻射導体３０の一辺の
長さは受信波長の１／４程度であり、上記実施例におい
ては約５ｃｍ角である。
大きさは、受信信号の周波数によって異なるが、実施例
の場合は、１．５ＧＨｚの信号を受信することを想定
し、約７ｃｍ角の方形である。また、輻射導体３０も受
信信号の周波数によって異なり、輻射導体３０の一辺の
長さは受信波長の１／４程度であり、上記実施例におい
ては約５ｃｍ角である。
【００１１】実際には、マイクロストリップアンテナの
中心周波数が、所望の周波数よりも少し低くなるよう
に、突出部４０を含めた輻射導体３０の形状を設計し、
突出部４０を徐々に削って周波数を徐々に高くし、所望
の周波数になったときに、削る動作を停止する。たとえ
ば、カットラインＣ１まで削り、それでも中心周波数が
まだ高ければカットラインＣ２まで削り、…というよう
に削り量を増加して中心周波数を調整する。なお、突出
部４０を削るには、サンドブラスト法、レーザーカット
法等を採用する。なお、場合によってはナイフで突出部
４０を削ってもよい。
中心周波数が、所望の周波数よりも少し低くなるよう
に、突出部４０を含めた輻射導体３０の形状を設計し、
突出部４０を徐々に削って周波数を徐々に高くし、所望
の周波数になったときに、削る動作を停止する。たとえ
ば、カットラインＣ１まで削り、それでも中心周波数が
まだ高ければカットラインＣ２まで削り、…というよう
に削り量を増加して中心周波数を調整する。なお、突出
部４０を削るには、サンドブラスト法、レーザーカット
法等を採用する。なお、場合によってはナイフで突出部
４０を削ってもよい。
【００１２】図２は、上記実施例における突出部４０の
配置の説明図であり、図２（１）は、上記実施例の平面
図であり、図２（２）は、その正面図である。
配置の説明図であり、図２（１）は、上記実施例の平面
図であり、図２（２）は、その正面図である。
【００１３】輻射導体３０は、誘電体２０のほぼ中央に
配置され、輻射導体３０の重心３０ｃと、輻射導体３０
のうちで突出部４０を除いた部分におけるコーナー部３
２とを結ぶ直線上の分割点（給電点）３２であって、重
心３０ｃから「１」、コーナー部３２から「２」だけ離
れた分割点（給電点）３２の真下にコネクタ５０が設け
られている。なお、コネクタ５０の芯線は輻射導体３０
と接続され、コネクタ５０の外被導体はアース導体１０
に接続されている。
配置され、輻射導体３０の重心３０ｃと、輻射導体３０
のうちで突出部４０を除いた部分におけるコーナー部３
２とを結ぶ直線上の分割点（給電点）３２であって、重
心３０ｃから「１」、コーナー部３２から「２」だけ離
れた分割点（給電点）３２の真下にコネクタ５０が設け
られている。なお、コネクタ５０の芯線は輻射導体３０
と接続され、コネクタ５０の外被導体はアース導体１０
に接続されている。
【００１４】突出部４０は、輻射導体の重心と給電点と
を結ぶ線の延長線と輻射導体の周縁との交点とほぼ同じ
位置または、上記延長線と重心上で直交する線と輻射導
体の周縁との交点とほぼ同じ位置に、輻射導体の周縁部
分が突出した突出部の一例である。
を結ぶ線の延長線と輻射導体の周縁との交点とほぼ同じ
位置または、上記延長線と重心上で直交する線と輻射導
体の周縁との交点とほぼ同じ位置に、輻射導体の周縁部
分が突出した突出部の一例である。
【００１５】つまり、輻射導体３０の重心３０ｃと給電
点３１とを結ぶ線の延長線Ｌ１と輻射導体３０の周縁と
の交点３２、３３とほぼ同じ位置に輻射導体３０の周縁
部分が突出した突出部または、延長線Ｌ１と重心３０ｃ
上で直交する線Ｌ２と輻射導体３０の周縁との交点３
４、３５とほぼ同じ位置に輻射導体の周縁部分が突出し
た突出部であれば、突出部４０の代わりに使用できる。
具体的には、突出部４０の設置位置は、図２に符号４０
で示す位置の代わりに、破線で示す位置４１、４２、４
３であってもよくまた、破線で示す位置４４、４５、４
６、４７の位置であってもよい、この場合、位置４０〜
４３と位置４４〜４７とは、円偏波が右偏波か左偏波か
によって決定される。なお、重心３０ｃから位置３２、
３３、３４、３５を中心として±１０度の範囲に突出部
を設ければよい。
点３１とを結ぶ線の延長線Ｌ１と輻射導体３０の周縁と
の交点３２、３３とほぼ同じ位置に輻射導体３０の周縁
部分が突出した突出部または、延長線Ｌ１と重心３０ｃ
上で直交する線Ｌ２と輻射導体３０の周縁との交点３
４、３５とほぼ同じ位置に輻射導体の周縁部分が突出し
た突出部であれば、突出部４０の代わりに使用できる。
具体的には、突出部４０の設置位置は、図２に符号４０
で示す位置の代わりに、破線で示す位置４１、４２、４
３であってもよくまた、破線で示す位置４４、４５、４
６、４７の位置であってもよい、この場合、位置４０〜
４３と位置４４〜４７とは、円偏波が右偏波か左偏波か
によって決定される。なお、重心３０ｃから位置３２、
３３、３４、３５を中心として±１０度の範囲に突出部
を設ければよい。
【００１６】突出部４０の突出方向は、図２（１）にお
いては横方向である。また、突出部４０の突出量ｄを調
整する場合、上記実施例におけるマイクロストリップア
ンテナをネットワークアナライザに接続し、このときの
定在波比（ＳＷＲ）を見ながら、マイクロストリップア
ンテナの中心周波数が所望値になるまで、削り量を徐々
に増加させて、突出量ｄを調整する。
いては横方向である。また、突出部４０の突出量ｄを調
整する場合、上記実施例におけるマイクロストリップア
ンテナをネットワークアナライザに接続し、このときの
定在波比（ＳＷＲ）を見ながら、マイクロストリップア
ンテナの中心周波数が所望値になるまで、削り量を徐々
に増加させて、突出量ｄを調整する。
【００１７】受信信号の中心周波数が１．５ＧHz以外で
ある場合には、突出部４０の突出量ｄを調整する以前
に、アース導体１０、誘電体２０、輻射導体３０の大き
さ、誘電体２０の誘電率のうちで、１つまたは複数を、
その受信周波数に応じて変えればよい。
ある場合には、突出部４０の突出量ｄを調整する以前
に、アース導体１０、誘電体２０、輻射導体３０の大き
さ、誘電体２０の誘電率のうちで、１つまたは複数を、
その受信周波数に応じて変えればよい。
【００１８】図３は、本発明の他の実施例の説明図であ
る。この実施例は、突出部４０の代わりに、輻射導体３
０の対角線方向と同じ方向に、突出部４０と同様の突出
部４０ａが配置された例である。なお、突出部４０ａの
代わりに、破線で示す位置４１ａ、４２ａ、４３ａに突
出部を配置するようにしてもよい。
る。この実施例は、突出部４０の代わりに、輻射導体３
０の対角線方向と同じ方向に、突出部４０と同様の突出
部４０ａが配置された例である。なお、突出部４０ａの
代わりに、破線で示す位置４１ａ、４２ａ、４３ａに突
出部を配置するようにしてもよい。
【００１９】図４は、本発明のさらに他の実施例の説明
図である。
図である。
【００２０】この実施例は、誘電体２０の上に円形の輻
射導体６０が設けられ、輻射導体６０の周縁部６２に、
突出部４０と同様の突出部７０が設けられている。な
お、輻射導体６０の重心６０ｃと、図示しないコネクタ
の芯線が接続される位置（給電点）６１とを結ぶ直線が
輻射導体６０の周縁と交差する位置に、突出部７０が配
置される。上記コネクタの芯線が接続される位置（給電
点）６１は、重心６０ｃから「１」、周縁から「２」だ
け離れた位置である。
射導体６０が設けられ、輻射導体６０の周縁部６２に、
突出部４０と同様の突出部７０が設けられている。な
お、輻射導体６０の重心６０ｃと、図示しないコネクタ
の芯線が接続される位置（給電点）６１とを結ぶ直線が
輻射導体６０の周縁と交差する位置に、突出部７０が配
置される。上記コネクタの芯線が接続される位置（給電
点）６１は、重心６０ｃから「１」、周縁から「２」だ
け離れた位置である。
【００２１】図４に示す実施例におけるマイクロストリ
ップアンテナの中心周波数を調整する場合、輻射導体６
０から突出部７０が突出する量を調整すればよい。ま
た、図４に示す実施例において、突出部７０の代わり
に、破線で示す位置７１、７２、７３に、突出部７０に
相当する突出部を配置するようにしてもよい。この場
合、位置７１、７２、７３は、突出部７０の位置から９
０度づつずれた位置である。すなわち、輻射導体６０の
重心６０ｃと給電点６１とを結ぶ線の延長線Ｌ３と輻射
導体６０の周縁との交点とほぼ同じ位置６２、７２また
は、延長線Ｌ３と重心６０ｃ上で直交する線Ｌ４と輻射
導体６０の周縁との交点とほぼ同じ位置７１、７３に突
出部を設置してもよい。
ップアンテナの中心周波数を調整する場合、輻射導体６
０から突出部７０が突出する量を調整すればよい。ま
た、図４に示す実施例において、突出部７０の代わり
に、破線で示す位置７１、７２、７３に、突出部７０に
相当する突出部を配置するようにしてもよい。この場
合、位置７１、７２、７３は、突出部７０の位置から９
０度づつずれた位置である。すなわち、輻射導体６０の
重心６０ｃと給電点６１とを結ぶ線の延長線Ｌ３と輻射
導体６０の周縁との交点とほぼ同じ位置６２、７２また
は、延長線Ｌ３と重心６０ｃ上で直交する線Ｌ４と輻射
導体６０の周縁との交点とほぼ同じ位置７１、７３に突
出部を設置してもよい。
【００２２】また、上記実施例において、突出部４０、
４０ａ、７０の形状は方形であるが、突出部４０、４０
ａ、７０は方形以外の形状を有するものであってもよ
い。ただし、鋭角部分は表皮効果のために無視されるの
で、鋭角部分を突出部に設けることは、中心周波数の調
整に関しては余り意味がない。
４０ａ、７０の形状は方形であるが、突出部４０、４０
ａ、７０は方形以外の形状を有するものであってもよ
い。ただし、鋭角部分は表皮効果のために無視されるの
で、鋭角部分を突出部に設けることは、中心周波数の調
整に関しては余り意味がない。
【００２３】図５は、本発明の別の実施例の説明図であ
り、輻射導体３０と同様の方形の輻射導体８０の周縁部
を所定量、削ることによって、マイクロストリップアン
テナの中心周波数を調整する場合の説明図である。
り、輻射導体３０と同様の方形の輻射導体８０の周縁部
を所定量、削ることによって、マイクロストリップアン
テナの中心周波数を調整する場合の説明図である。
【００２４】図５（１）に示す場合は、輻射導体８０の
コーナー部分８２をその対角線とほぼ直交する方向に削
る場合の図である。たとえば、カットラインＣ３、Ｃ
４、…に沿って、輻射導体８０のコーナー部分を削る。
このようにしても、マイクロストリップアンテナの中心
周波数が徐々に、高くなる。なお、輻射導体８０のコー
ナー部分を、その対角線とほぼ直交する方向以外の方向
に削るようにしてもよい。なお、コーナー部分８２は、
輻射導体８０の重心８０ｃと給電点８１とを結ぶ線の延
長線Ｌ５と輻射導体８０の周縁との交点であるが、コー
ナー部分８２を削る代わりに、コーナー部分８２とほぼ
同じ位置における輻射導体８０を削るようにしてもよ
く、延長線Ｌ５と周縁との他の交点８３とほぼ同じ位置
における輻射導体８０を削るようにしてもよく、また
は、延長線Ｌ５と重心８０ｃ上で直交する線Ｌ６と輻射
導体８０の周縁との交点８４、８５とほぼ同じ位置にお
ける輻射導体８０を削るようにしてもよい。
コーナー部分８２をその対角線とほぼ直交する方向に削
る場合の図である。たとえば、カットラインＣ３、Ｃ
４、…に沿って、輻射導体８０のコーナー部分を削る。
このようにしても、マイクロストリップアンテナの中心
周波数が徐々に、高くなる。なお、輻射導体８０のコー
ナー部分を、その対角線とほぼ直交する方向以外の方向
に削るようにしてもよい。なお、コーナー部分８２は、
輻射導体８０の重心８０ｃと給電点８１とを結ぶ線の延
長線Ｌ５と輻射導体８０の周縁との交点であるが、コー
ナー部分８２を削る代わりに、コーナー部分８２とほぼ
同じ位置における輻射導体８０を削るようにしてもよ
く、延長線Ｌ５と周縁との他の交点８３とほぼ同じ位置
における輻射導体８０を削るようにしてもよく、また
は、延長線Ｌ５と重心８０ｃ上で直交する線Ｌ６と輻射
導体８０の周縁との交点８４、８５とほぼ同じ位置にお
ける輻射導体８０を削るようにしてもよい。
【００２５】図５（２）に示す場合は、輻射導体８０の
コーナー部分を方形の形状で削る場合の図である。たと
えば、Ｌ字形のカットラインＣ５、Ｃ６、…に沿って、
輻射導体８０のコーナー部分を削る。この場合も、輻射
導体８０の削り量が多くなるに従って、輻射導体８０の
一辺の長さが次第に短くなるので、マイクロストリップ
アンテナの中心周波数が次第に高くなる。
コーナー部分を方形の形状で削る場合の図である。たと
えば、Ｌ字形のカットラインＣ５、Ｃ６、…に沿って、
輻射導体８０のコーナー部分を削る。この場合も、輻射
導体８０の削り量が多くなるに従って、輻射導体８０の
一辺の長さが次第に短くなるので、マイクロストリップ
アンテナの中心周波数が次第に高くなる。
【００２６】また、図５においては、方形の輻射導体８
０の周縁部を所定量、削ることによって、マイクロスト
リップアンテナの中心周波数を調整しているが、この代
わりに、円形の輻射導体の周縁部を所定量、削るように
してもよい。円形の輻射導体の周縁部を所定量、削る場
合も、その削る位置は、方形の輻射導体８０の場合と同
様である。
０の周縁部を所定量、削ることによって、マイクロスト
リップアンテナの中心周波数を調整しているが、この代
わりに、円形の輻射導体の周縁部を所定量、削るように
してもよい。円形の輻射導体の周縁部を所定量、削る場
合も、その削る位置は、方形の輻射導体８０の場合と同
様である。
【００２７】
【発明の効果】本発明によれば、マイクロストリップア
ンテナの製造時に、その中心周波数を容易に補正するこ
とができるという効果を奏する。
ンテナの製造時に、その中心周波数を容易に補正するこ
とができるという効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図２】上記実施例における突出部４０の配置の説明図
である。
である。
【図３】本発明の他の実施例の説明図である。
【図４】本発明のさらに他の実施例を示す説明図であ
る。
る。
【図５】本発明の別の実施例の説明図である。
【図６】従来のマイクロストリップアンテナの一例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
１０…アース導体、
２０…誘電体、
３０、６０、８０…輻射導体、
４０、４０ａ、７０…突出部、
５０…コネクタ、
ｄ…突出量。
Claims (2)
- 【請求項１】 輻射導体の重心と給電点とを結ぶ線の延
長線と上記輻射導体の周縁との交点とほぼ同じ位置また
は、上記延長線と上記重心上で直交する線と上記輻射導
体の周縁との交点とほぼ同じ位置に、上記輻射導体の周
縁部分が突出した突出部を設け、この突出部を所定量、
削ることによって、マイクロストリップアンテナの中心
周波数を調整することを特徴とするマイクロストリップ
アンテナの製造方法。 - 【請求項２】 誘電体を介してアース導体と対向して、
方形または円形の輻射導体を設け、上記輻射導体の重心
と給電点とを結ぶ線の延長線と上記輻射導体の周縁との
交点とほぼ同じ位置または、上記延長線と上記重心上で
直交する線と上記輻射導体の周縁との交点とほぼ同じ位
置における上記輻射導体を、所定量、削ることによっ
て、マイクロストリップアンテナの中心周波数を調整す
ることを特徴とするマイクロストリップアンテナの製造
方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3190766A JPH0514031A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | マイクロストリツプアンテナの製造方法 |
| US07/910,831 US5307556A (en) | 1991-07-04 | 1992-07-06 | Method of manufacturing a micro-strip antenna |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3190766A JPH0514031A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | マイクロストリツプアンテナの製造方法 |
| US07/910,831 US5307556A (en) | 1991-07-04 | 1992-07-06 | Method of manufacturing a micro-strip antenna |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0514031A true JPH0514031A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=26506297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3190766A Pending JPH0514031A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | マイクロストリツプアンテナの製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5307556A (ja) |
| JP (1) | JPH0514031A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002335114A (ja) * | 2001-05-09 | 2002-11-22 | Furukawa Electric Co Ltd:The | チップアンテナとその特性調整方法 |
Families Citing this family (4)
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|---|---|---|---|---|
| JP3232895B2 (ja) * | 1994-08-05 | 2001-11-26 | 株式会社村田製作所 | 表面実装型アンテナ及びその周波数調整方法 |
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-
1991
- 1991-07-04 JP JP3190766A patent/JPH0514031A/ja active Pending
-
1992
- 1992-07-06 US US07/910,831 patent/US5307556A/en not_active Expired - Lifetime
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| JP4514361B2 (ja) * | 2001-05-09 | 2010-07-28 | 古河電気工業株式会社 | チップアンテナとその特性調整方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5307556A (en) | 1994-05-03 |
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