JPH05140174A - りん酸トリエステルの製造方法 - Google Patents
りん酸トリエステルの製造方法Info
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- JPH05140174A JPH05140174A JP35425991A JP35425991A JPH05140174A JP H05140174 A JPH05140174 A JP H05140174A JP 35425991 A JP35425991 A JP 35425991A JP 35425991 A JP35425991 A JP 35425991A JP H05140174 A JPH05140174 A JP H05140174A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】一般式〔II〕で示される高純度のりん酸トリ
エステルを工業的に有利な方法で収率良くしかも安全に
製造する方法を提供する。 【構成】一般式〔I〕で示される亜りん酸トリエステル
を酸素または酸素含有ガスで酸化して一般式〔II〕で
示されるりん酸トリエステルを製造するに際し、アゾ系
化合物を酸化触媒として存在せしめることを特徴とする
りん酸トリエステルの製造方法。 (例えば、トリス{ジ(オキシエチレン)−2−エチル
ヘキシル}ホスファイト)
エステルを工業的に有利な方法で収率良くしかも安全に
製造する方法を提供する。 【構成】一般式〔I〕で示される亜りん酸トリエステル
を酸素または酸素含有ガスで酸化して一般式〔II〕で
示されるりん酸トリエステルを製造するに際し、アゾ系
化合物を酸化触媒として存在せしめることを特徴とする
りん酸トリエステルの製造方法。 (例えば、トリス{ジ(オキシエチレン)−2−エチル
ヘキシル}ホスファイト)
Description
【発明の詳細な説明】一般式〔II〕 で示される高純度のりん酸トリエステルを工業的に有利
な方法で収率良く、しかも安全に製造する方法に関す
る。得られるりん酸トリエステルは、可塑剤、潤滑油用
極圧添加剤、電気絶縁材料用、建材用、車輌用、プラス
チック等の難燃剤等に使用される。
な方法で収率良く、しかも安全に製造する方法に関す
る。得られるりん酸トリエステルは、可塑剤、潤滑油用
極圧添加剤、電気絶縁材料用、建材用、車輌用、プラス
チック等の難燃剤等に使用される。
【従来の技術及び発明が解しようとする課題】従来一般
式〔II〕で示されるりん酸トリエステルの製造法とし
ては トリアルキルホスフェートの製造方法(Organ
ic Synthesis II,P.109)と同様
に触媒を使用せずに、アルコールとオキシ塩化りんを反
応させる方法が考えられる。 有機過酸化物を触媒として亜りん酸トリエステルを
酸化しりん酸トリエステルを製造する方法があるが、1
40℃で14時間、25℃で40時間と長時間を要し、
工業的に好ましい方法とは言えない。(USP 327
7217) 有機過酸化物、アゾビス系化合物を触媒とし、更に
2000〜4500Åの光を照射しながら亜りん酸トリ
エステルを酸化してりん酸トリエステルを製造する方法
があるが設備が複雑になり、またRO−(PO)−(E
O)基を含む場合に適用がなく問題があった。(USP
3923620) 有機過酸化物、アゾビス系化合物を触媒として亜り
ん酸トリエステルを酸化してりん酸トリエステルを製造
する方法があるが、RO−(PO)−(EO)−基を含
む場合に適用はない。(Tetrahedron Le
tters,3543,(1965)) 本発明は高収率、高純度で経済的に広範な基を含むりん
酸トリエステル化合物群を製造することを目的としてい
る。
式〔II〕で示されるりん酸トリエステルの製造法とし
ては トリアルキルホスフェートの製造方法(Organ
ic Synthesis II,P.109)と同様
に触媒を使用せずに、アルコールとオキシ塩化りんを反
応させる方法が考えられる。 有機過酸化物を触媒として亜りん酸トリエステルを
酸化しりん酸トリエステルを製造する方法があるが、1
40℃で14時間、25℃で40時間と長時間を要し、
工業的に好ましい方法とは言えない。(USP 327
7217) 有機過酸化物、アゾビス系化合物を触媒とし、更に
2000〜4500Åの光を照射しながら亜りん酸トリ
エステルを酸化してりん酸トリエステルを製造する方法
があるが設備が複雑になり、またRO−(PO)−(E
O)基を含む場合に適用がなく問題があった。(USP
3923620) 有機過酸化物、アゾビス系化合物を触媒として亜り
ん酸トリエステルを酸化してりん酸トリエステルを製造
する方法があるが、RO−(PO)−(EO)−基を含
む場合に適用はない。(Tetrahedron Le
tters,3543,(1965)) 本発明は高収率、高純度で経済的に広範な基を含むりん
酸トリエステル化合物群を製造することを目的としてい
る。
【課題を解決するための手段】本発明方法は、一般式
〔I〕で示される亜りん酸トリエステルを酸素または酸
素含有ガスで酸化して、一般式〔II〕で示されるりん
酸トリエステルを製造するに際し、アゾ系化合物を酸化
触媒として存在せしめることを特徴とするりん酸トリエ
ステルの製造方法である。 (式 〔I〕,〔II〕中Rは特許請求の範囲に記載の
とうりである。)本発明の特徴は、ラジカル発生源とな
るアゾ系化合物を触媒として酸化を行うため、式
〔I〕,〔II〕でのRを広範囲の基で使用出来ること
を特徴としている。本発明は、亜りん酸トリエステルに
アゾ系化合物を加え、次いでこれを撹拌しながら反応容
器の底部に空気、酸素またはこれらの混合ガスを吹き込
んで亜りん酸トリエステルを酸化してりん酸トリエステ
ルとする。この時の反応時間は、反応温度、撹拌条件、
供給するガスの酸素濃度、使用する亜りん酸トリエステ
ルの種類などによって変動するが、一般的には2〜6時
間である。触媒として用いられるアゾ系化合物は式
〔I〕の化合物に対して0.1〜5.0wt%、好まし
くは0.2〜2.0wt%の範囲で用いられる。0.1
wt%未満の場合、触媒として十分な効果を発揮せず、
また5.0wt%を越えてもそれ以上の触媒効果は認め
られない。反応温度としては一般的には30〜150℃
である。しかし、出発物質フェニル基またはアルキル置
換フェニル基を含む場合は、80〜150℃で反応させ
る。これ以外の場合は30〜120℃で反応させる。温
度の上限を越えると、副反応を生じたり、反応生成物の
着色を生じるおそれがある。下限未満では反応に著しく
長時間を要す。酸素量については、通常、亜りん酸トリ
エステル1モルに対し、酸素として10モル以上の空
気、酸素またはこれらの混合物を、酸素として通常0.
4〜2l/分程度の流量で供給する。なお、酸化用のこ
れらのガスは、反応系に供給する前に塩化カルシウムま
たはモレキュラーシープ等の乾燥剤中を通過させて乾燥
したものを用いることが、原料たる亜りん酸トリエステ
ルの加水分解を防止する上で好ましい。本発明方法にお
いては、溶媒を用いても用いなくても良いが、溶媒を用
いる場合は、n−ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシ
レンなどの、分子中に官能基を有しない不活性溶媒を用
いることが好ましい。なお、使用した溶媒は、通常、反
応終了後に留去される。以上の方法で得られた反応生成
物の酸価は0〜5であって、モノエステル、ジエステル
は全く副生しないかまたは副生しても極く少量にすぎな
い、さらに薄層クロマトグラフィーによる分析結果から
反応生成物中には原料の亜りん酸トリエステルは全く残
存しておらず、その他の不純物もほとんど副生していな
いので、ほぼ定量的に酸化反応が起っていることがわか
った。即ち、収率は98〜100%である。したがって
用途によっては、その反応生成物をそのまま使用するこ
ともできる。さらに高純度のりん酸トリエステルを得る
ためには低分子量のりん酸トリエステルの場合は、蒸留
により精製することが可能であり、さらに高分子量のり
ん酸トリエステルの場合は副生する酸性りん酸エステル
の量が極めて少ないために、少量のアルカリ水で洗浄す
ることにより容易に精製することが可能である。使用さ
れるアゾ化合物としては2,2’−アゾビスイソブチロ
ニトリル、2,2’−アゾビスイソペンタニトリル、
2,2’−アゾビスイソヘキサニトリル、2,2’−ア
ゾビス−2,4− ジメチルバレロニトリル、4,4’
−アゾビス−4−シアノバレリック酸、1,1’−アゾ
ビス−1−シクロヘキサンカーボニトリル、ジメチル−
2,2’−アゾビスイ ソブチレート、2,2’−アゾ
ビス(2−アミジノプロパン)ジハイドロクロライド等
が挙げられる。酸素含有ガスとしては、空気または、空
気と酸素の混合ガスを挙げることができる。式〔II〕
で表される化合物として具体例を例示するとトリス{ポ
リ(オキシエチレン)オクタデシル}ホスフェート、ト
リス(トリデシルオキシエチレン)ホスフェート、トリ
ス{ポリ(オキシエチレン)トリデシル}ホスフェー
ト、トリス(デシルオキシエチレン)ホスフェート、ト
リス{ポリ(オキシエチレン)デシル}ホスフェート、
トリス(2−エチルヘキシルオキシエチレン)ホスフェ
ート、トリス{ポリ(オキシエチレン)−2−エチルヘ
キシル}ホスフェート、トリス(イソオクチルオキシエ
チレン)ホスフェート、トリス{ポリ(オキシエチレ
ン)イソオクチル}ホスフェート、トリス(n−オクチ
ルオキシエチレン)ホスフェート、トリス{ポリ(オキ
シエチレン)−n−オクチル}ホスフェート、トリス
(n−ブチルオキシエチレン)ホスフェート、トリス
{ポリ(オキシエチレン)−n−ブチル}ホスフェー
ト、ビス{ポリ(オキシエチレン)−2−エチルヘキシ
ル}{ポリ(オキシエチレン)−iso−オクチル}ホ
スフェート、ジ{ポリ(オキシエチレン)−n−オクチ
ル}{ポリ(オキシエチレン)−2−エチルヘキシル}
ホスフェート、ビス{ポリ(オキシエチレン)−2−エ
チルヘキシル}{ポリ(オキシエチレン)デシル}ホス
フェート、トリス{ポリ(オキシエチレン)−ポリ(オ
キシプロピレン)−2−エチルヘキシル}ホスフェー
ト、トリス{ポリ(オキシエチレン)プロピレンオキシ
−2−エチルヘキシル}ホスフェート、トリス{エチレ
ンオキシ−ポリ(オキシプロピレン)−イソオクチル}
ホスフェート、トリス{エチレンオキシ−ポリ(オキシ
プロピレン)−n−オクチル}ホスフェート、トリス
{ポリ(オキシエチレン)−ポリ(オキシプロピレン)
−n−オクチル}ホスフェート、ジ{ポリ(オキシエチ
レン)−n−ブチル}{ポリ(オキシエチレン)オレイ
ル}ホスフェート、トリス{ポリ(オキシエチレン)カ
ルボニルプロピル}ホスフェート、トリス(エチレンブ
チレート)ホスフェート、トリス(エチレン−2−エチ
ルヘキサノエート)ホスフェート、トリス{ポリ(オキ
シエチレン)カルボニル−1−エチル−ペンチル}ホス
フェート、トリス{ポリ(オキシエチレン)カルボニル
ウンデシル}ホスフェート、トリス{ポリ(オキシエチ
レン)プロピレンオキシカルボニル−1−エチルペンチ
ル}ホスフェート、トリス{ポリ(オキシエチレン)−
ポリ(オキシプロピレン)カルボニル−1−エチルペン
チル}ホスフェート、トリス{ポリ(オキシエチレン)
プロピレンオキシカルボニル−1−メチルビニル}ホフ
ェート、トリス{3−ポリ(オキシエチレン)−メチル
−2−メチルプロピオネート}ホスフェート、トリス
{ポリ(オキシエチレン)−2−ヒドロキシオクチル}
ホスフェート、トリス(p−オクチルフェノキシエチレ
ン)ホスフェート、トリス{ポリ(オキシエチレン)−
p−オクチルフェニル}ホスフェート、トリス{ポリ
(オキシエチレン)−ポリ(オキシプロピレン)−p−
メチルフェノキシ}ホスフェート、トリス{4−ポリ
(オキシエチレン)−エチルフェニルアセテート}ホス
フェート、トリス{ポリ(オキシエチレン)−ポリ(オ
キシプロピレン)−p−ブトキシフェニル}ホスフェー
ト、ビス{ポリ(オキシエチレン)−2−エチルヘキシ
ル}、(2−エチルヘキシル)ホスフェート、ビス(2
−エチルヘキシル){ポリ(オキシエチレン)−2−エ
チルヘキシル}ホスフェート、ビス(2−エチルヘキシ
ル){ポリ(オキシエチレン)トリデシル}ホスフェー
ト、ビス(2−エチルヘキシル){ポリ(オキシエチレ
ン)アルキル}ホスフェート〔但し、アルキル基は炭素
数11〜15の第2級アルキル基である〕ビス(2−エ
チルヘキシル){ポリ(オキシエチレン)−ポリ(オキ
シプロピレン)アルキル}ホスフェート〔但し、アルキ
ル基は炭素数6〜10のアルキル基である。〕トリス
{ポリ(オキシエチレン)フェニル}ホスフェート、ト
リス{ポリ(オキシプロピレン)ブチル}ホスフェート
等である。
〔I〕で示される亜りん酸トリエステルを酸素または酸
素含有ガスで酸化して、一般式〔II〕で示されるりん
酸トリエステルを製造するに際し、アゾ系化合物を酸化
触媒として存在せしめることを特徴とするりん酸トリエ
ステルの製造方法である。 (式 〔I〕,〔II〕中Rは特許請求の範囲に記載の
とうりである。)本発明の特徴は、ラジカル発生源とな
るアゾ系化合物を触媒として酸化を行うため、式
〔I〕,〔II〕でのRを広範囲の基で使用出来ること
を特徴としている。本発明は、亜りん酸トリエステルに
アゾ系化合物を加え、次いでこれを撹拌しながら反応容
器の底部に空気、酸素またはこれらの混合ガスを吹き込
んで亜りん酸トリエステルを酸化してりん酸トリエステ
ルとする。この時の反応時間は、反応温度、撹拌条件、
供給するガスの酸素濃度、使用する亜りん酸トリエステ
ルの種類などによって変動するが、一般的には2〜6時
間である。触媒として用いられるアゾ系化合物は式
〔I〕の化合物に対して0.1〜5.0wt%、好まし
くは0.2〜2.0wt%の範囲で用いられる。0.1
wt%未満の場合、触媒として十分な効果を発揮せず、
また5.0wt%を越えてもそれ以上の触媒効果は認め
られない。反応温度としては一般的には30〜150℃
である。しかし、出発物質フェニル基またはアルキル置
換フェニル基を含む場合は、80〜150℃で反応させ
る。これ以外の場合は30〜120℃で反応させる。温
度の上限を越えると、副反応を生じたり、反応生成物の
着色を生じるおそれがある。下限未満では反応に著しく
長時間を要す。酸素量については、通常、亜りん酸トリ
エステル1モルに対し、酸素として10モル以上の空
気、酸素またはこれらの混合物を、酸素として通常0.
4〜2l/分程度の流量で供給する。なお、酸化用のこ
れらのガスは、反応系に供給する前に塩化カルシウムま
たはモレキュラーシープ等の乾燥剤中を通過させて乾燥
したものを用いることが、原料たる亜りん酸トリエステ
ルの加水分解を防止する上で好ましい。本発明方法にお
いては、溶媒を用いても用いなくても良いが、溶媒を用
いる場合は、n−ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシ
レンなどの、分子中に官能基を有しない不活性溶媒を用
いることが好ましい。なお、使用した溶媒は、通常、反
応終了後に留去される。以上の方法で得られた反応生成
物の酸価は0〜5であって、モノエステル、ジエステル
は全く副生しないかまたは副生しても極く少量にすぎな
い、さらに薄層クロマトグラフィーによる分析結果から
反応生成物中には原料の亜りん酸トリエステルは全く残
存しておらず、その他の不純物もほとんど副生していな
いので、ほぼ定量的に酸化反応が起っていることがわか
った。即ち、収率は98〜100%である。したがって
用途によっては、その反応生成物をそのまま使用するこ
ともできる。さらに高純度のりん酸トリエステルを得る
ためには低分子量のりん酸トリエステルの場合は、蒸留
により精製することが可能であり、さらに高分子量のり
ん酸トリエステルの場合は副生する酸性りん酸エステル
の量が極めて少ないために、少量のアルカリ水で洗浄す
ることにより容易に精製することが可能である。使用さ
れるアゾ化合物としては2,2’−アゾビスイソブチロ
ニトリル、2,2’−アゾビスイソペンタニトリル、
2,2’−アゾビスイソヘキサニトリル、2,2’−ア
ゾビス−2,4− ジメチルバレロニトリル、4,4’
−アゾビス−4−シアノバレリック酸、1,1’−アゾ
ビス−1−シクロヘキサンカーボニトリル、ジメチル−
2,2’−アゾビスイ ソブチレート、2,2’−アゾ
ビス(2−アミジノプロパン)ジハイドロクロライド等
が挙げられる。酸素含有ガスとしては、空気または、空
気と酸素の混合ガスを挙げることができる。式〔II〕
で表される化合物として具体例を例示するとトリス{ポ
リ(オキシエチレン)オクタデシル}ホスフェート、ト
リス(トリデシルオキシエチレン)ホスフェート、トリ
ス{ポリ(オキシエチレン)トリデシル}ホスフェー
ト、トリス(デシルオキシエチレン)ホスフェート、ト
リス{ポリ(オキシエチレン)デシル}ホスフェート、
トリス(2−エチルヘキシルオキシエチレン)ホスフェ
ート、トリス{ポリ(オキシエチレン)−2−エチルヘ
キシル}ホスフェート、トリス(イソオクチルオキシエ
チレン)ホスフェート、トリス{ポリ(オキシエチレ
ン)イソオクチル}ホスフェート、トリス(n−オクチ
ルオキシエチレン)ホスフェート、トリス{ポリ(オキ
シエチレン)−n−オクチル}ホスフェート、トリス
(n−ブチルオキシエチレン)ホスフェート、トリス
{ポリ(オキシエチレン)−n−ブチル}ホスフェー
ト、ビス{ポリ(オキシエチレン)−2−エチルヘキシ
ル}{ポリ(オキシエチレン)−iso−オクチル}ホ
スフェート、ジ{ポリ(オキシエチレン)−n−オクチ
ル}{ポリ(オキシエチレン)−2−エチルヘキシル}
ホスフェート、ビス{ポリ(オキシエチレン)−2−エ
チルヘキシル}{ポリ(オキシエチレン)デシル}ホス
フェート、トリス{ポリ(オキシエチレン)−ポリ(オ
キシプロピレン)−2−エチルヘキシル}ホスフェー
ト、トリス{ポリ(オキシエチレン)プロピレンオキシ
−2−エチルヘキシル}ホスフェート、トリス{エチレ
ンオキシ−ポリ(オキシプロピレン)−イソオクチル}
ホスフェート、トリス{エチレンオキシ−ポリ(オキシ
プロピレン)−n−オクチル}ホスフェート、トリス
{ポリ(オキシエチレン)−ポリ(オキシプロピレン)
−n−オクチル}ホスフェート、ジ{ポリ(オキシエチ
レン)−n−ブチル}{ポリ(オキシエチレン)オレイ
ル}ホスフェート、トリス{ポリ(オキシエチレン)カ
ルボニルプロピル}ホスフェート、トリス(エチレンブ
チレート)ホスフェート、トリス(エチレン−2−エチ
ルヘキサノエート)ホスフェート、トリス{ポリ(オキ
シエチレン)カルボニル−1−エチル−ペンチル}ホス
フェート、トリス{ポリ(オキシエチレン)カルボニル
ウンデシル}ホスフェート、トリス{ポリ(オキシエチ
レン)プロピレンオキシカルボニル−1−エチルペンチ
ル}ホスフェート、トリス{ポリ(オキシエチレン)−
ポリ(オキシプロピレン)カルボニル−1−エチルペン
チル}ホスフェート、トリス{ポリ(オキシエチレン)
プロピレンオキシカルボニル−1−メチルビニル}ホフ
ェート、トリス{3−ポリ(オキシエチレン)−メチル
−2−メチルプロピオネート}ホスフェート、トリス
{ポリ(オキシエチレン)−2−ヒドロキシオクチル}
ホスフェート、トリス(p−オクチルフェノキシエチレ
ン)ホスフェート、トリス{ポリ(オキシエチレン)−
p−オクチルフェニル}ホスフェート、トリス{ポリ
(オキシエチレン)−ポリ(オキシプロピレン)−p−
メチルフェノキシ}ホスフェート、トリス{4−ポリ
(オキシエチレン)−エチルフェニルアセテート}ホス
フェート、トリス{ポリ(オキシエチレン)−ポリ(オ
キシプロピレン)−p−ブトキシフェニル}ホスフェー
ト、ビス{ポリ(オキシエチレン)−2−エチルヘキシ
ル}、(2−エチルヘキシル)ホスフェート、ビス(2
−エチルヘキシル){ポリ(オキシエチレン)−2−エ
チルヘキシル}ホスフェート、ビス(2−エチルヘキシ
ル){ポリ(オキシエチレン)トリデシル}ホスフェー
ト、ビス(2−エチルヘキシル){ポリ(オキシエチレ
ン)アルキル}ホスフェート〔但し、アルキル基は炭素
数11〜15の第2級アルキル基である〕ビス(2−エ
チルヘキシル){ポリ(オキシエチレン)−ポリ(オキ
シプロピレン)アルキル}ホスフェート〔但し、アルキ
ル基は炭素数6〜10のアルキル基である。〕トリス
{ポリ(オキシエチレン)フェニル}ホスフェート、ト
リス{ポリ(オキシプロピレン)ブチル}ホスフェート
等である。
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を具体的に説
明する。 実施例1 ジムロートと温度計を備えた四ツ口フラスコにトリス
{ジ(オキシエチレン)−2−エチルヘキシル}ホスフ
ァイト341.0g(0.5モル)と、2,2’−アゾ
ビスイソブチロニトリル1.71gを仕込み、先端が細
まった空気供給用のガラス管を四ツ口フラスコに入れ、
水酸化ナトリウム結晶及び粒状塩化カルシウム中を順次
通過させて乾燥した空気を3l/分の流量で、このガラ
ス管を介して四ツ口フラスコの底部から通気しながらか
くはんし、80±3℃で4時間反応させて、淡黄色透明
液体の反応生成物343.8gを得た。(粗収率98.
5%)この生成物の酸価は1.8であったので、300
mlのn−ヘキサンに溶解させて、NaOH水溶液(N
aOH0.48g、水300ml)で水洗し酸性物質を
除去した。さらに飽和食塩水300mlで2回水洗した
後、n−ヘキサンを留去し、淡黄色透明液体316.2
gを得た。収率は90.6%であった。 分析値 TLC分析 :トリス{ジ(オキシエチレン)−
2−エチルヘキシル}ホスファイト、スポットなし P% :4.3%(cal 4.4) 屈折率nD 25 :1.4500 酸価KOHmg/g :0 IR :1270cm−1(P=O) 1
046cm−1(P−O−C) NMR(1H−60MHz):δ4.1〜4.3(m,
2H −CH 2−O−P=O) 実施例2 実施例1と同様の方法でトリス{ジ(オキシエチレン)
トリ(オキシプロピレン)−2−エチルヘキシル}ホス
ファイト301.0g(0.25モル)と2,2’−ア
ゾビスイソブチロニトリル1.51gを6l/分の流量
で乾燥空気を通気しながら80±3℃で4時間反応させ
て淡黄色透明液体の反応生成物298.9gを得た。
(粗収率98.0%)この生成物の酸価は2.4であっ
たので、精製するために300mlのn−ヘキサンに溶
解させて、カ性ソーダ水溶液(NaOH0.7g、水3
00ml)で水洗し、酸性物質を除去した後、飽和食塩
水300mlでさらに2回水洗した。n−ヘキサンを留
去し、淡黄色透明液体274.5gを得た。収率は9
0.0%であった。 分析値 TLC分析 :トリス{ジ(オキシエチレン)ト
リ(オキシプロピレン)−2−エチルヘキシル}ホスフ
ァイト,スポットなし P% :2.4% (cal 2.5%) 屈折率nD 25 :1.4530 酸価KOHmg/g :0 IR :1264cm−1(P=O) 1
012cm−1(P−O−CH2−) NMR(1H−60MHz):δ3.48〜3.77
(m,2H−CH 2−O−P=O) 実施例3 実施例1と同様の方法でトリス{ウンデシル(オキシエ
チレン)−2−エチルヘキシル}ホスファイト374.
0g(0.2モル)と、2,2’−アゾビス−2,4−
ジメチルバレロニトリル1.87gを、乾燥空気3l/
分の流量で、通気しながら80±3℃で4時間反応させ
て、淡黄色透明液体の反応生成物369.3gを得た。 (粗収率97.9%)この生成物の酸価は1.4であっ
たので、精製するために300mlのn−ヘキサンに溶
解させて、カ性ソーダ水溶液(NaOH0.41g、水
300ml)で水洗し、酸性物質を除去した後、飽和食
塩水300mlでさらに2回水洗した。n−ヘキサンを
留去し、淡黄色透明液体339.1gを得た。収率は8
9.9%であった。 分析値 TLC分折 :トリス{ペンタ(オキシエチレ
ン)−2−エチルヘキシル}ホスファイト,スポットな
し P% :1.4%(cal 1.6%) 屈折率nD 20 :1.4587 酸価KOHmg/g :0 IR :1248cm−1(P=O,1
032cm−1(P−O−CH2−) NMR(1H−60MHz):δ3.59〜3.70
(m,2H −CH 2−O−P=O) 実施例4 実施例1と同様の方法でトリス{ペンタ(オキシプロピ
レン)ブチル}ホスファイト280.0g(0.25モ
ル)と、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル1.4
0gを酸素0.7l/分の流量で通気しながら60±3
℃で4時間反応させて、淡黄色透明液体の反応生成物2
78.3gを得た。(粗収率98.0%)この生成物の
酸価は1.2であったので、精製するために300ml
のn−ヘキサンに溶解させて、カ性ソーダ水溶液(Na
OH0.30g、水300ml)で水洗し、酸性物質を
除去した後、飽和食塩水300mlでさらに2回水洗し
た。n−ヘキサンを留去し、淡黄色透明液体255.6
gを得た。収率は90.0%であった。 分析値 TLC:原料スポットなし P% :2.5%(cal 2.7%) 酸 価:0 実施例5 実施例1と同様の方法でビス(2−エチルヘキシル)
{ジ(オキシエチレン)−2−エチルヘキシル}ホスフ
ァイト126.5g(0.25モル)と2,2’−アゾ
ビスイソブチロニトリル0.6を8l/分の乾燥空気を
通気しながら反応させた。反応後粗生成物の酸価は0で
あったので、水洗して淡黄色透明液体123.7gを得
た。収率は98.3%であった。 分析値 TLC:原料スポットなし P% :5.7%(cal 5.9%) 酸 価:0 実施例6 実施例1と同様の方法でトリス{ジ(オキシエチレン)
フェニル}ホスファイト143.5g(0.25モル)
と2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.72g
を、4l/分の乾燥空気を通気しながら反応させた。反
応後アルカリ水洗して淡黄色透明液体140.1gを得
た。収率は95.0%であった。 分析値 TLC:原料スポットなし P% :4.9%(cal 5.3%) 酸 価:0
明する。 実施例1 ジムロートと温度計を備えた四ツ口フラスコにトリス
{ジ(オキシエチレン)−2−エチルヘキシル}ホスフ
ァイト341.0g(0.5モル)と、2,2’−アゾ
ビスイソブチロニトリル1.71gを仕込み、先端が細
まった空気供給用のガラス管を四ツ口フラスコに入れ、
水酸化ナトリウム結晶及び粒状塩化カルシウム中を順次
通過させて乾燥した空気を3l/分の流量で、このガラ
ス管を介して四ツ口フラスコの底部から通気しながらか
くはんし、80±3℃で4時間反応させて、淡黄色透明
液体の反応生成物343.8gを得た。(粗収率98.
5%)この生成物の酸価は1.8であったので、300
mlのn−ヘキサンに溶解させて、NaOH水溶液(N
aOH0.48g、水300ml)で水洗し酸性物質を
除去した。さらに飽和食塩水300mlで2回水洗した
後、n−ヘキサンを留去し、淡黄色透明液体316.2
gを得た。収率は90.6%であった。 分析値 TLC分析 :トリス{ジ(オキシエチレン)−
2−エチルヘキシル}ホスファイト、スポットなし P% :4.3%(cal 4.4) 屈折率nD 25 :1.4500 酸価KOHmg/g :0 IR :1270cm−1(P=O) 1
046cm−1(P−O−C) NMR(1H−60MHz):δ4.1〜4.3(m,
2H −CH 2−O−P=O) 実施例2 実施例1と同様の方法でトリス{ジ(オキシエチレン)
トリ(オキシプロピレン)−2−エチルヘキシル}ホス
ファイト301.0g(0.25モル)と2,2’−ア
ゾビスイソブチロニトリル1.51gを6l/分の流量
で乾燥空気を通気しながら80±3℃で4時間反応させ
て淡黄色透明液体の反応生成物298.9gを得た。
(粗収率98.0%)この生成物の酸価は2.4であっ
たので、精製するために300mlのn−ヘキサンに溶
解させて、カ性ソーダ水溶液(NaOH0.7g、水3
00ml)で水洗し、酸性物質を除去した後、飽和食塩
水300mlでさらに2回水洗した。n−ヘキサンを留
去し、淡黄色透明液体274.5gを得た。収率は9
0.0%であった。 分析値 TLC分析 :トリス{ジ(オキシエチレン)ト
リ(オキシプロピレン)−2−エチルヘキシル}ホスフ
ァイト,スポットなし P% :2.4% (cal 2.5%) 屈折率nD 25 :1.4530 酸価KOHmg/g :0 IR :1264cm−1(P=O) 1
012cm−1(P−O−CH2−) NMR(1H−60MHz):δ3.48〜3.77
(m,2H−CH 2−O−P=O) 実施例3 実施例1と同様の方法でトリス{ウンデシル(オキシエ
チレン)−2−エチルヘキシル}ホスファイト374.
0g(0.2モル)と、2,2’−アゾビス−2,4−
ジメチルバレロニトリル1.87gを、乾燥空気3l/
分の流量で、通気しながら80±3℃で4時間反応させ
て、淡黄色透明液体の反応生成物369.3gを得た。 (粗収率97.9%)この生成物の酸価は1.4であっ
たので、精製するために300mlのn−ヘキサンに溶
解させて、カ性ソーダ水溶液(NaOH0.41g、水
300ml)で水洗し、酸性物質を除去した後、飽和食
塩水300mlでさらに2回水洗した。n−ヘキサンを
留去し、淡黄色透明液体339.1gを得た。収率は8
9.9%であった。 分析値 TLC分折 :トリス{ペンタ(オキシエチレ
ン)−2−エチルヘキシル}ホスファイト,スポットな
し P% :1.4%(cal 1.6%) 屈折率nD 20 :1.4587 酸価KOHmg/g :0 IR :1248cm−1(P=O,1
032cm−1(P−O−CH2−) NMR(1H−60MHz):δ3.59〜3.70
(m,2H −CH 2−O−P=O) 実施例4 実施例1と同様の方法でトリス{ペンタ(オキシプロピ
レン)ブチル}ホスファイト280.0g(0.25モ
ル)と、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル1.4
0gを酸素0.7l/分の流量で通気しながら60±3
℃で4時間反応させて、淡黄色透明液体の反応生成物2
78.3gを得た。(粗収率98.0%)この生成物の
酸価は1.2であったので、精製するために300ml
のn−ヘキサンに溶解させて、カ性ソーダ水溶液(Na
OH0.30g、水300ml)で水洗し、酸性物質を
除去した後、飽和食塩水300mlでさらに2回水洗し
た。n−ヘキサンを留去し、淡黄色透明液体255.6
gを得た。収率は90.0%であった。 分析値 TLC:原料スポットなし P% :2.5%(cal 2.7%) 酸 価:0 実施例5 実施例1と同様の方法でビス(2−エチルヘキシル)
{ジ(オキシエチレン)−2−エチルヘキシル}ホスフ
ァイト126.5g(0.25モル)と2,2’−アゾ
ビスイソブチロニトリル0.6を8l/分の乾燥空気を
通気しながら反応させた。反応後粗生成物の酸価は0で
あったので、水洗して淡黄色透明液体123.7gを得
た。収率は98.3%であった。 分析値 TLC:原料スポットなし P% :5.7%(cal 5.9%) 酸 価:0 実施例6 実施例1と同様の方法でトリス{ジ(オキシエチレン)
フェニル}ホスファイト143.5g(0.25モル)
と2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.72g
を、4l/分の乾燥空気を通気しながら反応させた。反
応後アルカリ水洗して淡黄色透明液体140.1gを得
た。収率は95.0%であった。 分析値 TLC:原料スポットなし P% :4.9%(cal 5.3%) 酸 価:0
【発明の効果】前記の如く、本発明方法では広範囲のR
基を包含するりん酸トリエステル群を高収率、高純度で
かつ経済的に製造することができる。
基を包含するりん酸トリエステル群を高収率、高純度で
かつ経済的に製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 耕太郎 大阪府堺市戎島町5丁1番地 堺化学工業 株式会社中央研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】一般式〔I〕で示される亜りん酸トリエス
テルを酸素または酸素含有ガスで酸化して一般式〔I
I〕で示されるりん酸トリエステルを製造するに際し、
アゾ系化合物を酸化触媒として存在せしめることを特徴
とするりん酸トリエステルの製造方法。 〔〔ただし、式〔I〕,〔II〕中Rは (a) 一般式〔III〕 R1O−(R2O)m−R3 〔I II〕 〔式中R1は炭素数1〜22のアルキル基、炭素数3〜
22のアルケニル基、炭素数6〜18のアリール基{た
だし一部が炭素数1〜12のアルキル基、炭素数2〜1
2のアルケニル基、一般式〔IV〕) (R4は炭素数1〜18のアルキル基、炭素数3〜18
のアルケニル基) 一般式 〔V〕 R5−O− 〔V〕 (R5は炭素数1〜18のアルキル基、炭素数3〜18
のアルケニル基)のいづれかで置換されていても良
い。} 一般式〔VI〕 {式中R6は炭素数1〜18のアルキル基、炭素数2〜
18のアルケニル基、炭素数6〜18のアリール基(一
部が炭素数1〜12のアルキル基、炭素数2〜12のア
ルケニル基で置換されていても良い。)} 一般式〔VII〕 {式中R7は炭素数1〜18のアルキル基、炭素数3〜
18のアルケニル基、炭素数6〜18のアリール基(た
だし一部が炭素数1〜12のアルキル基、炭素数2〜1
2のアルケニル基で置換されていても良い。)}p,q
は各々2〜15の整数を示す。R2は炭素数2〜4のア
ルキレン基を示し、mは0または1以上の整数を示す。
R3は炭素数2〜4のアルキレン基を示す。〕 (b) 炭素数4〜22のアルキル基 (c) 炭素数3〜22のアルケニル基 (d) 炭素数6〜18のアリール基 (一部が炭素数1〜12のアルキル基、炭素数2〜12
のアルケニル基で置換されていても良い。)を示す。た
だし、少くとも1つの基は(a)で示される基を含んで
いることを条件とする。〕〕
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35425991A JPH05140174A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | りん酸トリエステルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35425991A JPH05140174A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | りん酸トリエステルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05140174A true JPH05140174A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=18436340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35425991A Pending JPH05140174A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | りん酸トリエステルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05140174A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005090366A1 (en) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Clariant International Ltd | Liquid textile-pretreating agent |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP35425991A patent/JPH05140174A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005090366A1 (en) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Clariant International Ltd | Liquid textile-pretreating agent |
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