JPH0513928Y2 - - Google Patents

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JPH0513928Y2
JPH0513928Y2 JP1985112909U JP11290985U JPH0513928Y2 JP H0513928 Y2 JPH0513928 Y2 JP H0513928Y2 JP 1985112909 U JP1985112909 U JP 1985112909U JP 11290985 U JP11290985 U JP 11290985U JP H0513928 Y2 JPH0513928 Y2 JP H0513928Y2
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recess
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level detection
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (従来技術) 従来4サイクルエンジンのクランクケース内の
貯油室に油面検出用装置を取付け、油面検出用装
置のリード線をクランクケース底部の孔からクラ
ンクケース外へ導き出した装置は既に提案されて
いる(例えば実開昭60−19710)。ところがその場
合は、(1)リードスイツチ及び磁石(油面検出部)
を覆うカバーが別に必要であり、又カバーをクラ
ンクケース内壁面に固定するためにクランクケー
スにボルト穴を予め加工する必要があり、コスト
高になりやすい。(2)しかも同一機種で油面検出用
装置の有仕様及び無仕様を生産する場合、容易に
対処することができない。即ち、大形部品である
クランクケースにカバー取付用ボルト穴やリード
線を通す孔を加工したり、別のカバーを準備する
必要があり、生産工程が複雑になる。
(考案の目的) 本考案は油面検出部を覆うカバーを別に設ける
必要をなくし、同一機種で油面検出用装置の有仕
様及び無仕様のいずれを必要とする場合にも容易
に対処できるようにすることを目的としている。
(考案の構成) 本考案はクランクケース12の下端面に上開き
のカバー3を固定し、垂直なクランク軸8の上部
をクランクケース12に設けた上部軸受25で又
下部をカバー3に設けた下部軸受26で支承し、
カバー3内を貯油室5としたものに於いて、上記
カバー3の底壁3aを略平坦にすると共にクラン
ク軸8に対し上記上下部軸受25,26間のクラ
ンク軸8上のクランクピン8aに連接杆11を介
して連結したピストン10と反対側のカバー3の
底壁3aに上端の底板2aの外周縁から側板2b
により下開きの凹部1を形成する外周壁2をカバ
ー3と一体に設け、上記凹部外周壁2の側板2b
に鋳抜き孔から成る通油口6を設け、上記凹部1
内に油面検出用装置Aを下側から嵌入装着したこ
とを特徴とする垂直クランク軸型エンジンの油面
検出装置である。
(実施例) 第1図は本考案を適用した4サイクルバーチカ
ルシヤフト型1気筒エンジンの縦断面図、第2図
は第1図の油面検出用装置A部分の詳細図であ
る。まず第1図において油面検出用装置Aのカバ
ーとなる凹部1の外周壁2はカバー3(アルミ
材)の底壁3aに一体に形成されている。カバー
3内の底部は潤滑油を溜める貯油室5となつてお
り、貯油室5とクランク室4は共に外周壁2の通
油口6を通して凹部1内に連通している。なお第
1図中の8はクランク軸、9はシリンダライナ、
10はピストン、11は連接杆、12はクランク
ケース、13はフライホイール、14は発電コイ
ルである。
第2図において凹部1の下端開口16には油面
検出用装置A(オイルレベルセンサー)の樹脂製
のケース17が嵌合し、Oリング18により液密
性が保持されている。ケース17は図示されてい
ない複数個のボルトによりカバー3に固定され
る。ケース17の固定ボルトのための有底のねじ
穴はカバー3の下面に設けられており、従つてそ
のねじ穴により貯油室5がカバー3の下方の空間
と連通することはない。ケース17は中央に上端
の閉じた筒軸19を一体に備え、この筒軸19内
にリードスイツチ20が組込まれ、又筒軸19の
外周に発泡樹脂製のフロート21が昇降自在に嵌
合している。フロート21は内周面に環状の磁石
22を備え、磁石22と筒軸19の間には僅かな
環状の隙間が設けられている。リードスイツチ2
0のリード線23はケース17から下方へ出てお
り、エンジン停止スイツチ又は警報ランプ(図示
せず)を含む警報回路へ接続される。図示の通油
口6は外周壁2を作る際に同時に鋳抜き方式で例
えば第3図のように上方から見て90°間隔に3個
設けられる。通油口6を複数個設けることにより
エンジンが傾斜した場合も凹部1内の油面7を貯
油室5内の油面に正確に揃えることが容易にな
る。
凹部1の外周壁2には通油口6が設けられてい
るため、凹部1内の油面7は貯油室5内の油面と
同一になる。潤滑油が消費されて油面7が所定レ
ベル以下に下がると、油面7と共にフロート21
も所定レベル以下に下がり、磁石22によりリー
ドスイツチ20が動作してエンジン停止スイツチ
又は警報ランプへ信号が送られる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案においてはカバー3
の貯油室5内に、カバー3と同一材(例えばアル
ミ材)で一体的に凹部1の外周壁2を設け、この
凹部1内に油面検出用装置Aを配置すると共に、
カバー3の貯油室5と凹部1間には鋳抜きによる
通油口6を設けるようにしたので、次のような特
殊な効果が得られる。
(1) 油面検出部を覆う別体のカバーが不要とな
り、コストダウンが図れる。
(2) 油面検出用装置Aの有無仕様に対し、対処が
容易になる。即ち油面検出用装置Aを必要とし
ない場合は、カバー3を形成するための型を一
部変更するのみで、通油口6のない外周壁2が
形成されるので、凹部1に対するシールもカバ
ー取付用のビス穴も不要となる。又油面検出用
装置Aを必要とする仕様に対しては第1図〜第
3図のような鋳抜きによる通油口6を設けるだ
けで、凹部1を油面検出用装置Aの取付場所と
して活用することができる。
(3) クランクケース12よりサイズの小さい上開
きのカバー3を、上下に割れる型で成形する際
に、通油口6を有する外周壁2を上記の型の形
状を一部変更するだけで簡単に作ることができ
る。又カバー3の底壁3aを平坦にして貯油室
5の容量を増した場合に面積が広くなる部分、
即ちクランク軸8に対しピストン10と反対側
(第1図の右側)の底壁3aの部分に外周壁2
を一体に設けたので、貯油室5の容量を充分大
きく保持し得るばかりでなく、カバー3の剛性
が増し、カバー3の薄肉化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した4サイクル1気筒エ
ンジンの縦断面図、第2図は第1図の部分拡大
図、第3図は第2図の矢視平面部分図である。
1……凹部、2……外周壁、3……カバー、5…
…貯油室、6……通油口、A……油面検出用装
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クランクケース12の下端面に上開きのカバー
    3を固定し、垂直なクランク軸8の上部をクラン
    クケース12に設けた上部軸受25で又下部をカ
    バー3に設けた下部軸受26で支承し、カバー3
    内を貯油室5としたものに於いて、上記カバー3
    の底壁3aを略平坦にすると共にクランク軸8に
    対し上記上下部軸受25,26間のクランク軸8
    上のクランクピン8aに連接杆11を介して連結
    したピストン10と反対側のカバー3の底壁3a
    に上端の底板2aの外周縁から側板2bにより下
    開きの凹部1を形成する外周壁2をカバー3と一
    体に設け、上記凹部外周壁2の側板2bに鋳抜き
    孔から成る通油口6を設け、上記凹部1内に油面
    検出用装置Aを下側から嵌入装着したことを特徴
    とする垂直クランク軸型エンジンの油面検出装
    置。
JP1985112909U 1985-07-22 1985-07-22 Expired - Lifetime JPH0513928Y2 (ja)

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JPS6220109U JPS6220109U (ja) 1987-02-06
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5445437A (en) * 1977-09-16 1979-04-10 Yamaha Motor Co Ltd Engine oil decrease alarm
JPS597210B2 (ja) * 1973-11-12 1984-02-17 ウエスタ−ン エレクトリツク カムパニ− インコ−ポレ−テツド 半導体装置
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Family Cites Families (1)

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JPS6220109U (ja) 1987-02-06

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