JPH0513753Y2 - - Google Patents

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JPH0513753Y2
JPH0513753Y2 JP1987050160U JP5016087U JPH0513753Y2 JP H0513753 Y2 JPH0513753 Y2 JP H0513753Y2 JP 1987050160 U JP1987050160 U JP 1987050160U JP 5016087 U JP5016087 U JP 5016087U JP H0513753 Y2 JPH0513753 Y2 JP H0513753Y2
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JP
Japan
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container body
flange
inner bag
container
top dome
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JP1987050160U
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JPS63156987U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、二重エアゾール容器に関し、さら
に詳しくはマウンテイングカツプを有しない二重
エアゾール容器に関する。
従来の技術 従来、第3図に示すようにエアゾール容器から
噴出する内容物と、この内容物を加圧するための
推進剤(以下プロペラントと称す)とを分離して
封入する二重エアゾール容器が使用されている。
このような二重エアゾール容器は、通常アルミニ
ウムやスチール等の金属で造られた耐圧性の容器
本体50と、この容器本体50内に懸吊され、か
つプロペラントの押圧力で潰される合成樹脂製或
いはラミネート製のインナーバツグ51との二重
構造で構成されている。
このようなインナーバツグ51は容器本体50
のビード50a上に、そのフランジ部51aが載
置され、その後マウンテイングカツプ52の環状
溝部52aが上方から被冠されて固定されている
ものである。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の二重エアゾール容器にあ
つては、以下に示すような問題点があつた。
(i) トツプドームを容器本体のフランジ部に巻締
める二重エアゾール容器にあつては、トツプド
ームの天面の開口部にバルブを嵌装したマウン
テイングカツプをクリンチする必要があり、ク
リンチ作業が頗る面倒であると共に、トツプド
ームにクリンチするマウンテイングカツプを準
備する必要があり製造コストが高くなる欠点が
或る。
(ii) 第3図に示すように、容器本体50のビード
50aにマウンテイングカツプ52を直接クリ
ンチするタイプの二重エアゾール容器にあつて
は、容器本体50の胴径より、ビード50aの
内径が小さいので、クリンチされるマウンテイ
ングカツプ52及びこのマウンテイングカツプ
52に装着されるバルブ53の外径が共に小さ
いものでなければならず、これらの外径が限定
されてしまう欠点がある。
(iii) ビード50a間の径が小さいので、インナー
バツグ51を容器本体50内に挿入する場合、
インナーバツグ51を小さく折畳んで挿入しな
ければならず、インナーバツグ51の容器本体
50内への挿入作業が頗る面倒である。
(iv) 容器本体50のビード50aにマウンテイン
グカツプ52を直接クリンチするタイプの二重
エアゾール容器にあつては、ビード50aとマ
ウンテイングカツプ52とのシール性が不完全
である。
この考案は、以上のような欠点を解消した考案
であり、トツプドームにクリンチされるマウンテ
イングカツプを必要としない製造コストの安い二
重エアゾール容器を提供すると共に、大きな径の
バルブでも容易に装着でき、かつインナーバツグ
の挿入が容易である耐圧性に優れた二重エアゾー
ル容器を提供することを目的とする。
問題を解決するための手段 この目的を達成するため、この考案は底部にプ
ロペラント充填用の孔5を有し、上部に胴部との
寸法差が少ない開口部およびフランジ部1aを備
えた容器本体1と、上端開口部の外周にフランジ
部2aを有し、該フランジ部2aを容器本体1の
フランジ部1aに引つ掛けることにより、その中
に内容物6を収容した状態で前記容器本体1に懸
吊しておくことができるインナーバツグ2と、そ
の下端周縁の巻締部3bが前記容器本体1のフラ
ンジ部1aにインナーバツグ2のフランジ部2a
と共に巻締めして固定されるトツプドーム3と、
該トツプドーム3の天面を上方或いは下方に突出
して形成したバルブ嵌装部3aに、マウンテイン
グカツプを介さずに直接固着されるバルブ4とか
ら構成したものである。
作用 以上のような構成をもつた、この考案の作用に
ついて説明する。まず、この考案に係る二重エア
ゾール容器の部品の組み付け順序を説明する。容
器本体1のフランジ部1aにインナーバツグ2の
フランジ部2aを載置してインナーバツグ2を容
器本体1内に懸吊する。このインナーバツグ2内
には、予め内容物6が収納されている。その後、
バルブ嵌装部3aにバルブ4を嵌装したトツプド
ーム3の巻締部3bをフランジ部1a及びフラン
ジ部2a上に載置して、巻締部3b、フランジ部
1a及びフランジ部2aを一体的に巻締めるもの
である。又、従来の二重エアゾール容器は、容器
本体内に空のインナーバツグを懸吊し、次にトツ
プドームを容器本体に被冠して巻締めた後、トツ
プドームの天面部の開口から内容物を充填し、そ
の後このトツプドームにバルブを装着したマウン
テイングカツプをクリンチし、最後に容器本体1
の底部に開けた孔5からプロペラント7を充填す
るものである。したがつて、この考案に係る二重
エアゾール容器と従来の二重エアゾール容器との
組み付け順序は異なるものである。又、この考案
は容器本体1の内径とフランジ部1aの内径とは
寸法差がないから、内容物6を収納したインナー
バツグ2を容器本体1の開口から挿入する場合、
インナーバツグ2を折畳むことなくスムーズに挿
入できる。又、トツプドーム3と容器本体1のフ
ランジ部1aとは巻締めて接合されているから、
内容物6及びプロペラント7は洩れる虞れがなく
シール性が完全である。さらに、トツプドーム3
を上方に湾曲することにより、トツプドーム3の
肉厚を薄くでき、かつエアゾール容器内の内圧に
十分耐え得ることができる。
実施例 次に、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は、この考案の一実施例を示
す図面である。第1図中、1は容器本体であり、
この容器本体1のフランジ部1aには、インナー
バツグ2のフランジ部2aが載置され、インナー
バツグ2は容器本体1内に懸吊されている。この
インナーバツグ2内には、バルブ4の口部から注
出される内容物6が収納され、かつインナーバツ
グ2の外側にはインナーバツグ2を押し潰すプロ
ペラント7が収納されている。又、容器本体1の
フランジ部1aとトツプドーム3の巻締部3bと
は、間にインナーバツグ2のフランジ部2aを挾
着して巻締められている。そして、この考案の最
大の特徴は、トツプドーム3の天面を上方或は下
方に突出して、この天面にバルブ嵌装部3aを形
成した点である。すなわち、第1図及び第2図の
実施例に示すように、トツプドーム3の天面にバ
ルブ4が嵌装できるように天面を上方に突出させ
て変形したものである。このトツプドーム3の天
面に形成したバルブ嵌装部3aの突出径は、嵌装
されるバルブ4の外径に合わせて決定することが
できる。又、トツプドーム3のドームの内径は容
器本体1の胴部の内径及びインナーバツグ2の開
口の内径と比較して、寸法差が少なく構成されて
おり、かつ上方に湾曲しているので、比較的大き
な径のバルブ4でもトツプドーム3に容易に取り
付けることが可能である。又、この実施例ではイ
ンナーバツグ2は、ラミネートシートを重ね合わ
せて周縁部をヒートシールして袋状に構成して造
られるものであり、他の実施例として、このイン
ナーバツグ2はブロー成形して造られたものであ
つてもよい。
効果 以上、説明してきたように、この考案によれば
以下の効果が得られる。
(i) トツプドームにマウンテイングカツプをクリ
ンチする必要がないから、部品点数が少なく製
造コストも安くなる。
(ii) 容器本体の開口部が絞られていないので、大
きなバルブを嵌着できる。
(iii) インナーバツグを挿入する場合、インナーバ
ツグを小さく折り畳む必要がない。
(iv) 容器本体とトツプドームとは巻締めされるの
で洩れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、この考案の一実施例を示
す図面であり、第1図はこの考案に係る二重エア
ゾール容器の断面図、第2図はこの考案に係る二
重エアゾール容器のトツプドームを容器本体のフ
ランジ部に巻締めした場合の断面図、第3図は従
来の二重エアゾール容器の拡大断面を示した図面
である。 1……容器本体、1a……フランジ部、2……
インナーバツグ、3……トツプドーム、3a……
バルブ嵌装部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 底部にプロペラント充填用の孔を有し、上部に
    胴部との寸法差が少ない開口部およびフランジ部
    を備えた容器本体と、 上端開口部の外周にフランジ部を有し、該フラ
    ンジ部を容器本体のフランジ部に引つ掛けること
    により、その中に内容物を収容した状態で前記容
    器本体内に懸吊しておくことができるインナーバ
    ツグと、 その下端周縁の巻締部が前記容器本体のフラン
    ジ部にインナーバツグのフランジ部と共に巻締め
    して固定されるトツプドームと、 該トツプドームの天面を上方或いは下方に突出
    して形成したバルブ嵌装部に、マウンテイングカ
    ツプを介さずに直接固着されるバルブ とからなる二重エアゾール容器。
JP1987050160U 1987-04-01 1987-04-01 Expired - Lifetime JPH0513753Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987050160U JPH0513753Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01

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JP1987050160U JPH0513753Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63156987U JPS63156987U (ja) 1988-10-14
JPH0513753Y2 true JPH0513753Y2 (ja) 1993-04-12

Family

ID=30873259

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JP1987050160U Expired - Lifetime JPH0513753Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01

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JP (1) JPH0513753Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008150119A (ja) * 1995-08-21 2008-07-03 Daizo:Kk 二重エヤゾール容器

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4308973A (en) * 1978-06-30 1982-01-05 The Continental Group, Inc. Compartmented aerosol container
JPS60163276U (ja) * 1984-04-06 1985-10-30 大阪エヤゾ−ル工業株式会社 エアゾ−ル用耐圧容器

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JP2008150119A (ja) * 1995-08-21 2008-07-03 Daizo:Kk 二重エヤゾール容器

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JPS63156987U (ja) 1988-10-14

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