JPH05136725A - 移動無線通信方式 - Google Patents

移動無線通信方式

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JPH05136725A
JPH05136725A JP3295916A JP29591691A JPH05136725A JP H05136725 A JPH05136725 A JP H05136725A JP 3295916 A JP3295916 A JP 3295916A JP 29591691 A JP29591691 A JP 29591691A JP H05136725 A JPH05136725 A JP H05136725A
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直人 伊藤
Akira Hakuta
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Bukan Kin
武完 金
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線基地局と移動端末との間で無線通信を行
なう移動無線通信方式に関し、着信側移動端末の意図に
応じた選択受信を行なえる移動無線通信方式を提供する
ことを目的とする。 【構成】 データベース241は移動端末名、電話番
号、着信ユーザである移動端末が選択受信を希望する発
信者の電話番号とその発信者に対する実行サービスとか
らなるデータを登録している。サービス制御装置22は
着信があると発信者電話番号通知部221から発信者電
話番号の通知を受け、この電話番号についてのサービス
検索要求をデータベース検索部242に対して発行し、
データベース検索部242から発信者に対応する指定サ
ービス通知を受ける。これにより、サービス制御装置2
2はその指定サーズヒを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動無線通信方式に係
り、特に無線基地局と移動端末との間で無線通信を行な
う移動無線通信方式に関する。
【0002】近年、ネットワーク内のいかなる場所から
でも通信ができる移動無線通信の急激な普及に伴い、時
と場合に応じて必要な呼のみを着信できる選択受信の要
求が高まっている。このため、移動無線通信方式では、
発信者、通信がなされる状況、通信の種別等に基づい
て、選択受信を自動的に実行できる方式が必要とされ
る。
【0003】
【従来の技術】図26は従来の移動無線通信方式の一例
の構成図を示す。同図中、1は移動通信制御局、2は無
線基地局、3は移動端末である。移動通信制御局1はサ
ービス制御装置4を有し、無線基地局2との接続制御機
能及び固定網との相互接続機能を持っている。
【0004】無線基地局2は移動端末3との間で無線通
信を行ない、通信路を提供する。移動端末3は無線基地
局2を介して送信された移動通信制御局1からの無線チ
ャネル選択結果を基に通信路の確立を行なう。また、移
動端末3は無線基地局2からの電波の受信レベル測定に
より位置検出を行ない、位置登録エリアを移行した場合
には無線基地局2経由で移動通信制御局1へ通知する。
【0005】このような移動通信方式において、移動端
末3は各々固有の電話番号を持っているため、移動端末
3が着信側となる場合は、固定電話加入者が着信者の電
話番号をダイヤルする。ただし、移動端末3は移動する
ため、着信者となる移動端末3の所在地域を追跡して接
続する必要があり、通常は固定網側発信者は着信者とな
る移動端末3の所在地域を指定してダイヤルする。
【0006】これにより、移動端末3は電源が入ってい
る限り、着信者がどのような状況にあろうとも、移動通
信網がカバーしている範囲であれば着信する。従って、
移動端末側着信者が着信したくない場合には、従来は移
動端末3の電源を切断するか、呼び出されても出ないよ
うにしていた。また、特定の相手にのみ自己の端末の電
話番号を教え、その他の発信者から発信できないように
していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記した移
動無線通信方式では、移動端末3の電源を切断すること
により着信はなくなるが、必要な相手からの呼も選択受
信することができないという問題がある。また、着信呼
の受信や拒否を行なうために、移動端末3の電源の入切
に関する操作はすべてユーザに委ねられており、ユーザ
はその時々や状況に応じてこの操作を繰り返さなければ
ならず、操作が煩雑である。更に、特定の発信者だけに
電話番号を教えたとしても、他の発信者からの間違い着
信までも防止できない。
【0008】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
着信者のその時々の状況に応じた選択受信を行なえるよ
うにすることにより、上記の課題を解決した移動無線通
信方式を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図を示す。同図(A)は請求項1乃至5記載の発明
の原理ブロック図で、データベース11,検索手段12
及び実行手段13からなる。請求項1記載の発明では、
データベース11は移動無線通信の各移動端末毎に与え
られた電話番号のうち発信者の電話番号と、その電話番
号に対する着信ユーザから与えられている受信に関する
サービス指示とを予め格納している。
【0010】検索手段12は、前記着信ユーザへの着信
呼があったときに、発信者の電話番号を解析し、その解
析番号に対する前記サービス指示をデータベース11か
ら検索する。実行手段13は、検索手段12により検索
された前記サービス指示に従ったサービスを前記着信ユ
ーザの移動端末14に対して実行する。
【0011】請求項2記載の発明では、データベース1
1には、着信呼の種別とその呼の着信があった場合に実
行するサービス指示が格納されている。前記検索手段1
2は着信呼の種別に基づいてデータベース11から着信
呼に応じたサービス指示を検索する。
【0012】請求項3及び4記載の発明では前記データ
ベース11には、前記着信ユーザの居場所又は居場所と
発信者の電話番号と、居場所又は居場所と発信者の電話
番号に対する着信ユーザから与えられている受信に関す
るサービス指示とが格納されている。また検索手段12
は、着信呼を解析し、その解析結果に基づいて前記サー
ビス指示をデータベース11から検索する。
【0013】請求項5記載の発明では、データベース1
1には、着信ユーザの居場所及び着信呼の種別と、それ
らに対する着信ユーザから与えられている受信に関する
サービス指示とが格納されている。前記検索手段12は
着信呼の種別と着信ユーザの居場所とを解析し、その解
析結果に基づいてサービス指示をデータベース11から
検索する。
【0014】図1(B)は請求項6記載の発明の原理ブ
ロック図を示す。同図中、通報手段15は検索手段12
が、着信呼があった着信ユーザから与えられている受信
に関するサービス指示を前記データベース11中から検
索できないときに、前記着信ユーザが選択可能な複数の
サービス指示を該着信ユーザに通報する。実行手段13
はこの通報手段15により通報された複数のサービス指
示のうち着信ユーザが選択したサービス指示に従ったサ
ービスを実行する。
【0015】図1(C)は請求項7記載の発明の原理ブ
ロック図を示す。同図中、推論手段16は検索手段12
が、着信呼があった着信ユーザから与えられている受信
に関するサービス指示をデータベース11中から検索で
きないときに、適切なサービスを推論する。実行手段1
3は、この推論手段16により抽出されたサービス指示
に従ったサービスを実行する。
【0016】
【作用】請求項1乃至5記載の発明では、データベース
11にサービス指示を格納してある着信ユーザの移動端
末14に対して着信があったときは、検索手段12によ
りデータベース11を発信者の電話番号や居場所又は呼
種別に基づいて検索し、検索したサービス指示に従った
サービスを実行手段13により実行させる。従って、特
別の発信者からの着信を常に一定の受信方法で自動的に
受信することができる。
【0017】請求項6記載の発明では、データベース1
1にデータが格納されていない発信者からの着信呼に対
しても、通報手段15により複数のサービス指示が着信
ユーザに与えられるので、着信ユーザの意図に応じた選
択受信ができる。
【0018】また請求項7記載の発明では、データベー
ス11からサービス指示を検索手段12が検索できない
場合に、推論手段16により推論されたサービス指示に
従った受信が自動的にできる。
【0019】
【実施例】図2及び図3は夫々本発明方式の一実施例の
構成図を示す。図3は図2中の要部を書き替えた図で、
両図は実質的には同一の構成を示している。また、図2
中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。図2において、移動通信制御局1にメール
装置21及びサービス制御装置22が夫々接続されてい
る。サービス制御装置22にはユーザデータ登録装置2
3,データベース検索装置24,推論装置25,メッセ
ージング装置26及び入力監視装置27が夫々接続され
ている。
【0020】サービス制御装置22は図3に示すように
発信者電話番号通知部221,呼種別通知部222,ゾ
ーン通知部223などを有する。また、データベース検
索装置24は図3に示す如く、ユーザデータ登録装置2
3により着信ユーザによるユーザデータ(発信者電話番
号とそれに対応する受信に関するサービス指示など)が
格納されるデータベース(前記データベース11に相
当)241と、そのデータベース241を検索するデー
タベース検索部242と、移動通信ネットワークの情報
が格納されているネットワークデータベース243と、
このネットワークデータベース243を検索するネット
ワークデータベース検索部244とからなる。
【0021】ネットワークデータベース243には、例
えば図4に示す如く、移動通信システムで使用されてい
るゾーンの番号とその場所の関連情報が予め格納されて
いる。データベース検索部242は図5に示す如く、デ
ータ検索要求の入力を検出すると(ステップ31)、デ
ータベース241内の着信ユーザの指示データを検索し
(ステップ32)、条件に合ったサービス指示をサービ
ス制御装置22に通知する。
【0022】また、ネットワークデータベース検索部2
44は図6に示す如く、ネットワークデータ検索要求の
入力を検出すると(ステップ41)、ネットワークデー
タベース243をゾーン番号に基づいて検索して場所情
報を得(ステップ42)、条件に合った場所情報をサー
ビス制御装置22に通知する。
【0023】また、推論装置25は図3に示す如く、人
間の秘書等が用いる知識よりなる知識ベース251と、
知識ベース251に基づいて適切なサービスを推論する
推論部252とからなる。知識ベース251には例えば
図7に示す如き内容のデータが格納されている。すなわ
ち、知識ベースのデータは「場所に関する知識」、「発
信者電話番号に関する知識」、「呼種別に関する知識」
及び「電話取り次ぎサービス選択に関する知識」などか
らなる。
【0024】推論部252は図8に示す如く、サービス
推論要求を受けると(ステップ51)、与えられた情報
と知識ベースのルールより最適サービスを推論し(ステ
ップ52)、その推論結果をサービス制御装置22に通
知する(ステップ53)。
【0025】メッセージング装置26は図3に示す如
く、着信者ユーザに対して提示するメッセージデータを
格納しているメッセージデータベース261と、メッセ
ージング部262とからなる。メッセージング部262
は図9に示す如く、メッセージ送信要求があると(ステ
ップ61)、メッセージデータベース261を検索して
メッセージを着信者ユーザに提示する(ステップ6
2)。これらは前記した通報手段15を構成している。
【0026】また入力監視装置27は図10に示す如
く、入力監視要求があると(ステップ71)、指定ユー
ザの入力操作を監視し(ステップ72)、入力があった
ときは(ステップ73)、その着信ユーザによる入力情
報をサービス制御装置21に通知する(ステップ7
4)。
【0027】次に本発明の第1実施例の動作について図
11乃至図13と共に説明する。本実施例ではデータベ
ース241には、各ユーザによって発信者の電話番号
と、その発信者から着信があった場合に実行するサービ
ス指示が、ユーザデータ登録装置23によって登録され
ているものとする。
【0028】図11はデータベース241に着信者ユー
ザによって登録されたサービス指示の一例を示す。同図
に示すようにデータベース241への登録データは、移
動端末名及びその電話番号と、着信側移動端末(着信ユ
ーザ)が選択受信を希望する発信者の電話番号とその発
信者に対する実行サービスとの一覧のデータ構造となさ
れている。
【0029】本実施例では、サービス制御装置22によ
り図12に示すフローチャートに従って選択受信がなさ
れる。すなわち、まず、サービス制御装置22は着信が
あったか否か判定し(ステップ81)、着信があった場
合は自装置内の発信者電話番号通知部221に対して発
信者の電話番号の要求を発行した後(ステップ82)、
発信者電話番号通知部221から発信者電話番号通知が
されたか否か確認する(ステップ83)、発信者電話番
号通知部221から通知される発信者電話番号は、例え
ば図13に示す如く、発信者電話番号と着信者電話番号
とが対になっている。
【0030】サービス制御装置22はこの発信者電話番
号通知を受けると、この電話番号に対して、着信ユーザ
によりデータベース241に登録されているサービス検
索要求をデータベース検索部242に対して発行する
(ステップ84)。その結果、データベース検索部24
2から発信者に対応する指定サービス通知を受けたこと
を確認すると(ステップ85)、その指定サービスの実
行要求を発行し、サービスを実行する(ステップ8
6)。
【0031】例えば、上記の指定サービスがメールサー
ビスのときは、サービス制御装置22は、着信をメール
装置(図2の21)に接続する。また、上記の指定サー
ビスが着信拒否のときは、着信を切断する。
【0032】次に本発明方式の第2実施例の動作につい
て図14乃至図16と共に説明する。本実施例では、デ
ータベース241には図14に示す如く、着信ユーザ名
及びその電話番号と、着信呼の種別と、その呼の着信が
あった場合に実行するサービス指示とよりなるデータ
が、ユーザデータ登録装置23により予め着信ユーザに
よって登録されている。
【0033】図15において、サービス制御装置22は
着信ユーザに着信があったと判定したときは(ステップ
91)、呼種別通知部222に対して呼種別通知要求を
発行し(ステップ92)、その後図16に示す如き着信
者電話番号と着信呼種別とのデータが呼種別通知部22
2より通知されたか否か判定する(ステップ93)。
【0034】着信呼種別が通知されると、サービス制御
装置22はデータベース検索部242に対して、この種
別呼に対する指定サービスの検索要求を発行する(ステ
ップ94)。データベース検索部242は該当サービス
を検索し、その結果をサービス制御装置22に通知す
る。サービス制御装置22はこの検索結果の通知を確認
すると(ステップ95)、そのサービス実行要求を発行
してサービスを実行させる(ステップ96)。
【0035】従って、図14のデータがデータベース2
41に登録されている場合、ネットワーク外の着信呼に
対しては通常接続サービスが実行され、その着信は接続
される。またデータ呼が着信した場合は転送先の電話番
号の加入者へ着信が転送される。
【0036】次に本発明の第3実施例の動作について図
17乃至図19と共に説明する。本実施例では、データ
ベース241には図17に示す如く、着信ユーザ名及び
その電話番号と、着信ユーザの居場所とそれに応じたサ
ービス指示とよりなるデータが、ユーザデータ登録装置
23により予め着信ユーザによって登録されている。
【0037】本実施例ではサービス制御装置22は図1
8のフローチャートに従った動作を行なう。まず着信が
あったか否か判定し(ステップ101)、着信があった
ときはゾーン通知部223に対してその着信ユーザ(移
動端末3)が移動しているゾーンを通知させ(ステップ
102)、ゾーン番号の通知を確認してから(ステップ
103)、ネットワークデータベース検索部244に対
して通知されたゾーンの居場所の情報検索を要求する
(ステップ104)。
【0038】ネットワークデータベース243に前記し
たように図4に示した、ゾーン番号と居場所との対応デ
ータが予め格納されており、ネットワークデータベース
検索部244がゾーン番号より検索した居場所情報をサ
ービス制御装置22へ通知すると(ステップ105)、
サービス制御装置22はデータベース検索部242に対
してこの居場所に指示されているサービス検索要求を発
行する(ステップ106)。
【0039】これにより、データベース検索部242が
図17のデータベース241中のデータから居場所によ
りサービス指示を検索する。その検索サービス指示がサ
ービス制御装置22に通知されたことが確認されると
(ステップ107)、指定サービスの実行要求が発行さ
れる(ステップ108)。
【0040】これにより、例えば着信ユーザ(移動端
末)がAゾーンで着信したものとすると、ネットワーク
データベース検索部244が図4のデータを検索して居
場所がZ地区であることをサービス制御装置22に通知
する。その結果、サービス制御装置22はデータベース
検索部242に対してデータベース241内の図17の
データを居場所から検索させて「着信」の実行サービス
指示を受ける。従って、この場合は着信ユーザは通常の
着信サービスを受けられる。
【0041】次に本発明の第4実施例について図20及
び図21と共に説明する。本実施例では、データベース
241には図20に示す如く、着信ユーザ名及びその電
話番号と、発信者の電話番号と着信ユーザの居場所とそ
れに応じたサービス指示とよりなるデータが、ユーザデ
ータ登録装置23により予め着信ユーザによって登録さ
れている。
【0042】本実施例ではサービス制御装置22は図2
1のフローチャートに従った動作を行なう。まず着信が
あったか否か判定し(ステップ111)、着信があった
ときはゾーン通知部223に対してその着信ユーザ(移
動端末3)が移動しているゾーンを通知させ(ステップ
112)、ゾーン番号の通知を確認してから(ステップ
113)、ネットワークデータベース検索部244に対
して通知されたゾーンの居場所の情報検索を要求する
(ステップ114)。
【0043】ネットワークデータベース検索部244が
ゾーン番号より検索した居場所情報をサービス制御装置
22へ通知すると(ステップ115)、サービス制御装
置22は発信者電話番号通知部221に対して番号要求
を発行し(ステップ116)、発信番号通知を確認した
後(ステップ117)、データベース検索部242に対
してこの居場所にユーザが居る場合に、この電話番号の
発信者から着信があった場合に指示されているサービス
検索要求を発行する(ステップ118)。
【0044】これにより、データベース検索部242が
図20のデータベース241中のデータから居場所及び
発信者電話番号によりサービス指示を検索する。その検
索サービス指示がサービス制御装置22に通知されたこ
とが確認されると(ステップ119)、指定サービスの
実行要求が発行される(ステップ120)。
【0045】これにより、例えば電話番号「1111」
の発信者からの呼を着信ユーザ(移動端末)がCゾーン
で着信したものとすると、ネットワークデータベース検
索部244が図4のデータを検索して居場所がY地区で
あることをサービス制御装置22に通知する。その結
果、サービス制御装置22はデータベース検索部242
に対してデータベース241内の図20のデータを居場
所及び発信者電話番号から検索させて「メールサービ
ス」の実行サービス指示を受ける。従って、この場合は
呼はメール装置21に接続される。
【0046】次に本発明の第5実施例について図22及
び図23と共に説明する。本実施例では、データベース
241には図22に示す如く、着信ユーザ名及びその電
話番号と、着信呼種別と着信ユーザの居場所とそれに応
じたサービス指示とよりなるデータが、ユーザデータ登
録装置23により予め着信ユーザによって登録されてい
る。
【0047】本実施例ではサービス制御装置22は図2
3のフローチャートに従った動作を行なう。同図中、図
21と同一処理ステップには同一符号を付し、その説明
を省略する。
【0048】ネットワークデータベース検索部244が
ゾーン番号より検索した居場所情報をサービス制御装置
22へ通知すると(ステップ115)、サービス制御装
置22は呼種別通知部222に対して呼種別通知要求を
発行し(ステップ125)、呼種別通知を確認した後
(ステップ126)、データベース検索部242に対し
てこの居場所と呼種別にユーザが居る場合に、この電話
番号の発信者から着信があった場合に指示されているサ
ービス検索要求を発行する(ステップ127)。
【0049】これにより、データベース検索部242が
図22のデータベース241中のデータから居場所及び
呼種別によりサービス指示を検索する。その検索サービ
ス指示がサービス制御装置22に通知されたことが確認
されると(ステップ128)、指定サービスの実行要求
が発行される(ステップ129)。
【0050】これにより、例えば着信ユーザ(移動端
末)がAゾーンでデータ呼を着信したものとすると、ネ
ットワークデータベース検索部244が図4のデータを
検索して居場所がZ地区であることをサービス制御装置
22に通知する。その結果、サービス制御装置22はデ
ータベース検索部242に対してデータベース241内
の図22のデータを居場所及び着信呼種別から検索させ
て「着信」の実行サービス指示を受ける。従って、この
場合は発信者からの呼は着信が拒否される。
【0051】次に本発明の第6実施例について図24と
共に説明する。本実施例では、前記した図12,図1
5,図18,図21及び図23の各実施例のフローチャ
ート中、A以降のステップに代えて実行される処理を示
しており、またステップ135の次に上記の各フローチ
ャート中の最初のステップに戻る。
【0052】図24において、サービス制御装置22が
データベース241中に指定サービスが無いとの通知を
受けると(ステップ131)、メッセージング部262
に対してユーザに「***番の人から着信が有りました
が、どのサービスを実行しますか?着信するのであれば
0#,メール装置に接続するのであれば1#,拒否する
のであれば2#を押してください」のようなサービス選
択を促すメッセージの送信要求を発行する(ステップ1
32)。
【0053】また、入力監視装置27に対して、ユーザ
の入力解析の要求を発行し(ステップ133)、ユーザ
からの入力を待つ(ステップ134)。ここでユーザが
例えば1#を入力し、入力監視装置27よりユーザから
の入力は「1#」であるとの通知を受け、これよりメー
ルサービスの実行を指示されたと判断する。その結果、
サービス制御装置22は、メールサービスの実行要求を
発行し(ステップ135)、その着信はメール装置に接
続される。
【0054】図25は本発明の第7実施例の動作説明用
フローチャートを示す。この実施例も前記した図12,
図15,図18,図21及び図23の各実施例のフロー
チャート中のA以降のステップに代えて実行される処理
を示している。図25において、サービス制御装置22
は着信に際して得られた種々の情報よりデータベース2
41に登録されているサービスの検索要求を、データベ
ース検索部242に対して発行し、その応答として、こ
の状況下においては該当するサービスが無いとの検索結
果を得る(ステップ141)。
【0055】すると、サービス制御装置22は、発信者
の電話番号と、着信した呼の呼種別とユーザの移動先の
ゾーン情報より得られたユーザ居場所との各情報を推論
部252へ通知し、適切なサービスの推論を要求する
(ステップ142)。推論部252においては、これら
の情報を基に、知識ベース251を用いてその状況で実
行するのに最適なサービスを推論してサービス制御装置
22に対して通知する。サービス制御装置22はこの通
知を受けると(ステップ143)、実行要求を発行し
(ステップ144)、推論されたサービスを実行する。
【0056】なお、本発明は以上実施例に限定されるも
のではなく、スケジュールによる時間対応の選択受信を
行なってもよい。また、移動端末間の無線通信ができる
ことは勿論である。
【0057】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、着信ユーザである移動端末により予めデータが登録
されたデータベースから発信者の電話番号に基づいて検
索して得たサービスを自動的に実行させ、特別の発信者
からの着信を一定の方法で自動的に受信することができ
るため、着信ユーザである移動端末の意図に応じた選択
受信ができる。また、請求項2乃至5記載の発明では移
動端末の居場所や着信呼の種別などに応じて更によりき
め細かく選択受信することができる。
【0058】また、請求項6記載の発明では、データベ
ースにデータが格納されていなくても移動端末のその時
々の状況に応じた選択受信ができ、更に請求項7記載の
発明では推論されたサービス指示に従う受信ができ、移
動無線通信において最終的に最も適切と考えられる選択
受信が自動的にできる等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明方式の一実施例の構成図である。
【図3】本発明方式の一実施例の構成図である。
【図4】ネットワークデータベースの例を示す図であ
る。
【図5】データベース検索部の動作説明用フローチャー
トである。
【図6】ネットワークデータベース検索部の動作説明用
フローチャートである。
【図7】知識ベースの知識例を示す図である。
【図8】推論部の動作説明用フローチャートである。
【図9】メッセージングの動作説明用フローチャートで
ある。
【図10】入力監視装置の動作説明用フローチャートで
ある。
【図11】本発明の第1実施例のサービス指示例であ
る。
【図12】本発明の第1実施例の動作説明用フローチャ
ートである。
【図13】発信者番号通知部よりの通知例である。
【図14】本発明の第2実施例のサービス指示例であ
る。
【図15】本発明の第2実施例の動作説明用フローチャ
ートである。
【図16】呼種別通知部よりの通知例である。
【図17】本発明の第3実施例のサービス指示例であ
る。
【図18】本発明の第3実施例の動作説明用フローチャ
ートである。
【図19】ゾーン通知部よりの通知例である。
【図20】本発明の第4実施例のサービス指示例であ
る。
【図21】本発明の第4実施例の動作説明用フローチャ
ートである。
【図22】本発明の第5実施例のサービス指示例であ
る。
【図23】本発明の第5実施例の動作説明用フローチャ
ートである。
【図24】本発明の第6実施例の動作説明用フローチャ
ートである。
【図25】本発明の第7実施例の動作説明用フローチャ
ートである。
【図26】従来の移動無線通信方式の一例の構成図であ
る。
【符号の説明】
3,14 移動端末 11,241 データベース 12 検索手段 13 実行手段 15 通報手段 16 推論手段 21 メール装置 22 サービス制御装置 23 ユーザデータ登録装置 24 データベース検索装置 25 推論装置 26 メッセージング装置 27 入力監視装置 242 データベース検索部 244 ネットワークデータベース検索部 252 推論部 262 メッセージング部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動無線通信網の各移動端末毎に与えら
    れた電話番号のうち発信者の電話番号と、その電話番号
    に対する着信ユーザから与えられている受信に関するサ
    ービス指示とが予め格納されているデータベース(1
    1)と、 前記着信ユーザへの着信呼があったときに、発信者の電
    話番号を解析し、その解析番号に対する前記サービス指
    示を前記データベース(11)から検索する検索手段
    (12)と、 該検索手段(12)により検索された前記サービス指示
    に従ったサービスを前記着信ユーザの移動端末(14)
    に対して実行する実行手段(13)とを有することを特
    徴とする移動無線通信方式。
  2. 【請求項2】 前記データベース(11)には、着信呼
    の種別とその呼の着信があった場合に実行するサービス
    指示が格納されており、前記検索手段(12)は着信呼
    の種別に基づいて前記データベース(11)から該着信
    呼に応じたサービス指示を検索することを特徴とする請
    求項1記載の移動無線通信方式。
  3. 【請求項3】 前記データベース(11)には、前記着
    信ユーザの居場所と該居場所における該着信ユーザから
    与えられている受信に関するサービス指示とが格納され
    ており、前記検索手段(12)は着信呼を解析して該着
    信ユーザの居場所を検索し、検索した居場所に基づいて
    前記サービス指示を該データベース(11)から検索す
    ることを特徴とする請求項1記載の移動無線通信方式。
  4. 【請求項4】 前記データベース(11)には、前記着
    信ユーザの居場所と発信者の電話番号と、該居場所及び
    発信者の電話番号に対する該着信ユーザから与えられて
    いる受信に関するサービス指示とが格納されており、前
    記検索手段(12)は着信呼から該発信者の電話番号と
    該着信ユーザの居場所を解析し、その解析結果に基づい
    て前記サービス指示を該データベース(11)から検索
    することを特徴とする請求項1記載の移動無線通信方
    式。
  5. 【請求項5】 前記データベース(11)には、前記着
    信ユーザの居場所及び着信呼の種別と、該着信ユーザの
    居場所及び着信呼の種別に対する該着信ユーザから与え
    られる受信に関するサービス指示とが格納されており、
    前記検索手段(12)は着信呼から該着信呼の種別と該
    着信ユーザの居場所とを解析し、その解析結果に基づい
    て前記サービス指示を該データベース(11)から検索
    することを特徴とする請求項1記載の移動無線通信方
    式。
  6. 【請求項6】 前記検索手段(12)が、着信呼があっ
    た着信ユーザから与えられている受信に関するサービス
    指示を前記データベース(11)中から検索できないと
    きに、前記着信ユーザが選択可能な複数のサービス指示
    を該着信ユーザに通報する通報手段(15)を更に有
    し、 前記実行手段(13)は該通報手段(15)により通報
    された該複数のサービス指示のうち該着信ユーザが選択
    したサービス指示に従ったサービスを実行することを特
    徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の移動
    無線通信方式。
  7. 【請求項7】 前記検索手段(12)が、着信呼があっ
    た着信ユーザから与えられている受信に関するサービス
    指示を前記データベース(11)中から検索できないと
    きに、適切なサービスを推論する推論手段(16)を更
    に有し、 前記実行手段(13)は該推論手段(16)により抽出
    されたサービス指示に従ったサービスを実行することを
    特徴とする請求項1記載の移動無線通信方式。
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