JPH05136629A - プリントアンテナ - Google Patents

プリントアンテナ

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JPH05136629A
JPH05136629A JP3321398A JP32139891A JPH05136629A JP H05136629 A JPH05136629 A JP H05136629A JP 3321398 A JP3321398 A JP 3321398A JP 32139891 A JP32139891 A JP 32139891A JP H05136629 A JPH05136629 A JP H05136629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
window
printed
printed antenna
antenna element
Prior art date
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Pending
Application number
JP3321398A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Naitou
大志 内藤
Koichi Ito
伊藤  公一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP3321398A priority Critical patent/JPH05136629A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 アンテナ素子の大きさが小さく、不要放射が
少なく、ビーム可変アンテナに好適にする。 【構成】 絶縁体基板の一方の面に設けられた接地導体
に8角形の窓14を形成する。窓に1つの辺から対辺に
向かうように突出するストリップ導電体10を形成す
る。また接地導体にスロットアンテナを形成し、絶縁体
基板に間隔を隔てて、反射板を設ける。アンテナ素子の
配列間隔を短かくできるので、位相差を与えて、電波ビ
ームを広角度に可変できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波送受信用プ
リントアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板上にアンテナ素子及び伝送
線路を構成したプリントアンテナは、溥型、軽量、小
型、量産向き、電子回路との一体化が容易であるなどの
多くの利点を有し、衛星放送、移動体通信などのマイク
ロ波送受信用プリントアンテナとして用いられている。
プリントアンテナには、各種の形式があるが、線状のス
トリップアンテナ素子を用い、基板を挟んでストリップ
アンテナ素子の同一側又は反対側にある接地導電体を取
り除いた窓を設けることにより広帯域化したプリントア
ンテナは、パッチ型素子等を用いる他のプリントアンテ
ナと異なり、共振モードが1つしかなく動作が安定して
いるという点で注目されている。
【0003】この窓は幅の広いスロットアンテナ素子と
しても動作するので、これはストリップアンテナ素子に
対して不要放射となる。この影響を少なくするために、
窓の長さを調節し、窓の共振波長がストリップアンテナ
素子の共振波長のほぼ1.5倍になる長さに設計するこ
とが提案されている。また、不要放射を抑圧する手段と
しては、アンテナアンテナ素子の長さ方向の中央部の位
置で窓に凸部を設ける提案が本発明と同じ発明者によっ
てなされている(特願平3−176212号)。
【0004】さらに、衛星放送受信等に用いられる円偏
波送受信用のアンテナとしてこの線状のストリップアン
テナ素子を用いる場合には、同様に線状素子であるスロ
ットアンテナ素子と組み合わせて、励振用の伝送線路に
沿って給電位相差が90度となるように配置することが
提案されている。このように配置すると、ストリップ素
子の放射電界とスロット素子の放射電界とは空間的に直
交しているので、時間的に90度の位相差を持つと共
に、空間的に直交した励磁電磁界の合成となり、効率よ
く円偏波を放射することができる(前述のアンテナの説
明は送信アンテナに関するものであるが、アンテナは、
電磁界の双対性により、送信、受信のいずれにも用いら
れるものである)。
【0005】以上述べた線状素子の組み合わせにより円
偏波を放射するプリントアンテナの従来例を図6乃至図
8に示す。
【0006】図6は、線状素子の組み合わせにより円偏
波を放射するプリントアンテナの従来例を示す平面図で
あり、図7は、図6のプリントアンテナを構成する従来
例の窓付きストリップアンテナ素子とスロット素子の一
対を示す平面図であり、図8は反射板も共に示す図7の
線8−8に沿った断面図である。
【0007】図6乃至図8において、符号10は、スト
リップアンテナ素子(ストリップ導電体)を示し、11
は、入出力部を示し、12は、伝送線路を示し、13
は、入出力部を示し、14は、窓を示し、16は、絶縁
体基板を示し、18は、接地導電体を示し、20は反射
板を示し、22は、スロットアンテナ素子を示す。な
お、この従来のプリントアンテナ素子の機能に対する詳
細な説明は前述の特許出願に記載されているので、ここ
では省略する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】電波ビームをアンテナ
平面の法線からずれた方向になるように設計するために
はアンテナ素子の配列間隔を狭くする必要があるが、従
来のプリントアンテナでは、不要放射を少なくするため
に前述のいずれの方法を用いても、窓の長さはストリッ
プアンテナ素子よりも長くなってしまうために、このビ
ーム可変範囲が狭い。また、一般にプリントアンテナで
は高効率化のために誘電率が低いほど素子の長さが長く
なるので、ビーム可変範囲が狭くなるという欠点があっ
た。
【0009】したがって、本発明の目的は、以上の状況
に鑑み、アンテナ素子の大きさが小さく、窓からの不要
放射が少なく、ビーム可変アンテナに好適な、マイクロ
波送受信用プリントアンテナを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は、絶縁体基板の一方に設けられて接地導
体に形成した8角形の窓と、該窓の1つの辺から対辺に
向かうように突出したストリップ導電体とを有すること
を特徴とすることを特徴とするプリントアンテナを採用
するものである。
【0011】
【作用】本発明は、ストリップアンテナ素子の一端が窓
の縁(辺)に接続しているので、両端が接続していない
従来の窓付きストリップアンテナ素子に比べて半分の長
さで所望の周波数の電磁波を放射するものである。ま
た、窓の形状を8角形とし、角辺の長さを選ぶことによ
り窓からの不要放射を少なくできるものである。
【0012】反射板は、通常、使用周波数での波長をλ
としてλ/4の位置に置かれるが、アンテナの一方に電
磁波を放射する目的を達成できれば良く、特に前述の値
に制限されない。また、反射板の位置を固定するために
別の絶縁体基板をアンテナとの間に挟んでも良い。
【0013】アンテナの絶縁体基板についても厚みが一
定で、誘電特性が所望のものであれば良く、特に限定さ
れない。
【0014】
【実施例】次に図面を参照して本発明を説明する。図1
は、本発明のプリントアンテナの第1実施例の要部拡大
平面図であり、図2は、図1の線2−2に沿った断面図
であり、図3はプリントアンテナを反射板付きの円偏波
送受信用プリントアンテナに適用した第2実施例の要部
拡大平面図であり、図4は、図3の線4−4に沿った断
面図であり、図5は、図1のプリントアンテナを円偏波
送受信用プリントアンテナに適用した第3実施例の全体
を示す平面図である。
【0015】図1乃至図5に示すように、絶縁体基板1
6の一方に設けられた接地導体10には8角形の窓14
が形成されており、窓の1つの辺から対辺に向かうよう
に突出したストリップ導電体10が設けられている。本
発明のプリントアンテナは、窓14とストリップ導電体
10の形状が、従来例のプリントアンテナと異なってお
り他の部材については実質的に同一である。以下、本発
明のプリントアンテナの実験例を説明する。
【0016】図1及び図2を参照すると、厚さ0.8m
mの絶縁体基板16の一方の面には、8角形の窓14の
1辺に接した幅1.0mm、長さ4.0mmのストリッ
プアンテナ素子10を形成した。絶縁体基板16の他方
の面には、励振用の伝送線路を形成した。なお、窓の端
部の位置は、励振用の伝送線路から0.6mmであっ
た。
【0017】図1に示す窓の長さa+bを4.0mmで
一定とし、cの長さを1.0mmとした場合、aの長さ
を2.4mmとしたときに窓からの不要放射が従来と等
レベルで最も小さかった。
【0018】次に、図3及び図4を参照すると、これら
の図面は、図1及び図2に示したプリントアンテナを反
射板付き円偏波送受信用プリントアンテナに適用した例
を示している。このプリントアンテナは、スロットアン
テナ素子22及び反射板20を付加した点を除いては、
前述のプリントアンテナと構成は同様である。
【0019】スロットアンテナ素子22は、設計周波数
を12GHzとし、接地導電体18の部分を除去するこ
とによって形成し、窓付きストリップアンテナ素子から
4.2mm(伝送線路上での1/4波長に対応する)の
位置に配置した。反射板20は、基板の伝送線路側に後
方1/4波長に対応する)の位置に配置した。
【0020】図5は、図3及び図4に示したプリントア
ンテナを基本素子として構成した円偏波送受信用プリン
トアンテナの一例を示す。
【0021】ストリップアンテナ素子10及びスロット
アンテナ素子22は、それぞれ伝送線路12の片側に1
6.8mm(伝送線路上の1波長)間隔で線路に沿って
2列配置した。
【0022】図5に示したアンテナは、入出力部13及
び11が所望の位相差となるように分配器を接続するこ
とで電波ビームを可変することができる。この配列間隔
は、10mm(自由間隔の0.4波長)とすることがで
きる。
【0023】比較として図6の従来例のプリントアンテ
ナの配列間隔は、17mm(自由空間の0.68)であ
った。
【0024】このように、本発明の構成は、素子の配列
間隔を従来より、短くできるので位相差を与えて電波ビ
ームを広角度に可変することができるとともに、窓の辺
の長さを適当に選ぶことにより、窓からの不要放射を減
らすことがわかる。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、アンテナ素子の大きさが小さく、窓からの不要放
射が少なく、ビーム可変アンテナに好適な、プリントア
ンテナが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のプリントアンテナの第1実施
例の要部拡大平面図である。
【図2】図2は、図1の線2−2に沿った断面図であ
る。
【図3】図3はプリントアンテナを反射板付きの円偏波
送受信用プリントアンテナに適用した第2実施例の要部
拡大平面図である。
【図4】図4は、図3の線4−4に沿った断面図であ
る。
【図5】図5は、図1のプリントアンテナを円偏波送受
信用プリントアンテナに適用した第3実施例の全体を示
す平面図である。
【図6】図6は、線状素子の組み合わせにより円偏波を
放射するプリントアンテナの従来例を示す平面図であ
る。
【図7】図7は、図6のプリントアンテナを構成する従
来例の窓付きストリップアンテナ素子とスロット素子の
一対を示す平面図である。
【図8】図8は反射板も共に示す図7の線8−8に沿っ
た断面図である。
【符号の説明】
11 入出力部 12 伝送線路 13 入出力部 14 窓 16 絶縁体基板 18 接地導電体 20 反射板 22 スロットアンテナ素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁体基板の一方に設けられた接地導体
    に形成した8角形の窓と、該窓の1つの辺から対辺に向
    かうように突出したストリップ導電体とを有することを
    特徴とすることを特徴とするプリントアンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリントアンテナにおい
    て、前記ストリップ導電体の先端が窓の中心より前記対
    辺側にあり、対辺には接触してないことを特徴とするプ
    リントアンテナ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプリントアンテナにおい
    て、前記ストリップ導電体に関連して前記接地導体に形
    成したスロットアンテナ素子を有することを特徴とする
    プリントアンテナ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    プリントアンテナにおいて、前記プリントアンテナを基
    本素子とし、該基本素子を絶縁体基板に複数個設けたこ
    とを特徴とするプリントアンテナ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    プリントアンテナにおいて、前記絶縁体基板に間隔を隔
    てて反射板を設けたことを特徴とするプリントアンテ
    ナ。
JP3321398A 1991-11-08 1991-11-08 プリントアンテナ Pending JPH05136629A (ja)

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JP3321398A JPH05136629A (ja) 1991-11-08 1991-11-08 プリントアンテナ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09307343A (ja) * 1996-05-15 1997-11-28 Nec Shizuoka Ltd マイクロストリップアンテナ装置
CN103178333A (zh) * 2013-03-01 2013-06-26 珠海德百祺科技有限公司 天线单元

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JPH09307343A (ja) * 1996-05-15 1997-11-28 Nec Shizuoka Ltd マイクロストリップアンテナ装置
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