JPH05136384A - 固体撮像モジユール - Google Patents

固体撮像モジユール

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JPH05136384A
JPH05136384A JP3296968A JP29696891A JPH05136384A JP H05136384 A JPH05136384 A JP H05136384A JP 3296968 A JP3296968 A JP 3296968A JP 29696891 A JP29696891 A JP 29696891A JP H05136384 A JPH05136384 A JP H05136384A
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JP
Japan
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solid
state imaging
state image
chip carrier
glass plate
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Withdrawn
Application number
JP3296968A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Matsumoto
匡史 松本
Yuichi Muranaka
勇一 村中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05136384A publication Critical patent/JPH05136384A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用可能な温度範囲などその使用態様が大幅
に拡大され、かつ信頼性の高い機能を常に呈する固体撮
像モジュールの提供を目的とする。 【構成】 所要の端子1aおよび回路パターンが設けられ
たチップキャリア1と、前記チップキャリア1の所定領
域面に搭載・配置された固体撮像素子2と、前記固体撮
像素子2の端子2a−チップキャリア1の端子1a間を電気
的に接続するボンディングワイヤ3と、前記固体撮像素
子2の受光部表面上に透明なシリコーン層11を介して一
体的に配設されたフイルターガラス板4および透明性保
護板6と、前記固体撮像素子2の側面部およびボンディ
ングワイヤ3部を被覆して機械的、耐環境的に保護する
着色シリコーンモールド層12とを具備して成ることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はいわゆるCCD(Carge C
opued Dvice)と呼称される固体撮像素子を本体とする固
体撮像モジュールの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば胃カメラ用の固体撮像モジュー
ルは、一般に図1に一部を切り欠き断面的に、もしくは
図2に断面的にそれぞれ示すごとく構成されている。各
図において、1は所要の端子1aおよび回路パターン(図
示せず)が設けられたチップキャリア、2は前記チップ
キャリア1の所定領域面に搭載・配置された固体撮像素
子、3は前記固体撮像素子2の端子2aとチップキャリア
1の端子1aとの間を電気的に接続するボンディングワイ
ヤである。また、4は前記固体撮像素子2の受光部表面
上に透明なアクリル樹脂系接着剤層5を介して一体的に
配設されたフイルタガラス板、6は前記フイルタガラス
板4面上に配置された透明性保護ガラス板、7は前記固
体撮像素子2の側面部およびボンディングワイヤ3部を
被覆して機械的、耐環境的に保護するエポキシ樹脂モー
ルド層である。さらに、8は前記エポキシ樹脂モールド
層7面など被覆するメタルフレーム、9は前記チップキ
ャリア1の裏面側に一体的に配設され、チップキャリア
1を介して固体撮像素子2と外部との電気的な信号のや
りとりに関与するフレキシブル配線板、10は前記フレキ
シブル配線板9の補強用のたとえばエポキシ樹脂層であ
る。
【0003】なお、前記構成において、鏡面平行に加工
仕上げられたフイルタガラス板4および透明性保護ガラ
ス板6などの張り合わせには、平均に薄く伸び紫外線で
反応することから、光学ガラスの張り合わせに適すると
されている透明なアクリル樹脂系接着剤が使用され、ま
た機械的、耐環境的な保護を目的とするするモールド樹
脂5としては、硬化後固くなりすぐれた機械的な強度な
ど呈することからエポキシ樹脂が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の固
体撮像モジュールにおにおいては、次のような不都合が
認められる。すなわち、前記固体撮像素子2の側面部、
ボンディングワイヤ3部および保護ガラス板6の側面部
を被覆して機械的、耐環境的に保護するエポキシ樹脂モ
ールド層7と保護ガラス板6との界面で剥離が生じたり
して、この部分が水分侵入経路となってエポキシ樹脂モ
ールド層7内に水分が侵入し易いという問題がある。し
かして、前記水分の侵入に起因して固体撮像素子2面に
形成されている端子2aや配線パターンの腐食を招来し、
回路の断線など起こし易く、固体撮像モジュールとして
の機能面で信頼性に問題がある。
【0005】このような問題の解決策として、保護ガラ
ス板6の側面部など故意に粗面化し、エポキシ樹脂モー
ルド層7との接着性を高めて、前記界面での剥離現象を
防止することが試みられている。しかし、前記接着性を
高めた場合は、保護ガラス板6とエポキシ樹脂モールド
層7との熱膨脹係数の違いによって、たとえばエポキシ
樹脂モールド層7や補強用エポキシ樹脂層10の熱硬化工
程での加熱・冷却などの温度変化により、エポキシ樹脂
モールド層7と保護ガラス板6との界面に応力が発生
し、保護ガラス板6が破損され易いという問題がある。
したがって、この構成の場合は、前記エポキシ樹脂モー
ルド層7と保護ガラス板6との界面に応力が発生しない
ような温度範囲内で使用する必要があり、使用態様に限
界がある。
【0006】本発明は、上記事情に対処してなされたも
ので、使用可能な温度範囲などその使用態様が大幅に拡
大され、かつ信頼性の高い機能を常に呈する固体撮像モ
ジュールの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る固体撮像モ
ジュールは、所要の端子および回路パターンが設けられ
たチップキャリアと、前記チップキャリアの所定領域面
に搭載・配置された固体撮像素子と、前記固体撮像素子
の端子−チップキャリアの端子間を電気的に接続するボ
ンディングワイヤと、前記固体撮像素子の受光部表面上
に透明なシリコーン層を介して一体的に配設されたフイ
ルタガラス板および透明性保護板と、前記固体撮像素子
の側面部およびボンディングワイヤ部を被覆して機械
的、耐環境的に保護する着色シリコーンモールド層とを
具備して成ることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係る固体撮像モジュールにおいては、
フイルタガラス板および透明性保護板の一体化に透明な
シリコーンを用いるとともに、機械的、耐環境的な保護
・封止層を着色シリコーンモールドで構成している。し
かして、前記シリコーンは耐熱・耐水性などにすぐれて
いるので、内蔵されている固体撮像素子の端子など腐食
されることがないばかりでなく、弾性を呈するためたと
えば保護ガラス板などとの界面に応力が発生しても容易
に吸収して、保護ガラス板などの破損が生じる恐れも全
面的に解消される。つまり、長期間に亘って固体撮像モ
ジュールとして所要の機能を、十分に保持・発揮し得
る。
【0009】
【実施例】以下本発明に係る固体撮像モジュールの実施
例を説明する。
【0010】本発明に係る固体撮像モジュールの構成
は、基本的には従来の構成と同様であるため、前記図1
および図2を参照してその構成例を説明する。図1およ
び図2において、1は所要の端子1aおよび回路パターン
(図示せず)が設けられたチップキャリア、2は前記チ
ップキャリア1の所定領域面に搭載・配置された固体撮
像素子、3は前記固体撮像素子2の端子2aとチップキャ
リア1の端子1aとの間を電気的に接続するボンディング
ワイヤである。また、4は前記固体撮像素子2の受光部
表面上に透明なシリコーン層11を介して一体的に配設さ
れたフイルタガラス板、6は前記フイルタガラス板4面
上に配置された透明性保護ガラス板、12は前記固体撮像
素子2の側面部およびボンディングワイヤ3部を被覆し
て機械的、耐環境的に保護する着色シリコーンモールド
層である。ここで、着色シリコーンモールド層12は、た
とえばカーボンブラック粉末を分散させたシリコーンゴ
ムなどである。さらに、8は前記着色シリコーンモール
ド層12面など被覆するメタルフレーム、9は前記チップ
キャリア1の裏面側に一体的に配設され、チップキャリ
ア1を介して固体撮像素子2と外部との電気的な信号の
やりとりに関与するフレキシブル配線板、10は前記フレ
キシブル配線板9の補強用のエポキシ樹脂層である。
【0011】上記構成を例示したように、本発明に係る
固体撮像モジュールは、従来の固体撮像モジュールの構
成に比べて、フイルタガラス板4などの接着一体化に用
いたアクリル樹脂系接着剤5の代わりに透明なシリコー
ン11を、また機械的、耐環境的に保護するモールド層の
形成に用いたエポキシ樹脂7の代わりに着色シリコーン
12を用いたことを骨子とし、この点が相違点である。
【0012】このような構成を成す本発明に係る固体撮
像モジュールにおいては、フイルタガラス板4などの接
着一体化に関与する透明なシリコーン11、および機械
的、耐環境的に保護するモールド層を形成する着色シリ
コーン12は、ともにすぐれた耐水性を呈するため、いわ
ゆる防湿作用を効果的に達成して内蔵された固体撮像素
子2面の端子2aなどの水分に起因する腐食・断線を容易
に、かつ確実に回避ないし低減して、所要の機能発揮に
寄与する。つまり、シリコーンの防湿作用により内部に
水分が侵入しないため、色補正フイルタガラス板4に含
まれているりん酸が溶出して、Al配線などを腐食・断線
する問題が全面的に解消される。しかも、透明なシリコ
ーン11および着色シリコーン12とも弾性を呈するため、
保護ガラス板6などこれらのシリコーン11、12と接する
界面に応力が発生した場合も、容易にその発生した応力
を吸収するので、固体撮像モジュールの環境温度が変化
する使用態様の場合においても、保護ガラス板6などが
破損をれる起こす恐れも全面的に解消される。一方、モ
ールド層は、特に着色シリコーン12で形成されているた
め、固体撮像素子2に対する光学的な影響も回避され、
所要の機能を容易に呈する。
【0013】
【発明の効果】上記説明したように、本発明に係る固体
撮像モジュールは、基本的な構造や外形などの仕様を変
更することなく、たとえば使用する環境の温度が変化す
る場合など、使用環境の変化に拘らず使用し得るととも
に、常に所要の機能を呈する。つまり、本発明によれ
ば、使用可能な環境の制限幅が従来の固体撮像モジュー
ルの場合よりも大幅に拡大された固体撮像モジュールが
提供されるに至ったものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】固体撮像モジュールの要部構成例の一部切り欠
き斜視図。
【図2】固体撮像モジュールの他の要部構成例を示す断
面図。
【符号の説明】
1…キャリアチップ 1a…キャリアチップの端子
2…固体撮像素子 2a…固体撮像素子の端子 3…ボンディングワイヤ
4…フイルタガラス板 5…アクリル系接着剤 6…保護ガラス板 7…エ
ポキシ樹脂モールド層 8…メタルフレーム 9…
フレキシブル配線板 10…補強用エポキシ樹脂層
11…透明シリコーン層 12…着色シリコーンモールド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要の端子および回路パターンが設けら
    れたチップキャリアと、前記チップキャリアの所定領域
    面に搭載・配置された固体撮像素子と、前記固体撮像素
    子端子−チップキャリア端子間を電気的に接続するボン
    ディングワイヤと、前記固体撮像素子の受光部表面上に
    透明なシリコーン層を介して一体的に配設されたフイル
    タガラス板および透明性保護板と、前記固体撮像素子の
    側面部およびボンディングワイヤ部を被覆して機械的、
    耐環境的に保護する着色シリコーンモールド層とを具備
    して成ることを特徴とする固体撮像モジュール。
JP3296968A 1991-11-13 1991-11-13 固体撮像モジユール Withdrawn JPH05136384A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1475960A2 (en) * 2003-05-08 2004-11-10 Fuji Photo Film Co., Ltd. Solid-state imaging device, camera module, and camera-module manufacturing method
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Effective date: 19990204